映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
シネマッシモでは、映画レビューはネタバレなしのヒントあり。映画を見る前と見た後と、2度読んで楽しめます。
映画評サイトもこのブログで4代目になりました。すべての映画好きを歓迎します!
(点数は100点が、★は5つが満点)
シネマッシモとは、シネマ(映画)とマッシモ(イタリア語でmax,最大)とを組み合わせた造語。
どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

◎ 今週の気になる映画 ◎
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」「ベイビードライバー」etc.

ミーン・マシーン

ミーン・マシーン
刑務所の中で、囚人チームと看守チームがサッカーで対決。元イングランド代表キャプテンで、名選手の主人公は八百長をもちかけられて苦悩するが…。

主演のヴィニー・ジョーンズは元プロ・サッカー選手の俳優という変り種。どうりでリフティングする姿はサマになっていた。実は「ロンゲスト・ヤード」というアメフト映画をサッカーに置き換えてリメイクしたのが本作。

娯楽作だが、刑務所という設定のためか、ラフ・プレーが多くイングランドのサッカー・スタイルが誤解されてしまいそうなのがちょっと心配。サッカーは格闘技だが、美しい技に溢れたスポーツであることも知ってほしい。

(2001年/イギリス・アメリカ/バリー・スコルニック監督/原題「MEAN MACHINE」)

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勝利への脱出

勝利への脱出
第二次世界大戦下のドイツ捕虜収容所で、独軍と、捕虜である連合軍のサッカーの試合が行われる。連合軍側はこれを機に脱出を試みるが…。

マイケル・ケインが元英国のサッカー選手、キーパーはシルベスター・スタローンというムチャな設定のサッカーものである。特筆すべきは連合軍側の選手の一人としてあのペレが出演していること。演技は学芸会並でも、サッカーの技は超一流だ。

勝つことへのこだわりにサッカーの母国イングランドの誇りが見える。ドイツサッカーのゲルマン魂もまた良し。サッカーファンには有名な作品だ。

(1980年/アメリカ/ジョン・ヒューストン監督/原題「Escape to Victory」)

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マイ・ネーム・イズ・ジョー

マイ・ネーム・イズ・ジョーマイ・ネーム・イズ・ジョー
元アルコール依存症のジョーは失業中。健康管理センターの職員セーラと恋に落ち、生きる喜びを見出すが、何かと面倒をみている甥のリアムが麻薬に手を出し、ヤクザのおどしで運び屋をやることになってしまう…。

ジョーは失業中の仲間を集めてヘタクソなサッカー・チームの監督をしている。チームはなぜか西独のユニフォームを着ているが、ある日、皆で揃いのユニフォームを盗む。強く見えるという理由で盗むユニはブラジルのもの。

スコットランドのグラスゴーが舞台。ローチの作品は概ね労働者階級の厳しい実態を描く社会派映画だ。もちろん本作も例外ではなく、立ち直ろうとする人々が袋小路に追い詰められる様をシビアに描いていく。

(1998年/イギリス/ケン・ローチ監督/原題「MY NAME IS JOE」)

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映画の中のサッカー

映画に登場するサッカーを描いた映画を紹介するカテゴリーです。

シーズンチケット」、「少林サッカー」、「ベッカムに恋して」、「フーリガン」は、映画レビューのカテゴリー内にあります。

また「コッホ先生と僕らの革命」、「レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏」、「ペレを買った男」、「エリックを探して」は、プチレビューのカテゴリー内にあります。

左フレームのカテゴリーの映画レビュー目次に、あいうえお順で目次ページを作っていますので、そこからタイトルを探していただいても、映画レビューを読むことができます。

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ディーバ

ディーバ -ニューマスター版-
決してレコードを出さない黒人歌手シンシア。密かにコンサートで彼女の歌を録音したジュールは、そのテープと、売春組織の証拠テープを偶然に入手してしまったために、警察と犯罪組織の両方から追われることに…。

ジュールが録音するのは、カタラーニ作曲のオペラ「ワリー」の中のアリア。この悲恋物語の初演はトスカニーニが指揮している。ちなみに「ワリー」は「クリムゾンタイド」や「フィラデルフィア」でも登場する名曲だ。

ディーバとは歌姫、歌の女神のことで、偉大な歌手への畏敬の念が込められている。サスペンス、ロマンス、アクションの要素もあり、ベネックスの代表作。パリ中を逃げ回る様子が実にスタイリッシュだ。

(1981年/フランス/ジャン・ジャック・ベネックス監督/原題「DIVA」)

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ハンニバル

ハンニバル スペシャルプライス版
医学博士のレクターは猟奇殺人鬼。一度は捉えられたが脱獄してフィレンツェに潜伏。今は名前を変え、ダンテの研究家として優雅に暮らしていた。しかし、クラリスFBI捜査官の危機を知り、アメリカに戻る…。

レクターが野外オペラ劇場で聴く演目は、この映画のために作った新作オペラで、曲名は「ヴィードゥ・コル・メウム」。作曲はハンス・ジマー。歌詞はダンテの戯曲からとられたものでレクターの役に関連付ける演出だ。

「羊たちの沈黙」の続編で、レクターに強い恨みを持つ大富豪やクラリスの上司などが今回の餌食。映像はとびきり美しいが、内容はレクター賛美のイメージビデオのようで、映画作品としては失敗作といえるだろう。

(2000年/アメリカ/リドリー・スコット監督/原題「Hannibal」)

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ルートヴィヒ/神々の黄昏

ルートヴィヒ ? 神々の黄昏 完全復元版
ヴィスコンティのドイツ3部作の中でも最も華麗でオペラ的要素が満載なのが、ヴァヴァリアの狂王ルートヴィヒの短い生涯を描いたもの。作曲家ワーグナーに心酔し、徐々に正気を失っていく若く美貌の王の運命を映像化。

ルートヴィヒが唯一愛した従妹で絶世の美女エリザベートに、これを観てくれれば自分の気持ちが判ると話すのがワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」。当然のごとく悲恋で主人公は死をもって結ばれる物語のオペラだ。

ヴィスコンティのオペラ通は筋金入り。彼の家系はミラノのスカラ座の経営者で、本国ではオペラの演出家としても有名だ。マリア・カラスの「椿姫」も演出している。ちなみにワーグナーはヒトラーのお気に入りの作曲家。ワーグナーの作品が賛否両論になるのはこのためだろうか。

(1972年/イタリア・西ドイツ/ルキノ・ヴィスコンティ監督/原題「LUDWIG」)

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1900年

19001900
5時間に及ぶ大作で、1900年の同じ日に生まれた地主と小作人の男の生涯を、激動の時代とともに描く一大叙事詩。階級差と封建制度、ファシズムなどを盛り込み、R.デニーロとG.ドパルデューをはじめ豪華キャストの長編。

冒頭「ヴェルディが死んだ!」と大騒ぎする農民の姿が印象的。実際には1901年に亡くなっている。映画の舞台となるパルマは、ヴェルディと監督のベルトルッチの出身地。劇中には「トロヴァトーレ」が用いられている。

イタリア映画とオペラは切っても切れない関係。本作でも友情、恋愛、政治、裏切りなどオペラ的な物語が展開する。ベルトルッチはこの他に「暗殺のオペラ」でも全編にヴェルディの曲を散りばめている。

(1976年/イタリア・フランス・西ドイツ/ベルナルド・ベルトルッチ監督/伊語原題「1900 NOVECENTO」)

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トゥーランドット

トゥーランドット~チャン・イーモウ演出の世界~
中国が舞台のオペラには中国の演出家がふさわしいとのコンセプトで、世界的な監督であり、中国政府に批判的な作品が多いチャン・イーモウがオペラ演出に初挑戦する様子を克明に記録したドキュメンタリー。

指揮はズービン・メータ。映画タイトルのプッチーニ最後の作品「トゥーランドット」が北京の紫禁城を舞台に演じられる贅沢さ。世界に名だたる一流歌手、豪華な衣装、大がかりなセット…。全てが桁違いの現場は圧巻だ。

英語、中国語、イタリア語が飛び交う現場では、意思の疎通がしばしば困難で、照明や衣装の色彩にこだわるイーモウ監督の葛藤がさらけだされる。様々な困難を乗り越えて迎えた初日、東西文化の融合が実現した瞬間が至福だ。

(2000年/アメリカ・ドイツ/アラン・ミラー監督/原題「The Turandot Project」)

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ライフ・イズ・ビューティフル

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収容所に送られたユダヤ人の父親が、命がけの“嘘”で美しい人生を息子にプレゼントする。笑いと涙の感動作だ。

1937年イタリア・トスカーナ地方。明るく情熱的なユダヤ系イタリア人グイドは、美しい女性ドーラと運命的に出会い、結婚。可愛い息子ジョズエが生まれ幸せに暮らしていた。だがファシズム政権下のユダヤ人迫害の中、グイドとジョズエは強制収用所に送られる。非ユダヤ人だがド−ラも夫や息子の後を追って、自ら収容所に入った。グイドは幼いジョズエがおびえるのを見て、強制収用所生活は、すべてゲームなのだと教えていく…。

強制収用所の中でも、ユーモアや人間らしさを決して忘れないグイド。こっそり忍び込んだアナウンス室で、妻のドーラに聞こえるように流すのが、ジャック・オッフェンバック作曲の歌劇「ホフマン物語」の中の“ホフマンの舟歌”だ。主人公ホフマンが次々に恋をしては破れていく内容だが、未完成のまま作曲家が死去したため、さまざまなバージョンがあり、謎が多いオペラと言われる。ホフマンの舟歌はヴェネツィアの娼婦ジュリエッタとの恋の場面で歌われる名曲。グイドは、かつての思い出の曲であるこの曲を流すことで、妻に自分と息子は無事であると教えている。

悲痛な内容にもかかわらず、ユーモアと寓意性を持って生きる喜びを描いたこの名作は、アカデミー主演男優賞、脚本賞、 外国語映画賞を受賞。監督・主演のロベルト・ベニーニは90年代のチャップリンと称賛された。

(出演: ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ、ジョルジオ・カンタリーニ、他)
(1998年/イタリア/ロベルト・ベニーニ監督/原題「Life Is Beautiful/La Vita e Bella」)

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◆ペンネーム:渡まち子
◆映画ライター、映画評論家
◆こんなお仕事やってます:
新聞、雑誌、インターネットで、映画評、映画コラム、DVD紹介などを執筆。他にも、映画コメンテーターとしてラジオ出演、大学での公開講座や企業主催の映画セミナーなど、映画に関する幅広い仕事をこなしながら活動中です。
◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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