2007年ワースト日本映画
さぁ、いよいよ最も充実している(?)日本映画のワースト・ムービーの発表です。このカテゴリーには言いたいことが山ほどあるゾォ!
ううぅ…、思い出しただけでもムカついてきました(怒)。
10本では収まらない予感がしますが、何はともあれ、GO!
◆ワースト・ムービー:日本映画
【1位】「恋空」:
誰に何と言われようとも、ダントツのトップはこれしか考えられません。
ケータイ小説を映画化したこの作品は、大ヒットを記録したものの、賛否両論で興味深い現象を巻き起こしました。この映画について、公私共に批判的記事を書いた私は、終いには取材まで受けてしまいました。一人称スタイルで進み、状況説明はいっさいなし、不幸の羅列をルールとするのがケータイ小説。そこでは許される表現形態を、大人の世界の映画というメディアに持ち込んだ罪は深いと言えましょう。リアリティの無さには唖然としますが、ここまでくれば名人芸かもしれません。ちょっと思い出しただけでも…、末期ガンで食事も喉を通らないはずなのに、野原で弁当バクバク食ってていいのか? 朝帰りした娘が連れてきた初対面の男が、破れた写真をつないだだけで両親の離婚の危機を回避できるのか?? 恋愛するのはいいとして、妊娠・流産、校内でアンなこと・ソンなこと…、ヒロインの学校生活っていったい何なのよ??? と、見終わった後に突っ込みどころはてんこもり。そういう意味では楽しませてもらいましたが、こんなモンを“映画”と言われちゃ私ら大人は迷惑なんです。これで泣いてる10代のキミ、映画とは何か分かってるかぁ?!何より情けないのは、1200万人の読者をあてこんで、恥ずかしげもなく映画化する製作者の、商人(あきんど)根性。儲かりゃイイってもんじゃないでしょう!
【2位】「象の背中」:
秋元康の原作という時点で、ヤバいと思ったのがこの映画。
「恋空」が10代の女の子の妄想の世界なら、こちらは中年男の願望といったところ。共通項は難病ものという点ですが、こっちは治療を拒否して自分の都合だけを追及するいい大人が主人公だけに、タチが悪い。ものわかりのいい美しい妻、若い愛人、頼りになる息子に自分のために踊ってくれる可愛い娘。そんな人々に見守られながら死にたいという中年男性の勝手な言い分を聞いていると「さっさと死ねば?」と言いたくなりました。だいたい象というのは、死期を悟ったら“人知れず”墓場へと向かうもの。この主人公は、愛人から旧友まで自分の病気を言いふらし、同情を買うような言動を繰り返すから、ただただあきれるばかり。しかもそれを演じるのが名優の役所広司で、無駄に豪華な配役が涙を誘いました。何より、必死で治療をしている同病の患者さんや家族に対して失礼な内容で、許すわけにはいきません!
【3位】「天国は待ってくれる」:
なんともヘンテコなものを作ってくれたものです。これも一種の難病ものと言えましょうか。都合が悪いときだけ意識不明になり、都合がいいときだけムックリと起き上がる。そんな病気を考え付くなんて、ある意味、スゴい展開でした。題名がエルンスト・ルビッチの名作ラブ・コメと同じっていうところにも、安っぽさと情けなさが漂ってます。ゴシップまみれの岡本綾に清潔感がなかったところもイタい映画でした。
(以下、順不同)
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」「遠くの空に消えた」「阿波DANCE」
「パッチギ!LOVE and PEACE」「プルコギ」「大日本人」
「転校生 さよならあなた」「愛の流刑地」「HERO 劇場版」
「アンフェア The MOVIE」「歌謡曲だよ、人生は」「未来予想図」
あぁ、日本映画のワースト・ムービー、なんて充実しているの!!
ていうか、感心してる場合じゃありません。
ゆゆしき事態じゃないですか。これでいいのか、日本映画。
難病で人が死んで感動で涙…っていう流れ、そろそろ止めにしましょうよー!
皆さんの声をぜひお聞かせくださいませ。
次回はユニーク・ムービーです。お楽しみに〜!
←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/
只、僕はこの映画
稚拙!トカの批判する気は無いんですよ。
それよりも!!
恋愛に夢見頃の十代の客層にレイプや流産、闘病などを添え物(アイテム?トッピング?)として花で飾って、さもイイ話、感動物語として広く認識させ得ている事が!映画の出来以上に倫理的な問題として危機感を!憤慨を!!叫ばずにはおられないんです!!!
故に今此処に居ます。
「恋空」がきっかけでこのブログにたどり着いてくださったとは…!!これ、かなりショックです(笑)。
いや〜、ありがたい映画だったんですね。
ちなみにアニメは特に別枠にはしてませんが、ユニーク映画の中に入れてます。
1/9にUPしますので、こちらもぜひどうぞ。しゅうさんの好きなアノ映画もありますよ〜!
怒りと嘆きを抱いている点でまちこさんに負けてないつもりですよ(笑)
因み私的邦画ワーストは1位
「トウキョウ・守護天使」
2位
「恋空」
3位
「ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド」
4位「遠くの空に消えた」
5位「ホッテントットエプロンースケッチ」
以下「眠り姫」
「本日の猫事情」
「恋するマドリ」
「伝染歌」
「こわい童謡」
本当なぜこんなモノを…
「恋空」を高評価している所へ行って噛みついた方が理にかなってるのか…。
(・_・;)
うーん…。
「恋空」について、低評価をしているのであれば、さっさと忘れてしまいましょう(爆)。年も変わりましたし、噛み付いても時間の無駄ですから。2ちゃんねるのようコメントを書いても自分が気がめいるだけですからね。
落ち着いて考えてみたら、ダメ映画なんて次から次へと誕生するのが映画界。今年もそんな映画が大挙して公開を待っております(苦笑)。


メールはこちらから↓