2008年03月17日
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]若松孝二の執念が念写されたような作品だ。72年の「あさま山荘」立てこもり事件と、そこに至る連合赤軍の軌跡を追う。革命戦士の狂信や壮絶なリンチ場面は目を覆いたくなる。回りくどいセリフの連打に耐えねばならない。ロクに労働したこともない連中が、自己批判だ、総括だと繰り返す姿は空虚そのもの。それでも、現代社会に欠落する社会変革の熱気と、その限界を知る意義のある190分だ。異様な迫力の実録映画で、一見の価値がある。
【65点】
(日本/若松孝二監督/坂井真紀、ARATA、地曵豪、他)
(壮絶度:★★★★☆)
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監督:若松孝二(色んな意味で大御所です)
出演:坂井真紀 ARATA 並木愛枝(◎)地曵豪 伴杏里 大西信満 中泉英雄
出演:伊達建士 日下部千太郎 椋田涼 粕谷佳五 川淳平 桃生亜希子 本多章一
学生運動から派生した極左組織「連合赤軍」が、何に突き...
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10. 実録・連合赤軍あさま山荘への道程■遠山美枝子について [ 映画と出会う・世界が変わる ] 2008年07月03日 07:19
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8. 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程■一線を越える [ 映画と出会う・世界が変わる ] 2008年06月21日 18:38
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「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」 (2008年・日本)
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体制工場 お見事製品 金太郎飴
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この記事へのコメント
1. Posted by てきさす 2008年03月24日 20:48
コメントありがとうございます。
通信発表によると「初日は50〜60代をメインに幅広い年齢層を集客、2日目からは20〜30代も3割近く占めるなど若い層への拡がりを見せている。」そうです。
通信発表によると「初日は50〜60代をメインに幅広い年齢層を集客、2日目からは20〜30代も3割近く占めるなど若い層への拡がりを見せている。」そうです。
2. Posted by まちこ 2008年03月24日 23:18
てきさすさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。
やっぱり年齢層は高めですね。でもこの映画、劇場によっては高校生は1000円で鑑賞可などのサービスを行うようです。若い世代に見てほしいとの思いからでしょうね。
また、遊びに来てください。お待ちしています。
やっぱり年齢層は高めですね。でもこの映画、劇場によっては高校生は1000円で鑑賞可などのサービスを行うようです。若い世代に見てほしいとの思いからでしょうね。
また、遊びに来てください。お待ちしています。
3. Posted by 亮 2008年04月01日 01:16
武力を使った革命を目指すという点には、全く共感できませんが、革命に全てを賭ける姿勢には、今の時代では忘れてしまっている熱い気持ちを感じることができました。
といっても、疑心暗鬼に陥り、仲間割れを繰り替えすあたりは、個人としても組織としても成長でききれておらず、結局は奇麗事を並べていただけのようにも感じました。
とにかく、良い意味で、いろいろ考えさせられる作品だったと思います。
自分が見た作品は、必ず、こちらのブログには載っているので、記事を読むだけで非常に楽しいです。
また、非常に充実していると思います。
これからも、楽しいブログをよろしくお願いします。
4. Posted by まちこ 2008年04月01日 20:18
亮さん、はじめまして。コメントをありがとうございます。
3時間10分の「実録・連合赤軍」、お疲れ様でした。事件はもう30年以上前のことです。こういう事件を扱う場合、まずは「知る」ということが第一目的になりますが、それにしてもこの映画は異様な迫力がありました。共感ということではなく、革命思想を信じるその“まっすぐな心”は、今の社会では見出せないので、ある意味、うらやましい思いさえあります。現代にはそんな熱気はどこにもないですから。決して見終わって気持ちがいい作品ではないですが、いろいろな意味で見て損はない1本です。
当ブログを愛読してくださっているとのこと、とても嬉しいです!
また、遊びにきてくださいね。コメントもお気軽にどうぞ。
3時間10分の「実録・連合赤軍」、お疲れ様でした。事件はもう30年以上前のことです。こういう事件を扱う場合、まずは「知る」ということが第一目的になりますが、それにしてもこの映画は異様な迫力がありました。共感ということではなく、革命思想を信じるその“まっすぐな心”は、今の社会では見出せないので、ある意味、うらやましい思いさえあります。現代にはそんな熱気はどこにもないですから。決して見終わって気持ちがいい作品ではないですが、いろいろな意味で見て損はない1本です。
当ブログを愛読してくださっているとのこと、とても嬉しいです!
また、遊びにきてくださいね。コメントもお気軽にどうぞ。
5. Posted by chako 2008年04月03日 13:15
だいぶ迷いましたが、観に行きました。
若松監督は、彼らの「まっすぐな心」を悼む気持ちが強かったのかもしれません。なぜ「自己批判」や「総括」の名をかりたリンチで12人もの仲間を死に追いやったのかには、十分には踏み込めていないように感じました。
彼らが口にした「敗北死」という言葉は、欺瞞的な責任回避で、情けないと腹が立ちます。同世代のひとりとして、考えさせられることの多い映画で、観てよかったと思います。
若松監督は、彼らの「まっすぐな心」を悼む気持ちが強かったのかもしれません。なぜ「自己批判」や「総括」の名をかりたリンチで12人もの仲間を死に追いやったのかには、十分には踏み込めていないように感じました。
彼らが口にした「敗北死」という言葉は、欺瞞的な責任回避で、情けないと腹が立ちます。同世代のひとりとして、考えさせられることの多い映画で、観てよかったと思います。
6. Posted by まちこ 2008年04月03日 22:19
chakoさん、コメントをありがとうございます。
迷いますよねぇ、190分ですから(汗)。内容的にもかなりキツい映画ですし…。
自己批判や総括という概念は、きっと実態などなく、追い詰められた革命戦士たちの中で膨らんでしまった妄想だったんじゃないでしょうか。客観的に見ればただの同士討ちですから、むなしい限りです。
この映画の登場人物たちの中には、まだ存命の人もいます。若松監督は実際に彼らと親交があったのでいろいろと複雑な思いもあったでしょうね。
迷いますよねぇ、190分ですから(汗)。内容的にもかなりキツい映画ですし…。
自己批判や総括という概念は、きっと実態などなく、追い詰められた革命戦士たちの中で膨らんでしまった妄想だったんじゃないでしょうか。客観的に見ればただの同士討ちですから、むなしい限りです。
この映画の登場人物たちの中には、まだ存命の人もいます。若松監督は実際に彼らと親交があったのでいろいろと複雑な思いもあったでしょうね。
7. Posted by chako 2008年04月04日 13:29
今年観た映画で最長でした!
リンチ事件は「むなしい限り」で「空虚そのもの」。私は、その「空虚」がどこからきているのか、そこをもっと映像化してほしかったのですが…。でも「実録」では難しいことかもしれませんし、もっとキツイ内容になって耐えられなかったかも。
最後の少年の叫びは、「総括」シーンを耐えた観客の気持ちでもあり、観客への問いかけでもあるように思いました。
改めて、難しい題材をよく検証し、よく考えて作られた映画なんだと感心しました。
リンチ事件は「むなしい限り」で「空虚そのもの」。私は、その「空虚」がどこからきているのか、そこをもっと映像化してほしかったのですが…。でも「実録」では難しいことかもしれませんし、もっとキツイ内容になって耐えられなかったかも。
最後の少年の叫びは、「総括」シーンを耐えた観客の気持ちでもあり、観客への問いかけでもあるように思いました。
改めて、難しい題材をよく検証し、よく考えて作られた映画なんだと感心しました。
8. Posted by まちこ 2008年04月04日 22:13
chakoさん、コメントをありがとうございます。
私はほとんど毎日新作映画を見ていますが、そんな私でも3時間を越える映画は年に2〜3本です。
「実録・連合赤軍」は、あれでも随分カットしたようですよ。これ以上長いと、劇場側が困りますよねぇ(苦笑)。
私はほとんど毎日新作映画を見ていますが、そんな私でも3時間を越える映画は年に2〜3本です。
「実録・連合赤軍」は、あれでも随分カットしたようですよ。これ以上長いと、劇場側が困りますよねぇ(苦笑)。
9. Posted by しゅう 2008年04月17日 05:42
題材から「光の雨」との比較は避けられない。
幻想的な終り方の「光〜」に比べ一見硬派そうな「実録〜」だが。配役、演出共に「光〜」の方が劇的で力強い。
「光〜」は、映画(しかも劇中劇)と分かっていても"撮影事故で本当に刺してしまっているのでは!?"という程見せ方に逃げがなく危機迫る物があったが、「実録〜」は、"殴る"効果音や服装、役者の所作・発声など"意外とヌルい"。
あくまで"作品"としてですが…。
幻想的な終り方の「光〜」に比べ一見硬派そうな「実録〜」だが。配役、演出共に「光〜」の方が劇的で力強い。
「光〜」は、映画(しかも劇中劇)と分かっていても"撮影事故で本当に刺してしまっているのでは!?"という程見せ方に逃げがなく危機迫る物があったが、「実録〜」は、"殴る"効果音や服装、役者の所作・発声など"意外とヌルい"。
あくまで"作品"としてですが…。
10. Posted by まちこ 2008年04月18日 00:54
しゅうさん、たくさんのコメントをありがとうございます。
「光の雨」は、少々複雑な作りでしたね。連合赤軍のことを映画化する様子を、ドキュメンタリー作品として撮る。その姿を映画に収めるという、劇中劇が二重の入れ子状態で、観客と事件に距離を作る印象でした。
事件を知らない世代に対しての、全容のわかりやすさという点では「実録…」でしょうね。
「光の雨」は、少々複雑な作りでしたね。連合赤軍のことを映画化する様子を、ドキュメンタリー作品として撮る。その姿を映画に収めるという、劇中劇が二重の入れ子状態で、観客と事件に距離を作る印象でした。
事件を知らない世代に対しての、全容のわかりやすさという点では「実録…」でしょうね。
11. Posted by しゅう 2008年04月18日 03:01
そうですね…。
「光の雨」では「総括」という言葉が早い内からリンチの意味で使われていて飛躍を感じましたが、
その点「実録…」の方が段階的で、山荘立てこもりも描かれていますからね。
ただ、「実録…」は森恒夫役の人や佐野史郎さんの台詞が、何言ってるのか殆ど解らなかったです…。(それがリアルなのかもだけど、劇中は"会話"してるので…)
「光の雨」の山本君はしっかりしてましたから。
「光の雨」では「総括」という言葉が早い内からリンチの意味で使われていて飛躍を感じましたが、
その点「実録…」の方が段階的で、山荘立てこもりも描かれていますからね。
ただ、「実録…」は森恒夫役の人や佐野史郎さんの台詞が、何言ってるのか殆ど解らなかったです…。(それがリアルなのかもだけど、劇中は"会話"してるので…)
「光の雨」の山本君はしっかりしてましたから。

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