イコライザー(アンレイテッド・バージョン) (初回限定版) [Blu-ray]
昼と夜の2つの顔を使い分ける元CIAの男がロシアン・マフィアと対峙するアクション「イコライザー」。かなりムチャぶりなのだがデンゼルならば許す!

昼はホームセンターで真面目に働くマッコールは、かつてはCIAのトップエージェントだったが、今は過去と決別し、静かに暮らしている。不眠症の彼は深夜カフェで読書をするのが日課だが、そこで知り合った娼婦のテリーと他愛のない会話をかわすうちに、彼女がロシアン・マフィアから酷い仕打ちを受けていることを知る。マッコールは、かつての殺傷能力を活かしてテリーを痛めつけたマフィアを一掃するが、その“仕事”がきっかけとなり、ロシアン・マフィア最凶の殺し屋ニコライが執拗に彼を追いつめていく…。

昼はホームセンターの正社員、夜は腐敗した警察や悪人を成敗する闇の仕事人“イコライザー”。この“必殺仕事人”のベースは80年代のTVドラマだそうだが、どうりで細部が大雑把だ。主人公のマッコールは、日本の仕事人とは違い、金銭を受け取ったり契約を交わしたりはしない。正義感と善意だけで悪人を葬るのだから、何とも欲のない話だ。ホームセンターに押し入った強盗も、売上金を巻き上げる悪徳警官も、マッコールにかかれば瞬殺で倒される。いくらなんでも強すぎ!なのだが、そんなスーパーヒーロー並の能力を納得させてしまうのが、名優デンゼル・ワシントンなのだ。実際、本作は彼の存在感だけで成り立っているようなものだが、ロシアン・マフィア最強の殺し屋ニコライは、実はマッコールと互角に戦う力量がある敵役。もう少し2人のバトルに工夫がほしかったところだ。面白さは、銃を使わず、身の回りにあるものすべてを武器に変えて敵を殺傷する主人公の殺しのテクニックにある。クライマックスは深夜のホームセンター内でのバトル。砂、鉄線、金槌、電動ドリルなど、DIYな殺しっぷりはかなりエグいので要注意だ。それにしても娼婦役を演じるクロエ・グレース・モレッツは、まだ大人の女性になる前の少女特有の、危うい色っぽさがある。ずっと素性を隠して暮らしていた主人公を正義に目覚めさせるほど、セクシーなのだ。
【60点】
(原題「THE EQUALIZER」)
(アメリカ/アントワン・フークア監督/デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、他)
(スーパーヒーロー度:★★★★☆)
チケットぴあ

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