神さまの言うとおり Blu-ray スペシャル・エディション
不条理なゲームに命がけで挑む高校生たちの運命を描く「神さまの言うとおり」。よくあるデス・ゲームものだが、映像が凝っている。

退屈な日常にうんざりしていた高校生・瞬。だが、突如、教室にダルマが出現し、動くと首が吹っ飛ぶという命がけのゲーム“ダルマさんが転んだ”を仕掛けてくる。クラスで唯一生き残った瞬は、幼馴染の同級生・いちかと一緒に第2のゲームへと向かう。一方、世間では、この死のゲームが中継されており、生き残った高校生たちを“神の子”と崇めはじめていた…。

原作は、金城宗幸(ARTは藤村緋二)による人気漫画。素朴な遊びと不条理なデス・ゲームの組み合わせは、なるほど衝撃的だ。登場するゲームは、ダルマによるダルマさんが転んだ、巨大まねき猫による玉入れ、こけしたちのかごめかごめ、シロクマの嘘つき探し、マトリョーシカたちのカンケリ。愛くるしく不気味な敵キャラのヴィジュアルは、バイオレンスかつコミカルなところが上手い。なぜこういう状況になったのか、という説明はいっさいなし。冒頭からいきなり首がぶっ飛ぶすさまじいスプラッタ状態なので、考えるヒマもなく、観客はこの死のゲームに参加させられているというわけだ。理不尽な死の遊戯を描いた作品は「カイジ」など多数あるのだが、そこは鬼才・三池崇史。凝りに凝ったVFXで他の映画との違いを見せている。特に“だるまさんが転んだ”の血を赤いビー玉で表現するセンスには感心した。次々に繰り出される死のゲームの果てに待つ結末は、ちょっと予想外。ちなみにこの映画の原作は「壱」で、現在「弐」が連載中だそう。あるのか、続編?!
【55点】
(原題「神さまの言うとおり」)
(日本/三池崇史監督/福士蒼汰、山崎紘菜、染谷将太、他)
(スプラッタ度:★★★★☆)
チケットぴあ

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