映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
シネマッシモでは、映画レビューはネタバレなしのヒントあり。映画を見る前と見た後と、2度読んで楽しめます。
映画評サイトもこのブログで4代目になりました。すべての映画好きを歓迎します!
(点数は100点が、★は5つが満点)
シネマッシモとは、シネマ(映画)とマッシモ(イタリア語でmax,最大)とを組み合わせた造語。
どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

◎ 今週の気になる映画 ◎
「ドリーム」「亜人」「僕のワンダフルライフ」etc.

座頭市

座頭市 <北野武監督作品> [DVD]座頭市 <北野武監督作品> [DVD]
◆プチレビュー◆
勝新にどれだけ思い入れがあるかで評価が分かれる作品だ。海外での好評は、座頭市そのものを知らないことが吉と出たか。芸者遊びやお祭りなどの日本文化を盛り込んだサービスにも抜かりがない。ギャグは個人的にはあまりノレなかった。

ヤクザの銀蔵一家が仕切る宿場町に、3組の旅人が入る。盲目で居合い斬りの達人の座頭市。凄腕の浪人で病気の妻の薬代を稼ぐため用心棒稼業をする服部源之助、親の仇を探す旅芸者の姉妹おきぬとおせい。三者の思惑が絡み合い、やがて壮絶な闘いが繰り広げられる…。

子母沢寛の随筆集「ふところ手帖」に、ほんの数行登場する座頭市。博打好きで女好きのヤクザものだ。座頭市と言えば故勝新太郎の一世一代のあたり役で、他の俳優によってきちんとした形で演じられるのはおそらくこれが初めてだろう。イメージが固定している傑作時代劇のキャラクターに挑戦するだけでも勇気がいることだ。しかし“世界のキタノ”が打ち出したのは単なるリメイクではない。盲目で居合い斬りの達人ということ以外全てが新しく、斬新なのだ。

金髪、ギャグ、タップダンス…。こういう話題が先行すると、もしやパロディかと思ってしまうが、実は驚くほど正統派時代劇の趣が漂っている。宿場町での旅人の出会いや、剣の達人同士の一騎打ち、仇打ちの助太刀などは、時代劇の典型的スタイル。石灯篭を砕き、とっくりを斜めに切り、障子の向うの見えない敵を倒すのもお約束通りだ。おぉ、時代劇してるじゃないか!とヘンに感心させられる。今だから言うが、座頭市リメイクの噂を初めて耳にした時は、ダンスとコント満載の珍作“狸御殿”シリーズの勝新を連想して、密かに身構えていたのだ。

では、いったいどこが新しいのか。何しろたけしの市は、殺陣(たて)が凄い。そして速い。まさに瞬殺で、カメラが動きを追えなかったというのも、あながち宣伝用の誇張ではなさそうだ。このスピードは「椿三十朗」の三船敏郎といい勝負じゃなかろうか。第一、切り合う前にクドクドと講釈をタレたりしないところがいい。正義の啖呵など切らずにいきなり狂ったように斬る。寡黙でストイックな浪人を演じるアサチュウが魅力的で、市の宿命のライバルとして、善悪とは全く異なる命のせめぎあいの興奮を観客に与えている。大義など関係ない。闘わずにはいられないのだ。

もちろんキタノ流のバイオレンスも満載で、容赦なく腕を切り落とし、指をそぐ。血しぶきが飛ぶ過激な場面も多いが、激闘の後、記憶に残るのは血の赤より仕込み杖の朱の色だった。クワの音、つまびく三味線、雨の水滴と、リズム・パフォーマンスによって物語を導き、遂にはタップの群舞を登場させて高揚感は頂点に。伝統と革新のバランスと、エンタメ映画へのチャレンジ精神に、北野武の才を見る。

最後の最後に用意された驚愕は、座頭市という超有名アウトローを固定観念の呪縛から解き放つかのようだ。極めつけの見せ場は静寂の中にある。市の最後のセリフが強烈で、シビれてしまった。リメイク流行りの昨今だが、これくらいの気概と根性を見せてくれれば、何も文句はない。

□2003年 日本映画  原題「座頭市 ZATOICHI」
□監督:北野武
□出演:ビートたけし、浅野忠信、大楠道代、他

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ファム・ファタール

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◆プチレビュー◆
冒頭、ヒロインがTVで見ている映画は、ビリー・ワイルダーの傑作「深夜の告白」。この作品が映画の方向を示しているが、デ・パルマの迷走ぶりがくっきり浮かぶ作品。

カンヌ映画祭の会場から高価な宝石が盗まれた。泥棒の一味の一人であるロールは、仲間を裏切って宝石を奪い、姿をくらませてアメリカへの高飛びに成功する。7年後に名前を偽って大使夫人としてパリに舞い戻るが、パパラッチのニコラスに顔写真を撮られてしまう。正体がばれることを恐れたロールは、悪女の本性を現した…。

デ・パルマがヒッチコックに傾倒しているのは、自他ともに認めるところ。ヒッチ風という形容が、やや軽蔑気味だったのが、賞賛のニュアンスに変わったのは、いつ頃からだろうか。いつのまにやらデ・パルマ風というスタイルを確立していた。画面分割や独特のカメラワーク、複雑に張り巡らせた伏線など、デ・パルマ健在なりと言わんばかりだ。国際的なキャスト・スタッフには、音楽で坂本龍一も参加している。

セレブで賑わうカンヌ映画祭。本物をドーンともってくる気前の良さだ。S.ボネール主演の仏映画「イースト・ウェスト」も登場する豪華さ。その会場で385カラット、1000万ドルのダイヤのビスチェが盗まれる。この盗みのシーンの設定はやや甘いものの、いきなりのエロティック・モードで、物語は裏切りと逃亡、そして新たな人生へと急展開。悪女は女優でなくてはならないと痛感するのはここからだ。

ファム・ファタールとは男を惑わす“運命の女”の意味。映画ではディートリッヒの「嘆きの天使」やキャスリン・ターナーの「白いドレスの女」のような悪女で、原型はメリメの小説「カルメン」だと言われている。しかし21世紀型のそれは、単に男を奈落の底へ突き落とすだけでなく、自分の運命を切り開く強さとしたたかさを持って生き抜く女。主演のレベッカはトップ・モデル出身で、監督のイメージ通りだったとか。瓜二つの人物、貞淑で上品な顔と悪女(ビッチ)の顔の二面性は、ヒッチコックの「めまい」へのオマージュが見て取れる。

ショパールをはじめとするゴージャスな宝石と、シャネルやエルメスなどの一流メゾンのコラボレーションも、美しいレベッカがあってこそ。これが「X-men」で全身うろこのボディメイクのミスティークと同一人物とは…。いつもは濃くて大仰なA.バンデラスもここではチョイ役に等しい。露出度過多で、必然性が限りなく無いクネクネダンスのストリップにあきれているうちに、あっさりと罠にハマる仕掛けなのだ。

悪女の知恵と悪運がつきたと思った瞬間に訪れる大ドンデン返しは秘密だが、ひとつだけヒントを挙げるとすれば、画面のところどころに映る時計。時間が鍵だとだけ言っておこう。このオチは、普通なら許すまじ!だが、デ・パルマならばOKだ。画面の細部にまでこだわり、ヒッチコックへの尊敬も忘れず、スタイリッシュな映像もふんだんに用意する、技巧派監督だからこそ味わえるサスペンスなのである。

□2002年 アメリカ映画  原題「Femme Fatale」
□監督:ブライアン・デ・パルマ
□出演:レベッカ・ローミン=ステイモス、アントニオ・バンデラス、ピーター・コヨーテ、他

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HERO

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◆プチレビュー◆
久しぶりに故国に凱旋したJ.リー。初めて彼を“美しい”と感じた。ただ、中国全国武術大会総合優勝の実力を誇る彼が、ほとんどワイヤー・アクションで演じているのは、ちょっと残念。地に足をつけて闘っても強いというのに。

7つの国が覇権を争う紀元前の戦乱の中国。後に始皇帝となる秦王のもとに謎の刺客“無名”が謁見に現われる。各国が放つ刺客の中でも最強の3人を倒したというその男は、秦王に問われるままに、どのように彼らと対峙したかを語り始めた…。

一つの真実に対して証言が食い違い、謎が深まっていく物語展開を黒澤明監督の傑作「羅生門」に敬して羅生門スタイルと呼ぶが、本作もまさにこの形を踏襲している。無名の報告、秦王の推理、無名による真相告白と推移し、幾重にも謎が広がって、最後になされる選択へと導くミステリー仕立てだ。始皇帝の暗殺では、実在の荊軻が有名だが、本作はさしずめ“始皇帝暗殺・外伝”と言えよう。

槍の名手の長空と棋館で闘う場面は黒、恋人同士の刺客、残剣と飛雪を嫉妬を利用して倒した物語では赤。更に、青、緑、白とそれぞれの場面をテーマカラーで統一し、極彩色で壮麗に展開。オペラの演出も手がけるイーモウ監督の色彩へのこだわりは、「紅夢」「菊豆」などの、初期の情念溢れる作品群にも表れていた。ここではそれを更に飛躍させ、あきれるほど手が込んだ舞台セットとロケを用いて画面の隅々まで芸術の香りを漂わせている。大金を投じたであろう物量作戦で、弓矢の雨は空を黒く染め、黄金色の銀杏は瞬時にして真紅に染まる。シビれる映像美だ。

C.ドイル、ワダエミ、T.ドゥン、鼓童など、出演俳優陣だけでなく、アジア各国からエキスパートを集めた上に、アクションは「マトリックス」のCGスタッフによるVFX。中国映画の世界進出の決意表明のようなメンバーだ。彼らを束ねるには、中国政府に批判的な作品で国際的知名度のイーモウ監督しかいない。近年はハートウォーミングな作風だっただけに、初のアクション映画ではワイヤーアークのやり放題。そんなバカな…の連続のハジケッぷりに、もしや長年たまっていたものでもあったかといらぬ心配までした。しかし、さすがは撮影監督出身。東洋的美意識に基づき、リアリティよりビジュアルに比重をおいた作りで、舞踏のようなアクションは、すこぶる情緒がある。

無名の語る武勇伝の矛盾を秦王がつく度に物語は二転三転し、少しずつ真実へと歩み寄る。残忍なイメージの始皇帝を、諸国を統一し民の平和を願う人物としてアプローチしているのが新鮮だ。この設定には中国本国では非難が多いと聞くが、物語は歴史フィクション。紀元前のことで、いちいち言い掛かりをつけているようでは、映画は楽しめない。ただ、秦王が立ち回りを演じる場面には疑問が残った。語られる武勇伝の中、刺客のアクションの“動”に対し、秦王の“静”が素晴らしい対比をなしているのに、王自らが暴れてはせっかくの効果が弱まってしまう。

武侠映画でありながらギリシャ古典劇を思わせる演出で、色彩のパズルの中に登場人物の感情を埋め込んでいる。現代にも通じる真理を最後に配し、全体に薄いドラマ性とのバランスをとって平和へのメッセージをも込める趣向は、イーモウ監督らしい。この作品でチャン・イーモウという監督を再認識した人も多いだろう。彼自身の映画のテリトリーも広がり、次回作が大いに楽しみである。

□2002年 中国映画  原題「HERO/英雄」
□監督:チャン・イーモウ
□出演:ジェット・リー、トニー・レオン、マギー・チャン、他

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フリーダ

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◆プチレビュー◆
企画段階で、ジェニファー・ロペスと争ったことが話題になったが、やっぱりメキシコ人女優のハエックで大正解だ。 84年製作のポール・リデュク監督のメキシコ映画「フリーダ・カーロ」と見比べて見るのもおもしろい。

1907年にメキシコに生まれたフリーダは、18歳の時に遭った事故で瀕死の重傷を負うが、奇跡的に一命を取り止める。ベッドに拘束されている間に出会った絵画に生きる情熱を注ぎ込むようになるフリーダ。やがて歩けるようになった彼女は、高名な壁画家ディエゴ・リベラと愛し合うが、それは喜びと苦痛を伴う日々の連続だった…。

続き眉と薄い口髭で知られるメキシコ人女流画家の生涯は激しすぎる。彼女の描く絵画は、グロテスクでシュールだが、何とも魅力的で、そのパワーの源となったのが自身の壮絶な生き様だ。不実の夫、流産、事故の後遺症。それら全てを創作活動の糧とする。メキシコ人女優サルマ・ハエックが8年間構想を練り、情熱を注ぎ込んで完成させたもので、波乱に満ちた47年の人生は、短いが強い輝きを放っている。

大恋愛の末に結ばれた夫ディエゴの際限ない浮気に悩まされるが、フリーダ自身も奔放な恋愛を重ねる。革命家トロツキーや劇中には登場しないが、彫刻家のイサム・ノグチなどのセレブと浮名を流し、時には男装するフリーダは、同性との恋愛にも積極的。自由なセクシュアリティーの持ち主だったのだ。生涯に渡り30回以上の手術を受け、肉体的に満身創痍の彼女は、せめて精神的に自由であろうとしたのだろうか。

祖国メキシコの民族的要素にも誇りを持ち、NYやパリという20世紀前半の最先端のファッションの地へ赴いても、カラフルなメキシコ独特の装いとアクセサリーを身にまとった。劇中に出てくるインテリアも、彼女の描く絵のように色彩豊かだ。

舞台「ライオン・キング」の演出家として知られるジュリー・テイモアが監督していることが、この映画に更なる個性をもたらした。大胆な解釈や奇抜なアイデアが、フリーダの絵画のシュールな作風とマッチし、奔放な映像となって観客を魅了する。病院でのパペット・アニメ、NYへの旅のコラージュ、CGを使った絵から実写への変化など、けれん味たっぷりでさすがの演出だ。特に、バスの大事故のシーンは、腰に鉄棒が突き刺さり、鎖骨や骨盤が砕け右足を潰す凄惨な場面だが、この残酷な情景に金粉を散らせ、悪夢のような出来事を極めて装飾的な場面として表現。斬新な舞台演出を得意とするテイモア色を色濃く打ち出している。

絵画という表現手段を得たとはいえ、自らの尋常ならぬ不運を跳ね除ける生への情熱はラテンならではのもの。肉体と心の痛みを自画像へと昇華させた彼女の生涯は、逆境との闘いでドラマチックだが、映画は悲壮感よりもメキシコの風土や開放感、独自性を伝えてくれる。政治的にも一筋縄ではいかない芸術家カップルとはいえ、冷静に考えると、デブの男と毛深い女の浮気合戦。それなのに、観終わると美男美女のピュアな恋愛物語に思え、感動がこみ上げるから不思議だ。劇中に登場するテオティワカン遺跡のように、フリーダの人生と芸術は、孤高で気高いもののように思える。

□2002年 アメリカ映画  原題「Frida」
□監督:ジュリー・テイモア
□出演:サルマ・ハエック、アルフレッド・モリーナ、エドワード・ノートン、他

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茄子 アンダルシアの夏

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◆プチレビュー◆
縦一列の自転車の群れの疾駆が何とも爽快。灼熱の道でふと現われる日影の正体は大きな牛の看板。「なんだ、お前か…」とペペが懐かしそうにつぶやく場面が、特に気に入った。ラストの“自転車ショー歌”も最高。

世界3大自転車レースのひとつ、スペインのブエルタ・ア・エスパーニャ。ペペ・ベネンヘリは最近勝利に恵まれず、レースの真っ只中に自分が解雇されることを知る。この日のレースは、自分の生まれ育ったアンダルシアの村を通過するコース。そこでは、かつての恋人カルメンとペペの兄アンヘルの結婚式が行われようとしていた…。

原作は黒田硫黄のコミック「茄子」の中の一編。茄子が登場することを共通項に、骨太なタッチと陰影が独特の漫画で、大変な人気を誇る。映像化が難しい絵柄と、自転車レースというこれまたアニメ映画として困難な題材を上手くまとめて、密度の濃い作品となった。上映時間も47分と、“短くも美しく燃え”るスタイルだ。

自転車のロードレースは、9人編成のチームで勝利を目指すが、勝者は一人だけで、残りの8人はその一人のために、給水、風よけ、他チームの牽制と、徹底して協力する。ひどく階級社会的なようだが、本場欧州ではエース以外の選手の実力も正統に認知し、拍手を送るとか。但し、プロなら誰もが一度は主役を目指すだろう。監督自身がトップレベルの自転車レーサーである本作では、レースの様子が実にリアルに描かれているのが特徴。主人公ペペは捨て駒のアシストの一人だ。

レースの最中に無線で聞いてしまった自らの解雇にショックを受けるペペだが、思わぬアクシデントでレースは予期せぬ方向へ。灼熱の太陽の下でペダルをこぎ続ける彼の脳裏に様々な思い出と複雑な感情がこみ上げる。単調になりがちなレースを、心象風景と過去の出来事を織り交ぜて描写し、メリハリをつける演出が上手い。「遠くへ行きたい。」このひと言にペペの気持ちが凝縮されている。兄アンヘルと奪いあった二つの“もの”。それは1台の自転車と恋人のカルメンだった。

故郷を捨てた男の夢と焦燥。プロとしての厳しさ。忘れ去りたいはずの故郷で輝くことは、いつまでもどこかでわだかまる自分の心の殻を破る手段だ。勝利よりも自分自身の存在を確かめるために走る。その先に見える遠い世界を信じながら。解雇を知りながら、捨て駒としての自分の役割をまっとうしようとするペペの男気には胸が熱くなる。自転車ってこんなにカッコいいものだったのか。ママチャリや通学のイメージは、ひとまず忘れてしまおう。

映画のアニメはすっきりと仕上がっているが、ゴールする瞬間の場面には、原画の持ち味を活かした荒々しい線になる。クライマックスの興奮は必須。レースの後、兄たちへの強がりの言葉が爽やかで、アンダルシア名物の茄子漬けを食べる姿は、忘れたいはずの故郷としっかり対峙しているように見えた。自転車ファンやアニメファンだけに独占させるのはもったいない完成度の高さ。無駄な場面など一箇所もない。ジャパニーズ・アニメはやっぱり凄い!と胸をはろう。Venga PePe!(行け、ぺぺ!)

□2002年 日本映画  英語原題「Nasu:Summer in Andalusia」
□監督:高坂希太郎
□出演:(声)大泉洋、小池栄子、筧利夫、他

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マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

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◆プチビュー◆
大金をかけずともヒット作を生む、ハリウッドの裾野の広さに脱帽。「その男ゾルバ」のギリシャ人のバイタリティを思い出す。

30歳のイケてない独身女性トゥーラ・ポルトカラスはギリシャ系アメリカ人。両親の経営するレストランで働いているが、そこでハンサムなイアンに出会う。一念発起して、美しく変身、仕事も変えた成果か、めでたくイアンと結ばれ、結婚することに。だが、そこにはトゥーラの親族のギリシャ式難題が待ち構えていた…。

アメリカは多民族国家。様々な人種がひしめいて暮らしているが、ギリシャ系がこれほど脚光を浴びるとは。しかも、こんなにオモロイ民族とは!巨額の製作費と豪華スター競演ばかりが話題になる昨今、この映画は殆ど無名に近い俳優ばかり。口こみで人気が広がり、サプライズヒットに繋がったのは、やはり脚本のおもしろさだろう。

ダサいトゥーラが一気に変身するのが何しろ速い。一目惚れのせいとはいえ、美しくて聡明、積極的になる。意中のイアンともあっさり恋仲に。だったら、最初からそうしろよ!とツッコミたくなるが、ここまではいわばこの物語の前奏曲なのだ。本題である、ギリシャ人が非ギリシャ人と結婚する困難さを、カルチャーギャップを織り交ぜたギャグで笑わせながら描いていく。

映画界でギリシャ系といえば、エリア・カザンやジョン・カサデベスが有名だ。決して数は多くないが確実な足跡を残す実力派が揃っている。大家族で大食いでお祭り好きのギリシャ人。でも暖かくて憎めない民族であることが、コミカルに誇張した伝統から伺える。民族の結束は固く、祖国への誇りは人一倍。トゥーラの父のガスがこれを体現する人物で、全ての言葉はギリシャ起源とこじつけるのが可笑しい。何しろギリシャは西欧文明の生みの親のようなもの。お国自慢も世界規模だ。閑静な住宅街でも、ポルトカラス家の住居だけは、パルテノン神殿様式で浮きまくっている。

さえない女性の前に白馬の王子様が現れるという定番の物語だが、この幸せは男性側がひたすら歩み寄ることで成り立っている。これほど何事もこだわりがない人物というのも信じられないが、主演のニア・ヴァルダロスの実話が元になっているそうだ。通常ならば、宗教は最も大きな壁として立ちはだかるはずなのだが、ここではあっさりと改宗。簡単に“ギリシャ人になる”ところが、いかにもアメリカ的だ。どこまでも薄味のイアンとその家族。そもそも彼らは何系なんだ?!

邦題からは削られたグリーク(ギリシャ)という言葉。この最重要キーワードが抜け落ちたのはちょっと残念。しかし、これはたまたまギリシャ人を題材にしただけで、アングロサクソン系白人新教徒が多数のアメリカでの、少数派の奮闘物語と言える。積極的な自己アピールで幸せをゲットするヒロインと、頑固で騒々しいけれど愛情に満ちた家族のギリシャ式結婚狂想曲は、判り易さとハズレのないハッピーエンドがお約束。文化や生活習慣が違う人間との交流を、笑いと涙で描く快作なのだ。

□2002年 アメリカ映画  原題「MY BIG FAT GREEK WEDDING」
□監督:ジョエル・ズウィック
□出演:ニア・ヴァルダロス、マイケル・コンスタンティン、ジョン・コーベット、他

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シティ・オブ・ゴッド

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◆プチレビュー◆
時代と共に変わる音楽が効果的。出演俳優は実際にスラムに住む住人から募集し、子供達にテーマを与え即興で台詞を作っていくワークショップで製作されたのも興味深いことだ。イジメや動機なき犯罪などとは全く違う次元の世界に、圧倒される。

少年プスカペは“神の街”と呼ばれるリオのスラムに住んでいるが、いつか写真家になってこの街を出ることを夢見ている。60年代後半にモーテル襲撃事件を起こしたチンピラたちに取って代わって、リトル・ゼとベネの2人が一夜にして街を手中に収めたのが70年代。それは、堅気も子供も巻き込んだ、対抗勢力との仁義なき抗争の始まりだった…。

暴力、麻薬、殺人。極めて社会性の強い題材で、深刻かつ説教臭くなりそうなところを、スタイリッシュな映像でスピーディに活写する。神の街の少年たちの相当にヤバい現実は、同時にポップな日々なのだ。カーニバルとサッカーの国ブラジルの別の顔がここにある。逃げる鶏と追う子供、銃を片手にズラリと並ぶ悪党たちと向かいあうハメになるプスカペ。迫力のオープニングで一気に物語に引き込まれた。ドリブルで抜くか、一旦ボールを下げるか。かくして、陽気で残酷な試合の幕が開く。

立ち上がりはまだのどかな60年代。激しいプレーも時折見られるものの、神の街はなんとか均衡を保っていた。しかし、小競り合いのはずのモーテル襲撃事件が、多数の死者を出す歴史に残る惨劇となったことから、やむを得ず主力が移籍することに。70年代初め、街に舞い戻ったリトル・ゼとベネの二人のフォワードのカウンターアタックが見事に決まり、一日で街を支配下に収めると、一気に試合は動き出す。リスクの高い強盗から儲けが大きい麻薬へと戦術が変わり、銃撃戦も頻繁に。観客席にいるプスカペが、初めてカメラと写真の魅力を知った頃に前半終了の笛が鳴った。

審判の警察とも癒着する神の街ではクリーンな試合運びは難しい。幼い子供たちも、流血のプレーを見ながら育つせいか当たり前のように銃を手にし、いつでも試合に出られるようにベンチでひしめく有様だ。プスカペの淡い恋は、あっさりとラインを割るが、ハーフタイムは70年代半ばで、世界はラブ&ピースの時代。殺人が快感のリトル・ゼと違い、根は善人のベネがおしゃれや恋に目覚め、さっさと引退を決意。しかし、そこに一発の銃声が鳴り響き、無情にも後半戦に突入することになる。

70年代末、後半は開始早々、ラフプレーの応酬だ。家族を殺され、彼女をレイプされた堅気のマネが、相手チームに加わりいよいよ試合は佳境に。血で血を洗う激しいタックルの連続だが、交代で入ってきた選手ガキ軍団の思いがけないフェイントで試合は予想を越えた展開になる。新人のデビューはいつでもファンを驚かせるが、この天王山の試合を終わらせる力はない。延長戦か?再試合か?混迷し、更なる治安の悪化を招いた抗争で、シティ・オブ・ゴッドの凶暴な試合は今もまだ続いている。

プスカペの回想のモノローグで進む物語は、リズムとストップモーションを対比させた演出が魅力的だ。鮮やかな場面展開と斬新な映像は、個人技に優れた南米特有の自由なスタイル。底辺の暮しから抜け出して大スターが生まれるように、プスカペも今は、新聞社に出した決定的なスルーパスが通ったおかげで、写真家として成功している。スラムの終わらない凶行は悲劇だが、当事者の彼らにとって、暴力という非日常は、連綿と続く日常としてあっけらかんと流れ去るに過ぎないのだ。不敵で陽気な笑顔は極限状態を駆け抜けるパワーか。2時間10分の試合の中で次々に繰り出されるシュートは、平和ボケした頭には少々キツいかもしれない。

□2002年 ブラジル映画  ポルトガル語原題「CIDADE DE DEUS」
□監督:フェルナンド・メイレレス
□出演:アレシャンドレ・ロドリゲス、レアンドロ・フェルミノ・ダ・オラ、セウ・ジョルジ、他

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トーク・トゥ・ハー

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◆プチレビュー◆
外国語作品がアカデミー脚本賞を受賞したのは、仏映画の名作「男と女」以来の快挙だ。精神科医から何か問題があるのか尋ねられたベニグノが答える「少し孤独なだけです。」というセリフが泣ける。

バレリーナのアリシアと女闘牛士リディア。二人の女は共に事故で昏睡状態に陥り、病院のベッドに横たわっている。看護士のベニグノは献身的にアリシアを世話し常に語りかけるが、リディアに付き添うジャーナリストのマルコはただ途方にくれて涙するばかり。二人の男の間には、いつしか友情が芽生えるのだが…。

P.アルモドバル監督を、スペインの鬼才から世界の名監督へと飛躍させたのは、名作「オール・アバウト・マイ・マザー」。初期の頃の尖がった作品に比べると、随分と一般受けするマルい映画だったせいか世界中から大絶賛され、ある意味、頂点を極めたが、本作ではさらにアーティスティックな要素も加えて観客の五感を刺激する。モジャモジャ髪の彼の頭の中には、悪趣味と無垢な個性が仲良く同居しているのだ。

事故で脳死状態の女たちを愛し続ける二人の姿は、哀しくてちょっぴりグロテスク。過去と現在を交差させながら物語は進むが、ベニグノの愛情はストーカー行為と紙一重だし、嘆き悲しむマルコにいたっては、眠り続けるリディアからいきなりフラれてしまう始末だ。ペドロお得意の、美しくて繊細、でもどこかヘンな愛の世界。奇妙な友情を育む男たちの言動も、状況はかなり悲壮なのに滑稽だったりする。

冒頭とラストを見事につなぐのは、ドイツ出身の前衛舞踏家ピナ・パウシュの舞台。ブラジルのトップミュージシャン、ガエターノ・ヴェローゾの歌もいい。実に小道具が洒落ていて、気が付いたらまんまとアルモドバルの術中にハマッてしまっていた。アリシアのバレエ教師を演じるジェラルディン・チャップリンの存在感も抜群だ。

無償の愛が思わぬ結果をもたらし、新しい運命の接点を用意する。一途な愛は奇跡を生むが、同時にそれはモラルと法に触れることに。このジレンマを、劇中劇のエロティックな無声映画「縮みゆく恋人」のユーモアが和らげる。観客の価値観を覆し、男女のコミュニケーションのあり方を問いながら、その代償まで啓示するのだ。

悲劇か。盲信か。それとも究極の愛なのか。映画を見て確かめてもらうしかないが、この物語がいくつかの実話をヒントに作られたということを知ってほしい。科学や医学では説明できない事柄が、愛から生まれるのだとすれば、それはやはり奇跡と呼ぶにふさわしいだろう。孤独な心が泣きながら語りかける。それがアルモドバル流の、“愛すること”だ。

□2002年 スペイン映画  原題「TALK TO HER」
□監督:ペドロ・アルモドバル
□出演:レオノール・ワトリング、ハビエル・カマラ、ダリオ・グランディネッティ、他

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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

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◆プチレビュー◆
チャーリーとエンジェル達のつなぎ役を演じるボスレーは前回のB.マーレーからB.マックに交代。兄弟という設定で、兄が白人で弟が黒人という設定にあきれるが、家庭環境が複雑と思うしかない。音楽は結構レトロで凝ってるけど、21世紀のこのご時世に、MCハマーを聴かされるとは思わなかった。B.ウィリスのカメオ出演が笑える。

ナタリー、ディラン、アレックスの女性探偵3人組はモンゴルでテロ組織に拉致されたアメリカの政府要人を救出。だが、国家機密にアクセスできる指輪を奪われてしまう。指輪奪還のため動き出した彼女たちの前には、意外な人物が現われる。さらに、エンジェルの一人、ディランの過去が事件にからんでいた…。

70年代の人気TVシリーズを映画化した前作は、一応、状況説明と抑制らしきものがあったが、今回は続編ということで“皆さん、ご承知ですよね!”のノリ。冒頭から飛ばしまくり、まさにフルスロットル(全開)状態だ。話は支離滅裂で、バカバカしさも全開なら、楽しさも全開。評価する側には、こういう映画が一番困る。

女の子の夢をかなえるこのシリーズは、エンタメ映画の王道をCG片手に爆走中だ。決して姿を見せない謎のボス、チャーリーの探偵事務所には、常に魅力的な3人の女性スタッフがいて、それがチャーリーズ・エンジェル。時代とともに世代交代し、本作では過去の伝説のエンジェルが対照的な形で登場する。

例によって、ド派手で過激なアクションがてんこもり。そんなバカな…の連続だが、フルスロットルなのだから仕方がない。意味不明のお色気シーンや、何の脈絡もなく始まるダンスシーン、カメオ出演や過去の映画のパロディ、下ネタギャグも前作に比べてパワーアップだ。露出度過多で着せ替え人形のように変わるコスプレもお約束通り。製作も兼ねるD.バリモアの老けメイクも楽しめて、まさにサービス満載だ。

デミ・ムーア演じる最強にして伝説のエンジェル、マディソンが今回の敵役。過去の一度のミスが彼女のプライドを傷つけ、天使から悪魔へと変貌してしまうというわけだ。久しぶりの映画出演となるデミはハマリ役で、気合いと大金をつぎ込んだ肉体改造はお見事。下着姿に毛皮をはおって悪企みをする姿は、現役エンジェルたちに負けてないからご立派だ。顔はさすがに老けたが、再起をかける決意が全身にみなぎる。しかし、この映画で、この役で、再起していいのか?!とも思うが…。

ツッコミどころが多すぎて、どこから手をつけていいのか分らない映画なのだ。終盤にいけばいくほど話が混乱し、細かい所は全く判らず、映像だけが暴走している。しかし、もとより「チャリ・エン」にリアリティなど誰も求めていない。仲良し3人組の女の子がじゃれあう痛快アクション・ムービーは、理屈抜きに楽しくて健康的だ。本名不詳の監督McGはCMやミュージクビデオ出身。どうりでストーリー性は無視して、突っ走る。ある意味、映画になっていないが、お祭り騒ぎも、これくらいハジけてくれると清々しいというものである。シリーズ第3弾を心から待っているゾ!

□2003年 アメリカ映画  原題「CHARLIE'S ANGELS FULL THROTTLE」
□監督:McG
□出演:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、他

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ブルークラッシュ

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◆プチレビュー◆
かつてはサーフィン映画といえば「ビッグ・ウェンズデー」だったが、遂に女の子バージョンの誕生だ!最近のアクション映画でサーフィンがしばしば取り入れられているのことにも注目。

サーファー達の聖地ハワイ・オアフ島ノース・ショア。ホテルでバイトをしながらサーフィン漬けの毎日を送るアン・マリーは、子供の頃から天才サーファーと言われながら、かつての事故がトラウマとなり、思い切りのいいライディングが出来なくなってしまっている。親友たちの励ましでサーフィン大会の最高峰“パイプ・ライン・マスターズ”に出場し、10メートル以上の高波に挑む決意をするのだが…。

夏にふさわしい爽やか映画がやってきた。出演俳優たちが比較的無名なのは、この映画は波とサーフィンそのものが主役だから。また、ロコガールたちのリアルな生活もきちんと描かれていて、初めて本格的に女性サーファーを描いた作品といえる。

主人公のアン・マリーは毎日サーフィンに明け暮れているが、その日暮らしに近いホテルの客室係のバイト生活から抜け出すためにも、プロのサーファーを目指している女の子。実力はあるのだが、昔の事故がいつも頭をよぎってしまう。反抗期の妹に手を焼いたり、偶然にサーフィンのコーチをすることになったアメフト選手に恋して華やかなデートを経験したりで迷いも多く、サーフィンへの情熱が時には薄れがちだ。

スポ根映画にしては、根性の部分がチョイと足りないが、そういうときに助けてくれるのが友達だ。アン・マリーの実力を信じて疑わない親友たちの必死の励ましで大会出場までこぎつける。ヒロインの親友エデンを演じるのはM.ロドリゲス。見た目だけ見ると、三白眼の彼女の方が実力も根性もありそうなのだが、ケイト・ボスワースも悪くない。実際、撮影前には何週間も練習を積んで現場に現れ、肉体的にも精神的にもガッツのあるところをみせた根性の持ち主なのだ。

ストーリーは青春スポーツ映画の定番通りで、やや甘い。しかし、気合の入った水中撮影は、CGや水槽での映像はいっさいなしのホンモノだ。プロの女性サーファーがスタントを務め、何人かは自身の役ですばらしいライディングを披露。それらを観るだけでも映画を鑑賞する価値がある。もちろん、アン・マリーが夢を叶えるため、自己に打ち勝つために、波に挑むシーンは抜群の快感だ。恐怖感すら覚える高波に乗りチューブのトンネルを抜けると、そこにはリアルで洒落た勝利が待っている。観客も彼女と共にサーフィンの疑似体験。気分はすっかり天才サーファーだ。

劇中では、太ったオヤジや、犬、よちよち歩きの子供までが楽しそうに波乗りをしている。今、世界中で流行っているスノーボードやスケートボードなどのエクストリーム・スポーツの全ての原点がサーフィン。見た目の派手さとは裏腹に、プロの世界では非常にタフで危険なスポーツであることも知っておこう。

画面から水しぶきが飛び出し、ハワイの風と潮の匂いがしそうなこの映画。スポーツ映画としての新味はないが、決してチャラチャラした軽い作品ではない。ド迫力と爽快感を存分に味わうためにも、ぜひ劇場の大画面でどうぞ。

□2002年 アメリカ映画  原題「BLUE CRUSH」
□監督:ジョン・ストックウェル
□出演:ケイト・ボスワース、ミシェル・ロドリゲス、マシュー・ディビス、他

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◆ペンネーム:渡まち子
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◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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