2007年01月11日
ざくろの色
ざくろの色
新企画「アート系映画の魅力」スタート!
73分と短い上映時間を8章に分けて構成。18世紀のアルメニアの宮廷詩人サヤト・ノヴァの生涯を扱っているが、冒頭に「これはサヤト・ノヴァの伝記ではない」ときっぱり宣言。イメージでつむぐ映像詩であることがわかる。まさにアートだ。
溢れる色彩の洪水。セリフはほとんどなし。パントマイムのような役者の演技。絵画を見ているかのような錯覚を覚える。もしやこれは映画の源ではないのかとさえ感じる豊かで個性的な表現手段だ。
映像はしびれるほど美しく、特に色彩がすごい。アルメニア、グルジアなどの、旧ソ連の中でも独自のエスニック性を前面に押し出している。ファッションの面からも注目に値する映画だ。冒頭の、ざくろの赤が画面ににじむ場面でグッと引き込まれる。
セルゲイ・パラジャーノフ監督は、旧ソ連時代に何度も当局と対立し、時には投獄されながらも映画作りに執念を燃やした人。あのゴダールも彼には影響を受けたと明言しているほど、映画人からリスペクトされている。
官能と幻想の世界で構成される魔法のような映画が「ざくろの色」なのだ。同監督の「火の馬」もぜひ。 ←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/
(1971年/ソ連/セルゲイ・パラジャーノフ監督/英語原題「THE COLOR OF POMEGRANATES」)
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1. 映画監督:セルゲイ・パラジャーノフ [ 自分いぢり ] 2007年02月16日 13:38
10年ほど前、食事しながら夕方のニュースを見ていたら、セルゲイ・パラジャーノフなる映画監督の上映会を紹介していた。
いきなりその映像に目が釘付けとなった。
なんじゃこの映画手法は!!と。
グルジア出身アルメニア人で旧ソ時代の映画監督(1...
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