映画 ホタルノヒカリ [Blu-ray]映画 ホタルノヒカリ [Blu-ray]
新婚旅行先のローマで発生したハプニングを描く人気TVドラマの劇場版「映画 ホタルノヒカリ」。あのスペイン階段をゴロゴロと転がる場面に苦笑。

仕事はきっちりこなすが、「恋愛するより家で寝ていたい」が口癖の、通称、干物女こと雨宮蛍。いろいろなことを乗り越えて、高野部長(ぶちょお)とめでたくゴールインしたものの、相変わらずのグータラ生活を満喫していた。そんな彼女が、ぶちょおの夢が“愛する人とのローマの休日”と知ると、イタリアへの新婚旅行を決意する。はりきるホタルだが、ローマで、イタリア版干物女・莉央とその弟に出会ったことから騒動に巻き込まれる。さらにぶちょおがローマの街で消息を絶ってしまう…。

原作はひうらさとるによる大人気コミック。「干物女」は流行語大賞にもノミネートされるなど、社会現象となった。TVドラマでめでたく結ばれたホタルとぶちょおのその後のロマンスを描くのが本作。豪華イタリアロケと、イタリア版干物女を演じる松雪泰子が映画版を盛り上げるという構図だ。物語の舞台がイタリアに移っても、ユルいギャグのやりとりや、唐突なダンス(外国で安来節も!)が登場するなど、TVファンには嬉しいサービスが満載だ。正直、TVドラマ未見の私としては、置いてけぼり状態になることもしばしばだが、会社ではデキる女性のヒロインが、自宅で見せる超絶のくつろぎモードは楽しめる。前髪をゴムで結び、ラクなジャージ姿、縁側でゴロゴロしながら片手にはビール。部屋が散らかし放題なのは、自宅でもローマのホテルでも同じだ。綾瀬はるかの天然の明るさも手伝ってヒロインのホタルを魅力的に見せている。ただ、イタリアで出会うワケアリの美女・莉央の秘密やぶちょお失踪のエピソードは、なんとも陳腐。あくまでもTVファン向けのスペシャル版とはいえ、「一生懸命生きる女性はすてき」などの、魅力的なセリフがあるので、それをもっと活かした物語が見たかった。見所はアニメ映画「天空の城ラピュタ」のモデルとなった町チヴィタ・ディ・バニョレージョが登場すること。“天空の街”と呼ばれると同時に“死にゆく街”という別名をも持つ断崖の街の景観が独特で美しい。
【45点】
(原題「映画 ホタルノヒカリ」)
(日本/吉野洋監督/綾瀬はるか、藤木直人、手越祐也、他)
(ユルユル度:★★★★☆)
チケットぴあ

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