試写室だより朝晩は随分涼しくなりました。
街中は、いっきにクリスマスのイルミネーション化。
七五三などメじゃないとばかりに、ひそかに門松もスタンバッてます。

最近見た主な映画は以下。
「ディスコ」「ミラーズ」「いのちの戦場」「パンク・ジョブ」
「そして、私たちは愛に帰る」「禅」などなど。

文学を旅する (朝日選書)文学を旅する (朝日選書)
「文学を旅する」を読みました。
これは、小池 滋、亀井 俊介、川本 三郎の3氏の共著で、欧州、アメリカ、日本に分けて、文学作品の舞台となった場所を紹介するものです。ちょっと残念なのは、日本以外のアジアと、中南米が紹介されていないこと。

私は、映画のロケーション場所を記録したデータベース的な書物は商売道具として手元に置いているんですが、映画とは比べものにならないほど歴史がある小説の舞台は、それこそ星の数ほどあります。このテの本は実はたくさん出版されていて、文学散歩をするファンも多く、観光名所になっているところも多数あるのも頷けます。だって行ってみたくなるもの。

面白かったのは、シャーロック・ホームズとワトソン博士が住んでいた、有名なベイカー街221b番地は、コナン・ドイルが執筆した当時は、その番地は存在しなかったということ。まさか200番以上の番地までできるはずないとタカをくくって書いたら、現在ではその番地ができてしまったというから、笑えます。ということは、ホームズファンがありがたーい気持ちで訪れるベイカー街221b番地はニセモノ?夢を壊すとまでは言わないけど、複雑な気持ちになる新事実という感じ。

いずれにしても、この本では、比較的良く知られた作品で、公共交通機関を利用して行くことができる場所が多く紹介されているのが嬉しいところです。映画化された作品も数多く掲載されているので、旅心と映画心の両方を刺激してくれる一冊でした。

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