2008年05月04日

アイム・ノット・ゼア4

アイム・ノット・ゼアここまで個性的でシュールな伝記映画は珍しい。現役のトップ・ミュージシャン、ボブ・ディランを、人種、年齢、性別までもバラバラの6人の俳優が演じ分ける。これはディランの多面性の表現形態だ。6人全員が名演だが紅一点のブランシェットの存在感は群を抜く。ただ役名や時系列もバラバラなので非常に難解で手強い作品なのは確か。ディランの歩みを予習しておくと多少は判りやすいが、この個性にただ身をゆだねるのもお勧めの映画体験だ。
【75点】
(シネマッシモ評価:★5つが満点)ユニーク度:★★★★★
(原題「I'M NOT THERE」)
(アメリカ/トッド・ヘインズ監督/ケイト・ブランシェット、クリスチャン・ベイル、リチャード・ギア、他)

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cinemassimo at 00:06 │Comments(6)TrackBack(14)clip!プチレビュー2008上旬 
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14. 映画『アイム・ノット・ゼア』を観て  [ KINTYRE’SDIARY ]   2008年06月22日 14:44
44.アイム・ノット・ゼア■原題:I'mNotThere■製作年・国:2007年、アメリカ■上映時間:136分■字幕:石田素子■鑑賞日:5月1日、シネマライズ(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・脚本:トッド・へインズ□脚本:オーレン・ムヴァーマン□製...
この記事へのコメント
1. Posted by 朝顔    2008年05月04日 00:51
5 「天才」「五年ぶり」つながりで行ってきました!PTAは成長の軌跡が分かり易いですが、ヘインズの語り口は「ベルベット・ゴールドマイン」と変わって無いなあ…とある意味安心。意地悪を言えば「避けられぬ病や死」を考える彼の作品も観たいのですが…それまで自分が生きてるだろうか。

2. Posted by chako    2008年05月04日 07:06
予習しなかったうえに寝不足も重なり、ディランの音楽をききながら、いい気分になってウトウト。はじめての経験です!

リチャード・ギアの演じたアウト・ローの背景は20世紀初頭? 人もバラバラなら時代もバラバラでしたね。
まさに、ディランの多面性が、いろいろな物語(民間伝承)を通して語られているという感じでした。

きっと作るのはたいへんだったろうと思います。
3. Posted by まちこ    2008年05月04日 18:55
朝顔さん、コメントをありがとうございます。

トッド・ヘインズは寡作の監督ですが、発表する作品はどれも思わず引き込まれる作品ばかり。今回は「エデンより彼方に」以来となりますね。

この才能ある映像作家の今後を見守るためにも、お互いに長生きしたいものです(笑)。
4. Posted by まちこ    2008年05月04日 19:00
chakoさん、コメントをありがとうございます。

心地よくウトウトしながらの映画鑑賞、お疲れ様でした(笑)。この作品、相当ディランの歩みに精通してないと、必死で見ていても判りにくい作品なので、chakoさんの鑑賞法、案外当たり!かもですよ。ヘインズ監督は筋金入りのボブ・ディランのファンなので、“わかる人だけわかってもらえればOK”的な作りでしたね。

ギアが演じた無法者ビリーのパートは、この作品の中で最も理解しにくい部分です。せめて何かの助けになればと、ディランが俳優として出演している映画「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」に関する記事をUPしてみました。良かったら、読んでみてください。
5. Posted by 朝顔    2008年05月04日 22:20
クリス・クリストファーソンのナレーション…説得力抜群です。しかし映画の内容以前にこれと「ゼア・ウイル・ビー・ブラッド」の上映館、なぜこんなに少ないのでしょう…。
6. Posted by まちこ    2008年05月04日 23:54
朝顔さん、コメントをありがとうございます。

ホントにねー、この公開劇場の少なさは、いったいどうしたことでしょう。
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」はもうちょっと大規模に公開してほしかった…。「アイム・ノット・ゼア」はかなり高難易度のインディーズ映画なので、小規模な公開は判らないでもありませんが…。

しかもこの2作品、微妙にカタカナタイトルが似ているので、混乱必須。事実、間違ってTBしてくる方もチラホラ。困ったなぁ(悩)。
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