チアーズ! [DVD]チアーズ! [DVD]
◆プチレビュー◆
健康的なお色気満載!単純に楽しいのがいい。

名門チアリーディング部トロスに所属する快活な少女トーランス。新キャプテンに使命され、大喜びの彼女だったが、着任早々、練習中の振り付けが前部長による他校の盗作だったことが判明。名誉挽回のため、トーランスは新しい振付で全国大会出場を目指す。

とにかく理屈ぬきに楽しい。ノーテンキといっても過言じゃないほど、元気なのだ。本物のチアリーダーたちが演じる、バク転や宙返りなど、高度な妙技が散りばめられ、健康的なお色気も満載。ストーリーはあえて説明するまでもなく、いたって単純で、高校生チアリーダーの奮闘を、笑いや熱気と共に描いていく。困難に立ちむかう主人公たちはどこまでも前向きで、少々のことではへこたれない。まさに青春映画の王道、魅力全開だ。

ミニスカートでチャラチャラと応援しているイメージのチアリーディングだが、体操の床運動のように高度な技術と、ダンスの素養やショーの要素を必要とする、れっきとした団体スポーツ競技。いつもニコニコのエアロビックスが実はハードな有酸素運動であるのと同様に、華麗で流れるようなシンクロが、実は筋肉と肺活量が勝負の競技であるように、チアリーディングという競技は、ハードで緻密なスポーツであることがよく解る。

ヒロインのキルステン・ダンストは、アンニュイなイメージが強かったが、元気でひたむきな高校生を演じさせると、本当にさわやかでかわいい。こんなに明るい役が似合うとは。ミスキャストのようで実はナイスキャスティング。このコは案外コメディもいけるかも。新しい魅力発見だ。

“トロス”の新主将に選ばれたトーランスは、連続優勝を狙おうと大ハリキリ。ところが、転校生ミッシーの報告で、チーム自慢の振り付けが、大会に出場したことのない黒人チーム“クローヴァーズ”のオリジナルを前主将が盗作したものだと判明。このままの振り付けでいくか、どうするか、チーム内で意見が分かれる。しかし、どこまでも明るく前向きな主人公に、盗作など許せるはずもなく、大会棄権ももってのほか。本番にはもちろん新しい振り付けで臨むのだ。たとえたった2週間しかなくっても!これが怖いもの知らずの10代の強みか?!

落ち込んで、立ち直り、旧BFから新BFに惚れ直し、チームメイトの裏切りに怒りながらも「あなたたちが必要なのよ。だって私たちチームでしょ」。コロコロと気持ちが変わる10代の女の子の特徴を良くつかんでいる。

高校のチアリーディング部の新キャプテンの奮闘を、元気いっぱいに描くキュートな青春映画。スカッと爽快、ハイテンションの青春ムービーは、観るだけで絶対に元気が出ること請け合いだ。ラストのタイトルロールのところも見所がいっぱいで楽しい。

□2000年 アメリカ映画 原題「BRING IT ON」
□監督:ペイトン・リード
□出演:キルステン・ダンスト、ジェシー・ブラッドフォード、他

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