少女たちの羅針盤 (2枚組) [DVD]少女たちの羅針盤 (2枚組) [DVD]
ミステリーとしては弱いが、みずみずしい青春映画として見ると楽しめる。福山市オールロケで、1000人以上の市民エキストラが参加。地域一体型の映画だ。

ネットシネマの主役に抜擢された新進女優の舞利亜は、撮影を行っている廃墟となったホテルの壁に「殺したな。証拠は残っている」という不気味な落書きを見つけて怯える。彼女が思い当たるのは4年前の事件。それは、4人のメンバーで結成された伝説の女子高校生劇団「羅針盤」の一人に起こった殺人事件だった…。

原作は「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の第1回優秀作を受賞した水生大海のミステリー小説。現在と過去を行き来しながら、殺人事件の犯人であろう舞利亜がはたして誰なのかという謎の部分を隠しながら進んでいく。終盤の謎解きは強引にたたみかけるようで、あまりにも無理が多い。とはいえ、過去のパートは、悩みをかかえながらも演劇に打ち込む姿や、友情、淡い恋心、何よりまっすぐに、ひたむきに生きようとする少女たちの姿がストレートに描かれ、躍動感たっぷりだ。10代特有の揺れる気持ちを、成海璃子、忽那汐里らの美少女たちが好演。印象的なのは劇中劇で、その芝居の完成と結果に、少女たちが“ままならぬ人生”を学ぶという設定がビターな隠し味になっている。
【45点】
(原題「少女たちの羅針盤」)
(日本/長崎俊一監督/成海璃子、忽那汐里、森田彩華、他)
(青春映画度:★★★★☆)
チケットぴあ


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