プレーンズ2/ファイアー&レスキュー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
飛行機が主人公の大ヒットアニメの続編「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」。続編の方が出来がいいという珍しいパターンの映画。

世界一周レースで優勝したプロペラ機のダスティは、レスキューのライセンスを取得するため、広大な山岳地帯を火災から守るレスキュー隊に入隊する。新米のダスティを迎えてくれたのは、ボスでベテランの消防救助ヘリコプターのブレードら、個性的な面々たちだ。世界最速のレーサーのダスティだが、ここでは危険な山火事に勇敢に立ち向かうレスキュー隊員たちに圧倒される。厳しい指導と温かい励ましの中、ダスティは奮闘し、次第に成長していくが、やがて彼がなぜレスキュー隊に入隊したかが明らかになる…。

前作は農薬散布機のダスティが世界一周レースに参加し、見事に勝利を勝ち取るという物語だった。楽しい映画ではあったが、それは“「カーズ」の世界観を大空に移した”というキャッチコピーそのままで、それ以上でもそれ以下でもなかった。だが、今回はちょっと違う。ダスティが身を投じるのは、森林火災に立ち向かうレスキュー隊だ。無論、華やかなレースの世界からレスキュー隊に入るからには、重大な理由があるのだが、未知の世界に飛び込んだダスティは、一人では不可能なミッションも、仲間となら成し遂げられるということを学んでいく。順位を競うレースから、命を救う災害救助へ。この勇気あるジャンル変更にこそ、続編ながら、成熟を目指した作り手の心意気がある。本作に登場するのは、消防救助ヘリコプター、重量貨物ヘリ、水陸両用飛行機に、パラシュート隊の小型消化作業車など、魅力あふれる働く乗り物たちで、それぞれきっちりキャラが立っているのがいい。終盤には実写映画さながらの大スペクタクル・アクションが用意されていて、災害に対して美しいという形容は不謹慎と分かっていても、迫力たっぷりでリアルな炎の美しさに手に汗を握りつつ見入ってしまった。主人公の挫折と成長、悪役の上役に、頼もしい現場のボス、危機に見舞われる老夫婦…と、実写パニック映画さながらの展開が見事だ。しゃべる飛行機が主人公のアニメーションだが、命の尊さ、仕事への誇り、チームワークの意味など、そこにあるメッセージは働く大人たちの胸に迫るものばかり。新しくリスタートしたダスティにぜひ会いに行ってほしい。
【70点】
(原題「PLANES: FIRE & RESCUE」)
(アメリカ/ロバーツ・ガナウェイ監督/(声)デイン・クック、エド・ハリス、ジュリー・ボウエン、他)
(チームワーク度:★★★★☆)
チケットぴあ

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