映画通信シネマッシモ


映画通信シネマッシモは、2018年4月をもって、終了しました。

ブログ終了にあたり、たくさんのあたたかいコメントをお寄せいただき、本当にありがとうございました。
皆さまの映画ライフに少しでもお役に立てたならこれほど嬉しいことはありません。
長い間のご愛顧に心より感謝いたします。

トラベラー

トラベラー/パンと裏通り
試合が見たい一心で、親を騙し、友を裏切り、お金をかき集めて、テヘランのスタジアムへ向かう少年。初めて見る大都市でのとまどいと興奮で、すっかり舞い上がってしまう…。

イラン人のサッカー好きはかなりのもの。スタジアム周辺にはダフ屋もたくさんいて、法外な値段をふっかける。少年がサッカーの試合を見る場面はほとんどなく、チケットを入手するまでのくだりがおもしろい。

スタジアムの観客は全て男性。仲間で使っていた小さなゴールネットまで売り飛ばす心意気が凄い。少年ははたして夢にまでみたイラン代表の試合を見ることができるのか?それは映画を見て確かめてほしい。

(1974年/イラン/アッバス・キアロスタミ監督/原題「Mossafer The Traveller」)

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

ザ・カップ 夢のアンテナ

ザ・カップ?夢のアンテナ?
ヒマラヤの山麓の仏教寺院。そこには厳しい修行と悠久の時が流れているが、サッカーが大好きな少年修行僧たちは、村にアンテナを立ててなんとかTVでワールドカップを観戦しようとする。

サッカー好きの少年僧が着ている黄色のタンクトップには、手書きで“ロナウド”の文字。みんなで見るW杯は98年仏大会で、仏vs伊をはじめ白熱したホンモノの試合が登場する。何しろ山奥のTVなので画面は白黒。

イタズラな少年僧の真剣さが伝わってくるが、仏教寺院の高僧のイキな計らいで嬉しいラスト。本物の僧院に撮影機材を持ち込んでの秘境ヒマラヤ・オールロケ。出演者も実際に修行中の僧侶たちという貴重な映画でもある。

(1999年/ブータン・オーストラリア/ケンツェ・ノルブ製作/原題「Phorpa/The Cup」)

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

ゴールキーパーの不安

ゴールキーパーの不安
ある試合でゴールキーパーはオフサイドもどきの微妙な判定のゴールを許してしまう。審判に抗議するも受け入れられずに退場処分に。憮然とした態度でフィールドを去るキーパーは、あてもなく街をさまよう…。

サッカーをする場面は冒頭だけ。街中をうろつくキーパーが、ナンパや殺人をする理由は“不安”だからか。確かにゴールキーパーはチームで唯一無二の、特別でデリケートなポジションではある。ナーバスになるのは当然?

ヴェンダースの初期の作品で、貴重な1本。映画制作当時は西ドイツサッカーの黄金期。それなのに、なぜこんなにネガティブな映画になってしまうのか。サッカー場面を期待して見ると拍子抜けするので注意。

(1972年/西ドイツ/ヴィム・ヴェンダース監督/独語原題「DIE ANGST DES TORMANNS BEIN ELFMERTER」)

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

ミーン・マシーン

ミーン・マシーン
刑務所の中で、囚人チームと看守チームがサッカーで対決。元イングランド代表キャプテンで、名選手の主人公は八百長をもちかけられて苦悩するが…。

主演のヴィニー・ジョーンズは元プロ・サッカー選手の俳優という変り種。どうりでリフティングする姿はサマになっていた。実は「ロンゲスト・ヤード」というアメフト映画をサッカーに置き換えてリメイクしたのが本作。

娯楽作だが、刑務所という設定のためか、ラフ・プレーが多くイングランドのサッカー・スタイルが誤解されてしまいそうなのがちょっと心配。サッカーは格闘技だが、美しい技に溢れたスポーツであることも知ってほしい。

(2001年/イギリス・アメリカ/バリー・スコルニック監督/原題「MEAN MACHINE」)

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

勝利への脱出

勝利への脱出
第二次世界大戦下のドイツ捕虜収容所で、独軍と、捕虜である連合軍のサッカーの試合が行われる。連合軍側はこれを機に脱出を試みるが…。

マイケル・ケインが元英国のサッカー選手、キーパーはシルベスター・スタローンというムチャな設定のサッカーものである。特筆すべきは連合軍側の選手の一人としてあのペレが出演していること。演技は学芸会並でも、サッカーの技は超一流だ。

勝つことへのこだわりにサッカーの母国イングランドの誇りが見える。ドイツサッカーのゲルマン魂もまた良し。サッカーファンには有名な作品だ。

(1980年/アメリカ/ジョン・ヒューストン監督/原題「Escape to Victory」)

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

マイ・ネーム・イズ・ジョー

マイ・ネーム・イズ・ジョーマイ・ネーム・イズ・ジョー
元アルコール依存症のジョーは失業中。健康管理センターの職員セーラと恋に落ち、生きる喜びを見出すが、何かと面倒をみている甥のリアムが麻薬に手を出し、ヤクザのおどしで運び屋をやることになってしまう…。

ジョーは失業中の仲間を集めてヘタクソなサッカー・チームの監督をしている。チームはなぜか西独のユニフォームを着ているが、ある日、皆で揃いのユニフォームを盗む。強く見えるという理由で盗むユニはブラジルのもの。

スコットランドのグラスゴーが舞台。ローチの作品は概ね労働者階級の厳しい実態を描く社会派映画だ。もちろん本作も例外ではなく、立ち直ろうとする人々が袋小路に追い詰められる様をシビアに描いていく。

(1998年/イギリス/ケン・ローチ監督/原題「MY NAME IS JOE」)

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

映画の中のサッカー

映画に登場するサッカーを描いた映画を紹介するカテゴリーです。

シーズンチケット」、「少林サッカー」、「ベッカムに恋して」、「フーリガン」は、映画レビューのカテゴリー内にあります。

また「コッホ先生と僕らの革命」、「レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏」、「ペレを買った男」、「エリックを探して」は、プチレビューのカテゴリー内にあります。

左フレームのカテゴリーの映画レビュー目次に、あいうえお順で目次ページを作っていますので、そこからタイトルを探していただいても、映画レビューを読むことができます。

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

ディーバ

ディーバ -ニューマスター版-
決してレコードを出さない黒人歌手シンシア。密かにコンサートで彼女の歌を録音したジュールは、そのテープと、売春組織の証拠テープを偶然に入手してしまったために、警察と犯罪組織の両方から追われることに…。

ジュールが録音するのは、カタラーニ作曲のオペラ「ワリー」の中のアリア。この悲恋物語の初演はトスカニーニが指揮している。ちなみに「ワリー」は「クリムゾンタイド」や「フィラデルフィア」でも登場する名曲だ。

ディーバとは歌姫、歌の女神のことで、偉大な歌手への畏敬の念が込められている。サスペンス、ロマンス、アクションの要素もあり、ベネックスの代表作。パリ中を逃げ回る様子が実にスタイリッシュだ。

(1981年/フランス/ジャン・ジャック・ベネックス監督/原題「DIVA」)

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

ハンニバル

ハンニバル スペシャルプライス版
医学博士のレクターは猟奇殺人鬼。一度は捉えられたが脱獄してフィレンツェに潜伏。今は名前を変え、ダンテの研究家として優雅に暮らしていた。しかし、クラリスFBI捜査官の危機を知り、アメリカに戻る…。

レクターが野外オペラ劇場で聴く演目は、この映画のために作った新作オペラで、曲名は「ヴィードゥ・コル・メウム」。作曲はハンス・ジマー。歌詞はダンテの戯曲からとられたものでレクターの役に関連付ける演出だ。

「羊たちの沈黙」の続編で、レクターに強い恨みを持つ大富豪やクラリスの上司などが今回の餌食。映像はとびきり美しいが、内容はレクター賛美のイメージビデオのようで、映画作品としては失敗作といえるだろう。

(2000年/アメリカ/リドリー・スコット監督/原題「Hannibal」)

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

ルートヴィヒ/神々の黄昏

ルートヴィヒ ? 神々の黄昏 完全復元版
ヴィスコンティのドイツ3部作の中でも最も華麗でオペラ的要素が満載なのが、ヴァヴァリアの狂王ルートヴィヒの短い生涯を描いたもの。作曲家ワーグナーに心酔し、徐々に正気を失っていく若く美貌の王の運命を映像化。

ルートヴィヒが唯一愛した従妹で絶世の美女エリザベートに、これを観てくれれば自分の気持ちが判ると話すのがワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」。当然のごとく悲恋で主人公は死をもって結ばれる物語のオペラだ。

ヴィスコンティのオペラ通は筋金入り。彼の家系はミラノのスカラ座の経営者で、本国ではオペラの演出家としても有名だ。マリア・カラスの「椿姫」も演出している。ちなみにワーグナーはヒトラーのお気に入りの作曲家。ワーグナーの作品が賛否両論になるのはこのためだろうか。

(1972年/イタリア・西ドイツ/ルキノ・ヴィスコンティ監督/原題「LUDWIG」)

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

おすすめ情報
最新コメント
作品検索はこちら
Google
WWW を検索
このブログ内を検索
映画レビュー(長文)索引

    
    
    
    
    
    
    
  
    

A−Z
0−9
おすすめ情報
おすすめ情報

おすすめ情報

楽天市場
おすすめ情報

  • ライブドアブログ