映画通信シネマッシモ


【本音で語る新作映画レビュー】
シネマッシモでは、映画レビューはネタバレなしのヒントあり。映画を見る前と見た後と、2度読んで楽しめます。
映画評サイトもこのブログで4代目になりました。すべての映画好きを歓迎します!
(点数は100点が、★は5つが満点)
シネマッシモとは、シネマ(映画)とマッシモ(イタリア語でmax,最大)とを組み合わせた造語。
どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

墨攻

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原作は日本の漫画。墨家は伝説の思想家集団で、守りに徹するその戦略は、知力に富む。戦わずして勝つという発想とそれを実践した時代がごく短期間でも存在したことが驚き。物語は骨太で見応えがあるが、恋愛パートがとってつけたようで不自然。
【60点】
(英語原題「A BATTLE OF WITS」)
(中国・日本・香港・韓国合作/ジェイコブ・チャン監督/アンディ・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン、ファン・ビンビン、他)
(骨太アクション度:★★★★☆)

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映画レビュー「世界最速のインディアン」

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◆プチレビュー◆
元気じいさんが最高にカッコいい。他者とその好意を素直に受け入れ、自分の中で生かしていく姿に、人生のベテランの知恵と余裕が見えた。勇気をもらう実話。 【60点】

ニュージーランドの田舎町に住む老人バート・マンローはバイク狂。国内では数々の記録を保持しているが、自ら改造したバイクを駆って、米国ボンヌヴィルの大会で行われるレースの世界記録に挑戦することに。NZからLA、ユタ州と無謀な旅をする。様々なトラブルに見舞われながら、ついにライダーの聖地に立つのだが…。

世は高齢化社会。年寄りは少々のことでは枯れず、元気で生意気だ。多少健康状態に問題はあれど気合で突っ走る。バート・マンローはそんな“元気じいさん”のチャンピオン。何しろ、60歳を越えてからバイクの世界最速記録を作る年寄りなど、なかなかいない。名優のアンソニー・ホプキンスが、ユーモアたっぷりに老ライダーを演じてみせた。

インディアンとは伝説的なバイクの名称だ。魚に似た流線型のフォルムは、ちょっとレトロなSFのよう。バートは実生活ではかなりの変人だし、言動もムチャが多い。だが、自由な精神を持ち、自分の夢を信じてあきらめない彼の姿勢が、いつのまにか周囲をも動かし、困難を乗り越えていく。「ゆずれない、絶対的に好きなもの」がある人間は強いのだ。

そんな男を主人公に持つこの映画には、悪い人が登場しない。徹底的に性善説なのだ。なぜなら、バートじいさんのように生きたいと皆、心の中で思っているから。おとぎ話のような物語だが、40年以上も愛車を改造しスピードに挑み続ける彼の努力は本物。バイク乗りではなくとも、生涯現役で頑張らねばならない!と、本気で思う。見終われば、塩の平原ソルトフラッツを駆け抜けるバートの姿が、目に焼き付いていた。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)老人パワー度:★★★★★

□2005年 ニュージーランド・アメリカ合作映画 
□原題「THE WORLD'S FASTEST INDIAN」
□監督:ロジャー・ドナルドソン
□出演:アンソニー・ホプキンス、ダイアン・ラッド、ポール・ロドリゲス、他

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話の話

ユーリ・ノルシュテイン作品集
ユーリ・ノルシュテイン作品集Vol.1 「話の話」
新企画「アニメーションの魅力」スタート!

アニメーションと言えば、日本のジャパニメーションや、アメリカのアメコミが有名。だが、私の好みはヨーロッパのアニメーション、通称ユーロ・アニメだ。このコーナーではユーロアニメを中心に紹介していきます。まずは尊敬するこの監督の作品から。

アニメ界の巨星、ユーリ・ノルシュテイン(「ごひいき監督」の項を参照)の代表作がこれ。難解な作品だが、鋭い社会批判に満ちている。それなのに絵柄は愛らしくて癒される。まさに傑作だ。

ロシアの民話(子守歌)の中に登場するキャラクターで、子どものオオカミが狂言回しをつとめる。子オオカミが見つめながら語るのは、激動の社会変遷、戦争の悲劇、市井の人々の日常の幸福だ。見ていると、不思議な浮遊感に満たされる。

アニメショーン史上で語り継がれる名作だが、ハリウッドや日本の商業主義のアニメとは全く別物。旧ソ連には、タルコフスキーやパラジャーノフなど、判りやすい物語とは決別した優秀な映像作家が多くいて、しかも世界中に熱烈なファンを持つが、このノルシュテインもそんな作家の一人だ。

個人的には「ごひいき映画」の中で紹介している「霧につつまれたハリネズミ」が好みだが、映画の完成度、成熟、メッセージ性などはこちらが上で、この作品こそ、ノルシュテインの代表作に挙げる人が多い。

(1979年/ソ連/ユーリ・ノルシュテイン監督/原題「Skazka Skazok/The Fairy tale of Fairy tales」)

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待合室

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駅の待合室に置かれたノートに、旅人が思いをつづる。それにはげましの返事を書きつづける初老の女性の物語。富司純子と寺島しのぶの母娘共演で、映画の中では寺島がヒロイン富司の若い頃を演じている。インパクトは薄いが、丁寧な作りが心にしみる。副題は「Notebook of Life」。
【55点】
(日本/板倉真琴監督/富司純子、寺島しのぶ、ダンカン、あき竹城、他)
(しみじみ度:★★★☆☆)

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魂萌え!

魂萌え! [DVD]魂萌え! [DVD]
男っぽい映画のイメージが強い阪本監督らしからぬ女性映画。原作は桐野夏生の同名小説。50代の主婦への応援歌で女性のたくましさを感じさせるが、何十年も夫の浮気に気付かない妻というのはいかがなものか。風吹ジュンのナチュラルな魅力は好感度大。
【70点】
(日本/阪本順治監督/風吹ジュン、三田佳子、加藤治子、豊川悦司、常磐貴子、田中哲司、寺尾聡、他)
(女性が元気度:★★★★☆)

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試写室だより 07.01月

試写室だより

連日、試写室の暗闇にうずくまって映画鑑賞の日々の私。公開前に一足先に見た映画について、「ひとりごと」コーナー内で、少し書いてみることにしました。ちなみに今月は1回のみですが、来月からは上旬・下旬と2回に分けて紹介する予定です。詳しい映画評は、映画レビューやプチレビューで書くとして、ここはあくまでメモ程度。一般試写などで公開前にご覧になった皆様は、感想などコメントをぜひどうぞ。ネタバレもOKです。ただし、TBは後日UPする映画レビュー・プチレビューの方へ直接お願いします。

最近見た主な映画は以下。
「ドリームガールズ」「ハッピー・フィート」「BOBBY」「デジャヴ」「ルワンダの涙」
「パリ、ジュテーム」「蒼き狼」「ホリディ」「ナイトミュージアム」「蟲師」などなど。

「ドリームガールズ」はまるでアクション映画並みに展開が早いのでビックリ。
「ハッピー・フィート」のペンギンたちに涙を流して笑い転げました。
「ホリディ」は軽い恋愛映画ですが、映画ネタが沢山仕込まれていて、なかなか楽しい。
劇中のセリフにある“パジャマの上下を男女で分けて買う”映画とは、
ゲイリー・クーパーとクローデット・コルベールの「青髭八人目の妻」のこと。
「蟲師」は、とってもユニークな内容で興味深い。

冬場の試写室は温度調節が難しく、座る位置によっては妙に寒かったり…。その寒さが記憶に残っていたせいか、先日、思わずバーゲンでカーディガンを衝動買いしてしまいました。どうしてくれる!

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幸せのちから

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原題のHAPPYNESSが、IではなくYになっているところにこだわりが感じられる。ウィル・スミスとその実子の共演で、実の親子ならではの自然な空気感がいい。現代のアメリカン・ドリームは、ホームレスから会社経営者へ。実話ならではの説得力が効いた。
【60点】
(原題「THE PURSUIT OF HAPPYNESS」)
(アメリカ/ガブリエレ・ムッチーノ監督/ウィル・スミス、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス、タンディ・ニュートン、他)
(子役が可愛い度:★★★★★)

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夏物語

 

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久しぶりのイ・ビョンホン主演の恋愛映画。60年代後半に経験した苦い思い出は、権力に屈して愛する人を裏切ったこと。主人公の性格から愛情を貫けないことが最初から分かり、感情移入がしにくかった。現代パートは別の俳優がやったほうが良かったのでは。
【40点】
(韓国語原題「クヘヨルム(その年の夏)」)
(韓国/チョ・グンシク監督/イ・ビョンホン、スエ、オ・ダルス、他)
(純愛度:★★☆☆☆)

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幸福な食卓

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瀬尾まいこの同名小説の映画化。中学生の佐和子を中心に、父親役を放棄した父、家を出た母、大学を辞め農業をやる兄と、崩壊寸前の家族のドラマをつづる。一人で悩みを背負い込む主人公の前に現れた転校生の少年役の勝地涼が好演。人に負担をかけない優しさがしみる。
【40点】
(日本/小松隆志監督/北乃きい、勝地涼、石田ゆり子、他)
(切なさ度:★★★☆☆)

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あなたを忘れない

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2001年にJR新大久保駅で人命救助を試みて命を落とした韓国人青年の半生を、実話をヒントに、青春映画のフィクションとしてふくらませた。音楽とスポーツが好きな普通の青年が体験する日韓の溝を、若者の視点で描いたところは良かった。
【45点】
(英語原題「26 Years Diary」)
(日本・韓国/花堂純次監督/イ・テソン、マーキー、金子貴俊、竹中直人、他)
(さわやか度:★★★☆☆)

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