パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 ブルーレイ(3枚組/デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray]パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 ブルーレイ(3枚組/デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray]
4年ぶりのパイレーツの新作に素直に心が躍る。ペネロペ・クルスというゴージャスな美女も参入。だが海賊らしさはほとんど感じられない。

自由をこよなく愛する海賊ジャック・スパロウは、元カノの女海賊アンジェリカと再会する。しかし彼女は、永遠の命を得るという伝説の泉の場所を知るためにジャックに近づいたのだ。そこに、史上最強の海賊“黒ひげ”や、英国海軍に寝返ったバルボッサがからみ、泉をめぐる激しい争奪戦が展開する…。

監督が「シカゴ」のロブ・マーシャルに交代したのは、イベント的要素が強いこのシリーズに、大人の雰囲気と音楽的要素を加えようという試みだろうが、マーシャル監督、荒唐無稽のアクションはあまり得意じゃなさそうだ。物語は永遠の命を巡る、ジャック、アンジェリカ、黒ひげ、バルボッサ、スペイン軍の五つ巴の戦い。それぞれの思惑が異なるところは、誰が敵で誰が味方か区別がつかず面白い。聖杯や人魚の涙をキーアイテムにして泉を探すが、求めているのは決して不死だけではないのだ。だが、このアトラクション・ムービーの醍醐味は、海の上で暴れまわる海賊の活躍にあるというのに、今回は、その大半が陸上での“泉探し”。移動ばかりでアクションシーンも中途半端だ。おかげで3Dの効果もさっぱりという有様である。人魚が登場するシークエンスはさすがに魅せたが、これでは、インディ・ジョーンズやナショナル・トレジャーと変わらない。海賊らしさがほとんどないのは、何とも寂しい。

そんな中、嬉しいのは、ある目的を持って英国将校になったバルボッサとジャックとの息のあったコンビぶりだ。2人のとぼけたかけあいに、シリーズを見守ってきたファンは、海と自由を愛してやまない海賊魂を見るだろう。例によって、長いエンドロールの後にちょっとしたワンシーンがある。物語は完結しているが、もしや続きがあるかも…と期待してしまいそうだ。
【65点】
(原題「PIRATES OF THE CARIBBEAN:ON STRANGER TIDES」)
(アメリカ/ロブ・マーシャル監督/ジョニー・デップ、ジェフリー・ラッシュ、ペネロペ・クルス、他)
(アクション度:★★★☆☆)
チケットぴあ



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