スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 [DVD]スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 [DVD]
◆プチレビュー◆
やっぱりSWは映画のお祭り!タイトルが映し出されただけでワクワクする。自分の能力が認められる場を求めてシスの元へ走るアナキン。サラリーマン社会でいうところの「転職」だが、職場選びを誤った。

クローン大戦末期。ジェダイの騎士アナキンは、パドメと極秘結婚、子供の誕生を待っていた。一方で、共和国最高議長バルバティーンを分離主義者同盟の誘拐から救出したりと活躍するが、ジェダイ評議会から正統に評価されず、不満を募らせる…。

全6作の3作目をもってシリーズが完結するのは、非常に異質なことだ。アナキンが闇黒面(ダークサイド)に堕ち、ダースベイダーになるという、誰もが知っているストーリーは、なんの意外性もなく予想通り描かれる。だが、子供だましのチャンバラSFと“大人の”ファンから小ばかにされたこの映画のスピリットは、終わってみれば、崇高なオペラの世界に近いもの。徹底した悲劇性は最終章にふさわしい。

選ばれし者であるにもかかわらず、闇黒面(ダークサイド)の魅力に強く惹かれるアナキン。矛盾したキャラクターの主人公は、映画史上で最も魅力的な悪のヒーローになった。自らの不完全さ、愛するものへの執着、師との葛藤。全ては悲劇のパズルのピースとなってゆく。

素晴らしすぎる映像と迫力のバトルに心ゆくまで酔いしれよう。冒頭から大音響で響く耳慣れたメロディ。“昔、昔、銀河で…”の語り。遠近法で流れ去る文字。これら全てに胸が躍る。偉大なシリーズの完結をその目で見届けてほしい。

□2005年 アメリカ映画
□監督:ジョージ・ルーカス
□出演:ヘイデン・クリステンセン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、他

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