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<title>映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評 - カルト・ムービーの魅力</title>
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<description>映画ライター渡まち子の公式ブログ仕事抜きの本音で贈る新作映画レビューです
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51341204.html">
<title>タクシデルミア　ある剥製師の遺言</title>
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<description>ハリウッドや日本とはまったく違う手触りの作品を作る映画作家に出会うことがある。東欧ハンガリーのパールフィ・ジョルジ監督はそんな鬼才の一人だ。チェコの映像作家シュバンクマイエルを想起させると言えば、想像しやすいだろうか。グロテスクできわどい映像でつづられる...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2008-08-14T19:15:32+09:00</dc:date>
<dc:subject>カルト・ムービーの魅力</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><IMG class=pict height=100 alt=タクシデルミア hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/0/7/079af68b.jpg" width=150 align=left border=0>ハリウッドや日本とはまったく違う手触りの作品を作る映画作家に出会うことがある。東欧ハンガリーのパールフィ・ジョルジ監督はそんな鬼才の一人だ。チェコの映像作家シュバンクマイエルを想起させると言えば、想像しやすいだろうか。グロテスクできわどい映像でつづられるアヴァンギャルドなこの物語は、あまりにクセがある映画なので、万人にはお勧めできない。だが、気骨ある映画ファンなら、間違いなく刺激を得られる１本とも言える。</P>
<P>物語はオムニバス形式で、三代に渡る親子の数奇な生き様を描くもの。彼らの人生を通してハンガリーの歴史をも見据える、壮大で奇抜なクロニクルだ。第二次大戦下の人里離れた前哨地点で、上官から奴隷のようにこき使われる祖父は“性欲”を、大食いチャンピオンの父は食べては吐く妄執的な行為を繰り返して“食欲”を満たそうとする。そして、ひ弱な孫は剥製師となり、トンデモナイ芸術作品を作ろうとするのだが…。</P>
<P>この作品をカテゴライズするならば、ダーク・ファンタジーということになろう。徹底した悪趣味にはどこか突き抜けた陽気な気配が漂っていて、嫌悪感を感じながらも目が離せなくなる。嘔吐や生物の解体など、俗悪の極みの映像の中で、火を吹くまで性器が勃起する祖父の笑い声や、巨漢で動くことさえ不可能な父が猫を大食漢にしようと奮闘するなど、バカバカしくもユーモラスな描写があって、退屈しない。だが、剥製師の息子ラヨシュのエピソードになるとトーンが変わる。彼は、剥製、すなわち、生物の肉体の保存を追求することで、永遠を目指しているのだ。と同時にこの人物は死にとりつかれている。最終的に彼がたどりつくその行為や思想はあまりに奇抜だが、すべてのタブーを踏み越えて挑む“究極の芸術”には崇高なものさえ感じる。</P>
<P>タクシデルミアとは剥製術のこと。決して気持ちの良い映画ではないし、一般的な感動や美しさとも無縁。だが、社会風刺や権力批判を、悪夢のような映像美学で魅せるこんな作品も、確かに「映画」なのだ。人間の欲望を思いがけない形で覗き見したような問題作。無視するにはあまりに惜しい。</P>
<P>（2006年／ハンガリー・オーストリア・仏／パールフィ・ジョルジ監督／原題「TAXIDERMIA」）<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51042008.html">
<title>ブルー・ベルベット</title>
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<description>ブルーベルベット 特別編 オリジナル無修正版デビッド・リンチの最も得意とする、のどかで平和な田舎町の裏側にうごめく倒錯的で異常な世界を描く物語。大学生の主人公ジェフリーが、野原で人間の片耳を発見、警察に届けるが、独自に調査するうちに謎めいた歌手ドロシーと彼...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-07-26T00:04:46+09:00</dc:date>
<dc:subject>カルト・ムービーの魅力</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B000IU39F0%26tag=Lvdrfree-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B000IU39F0%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ec1.images-amazon.com/images/I/2134XS4WANL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B000IU39F0%26tag=Lvdrfree-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B000IU39F0%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><FONT size=2>ブルーベルベット 特別編 オリジナル無修正版</FONT></A><BR><BR><FONT size=2>デビッド・リンチの最も得意とする、のどかで平和な田舎町の裏側にうごめく倒錯的で異常な世界を描く物語。大学生の主人公ジェフリーが、野原で人間の片耳を発見、警察に届けるが、独自に調査するうちに謎めいた歌手ドロシーと彼女の周辺の異常な人間関係を知ることになる…。</FONT></P>
<P><FONT size=2>暴力やＳＭ風な描写でカルト・ムービーとして名をはせる、リンチの初期の代表作。だが、今となってはリンチにしては分かりやすく筋が通ったストーリーに、ノーマルで古典的な雰囲気さえ感じてしまう。<BR><BR>白々しいほどに平和な街の描写の対局に、異常者のデニス・ホッパー、崩れきった体をさらすイザベラ・ロッセリーニなどが位置する。不条理や歪んだ人間描写などが満載で、カルト・ムービーのセオリーに忠実だ。</FONT></P>
<P><FONT size=2>タイトルは劇中で歌われる歌で、1963年のボビー・ヴィントンのヒットソングから。<BR>リンチいわく、「最も美しいものは、最も暗いものだ」そうだ。<BR>見てはいけないシュールな世界をのぞいてみたい人におすすめ。<BR>出演は、カイル・マクラクラン、イザベラ・ロッセリーニ、デニス・ホッパーなど。</FONT></P>
<P><FONT size=2>（1986年／アメリカ／デビッド・リンチ監督／原題「Blue Velvet」） <BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/50995164.html">
<title>ピンクフラミンゴ</title>
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<description>ピンクフラミンゴめでたく日本公開の運びとなった「ボラット」のように“悪趣味”を売りにした映画が時々登場して、日本の“良識的な”映画ファンを驚かせるが、元祖と呼べるのがジョン・ウォーターズが生み出したこのカルト・ムービー「ピンクフラミンゴ」だ。彼は故郷ボル...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-06-13T04:00:51+09:00</dc:date>
<dc:subject>カルト・ムービーの魅力</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0002CHNE2%26tag=Lvdrfree-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0002CHNE2%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><FONT size=2><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ec1.images-amazon.com/images/I/21G3F4BZEYL.jpg" align=left border=0></FONT></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0002CHNE2%26tag=Lvdrfree-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0002CHNE2%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><FONT size=2>ピンクフラミンゴ</FONT></A><BR><BR><FONT size=2>めでたく日本公開の運びとなった「<A href="http://blog.livedoor.jp/cinemassimo/archives/50975377.html" target=_top>ボラット</A>」のように“悪趣味”を売りにした映画が時々登場して、日本の“良識的な”映画ファンを驚かせるが、元祖と呼べるのがジョン・ウォーターズが生み出したこのカルト・ムービー「ピンクフラミンゴ」だ。<BR><BR>彼は故郷ボルチモアにこだわって作品を発表し続ける極めつけの鬼才監督である。本作でも、ボルチモア市の郊外でトレーラーを根城に生活する巨女ディヴァインの奇妙な生活を描くが、そのストーリーは「地上でもっとも破廉恥な人間」の座を巡り、考えられる限りの変態行為を繰り返すディバインと、彼女に挑戦状をたたきつけたマーブル夫妻の戦いを描くというから、まったくもう信じられない内容だ。はたして仁義なき「世界一お下劣な戦い」の決着とは？！</FONT></P>
<P><FONT size=2>「悪趣味の帝王」の異名を取るジョン・ウォーターズ監督の伝説的カルト・ムービーは、多くのファンを持つ。鑑賞に当たっては、どんなことでも笑いとばす懐の深さが必要だが、何よりも単純にバカバカしいところがいい。<BR><BR>怪女優（？）ディヴァインがラストに見せる“カストロ”な名演技は、とてもシラフでは耐えられないものだ。気が弱い人はトラウマになりかねないので見るのはお勧めできないが、下品も極めると芸術へと昇華するのか？！との深い考察も可能な１本だ。<BR><BR>（1972年／アメリカ／ジョン・ウォーターズ監督／原題「Pink Flamingos」）<BR><BR><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B000JGWCAG%26tag=Lvdrfree-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B000JGWCAG%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ec1.images-amazon.com/images/I/11MSBB50FSL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B000JGWCAG%26tag=Lvdrfree-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B000JGWCAG%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>ミッドナイト・ムービー</A><BR><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B000JGWCAG%26tag=Lvdrfree-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B000JGWCAG%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank></A><BR>なお、「ピンク・フラミンゴ」についてはドキュメンタリー映画「ミッドナイトムービー」内で、ウォーターズ監督自ら言及しているので、こちらもぜひ参考にしてほしい。<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/50743518.html">
<title>ブレードランナー</title>
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<description>ブレードランナー 最終版 ― ディレクターズカット新企画「カルト・ムービーの魅力」スタート！近未来のアメリカを舞台に、レプリカント（人造人間）とそれを狩るブレードランナーとの闘いを描く物語。キャストは、ハリソン・フォード、ルトガー・ハウワー、ショーン・ヤング...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-01-10T04:00:12+09:00</dc:date>
<dc:subject>カルト・ムービーの魅力</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B00005HCZN%26tag=Lvdrfree-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B00005HCZN%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ec2.images-amazon.com/images/P/B00005HCZN.01._SCMZZZZZZZ_V1131894198_.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B00005HCZN%26tag=Lvdrfree-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B00005HCZN%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><FONT size=2>ブレードランナー 最終版 ― ディレクターズカット</FONT></A><BR><BR><FONT size=2>新企画「<STRONG><FONT color=#ff6600>カルト・ムービーの魅力</FONT></STRONG>」スタート！<BR><BR>近未来のアメリカを舞台に、レプリカント（人造人間）とそれを狩るブレードランナーとの闘いを描く物語。キャストは、ハリソン・フォード、ルトガー・ハウワー、ショーン・ヤング、ダリル・ハンナと、80年代の華が揃う。原作はフィリップ・Ｋ・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか？」。</FONT></P>
<P><FONT size=2>常に酸性雨が降り続くＬＡの街の造形が奇妙にして絶妙。日本寄りの東洋系の映像はフィルム・ノワールの趣だ。ロボットが意思を持つというストーリーは数多くあるが、この映画がベスト。今や古典と呼べる域に達しているが、公開当初は、難解で暗い作品としてカルト・ムービーと位置付けられ、一部の熱狂的なファンに支持された。</FONT></P>
<P><FONT size=2>主人公がレプリカントの美女に言う「愛してると言え」との命令口調が流行してしまうほど、もてはやされるＳＦ映画だが、落ち着いて考えると、ニヒルな男が美女と恋に落ちるという、立派で平凡な（？）恋愛映画だったりもする。それをディストピア（ユートピアの反語）的な近未来で展開して映画ファンを歓喜させた、センスの勝利だろう。</FONT></P>
<P><FONT size=2>最初に作られた商業主義的なバージョンは、監督の意図に反して編集されたもの。これに納得がいかなかったスコットは、最終的に自分で心ゆくまで編集したディレクターズ・カット版（最終版）を作成した。これにはナレーションが付帯していない。<BR><BR>大友克洋の「AKIRA」はこの映画に影響を受けたと言われているが、真相は？おそらく傑作は呼応しあうのだ。<BR><BR>（1982年／アメリカ／リドリー・スコット監督／原題「BLADE RUNNER」）<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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