年間ベストテン
2008年01月11日

おまけ!2007年ベストアニメ映画5

ベスワス映画ベスト・ワースト・ユニーク映画を発表し終わりました。
アニメーションをユニーク映画のカテゴリーに入れたものの、やっぱりこれは独立させるべきだったと反省。タイトルと製作国だけですが、簡単にベスト・アニメーション映画を発表しておきます。
アメリカ、ヨーロッパ、日本の3つの地域別に選択しました。
ユニーク映画と重複するものもありますが、ご容赦を。

◆おまけ!ベスト・アニメーション・ムービー。1位以下は、順不同です。

【1位】「ストリングス〜愛と絆の旅路」(日本・デンマーク)

「ルイスと未来泥棒」(米)
「レミーのおいしいレストラン」(米)
「モンスター・ハウス」(米)
「ルネッサンス」(仏・英・ルクセンブルク)
「ペルセポリス」(仏)
「アズールとアスマール」(仏)
「春のめざめ」(露)
「秒速5センチメートル」(日本)
「河童のクゥと夏休み」(日本)
「ジーニアス・パーティ」(日本)

「ベオウルフ」はアニメーションなのか?? 未だに謎です。
「ザ・シンプソンズ」は日本公開の主流が字幕版だったら…と悔やまれます。
超話題作という意味では、断然「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」でしょう。

やっぱり、来年からアニメは別のカテゴリーできっちり語らなくては…!
だって、こんなに充実してるんですもの。
個人的には、日本やアメリカの作品だけでなく、ヨーロッパのアニメーションにも、もっと興味を持ってほしいと願っています。

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/



cinemassimo at 00:11|この記事のURLComments(3)TrackBack(2)clip!
2008年01月09日

2007年ユニーク映画5

ベスワス映画特別賞をあげたい意欲作・珍作の映画たちをご紹介します。
本当はベストに入れたい作品もあったり(惜)。
アニメーションもここに入れました。
ユニーク映画は百花繚乱。必見のカテゴリーですよ。さっそくGO!

◆ユニーク・ムービーは、忘れられない可愛い映画たち。順不同でどうぞ。

デス・プルーフ」「プラネット・テラーin グラインドハウス
テイストは安っぽく、でも中身は最高におもしろく!偽の予告編がまたイイ。
もともとは2本立興行企画なので、あえて2本セットで並べてみました。
往時のB級再現度は「デス・プルーフ」、現代へのリンク度は「プラネット・テラー」というところ。才能ある映画オタク発の、愛ある映画讃歌でした。
デス・プルーフ プレミアム・エディション
プラネット・テラー プレミアム・エディション

マリと子犬の物語」:
柴犬たち可愛すぎ!見も心も捧げて(?!)応援させていただきました。
マリ(本名イチ)は全国キャンペーンに初日舞台挨拶と、大忙し。アイドルやジャニーズの俳優抜きでボックス・オフィスを賑わせた点を評価したい。
子役の名演も必見です。中越地震の被災者の方々、頑張ってください!
マリと子犬の物語 (小学館文庫 ふ 11-1)

スキヤキウェスタン ジャンゴ」:
このデタラメさが最高。無駄な豪華キャストが嬉しい。やっぱ三池は天才だ!この映画に惜しげもなく出演するタランティーノの懐の深さに敬服。
いいぞ、タラちゃん!もとネタのマカロニ・ウェスタン「続 荒野の用心棒」もぜひ。SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ スタンダード・エディション

インランド・エンパイア」:
はっきり言ってワケが分かりません。それでも好きなの、満喫したの〜っ!3時間もあるというのに、まったく退屈しませんでした。ていうか頭の中はもはやトリップ状態。一種のドラッグ・ムービーと言えましょう。
リンチ・ワールドに浸って、私、とっても幸せです。
インランド・エンパイア 通常版

ストリングス〜愛と絆の旅路〜」:
個性という意味でこのアニメは最高です。マリオネットの糸に意味を持たせた点が素晴らしい。水や火などの自然を人形アニメに大胆に取り込み、得がたいビジュアルを作り出した点も高評価。デンマークの人形アニメという未知の領域を教えてくれた意味でも貴重な1本でした。
ストリングス ~愛と絆の旅路~


河童のクゥと夏休み」:
この日本製アニメは、2時間半に近い長さながら中ダルミは全くなし。一見、子供向けに見えますが、ターゲットは大人層。普通なら少年が田舎で河童に会い、癒しの展開になるところを、河童が時を越えて都会にやってくる物語が個性的でした。しかもマスコミに河童の存在をカミング・アウト。どうオチを付けるのかと思ったら、実に気が利いたラストなんだなぁ、これが。
河童のクゥと夏休み

アズールとアスマール」:
仏のアート・アニメの雄、ミシェル・オスロの描く世界は、とびきり緻密で美しいスペシャルな世界。おとぎ話のフォーマットの中に、人種問題やカルチャー・ギャップを大胆に盛り込み、現代のフランス社会を拡大投影する知的なアニメーションでした。まるで優雅な美術鑑賞のような気分になります。アズールとアスマール

俺たちフィギュアスケーター」:
涙が出るほど笑いました〜。米国おバカ映画らしく、ひとかけらも品位がないところが潔い。股間リフトに、北朝鮮がらみの必殺技アイアン・ロータスと、バカバカしさが全開のスポーツものは、選曲の楽しさもバツグン。このテの映画は普通ビデオ・スルーなのですが、劇場公開した配給会社の英断に拍手です。

ロッキー ザ・ファイナル」:
この映画は、第一作に原点回帰して落とし前を付けるという製作者の単なる自己満足。世間の評判は概ね良かったけれど、人々はおそらくスクリーンを見ながらその向こう側に自分にとっての名場面の「ロッキー」を見ているに違いありません。印象的なあのメロディを聴くだけで、名作が蘇り感動してしまう…。まるでパブロフの犬並の条件反射的刷り込み作用じゃありませんか。
名作映画の力、恐るべし!ロッキー・ザ・ファイナル (特別編)

ディパーテッド」:
作品の出来は最高。でもオリジナルの香港映画「インファナル・アフェア」が秀作なので、それは当たり前でしょう?名匠スコセッシにオスカーが渡ったのはいいとしても、何もリメーク作品で受賞しなくても(悩)。ディカプリオ、デイモン、ウォルバーグと、顔の作りが似た3人が一同に会し、キャラがつかみにくいという映画ファン泣かせのキャスティングが謎。映画の質ではベストに入れたいところですが、やっぱりこれはユニーク・ムービーということで。ディパーテッド

むむむ…、ユニーク・ムービーこそ、真のベスト・ムービーのような気さえしてきました。記憶に残るのはきっとこういう映画なんだと思います。

皆さんの声をぜひお聞かせくださいませ。
次回は2007年総括と2008年展望です。お楽しみに〜!

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/



cinemassimo at 00:11|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)clip!
2008年01月08日

2007年ワースト日本映画1

ベスワス映画さぁ、いよいよ最も充実している(?)日本映画のワースト・ムービーの発表です。このカテゴリーには言いたいことが山ほどあるゾォ!
ううぅ…、思い出しただけでもムカついてきました(怒)。
10本では収まらない予感がしますが、何はともあれ、GO!

◆ワースト・ムービー:日本映画

【1位】「恋空」:

誰に何と言われようとも、ダントツのトップはこれしか考えられません。
ケータイ小説を映画化したこの作品は、大ヒットを記録したものの、賛否両論で興味深い現象を巻き起こしました。この映画について、公私共に批判的記事を書いた私は、終いには取材まで受けてしまいました。一人称スタイルで進み、状況説明はいっさいなし、不幸の羅列をルールとするのがケータイ小説。そこでは許される表現形態を、大人の世界の映画というメディアに持ち込んだ罪は深いと言えましょう。リアリティの無さには唖然としますが、ここまでくれば名人芸かもしれません。ちょっと思い出しただけでも…、末期ガンで食事も喉を通らないはずなのに、野原で弁当バクバク食ってていいのか? 朝帰りした娘が連れてきた初対面の男が、破れた写真をつないだだけで両親の離婚の危機を回避できるのか?? 恋愛するのはいいとして、妊娠・流産、校内でアンなこと・ソンなこと…、ヒロインの学校生活っていったい何なのよ??? と、見終わった後に突っ込みどころはてんこもり。そういう意味では楽しませてもらいましたが、こんなモンを“映画”と言われちゃ私ら大人は迷惑なんです。これで泣いてる10代のキミ、映画とは何か分かってるかぁ?!何より情けないのは、1200万人の読者をあてこんで、恥ずかしげもなく映画化する製作者の、商人(あきんど)根性。儲かりゃイイってもんじゃないでしょう!
恋空〈下〉―切ナイ恋物語  恋空〈上〉―切ナイ恋物語

2位「象の背中」:

秋元康の原作という時点で、ヤバいと思ったのがこの映画。
「恋空」が10代の女の子の妄想の世界なら、こちらは中年男の願望といったところ。共通項は難病ものという点ですが、こっちは治療を拒否して自分の都合だけを追及するいい大人が主人公だけに、タチが悪い。ものわかりのいい美しい妻、若い愛人、頼りになる息子に自分のために踊ってくれる可愛い娘。そんな人々に見守られながら死にたいという中年男性の勝手な言い分を聞いていると「さっさと死ねば?」と言いたくなりました。だいたい象というのは、死期を悟ったら“人知れず”墓場へと向かうもの。この主人公は、愛人から旧友まで自分の病気を言いふらし、同情を買うような言動を繰り返すから、ただただあきれるばかり。しかもそれを演じるのが名優の役所広司で、無駄に豪華な配役が涙を誘いました。何より、必死で治療をしている同病の患者さんや家族に対して失礼な内容で、許すわけにはいきません!
象の背中 (扶桑社文庫 あ 11-1)

3位「天国は待ってくれる」:

なんともヘンテコなものを作ってくれたものです。これも一種の難病ものと言えましょうか。都合が悪いときだけ意識不明になり、都合がいいときだけムックリと起き上がる。そんな病気を考え付くなんて、ある意味、スゴい展開でした。題名がエルンスト・ルビッチの名作ラブ・コメと同じっていうところにも、安っぽさと情けなさが漂ってます。ゴシップまみれの岡本綾に清潔感がなかったところもイタい映画でした。
天国は待ってくれる スタンダード・エディション

(以下、順不同)

「蒼き狼 地果て海尽きるまで」「遠くの空に消えた」「阿波DANCE」
「パッチギ!LOVE and PEACE」「プルコギ」「大日本人」
「転校生 さよならあなた」「愛の流刑地」「HERO 劇場版」
「アンフェア The MOVIE」「歌謡曲だよ、人生は」「未来予想図」

あぁ、日本映画のワースト・ムービー、なんて充実しているの!!
ていうか、感心してる場合じゃありません。
ゆゆしき事態じゃないですか。これでいいのか、日本映画。
難病で人が死んで感動で涙…っていう流れ、そろそろ止めにしましょうよー!

皆さんの声をぜひお聞かせくださいませ。
次回はユニーク・ムービーです。お楽しみに〜!

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/



cinemassimo at 00:04|この記事のURLComments(6)TrackBack(1)clip!
2008年01月07日

2007年ワースト外国映画1

ベスワス映画実はベスト・ムービーより気合が入るのがワースト・ムービー選び。なぜこんなモノを私が見なくちゃいけないのか…?!と憤ることが何度あったことでしょう(怒)。この場を借りてキッチリ文句を言わせていただきます。では、さっそくGO!

◆ワースト・ムービー:外国映画

【1位】「トランスフォーマー」:

ただ騒々しいだけの空虚な大作。もとネタが日本製のおもちゃと思うと責任を感じないでもないけれど…。いかにもマイケル・ベイらしい派手さと、確信犯的ご都合主義の連打に唖然。いつ見てもぶっ壊し状態のスクリーンを見ながら眠気を催しました。大ヒットのこの映画、悪口の言いがいもあるというもの。やっぱ1位で決まりです!
トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション

【2位】「パーフェクト・ストレンジャー」:

あまりに情けない出来のミステリー。美貌と演技力を兼ね備えたハル・ベリーですが、作品選びの審美眼はイマイチ。「キャット・ウーマン」で懲りたかと思ったら反省の色は全くないようで、彼女のこれからのキャリアが本気で心配です。半端なヒットよりはむしろラジー賞狙いなのか?!しかし、この映画の予告編は上手かった…。騙された人、お気の毒です。
パーフェクト・ストレンジャー

【3位】「ゴール!2」:

作品の出来もひどいけど、何よりも企画負けのイメージが強いのがこの映画。公開時にレアル・マドリが絶不調で、作品に白々しさが漂っており、もはや同情する気持ちにもなりません。旬を掴み取るスポーツ映画で何年にも渡るシリーズものにした企画が甘い。反省したまえ!
GOAL!2 STEP2 ヨーロッパ・チャンピオンへの挑戦 スタンダード・エディション

【4位】「オール・ザ・キングスメン」:

名作の安易なリメークがスベッた典型がこれ。そもそも、悪徳政治家という素材が、今の世の中では珍しくもなんともないし、何を今さらリメークするの?と言いたくなります。一見、豪華なキャストも、全てはショーン・ペンのオーバー・アクションで台無し。ただし、旧作は素晴らしい出来です、念のため。

【5位】「肩ごしの恋人」:

大人気だった韓国映画にもかげりが出てきました。この内容ははっきり言って時代遅れ。美人女優を2人そろえても、内容に面白みや新しさが全く感じられないようでは、無駄にむなしいだけ。なぜ、わざわざ日本のTVドラマを焼きなおすのか全く理解できない。古臭いトレンディ・ドラマを見てるようで、脱力感だけが残る作品でした。

(以下順不同)

「ハンニバル・ライジング」「不完全なふたり」「ブリッジ」「大統領暗殺」「TAXi4」
「ラッキー・ユー」「ナンバー23」

う〜む…、まだまだあるような気がするけれど、とりあえずこんな感じ。

皆さんの声をぜひお聞かせくださいませ。
次回はワースト・ムービー:日本映画です。お楽しみに〜!

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/



cinemassimo at 00:07|この記事のURLComments(3)TrackBack(1)clip!
2008年01月06日

2007年ベスト日本映画5

ベスワス映画2007年ベス・ワス映画の発表、2日目は、ベスト・ムービーの日本映画部門です。ちなみに、新作劇場公開映画鑑賞総数305本の内、日本映画は104本でした。

舞台挨拶での騒動や、興行収入はダントツなのにまったく賞にからまない大ヒット作など、いろいろな意味で、邦画界はにぎやかでした。邦画好調はここ数年の流れですが、本当に素晴らしい作品ははたして?ではさっそくGO!!

◆ベスト・ムービー:日本映画

【1位】「キサラギ」:

ダントツにおもしろかった!密室劇で、次々に変わる状況とピタリとハマッた俳優陣のキャスティング。大いに笑って最後はホロリ。脚本力を感じる作品に出会うとそれだけで嬉しくなります。大人気の小栗旬の、ルックスではなく演技力に注目しましょう。日本映画はエンタメより真面目な社会派映画が評価されがち。でも映画本来の楽しさを教えてくれるこんな作品は貴重だと思います。よって、ベストはこれに決定!
キサラギ スタンダード・エディション

【2位】「あしたの私のつくり方」:

今年最も輝いた美少女で、演技力も兼ね備えた期待の女優・成海璃子ちゃん。彼女の主演作のこの作品は少女たちの繊細な日常を丁寧につづった秀作。大人になった女性が見ると、胸キュンまちがいなしです。決して大作ではないですが、心に残る1本という感じで、1位とは僅差で2位に決定しました。
あしたの私のつくり方

【3位】「クワイエットルームにようこそ」:

マルチに活躍する松尾スズキの才能がいかんなく発揮された快作。チョイ役まで豪華キャストなのは監督の人脈のなせる技。ビターな内容を、精神病棟という特殊な空間で展開したのが勝因でしょうか。演劇的演出も功を奏してたと思います。
クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組)

【4位】「ALWYAS 続・三丁目の夕日」:

配給会社的には、東宝一人勝ちの邦画界ですが、やはりこれは実力通りの出来栄え。たっぷりと時間とお金をかけたCG、破綻のない脚本、見たことないはずの昭和30年代を誰の胸にもノスタルジーと共に念写して、続編ながら上手さを見せてくれました。

【5位】「それでもボクはやってない」:

冤罪ものという点では決して新しい素材ではないものの、今の時代の問題を巧みに盛り込んで、評価が高い作品でした。社会に一石を投じた志の高い映画と言えましょう。

(以下順不同)

「夕凪の街 桜の国」「サッドヴァケイション」「蟲師」「ユメ十夜」

あらら…、外国映画と違って、10本に満たないじゃないですかぁ〜!困ったなぁ…。これが邦画の現実なのか(悩)。

さて、こちらも、なぜ○○が入って、△△が入らないの?!など、ご意見、ご不満、疑問が山ほどおありでしょうね(笑)。皆さんの声をぜひお聞かせくださいませ。
次回はワースト・ムービー:外国映画です。お楽しみに〜!

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/



cinemassimo at 00:09|この記事のURLComments(3)TrackBack(6)clip!
2008年01月05日

2007年ベスト外国映画5

ベスワス映画2007年の新作劇場公開映画の鑑賞総数は305本。ワタシ的には、例年より、ちょっと少なめという数字です。

それでも沢山の映画たちが、スクリーンを様々な色に染めてくれました。心に残る名作から、文字通り泡となって砕け散った駄作まで、2007年の映画界もにぎやかだったことよ。そんな可愛いコたちに優劣を付ける、非情な作業がこのベス・ワス映画選び。清水の舞台から飛び降りる気持ちで(?)、私的ベスト・ムービーとワースト・ムービーを選んでみました。

ただし、メルマガやブログで付ける点数通りにはならないところがミソ。鑑賞してから時間がたってジワジワと評価が上る作品もあるんですよね。もちろんその逆もありですけど。今日から6日連続でドド〜ンとご紹介しましょう。順番はこんな感じ。

 ★ベスト・ムービー:外国映画
 ★ベスト・ムービー:日本映画
 ★ワースト・ムービー:外国映画
 ★ワースト・ムービー:日本映画
 ★ユニーク・ムービー
 ★2007年総評と2008年展望
 ★おまけ!ベスト・アニメ映画 ← 後から追加しました

名付けて「配給、劇場には言えないベス・ワスのこと」。
まずはベスト外国映画からGO!!

◆ベスト・ムービー:外国映画部門

【1位】「13/ザメッティ」:
まさかこんなマイナーな作品が1位になろうとは。自分でもビックリしてます。グルジア発のフィルム・ノワールは全編モノクロで超スタイリッシュ。特に全員の頭に銃を構える強烈なビジュアルなど、構図のセンスの良さがズバ抜けていました。見たこともない顔の俳優たち、聞いたこともない名前の監督。こんな“どこの馬の骨”的映画なのに抜群におもしろい。リメークや続編、TVドラマの劇場版ばかりが人気の近年の映画界において、オリジナリティとは、まさしくこういうものを言うのです。嬉しい驚きで、冗談抜きにシビれました。文句なしに2007年マイ・ベスト・ムービーに決定!見た人、きっと少ないでしょうね(涙)。DVD出てますのでぜひどうぞ。13/ザメッティ

【2位】「バベル」:

こちらは話題作だったんで、ご覧になった方も多いでしょう。私はこれがオスカーを取ると信じてたんですが…。でも、アカデミー賞を取れなかったからって、それがいったい何だと言うんでしょうかっ!この秀作群像劇では、豪華キャストの中で日本人俳優も大活躍。悲しいエピソードが多いのに不思議と幸福な余韻が残りました。この映画を見た後は、誰もが、会ったこともない人に対しても慈しみの気持ちをいだくでしょう。こんな映画はめったにお目にかかれません。複数の物語を連立させて1本の映画を作るイニャリトゥ監督のスタイルが、世界照準に達した作品でした。バベル スタンダードエディション

【3位】「ツォツィ」:

アカデミー賞外国語映画賞をとったにもかかわらず、日本では地味〜に公開。でも、素晴らしい作品であることは口コミで伝わったはず。南アフリカ共和国を舞台にした超ビターな“赤ちゃん映画”でした。命の扱いが限りなく軽い昨今、すぐに人が死ぬ安っぽい映画ばかりが流行る中、「生」にこだわった物語は個人的にも高評価。社会派ドラマとしてばかりではなく、青春映画としても美しい内容で、映像センスもかなりイケてると思います。
ツォツィ プレミアム・エディション(2枚組)

【4位】「ボーン・アルティメイタム」:

無駄のないアクション映画の傑作で、気合の入った映像には興奮させられました。3部作全てが素晴らしい出来でしたけど、この最終章はとりわけ良かった!ヘンな顔のマット・デイモンを“美しい”と思える映画としても貴重なシリーズですゾ。

【5位】「ヘアスプレー」:

この楽しさ!マジでヤバい!もはや洗脳に近いんじゃないでしょうか?!米国エンタメ界のすそ野の広さを感じるミュージカルと言えましょう。小さな脇役キャラまでパフォーマンスは最高で、いっさい手抜きなし。サントラも含めて最高に楽しみました。

(以下順不同)

「アフター・ウェディング」「ブラッド・ダイヤモンド」「善き人のためのソナタ」
「パンズ・ラビリンス」「クィーン」「ボルベール<帰郷>」「やわらかい手」
「華麗なる恋の舞台で」「主人公は僕だった」「今宵、フィッツジェラルド劇場で」

あ〜、10本越えちゃった(爆)。外国映画部門は粒ぞろい。まだまだあるのに〜!
このあたりで涙をのんで終了します。

なぜ○○が入って、△△が入らないの?!など、ご意見、ご不満、疑問が山ほどおありでしょう(笑)。皆さんの声をぜひお聞かせくださいませ。
次回はベスト・ムービー:日本映画です。お楽しみに〜!

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/



cinemassimo at 00:05|この記事のURLComments(3)TrackBack(6)clip!
2007年07月07日

2007年上半期映画総括5

ひとりごと早いもので、2007年ももう半分以上過ぎました。
毎日映画漬けの生活を送っている私としては、ここらで上半期を振り返って見るのも良いかと…。
順位を付けるのはまだ早いので、とりあえず心に残ったイイ映画、あるいは心の中で“責任者出せ〜っ”と叫んだダメ映画を、公開された作品の中から、思いつくままに書いてみます。

◆「見て良かったわぁ♪」映画
(外国映画)「13/ザメッティ」「ドリームガールズ」「ツォツィ」「バベル」「主人公は僕だった」
(日本映画)「キサラギ」「あしたの私のつくり方」「蟲師」

◆「貴重な時間を返せ〜っ!」映画
(外国映画)「オール・ザ・キングスメン」「GOAL!2」「シュレック3」
(日本映画)「天国は待ってくれる」「そのときは彼によろしく」「転校生 さよならあなた」

とりあえず、こんな感じ。下半期には名作てんこもり!と信じよう。
私はいつも「今から見る1本こそが、世紀の大傑作かも」という希望を持って映画に臨んでいます(←これ、けっこうマジです)。

ん??半年過ぎたということは、このブログに引っ越して正式オープンしてから半年たったってことなのね。
もう半年?まだ半年!ようやくコンテンツ構成も固まり、自分なりに軌道にのって来ました。
これからも頑張ります。今後ともどうぞごひいきに(^o^)/

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/



cinemassimo at 11:26|この記事のURLComments(2)TrackBack(4)clip!
2007年01月09日

2006年ベス・ワス発表5

2006年も沢山の映画たちにめぐり合った。
そんな可愛いコたちに優劣を付ける、非情な季節が年末年始。
配給会社や劇場には秘密(ネットに出してどこが秘密じゃ?!)のベスト・ムービーを選んでみた。
ついでにワーストも。(これが実は楽しい、フフフ…)
では、名付けて「配給、劇場には言えない10のこと」。GO!!

◆まずはベスト・ムービーから。

外国映画部門(順不同)
「クラッシュ」:オスカー受賞の群像劇に敬意を表して。意外なキャスティングも高ポイント
「ブロークバック・マウンテン」:マイノリティの悲哀を美しい自然の中で描き、話題独占。
「ニュー・ワールド」:しびれるような美しい映像と哲学的なヴォイス・オーバーが圧倒的。
僕の大事なコレクション」:思いがけない拾い物。どこかクストリッツァ風のとぼけた味がいい。
「ククーシュカ」:3人の男女のやりとりが笑わせる。静かな反戦のメッセージを感じる小品。
「ココシリ」:チベットの圧倒的な自然にやられた。未知の世界を知る喜びも。
トランスアメリカ」:ロードムービーにしてトランス・ジェンダー。旬の素材の秀作。
「トンマッコルへようこそ」:勢いのある韓国映画から1本。笑いと涙で王道を行く。
「サンキュー・スモーキング」:喫煙は社会悪?それを判断できる自分の力が必要と説く佳作。
「トゥモロー・ワールド」:終盤の長回しを見るだけでも価値あり。大人のSF映画。






クラッシュ

ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション
ニュー・ワールド コレクターズ・エディション
僕の大事なコレクション 特別版
ククーシュカ ラップランドの妖精
ココシリ
トランスアメリカ
トンマッコルへようこそ
トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション
サンキュー・スモーキング

邦画部門(順不同)
「かもめ食堂」:ゆる〜っとフィンランド。映画の良し悪しより心地よさが先に来た。
「花よりもなほ」:異色の時代劇。是枝裕和の新しい面を発見。
「時をかける少女」:秀作アニメーション。宣伝期間が短く短命だったのが惜しい。
「ゆれる」:上手すぎる俳優陣、ミステリアスな物語。出来がいいのは当然という気も。
「フラガール」:素直な感動を呼ぶ実話。ダンス・パフォーマンスも素晴らしい。


かもめ食堂
花よりもなほ 通常版
ゆれる

フラガールスタンダード・エディション
時をかける少女 通常版

◆続いてワースト・ムービー。外国映画、日本映画、併せてどうぞ。(順不同)

「PROMISE」:チェン・カイコー、頭がおかしくなったのか?!それともギャグなの?
「デュエリスト」:ひたすら続くスローモーション。さっさと進まんかいっ!
「ポセイドン」:リメイクだが、あの名作をよくもこんなメに…。許さんゾーーー!
「ワールド・トレード・センター」:これじゃただのビル崩壊事故。O.ストーン作品とは思えない。

「キャッチ・ア・ウェーブ」:あまりのアホらしさに、試写室を途中で出ました(数年に一度の行動)。
「ドッグ・ラヴァーズ・シンフォニー」:殆どしろうとレベル。よく劇場公開できたものよ。
「涙そうそう」:まるで出来の悪い2時間TVドラマ。長澤まさみがいくら可愛くてもねぇ…。
「TANNKA 短歌」:阿木耀子の悪い冗談か?!バカバカしいエロ映画に見所は皆無。






PROMISE <無極>
デュエリスト デラックス版
ポセイドン
ワールド・トレード・センター スペシャル・コレクターズ・エディション
キャッチ ア ウェーブ
涙そうそう スタンダード・エディション
TANNKA 短歌

◆特別賞をあげたい意欲品・珍作はこれ。(順不同)

「こま撮りえいが こまねこ」:最高に癒された。“にゃ〜”で全てが理解できるのも驚異。
「イノセント・ボイス」:ショッキングな場面もあるけれど社会派映画として必見。
「母たちの村」:アフリカからやってきた秀作。女性映画だが、全ての人に勧めたい。
「立喰師列伝」:異様な迫力の奇作。言葉の洪水に身を委ね映像に酔う。
「スネーク・フライト」:設定のアホらしさがあまりに突き抜けていて十二分に楽しめる。


こまねこ はじめのいっぽ
イノセント・ボイス~12歳の戦場~
母たちの村
立喰師列伝 通常版
スネーク・フライト

あぁ、懐かしい映画たち。2006年も様々な素晴らしい映画がありましたが、多すぎてとても紹介しきれません。
さて、皆さんのベス・ワスは?ぜひお聞かせくださいませ。

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/



cinemassimo at 03:00|この記事のURLComments(9)TrackBack(1)clip!

Copyright(C) Cinemassimo All Rights Reserved.