メン・イン・ブラック3 blu-ray & DVDメン・イン・ブラック3 blu-ray & DVD
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黒服のエージェントコンビが10年ぶりに復活したシリーズ第3弾「メン・イン・ブラック3」。JとKの意外な関係に感動する。

人類に紛れて地球に生息するエイリアンを監視し、その暴走を取り締まる極秘組織MIBの凄腕エージェントで、仏頂面のKとお調子者のJは、長年のコンビ。だがある時、Kは単独で事件を追い、その理由をJに明かさないまま、消息を絶ってしまう。MIBの上司Oに問い正すと、「Kは、40年以上前に亡くなった」という不可解な回答が返ってくる。どうやら何者かによって過去が書き換えられてしまったらしい。Jが混乱する中、エイリアンの侵略が始まった。謎を解明し、地球の危機を救うため、40年前にタイムスリップを試みるJだったが…。

このバディ・ムービーはいつ見ても楽しい。今回はタイムスリップという大技を引っさげてのシリーズ第3弾だ。導入部の脱獄劇に始まり、ちょっとマヌケなエイリアンたちを軽くかわす展開に、懐かしさとワクワク感が漂ってくる。物語は月面にある銀河系刑務所から脱獄した片腕の凶悪犯ボリスが、かつて自分を逮捕したKを亡き者にしようと企てることから始まる大バトル。すべての秘密は過去にあることから1969年へとタイムスリップするという流れだ。これが実に良くできていて、アポロ11号の打ち上げに沸く当時の世相は、宇宙への関心が高く、米国で常に語られる宇宙関連の都市伝説と絶妙に重なる。さらに1969年といえば人種差別が激しく、自分とは異質のものを忌み嫌う時代。そこに生息するエイリアンはどこか哀愁さえ漂って、米国の歴史に思いをはせることもできるから、この娯楽作は、案外軸がしっかりしている。楽しいのは、60年代のファッションや風物で、レトロ・モダンな当時のMI6の特殊武器のアイテムが実におしゃれ。40年前のKを演じるジョシュ・ブローリンの“若き”仏頂面もナイスだ。犯罪者ボリスとの熾烈な戦い、未来が見えるある人物の危険すぎる協力、アポロ11号打ち上げの世紀のプロジェクトと、ハラハラする展開がてんこもりだ。そして何といっても、終盤に明かされるKとJの意外な関係には、思わずホロリ。やっぱりこの二人は地球最強、いや、宇宙最強の名コンビだ。
【65点】
(原題「MEN IN BLACK 3」)
(アメリカ/バリー・ソネンフェルド監督/ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン、他)
(バディ・ムービー度:★★★★★)
チケットぴあ

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メン・イン・ブラック3@ぴあ映画生活