第81回アカデミー賞が決定しました。主要部門は以下。
主要部門は以下。
作品賞:「ノーカントリー」
監督賞:ジョエル&イーサン・コーエン(「ノーカントリー」)
主演男優賞:ダニエル・デイ=ルイス(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)
主演女優賞:マリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ/愛の讃歌」)
助演男優賞:ハビエル・バルデム(「ノーカントリー」)
助演女優賞:ティルダ・スウィントン(「フィクサー」)
外国語映画賞:「ヒトラーの贋札」(ドイツ)
長編アニメーション賞:「レミーのおいしいレストラン」
衣装デザイン賞: 「エリザベス/ゴールデン・エイジ」
歌曲賞:“Falling Slowly”(「ONCE ダブリンの街角で」)
主演・助演の演技4部門は、すべて米国人ではない、外国人俳優(イギリス、フランス、スペイン)が占めるという珍しい結果になりました。
血と暴力の国 (扶桑社ミステリー マ 27-1)
←「ノーカントリー」の原作はこれ。コーマック・マッカーシー著。
作品賞の「ノーカントリー」は、とても興味深い作品で、コーエン兄弟ならではの感性が光る映画です。個人的にイチオシだったので、受賞はとても嬉しかった!助演男優賞をとったハビエル・バルデムのヘンテコな髪型と異様な雰囲気は、映画史でも屈指の個性じゃないでしょうか。好き嫌いは分かれそうな作品ですが、今まで味わったことのない不思議な緊張感にあふれています。“○○に匹敵する”とか“21世紀の○○”のように、過去の作品とは比べられない新しいテイストが、何よりも評価されたんだと思います。
対抗馬だった「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」も負けず劣らず秀作で、その迫力に圧倒されます。映画としての完成度ではこちらが上だと私は思います。160分という長さを全く感じさせず、一気に嵐が吹き荒れるという感じ。でもこの映画は何よりも主演のダニエル・デイ=ルイスのド迫力の演技がすべてでしょう。スゴイですよ、ほんとに!
日本の浅野忠信主演の「モンゴル」が受賞を逃したのは残念でしたが、ノミネートされただけでも大変な名誉。何しろ外国語映画賞は最激戦区ですから。
日本ではまだ公開されてない作品が多いので、予想は難しいのですが、皆さんの感想はいかがでしたか?仕事柄、公開前に作品を見る私も、全カテゴリーを見渡すと、まだ未見のものも。早く見たいゾ〜!個人的には、「ONCE ダブリンの街角で」が歌曲賞を受賞したのが感激でした。こんな小さな(でも、愛すべき)作品にもちゃんと光をあててくれるんですね。いいとこあるなぁ、アカデミー!
長かった受賞式(約4時間)の映像を、ようやく見終わりました。心から感激していたマリオン・コティヤールのスピーチ、素直でとても良かったです。
受賞作、ノミネート作たちは、3月から5月にかけて大挙して日本にやってきます。楽しみに待ちましょう!
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何度かトラックバックさせていただいていますが、初めてのコメントです。
今回の受賞結果については、まだ未公開の作品が多いので何とも言い難いのですが、個人的には渡さんと同じく“Falling Slowly”の歌曲賞が嬉しかったです。他の賞に絡んでいないので受賞は厳しいかな…と思っていたので、驚きとともに喜びも倍増でした。
未見の作品では興味のあるものが多いので、今後の公開が楽しみです。