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<title>映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評 - 映画レビュー2007</title>
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<description>映画ライター渡まち子の公式ブログ仕事抜きの本音で贈る新作映画レビューです
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<title>映画レビュー「その名にちなんで」</title>
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<description>その名にちなんで (特別編)◆プチレビュー◆アメリカで暮らすインド人家族の絆の物語は、不思議な温かさと深みがある。名前に込められた父の思いとは？ 【８０点】　インドのコルカタで列車事故に遭ったアショケは手にした本のおかげで九死に一生を得る。その後、料理と英語...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-12-22T00:04:31+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B001671JTM%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B001671JTM%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31rHKb6bQxL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B001671JTM%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B001671JTM%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>その名にちなんで (特別編)</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>アメリカで暮らすインド人家族の絆の物語は、不思議な温かさと深みがある。名前に込められた父の思いとは？</FONT> 【８０点】<BR><BR>　インドのコルカタで列車事故に遭ったアショケは手にした本のおかげで九死に一生を得る。その後、料理と英語が得意な美しい娘アシマと見合い結婚し、ＮＹで暮らし始める。だが、米国生まれの子供たちとはカルチャー・ギャップが生じてしまい…。<BR><BR>　自分の名前に込められた両親の深い愛情が、やがてアイデンティティーの確立へと結びつく。あるインド人移民家族の絆を描くこの物語は、とても普遍的だ。異国の地で暮らす夫婦が、小さな喧嘩や習慣の違いを乗り越えて確かな信頼を築いていく様子が好ましく、いつしか共感を覚えてしまう。二人を固く結ぶのは遠く離れても決して忘れない故郷インドの存在だ。一方、アメリカで生まれ育った子供たちは、インド人でありながら考え方は米国そのもの。親も戸惑うが、自分の拠り所に確かなものを見出せない子供たちのやるせなさも理解できる。世代と文化の溝に悩む家族の物語の原作は、ピュリツァー賞作家ジュンパ・ラヒリのベストセラー小説だ。<BR><BR>　この映画で初めて知ったが、インドでは生まれてからしばらくの間、名前を付けなくてもＯＫらしい。ただしアメリカに住むインド人夫妻の子供は名無しというわけにはいかない。そこで息子に付けた名が、ロシアの文豪ニコライ・ゴーゴリから取った“ゴーゴリ”だ。この小説家は天才だが、皮肉屋で変人、一生のほとんどを異国の地で暮らした孤高の人である。米国生まれのインド系なのにロシア人の名の息子は、自分の名前が大嫌いだ。この名のせいで、からかわれてきた彼は、米国風の名前に変えたがる。最初は息子の希望に「好きにすればいい」と言った父だったが、ある時、自分は若い頃、列車事故に遭って、ゴーゴリの「外套」の切れはしを握り締めていたおかげで救出されたのだと息子に語って聞かせる。命が助かったことに次ぐ奇跡が、子供の誕生だったという父の思いが息子に伝わり感動的だ。ゴーゴリは名前の由来を聞いてから、それまで疎ましく思っていた自分の名に誇りを持ち、両親が自分に託した希望を感じ取る。アメリカナイズされたはずの彼が、自らのルーツであるインドを強く意識し始めたのはそれからだ。家族の死、恋人との別れ、結婚と離婚。節目にさしかかるたびに、故郷インドとの再会があった。<BR><BR>　原題は“他人の名をとって名付けられた人”の意味。ひとつの名前からスケールの大きな家族の物語をつむぐ構成が素晴らしい。また、最初は父のアショケ、次は母のアシマ、それから息子のゴーゴリと、次々に視点が変わるのに、物語はまったくブレることはない。最も大きなウェイトを占めるのはアシマだが、登場人物のどの位置からもストーリーの道筋が見える。まるでとうとうと流れる大河のようだ。時にその流れは、両岸の堆積物や浮遊物を取り込み、でも方向を見失うことなく、ゆったりと進んでいく。人生も同じだ。楽しいこともつらいことも理解できないことも起こるが、どんな時も愛する人の手をしっかりと握っていれば怖くない。国際的に活躍する女性監督ナーイルは、ストリート・チルドレンや若者の結婚観からインド社会をみつめてきたが、そのまなざしは決して告発調ではなく、どこか楽観的で温かい。この人の中では、西欧とアジア、伝統と革新は対立せず、渾然一体で存在している。ましてや優劣を競うものではないのだ。母アシマを演じる女優タブーの驚くほどの美しさ、インド特有の華やかな祝祭の高揚感。この映画には、母性にも通じる大らかさがある。見終われば、アショケとアシマ夫妻の大きな愛情に包まれたかのような幸福感を覚えた。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）家族愛度：★★★★★<BR><BR>□2006年　アメリカ・インド合作映画　原題「The Namesake」<BR>□監督：ミーラー・ナーイル<BR>□出演：カル・ペン、タブー、イルファン・カーン、ジャシンダ・バレット、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<title>映画レビュー「アイ・アム・レジェンド」</title>
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<description>アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組)◆プチレビュー◆古典ＳＦの３度目のリメーク。無人の大都市ＮＹのビジュアルが素晴らしいが、終盤の展開は物足りない。 【６０点】　西暦2012年。ウィルス感染で人類が滅び、唯一人生き残った科学者ネビルは、廃墟と化したＮＹから生存...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-12-14T00:04:50+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B001510MB0%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B001510MB0%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31p83Fn-HNL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B001510MB0%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B001510MB0%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組)</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>古典ＳＦの３度目のリメーク。無人の大都市ＮＹのビジュアルが素晴らしいが、終盤の展開は物足りない。</FONT> 【６０点】<BR><BR>　西暦2012年。ウィルス感染で人類が滅び、唯一人生き残った科学者ネビルは、廃墟と化したＮＹから生存者に向けて無線でメッセージを送り続けていた。だが応答はない。夜行性の謎の生命体と戦い、想像を絶する孤独に耐えるネビルだったが…。<BR><BR>　困った映画だ。３回目のリメークだが、一応、オチがあるので、ストーリーは詳しくは語れない。主人公ネビルは、ウィルスのワクチンを開発する軍所属の学者で、科学的知識と戦闘能力を兼ね備えた人物だ。彼は、絶望的な状況の中で、殺人ウィルスの感染者が変異した闇の生物“ダーク・シーカーズ”を治療するための薬の研究を、たった一人で続けている。ネビルは、ワクチンを開発できず人類を救えなかった罪悪感を抱えているのだ。そんな正義感あふれる主人公を演じるのが、ウィル・スミスである。旧作と最も違う点は、このネビルの人間描写が丁寧なことだ。<BR><BR>　地球上でひとりぼっち。もし自分がそうなったら…と想像するだけで怖い。だが、このモチーフの抜群の面白さに比べ、後半の展開に魅力が薄いのだ。地球規模の災厄の後なのに、ライフラインがバッチリ整っていることへのツッコミはこの際やめておこう。物語は、はたして生存者はいるのか？というミステリアスな要素より、アクション系サバイバルのテイストの方が濃くなってしまっている。ネビル一人に免疫がある理由をもっと明確にして、そこに謎を込めることも出来ただろうに。そのサバイバル・バトルの相手、ダーク・シーカーズは、旧作では、出来損ないのゾンビが集まって作ったＫＫＫ風カルト集団のようで苦笑したものだが、今回は余計な言葉を発せず凶暴さと不気味さをグレードアップ。宗教臭さが無くなっているのはありがたい。とは言え、主人公が人類再生の鍵と信じる闇の生物に、ただ敵という役割だけを与えるのは、いささか片手落ちだ。ラストの落とし前も、方法は違うが旧作と同じスピリットではないか。せっかく21世紀にリメークするのだ。もっと大胆な新解釈があってもいいはずである。大風呂敷を広げた割に、オチはこれ？と文句のひとつも言いたくなった。これでは、来日時にネタバレしたウィル・スミスを責める気にもなれない。<BR><BR>　不満ばかり並べてしまったが、見所がないのかと言えば、決してそんなことはない。まず、主演のウィル・スミスの硬軟使い分けた演技が堪能できるのが嬉しい。主人公は唯一の相棒の愛犬と車に乗り、無人で荒れ果てた街を行く。食料となる鹿を追い、公園で野菜を育て、誰もいない店でマネキンに話しかけながらＤＶＤを“借りる”。ほとんど一人芝居に近い演技をこなすスミスの上手さを改めて確認できる。ヒーローが似合う役者だが、ＳＦやアクション、ラブコメディから人間ドラマまで、彼の守備範囲は広いのだ。アスリートのようにたくましいウィルが、打ち捨てられた軍用機の翼の上でゴルフをする様子はちょっと絵になる光景である。もう一つの見所は、廃墟になったＮＹのユニークなビジュアルだ。虚無感を漂わせつつ、街全体が自然に飲み込まれたように作り込んだ造形美が何ともクールで素晴らしい。地球の荒廃が宇宙からの異生物などではなく、人間自らがまいた種で引き起こされた皮肉。その上、人の気配がなく、原始に立ち返ったような大都会の光景が、映画の中で最も強い魅力を放つとは…。やっぱりこれは困った映画である。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）恋愛度：★<BR><BR>□2007年　アメリカ映画　原題「I AM LEGEND」<BR>□監督：フランシス・ローレンス<BR>□出演：ウィル・スミス、アリス・ブラガ、サリー・リチャードソン、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> </P>
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<title>映画レビュー「エンジェル」</title>
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<description>エンジェル◆プチレビュー◆強い上昇志向でセレブの仲間入りを果たした女性の成功と転落。華やかな映像が美しいが、オゾンらしさは薄い。 【６５点】　20世紀初頭のイギリス。貧しい生まれのエンジェルは、上流社会への強烈なあこがれを基に小説を書き、作家としてデビューす...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-12-09T00:03:16+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0017YZOJU%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0017YZOJU%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZjVo5vWyL._SL160_.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0017YZOJU%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0017YZOJU%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>エンジェル</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>強い上昇志向でセレブの仲間入りを果たした女性の成功と転落。華やかな映像が美しいが、オゾンらしさは薄い。</FONT> 【６５点】<BR><BR>　20世紀初頭のイギリス。貧しい生まれのエンジェルは、上流社会への強烈なあこがれを基に小説を書き、作家としてデビューする。大成功を収めた彼女は、豪邸を購入し貴族出身の画家エスメと結婚するが、やがて夫の驚愕の事実を知ることに…。<BR><BR>　男性なのになぜか女を描くのに長けた監督がいる。温かに、ユーモラスに、時には意地悪に。女性の長所も短所もちょっと冷めた目線で捉えるのが共通点だ。複雑な女心を巧みに描く監督は、例えば日本の成瀬巳喜男、米国のゲイリー・マーシャル、スペインのペドロ・アルモドバルあたり。若き巨匠の風格を漂わせる仏人監督フランソワ・オゾンもそんな映像作家の一人だ。モラルを無視した独特のストーリーテリングと、人間の深層心理を深くえぐる演出がこの人の身上である。観客の口をポカンとあけさせたり、謎を残したままジンワリと終わってみたりと、説明し難い微妙な余韻が楽しみで、ファンは彼の新作を待っている。だが、はたして本作は？これが何ともまっとうな作品だった。主人公エンジェルは自称天才の勘違い女だが、彼女が望むのは冨と名声と愛。いたって普通の願いではないか。<BR><BR>　エンジェルは大衆にウケるロマンス小説を書いてベストセラー作家となるが、批判にはいっさい耳を貸さない。その態度は、不遜というより天然に近い。根拠のない自信こそが彼女の武器だ。エンジェルは貧しい出生を隠し通すために自分の人生を嘘で脚色していく。父は貴族、母は名ピアニストと語り、夫の死因を捏造するその姿は、滑稽で哀れだ。小説と現実はいつしか混同し、それが彼女を本当の幸せから乖離させる。そんなヒロインの性格設定を効果的に表すのは、往年のハリウッド映画のような色彩だ。豪奢な衣装が数多く登場するが、エンジェルが一人で自分と向き合うときは白い服であることに注目したい。彼女は何色でもなく、油断するとすぐにくすんでしまう脆い存在だ。認めたくない現実を封じ込めるには、たとえ不吉であろうと時代遅れであろうと、強い色が必要なのである。終盤、主人公は、人生のどんでん返しを味わうことになるが、そこで効いてくるのは売れない画家の夫エスメがエンジェルに言った「君には真実がない」という言葉だ。ヒロインは空想の世界に逃げ込み、決してそこから出ようとしなかった。幼い頃からあこがれた豪邸“パラダイス”が、彼女を縛る牢獄に見えてしかたがない。私たちは、映画を見ながら、成功へと駆け上ったエンジェルが、どういう風に転落していくのかを興味津々で見守ることになろう。<BR><BR>　観客が共感できない傲慢な主人公に、オゾンはいつも特別な罰と辛辣な慰めを与えてきた。だが、この作品では、ヒロインにそっと寄り添い、オゾン流の優しさを見せている。エンジェルを軽蔑する編集者の妻シャーロット・ランプリングに「小説は認めないけれど、大した女性だわ」と言わせるのがその証拠だ。ちなみに、この映画の主人公は、今は本国イギリスでも忘れられた、当時の流行作家をモデルにしている。自分が生きている間に成功を収めるエンジェルは時が経てば忘れられる商業作家。一方、夫エスメは死後に画家として評価が上がる孤高の芸術家だ。アーティストとして、人間として、どちらが幸せか。そしてこの映画「エンジェル」は、永遠に映画ファンの記憶に残る作品か。そんな疑問が映画監督オゾンの脳裏をよぎったに違いない。この物語では、いつになく同情混じりの穏やかなまなざしでヒロインをみつめている。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）毒気度：★★<BR><BR>□2007年　ベルギー・英・仏合作映画　原題「ANGEL」<BR>□監督：フランソワ・オゾン<BR>□出演：ロモーラ・ガライ、サム・ニール、シャーロット・ランプリング、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<title>映画レビュー「ベオウルフ／呪われし勇者」</title>
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<description>ベオウルフ/呪われし勇者 劇場版(2枚組)◆プチレビュー◆最古の叙事詩と最新の技術が出会った伝説の英雄物語は、因果応報を思わせる。虚と実の狭間の映像が独特。 【６０点】　６世紀のデンマーク。怪物グレンデルを退治するべく勇者ベオウルフが海を越えてやってくる。壮絶...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
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<title>映画レビュー「マイティ・ハート／愛と絆」</title>
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<description>マイティ・ハート/愛と絆 スペシャル・コレクターズ・エディション◆プチレビュー◆パキスタンで誘拐・殺害されたジャーナリストとその妻を描く実録社会派映画。アンジーの熱演が見所。 【７０点】　2002年、パキスタンのカラチで取材中のウォールストリート・ジャーナルの記...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-11-23T00:35:10+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0013D39MY%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0013D39MY%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21q2jSLYBUL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0013D39MY%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0013D39MY%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>マイティ・ハート/愛と絆 スペシャル・コレクターズ・エディション<BR></A>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>パキスタンで誘拐・殺害されたジャーナリストとその妻を描く実録社会派映画。アンジーの熱演が見所。</FONT> 【７０点】<BR><BR>　2002年、パキスタンのカラチで取材中のウォールストリート・ジャーナルの記者ダニエル・パールが誘拐される。妊娠中の妻マリアンヌと友人たちは、地元警察やＦＢＩ捜査官らと共に、全力で捜査を開始するが…。<BR><BR>　数々の話題作を配給してきたＵＩＰ映画。メガヒット「ＪＡＷＳ／ジョーズ」、名作「レインマン」、最近では、華麗な「ドリームガールズ」や大ヒットＳＦ「トランスフォーマー」などで洋画を牽引してきた存在だ。大作のイメージが強いが「ユナイテッド93」のような小規模な秀作もＵＩＰ映画の作品である。この伝統ある配給会社は、2007年末で日本での37年の歴史を閉じる。前置きが長くなったが、同社の最後の配給作品になるのがこの「マイティ・ハート／愛と絆」だ。ブラッド・ピット製作、アンジェリーナ・ジョリー主演と聞けば華やかだが、作品は意外なほど地味で硬派な社会派映画である。英国の実力派マイケル・ウィンターボトム監督は、記録映画のような生々しさと、叙情的な美しさを作品に込めながら、アルカイダと推察されるテロリストによる誘拐事件を、夫の無事を信じ続ける妻の強い愛情を中心に演出した。<BR><BR>　映画の最大の魅力は、マリアンヌを演じるアンジーの、静かな熱演だ。平和活動家でもある彼女には、思い入れの強い役柄だろう。映画製作中にアルカイダから脅迫状が幾度届いてもそれに屈せず、作品を世に出した勇気と、恋愛もアクションもない地味な作品に、損得抜きで全力投球した熱意は本物だ。マリアンヌは、夫が誘拐された時、妊娠５ヶ月。どれほど不安だったか想像もできない。心身ともに極限状態にありながら、決してあきらめない意思の強さは並み外れたものだ。彼女を支えたのはおなかに宿る小さな命。子どもの存在は、それだけで女性を何倍も強くするのだと改めて思う。だが、そんなマリアンヌが、心がくじけそうな時「南無妙法蓮華経」とお題目を唱えるシーンは、感動していた気持ちに水を差した。日本と欧米における創価学会のイメージの差異はひとまず脇に置くとして、実際、宗教はこの誘拐事件を必要以上に複雑にしている悪しき要素なのだ。パキスタンは国民の大半がイスラム教徒。そこにはアルカイダの極端なジハード思想も存在する。おまけにダニエルは彼らが忌み嫌うユダヤ系だ。当時の国際情勢も、インドと敵対するパキスタンの思惑や、アメリカとの関係性など、一筋縄ではいかない。宗教と政治がからみついた時、歴史は常に悲劇を引き起こしてきた。なるほどパール家では、異なる人種や宗教が共存するが、それはごく小さな特殊な世界のこと。神頼みするほどの窮地なのは分かるが、この事件の渦中でジャーナリストが宗教にすがる心情は納得できない。<BR><BR>　どこかスッキリしないこんな思いを一気に吹き飛ばすのが、物語後半に登場するマリアンヌの２つの叫びだ。まず、夫の命が遂に尽きたと知ったときの身を絞るような慟哭（どうこく）。言葉にできない悲しみがスクリーンににじみ、結果を知っていても涙を誘う。もう一つは出産時の生みの苦しみの叫び声だ。激しさは同じだが、死と生、絶望と希望が、表裏一体で呼応している。共にジャーナリストであったダニエルとマリアンヌのパール夫妻は、危険な取材には何度も遭遇しているだろう。色々な意味で、覚悟がなければ務まらない職業で、マリアンヌは今もフランスでこの仕事を続けている。憎しみに負けなかった一人の女性を通して映画が語ったのは、混迷の時代を生きる難しさだ。だが、同時に見えるかすかな希望を私たちは見失いたくない。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）母は強し度：★★★★★<BR><BR>□2007年　アメリカ映画　原題「A MIGTHY HEART」<BR>□監督：マイケル・ウィンターボトム<BR>□出演：アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン、アーチー・パンジャビ、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51150056.html">
<title>映画レビュー「ウェイトレス～おいしい人生のつくりかた」</title>
<link>http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51150056.html</link>
<description>ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた (初回生産分限定“幸せなパイのレシピブック”付)◆プチレビュー◆若いウェイトレスが望まない妊娠で自分自身に目覚める温かい物語。沢山のパイが主人公の思いを伝えてくれる。 【７０点】　田舎のダイナーで働くジェンナは、パイ作り...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-11-17T00:05:04+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B00139FT5I%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B00139FT5I%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21v5lkdk7GL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B00139FT5I%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B00139FT5I%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた (初回生産分限定“幸せなパイのレシピブック”付)</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>若いウェイトレスが望まない妊娠で自分自身に目覚める温かい物語。沢山のパイが主人公の思いを伝えてくれる。</FONT> 【７０点】<BR><BR>　田舎のダイナーで働くジェンナは、パイ作りの名人。嫉妬深い夫アールに悩まされながら、半ばあきらめたように単調な日々を送っていた。ある日、妊娠が発覚し病院に行くが、担当医と恋に落ちてしまう…。<BR><BR>　１本のハートフルドラマがサンダンス映画祭で大絶賛。大作・話題作に混じってボックスオフィスを賑わせた。地方の小さなクラブチームが、大都市のビッグクラブを破るかのような快進撃で、映画ファンの注目を集めたから痛快である。そんな話題の映画とは、ド田舎でショボい毎日を送る主婦のお話だ。主人公ジェンナはまだ若く美しいのに、人生すっかりあきらめモード。それというのも異常に嫉妬深い夫アールに何から何まで支配されているからなのだ。パイ作りの名人の彼女が隣町のパイ・コンテストに出たいと頼んでも「俺だけのためにパイを焼け！」と怒鳴って町を出ることさえ許さない。米国南部の田舎町には今でもこんな男尊女卑的な空気が残っているのか、目ぼしい企業もないシケた町でどんより暮らす人々が、リアルに見える。そんなジェンナの変化は、大嫌いなはずの夫の子供をなりゆきで身ごもったことだ。とりあえず行った産婦人科で担当医と衝動的に不倫してしまう。これが彼女を自立に導く起爆剤になるからおもしろい。<BR><BR>　女性にとって結婚・妊娠・出産は、人生という長いリーグ戦の中での特別な試合。望まない妊娠は、ジェンナの足元に来たイレギュラーなバウンドのボールだ。だが、彼女はその球をむやみに蹴り出したりせず、タッチライン際で活かしてみた。ここにジェンナの勝機がある。でも、家出を企てても失敗するような不器用な彼女のゲームプランが全く読めない。暴力亭主をブチ殺す？不倫相手と逃避行？もしや宝くじにでも当たるのか？！それは映画を見てのお楽しみだが、攻められっぱなしのゲームの中で奮闘していたジェンナが、鮮やかなカウンターを決めて得点すると言っておこう。それは女性にだけ許される激変の果ての力強いシュートだ。不幸なのは全部亭主のせい！などと考える自分にサヨナラした時、本当に目指すべき夢のゴールが見える。もちろんそこにはジェンナを陰で支えてきたダイナーのオーナーや、何でも相談できる同僚たちの優しいアシストがあったことを忘れちゃいけない。ジェンナの選択と映画ならではの甘い追加点に、試合を見守った観客は惜しみない拍手を送るだろう。<BR><BR>　物語を引き締める名審判の役割を担うのは、劇中に登場するパイの数々。パイに想いを込める妄想気味のヒロインは、さまざまな材料を使いながらユニークな名前を付ける。恋するチョコパイ、憎き亭主パイ、アールの赤ん坊なんていらないパイといった具合だ。どのパイもカラフルだが、いかにも大味なアメリカ風。全てがおいしそうとは思えないのだが、それもまた人生を反映して頷ける。さしたるスター俳優もいない低予算映画を、ハートウォーミングな物語に仕上げたのは、女優で監督のエイドリアン・シェリーである。実は彼女は、2006年、不幸なトラブルに遭遇し、40歳の若さで他界した。「ウェイトレス」は、彼女の日本での監督デビュー作にして遺作になってしまった作品なのだ。現実は残念な経緯になったが、彼女が映画で残したのが希望に溢れた愛すべき物語だったことを、どうしても付け加えておきたい。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）グルメ度：★★★<BR><BR>□2007年　映画　原題「WAITRESS」<BR>□監督：エイドリアン・シェリー<BR>□出演：ケリー・ラッセル、ネイサン・フィリオン、シェリル・ハインズ、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51144273.html">
<title>映画レビュー「ボーン・アルティメイタム」</title>
<link>http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51144273.html</link>
<description>ボーン・アルティメイタム◆プチレビュー◆まれに見る出来の良さで３部作をしめくくる人気アクション・シリーズ完結編。気合の入った映像は興奮もの。 【８５点】　記憶を失くし、愛する人を奪われた、最強の暗殺者ジェイソン・ボーンは、自分を亡き者にしようとしている組織...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-11-10T00:05:58+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0011XVU8G%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0011XVU8G%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21WPeSFuxwL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0011XVU8G%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0011XVU8G%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>ボーン・アルティメイタム</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>まれに見る出来の良さで３部作をしめくくる人気アクション・シリーズ完結編。気合の入った映像は興奮もの。</FONT> 【８５点】<BR><BR>　記憶を失くし、愛する人を奪われた、最強の暗殺者ジェイソン・ボーンは、自分を亡き者にしようとしている組織に立ち向かうことを決意する。自らのルーツと陰謀の真相を知るために、彼が最後にたどり着いた場所はＮＹだった…。<BR><BR>　映画史上屈指のスパイ・アクション映画がついに完結してしまうかと思うと、感無量だ。最初は、マット・デイモンにアクション映画なんて務まるのか？との危惧があったことなど、今や笑い話。精悍に鍛えた肉体で、知的でクールな主人公を演じるデイモンには、女性ファンばかりでなく男性さえも見惚れるだろう。この俳優、お世辞にも美形とは言い難いのに、どういう訳か絶大な人気がある。ガキッぽい顔でも頭脳は明晰、写真ではヘンな顔なのに動き出した途端に魅力を発する。アンバランスな危うさがウケるのでは…と密かに分析しているのだが、やはり真面目な役作りから引き出すリアルな演技が評価されての人気だろうか。ともあれ、ヤワな好青年を闘う男のイメージに変えた人気アクション・シリーズは、主人公がＣＩＡの暗殺者、その上、殺人兵器として利用されていたことが判明し、いよいよ核心に迫ってきた。最終章、ボーンは、自分を執拗に狙う組織と対峙しようと心に決める。鍵を握るのは、恐ろしいＣＩＡ極秘プロジェクトだ。全ての記憶を取り戻した時、ボーンは組織に最後通告（アルティメイタム）を叩きつける。それは愛さえも諦めた悲壮な決意だ。<BR><BR>　シリーズの醍醐味である大掛かりな追跡劇は今回も健在である。モスクワ、ロンドン、マドリッドと、観客を次々に世界の大都市へと連れて行く。中でも一番の見所はモロッコのタンジールだ。ここで組織が差し向けた殺し屋と壮絶なチェイスが繰り広げられるが、狭く入り組んだ路地、特徴ある建物など、エキゾチックな景観を最大限に活かしつつ、細かいカット割で激しいアクションシーンを連打する。画面から溢れる気合たるやハンパじゃなく、まばたきする時間さえ惜しい。屋根から屋根へ飛び移り、遂にはガラス窓を破って直接向かいのビルへ飛び込むボーン。演じるデイモンはもちろん、それを追うカメラまでジャンプする躍動感に、興奮必須だ。無駄な動きは一つもなく、全て次の行動へと続く意味がある。ドキュメンタリータッチを得意とし、手持ちカメラを駆使するグリーングラス監督の映像作りの腕は一級品だ。<BR><BR>　ただ、忘れてほしくないのは、この映画の魅力が上質のアクションだけではないということ。観客を何よりも惹きつけるのは、ジェイソン・ボーンの人間的な魅力だ。彼は現実離れした武器など持たず、常に身近なものや情報を利用しながら、頭脳で難局をかいくぐる。一方で、記憶は失くしても全て身体が覚えている超人的な能力に、自分がやってきた罪の深さを感じてもいる。そのため、敵の正体と真意が見えない戦いの中で、無益な殺しは極力避ける。ボーンの本質は善であり、争いごとなど望んでいないのだ。そんな彼の自分探しの旅の果てにある真実が痛ましいが、彼はそれから決して逃げたりしない。強い意志と悲しみを秘めて闘う男。この姿が私たちの胸にグッとくる。主人公を熱演するマット・デイモンはもちろん、脇を固める俳優たちも渋い実力派で磐石だ。高いエンタテインメント性と、人間ドラマとしての深みを３作を通して維持した、アクション映画の傑作だと確信する。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）スピード感度：★★★★★<BR><BR>□2007年　アメリカ映画　原題「THE BOURNE ULTIMATUM」<BR>□監督：ポール・グリーングラス<BR>□出演：マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、ジョアン・アレン、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51133619.html">
<title>映画レビュー「長江哀歌（エレジー）」</title>
<link>http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51133619.html</link>
<description>長江哀歌 (ちょうこうエレジー)◆プチレビュー◆三峡ダム建設現場を訪れた男女を通して見る現代中国の姿。水没する景勝地の貴重な記録としても価値がある秀作。 【８０点】　世界最大の三峡ダム建設のため、水没する運命にある長江の奉節（フォンジェ）。ハン・サンミンは、1...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-11-03T00:21:18+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0013BEC0O%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0013BEC0O%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21TjNPKzVML.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0013BEC0O%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0013BEC0O%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>長江哀歌 (ちょうこうエレジー)</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>三峡ダム建設現場を訪れた男女を通して見る現代中国の姿。水没する景勝地の貴重な記録としても価値がある秀作。</FONT> 【８０点】<BR><BR>　世界最大の三峡ダム建設のため、水没する運命にある長江の奉節（フォンジェ）。ハン・サンミンは、16年前に帰郷した妻子を探すためにこの古都にやって来た。一方、看護婦のシェン・ホンもまた、音信不通の夫を捜しに来るのだが…。<BR><BR>　長い長い中国の歴史の中でも三峡ダム建設は、万里の長城以来の国家的大事業。水を湛えた巨大ダムが完成すれば、立ち上る水蒸気でアジアの気象までも変わると言われているのだから、その規模の大きさが伺える。そんなビッグ・プロジェクトの中、映画は名もない個人を淡々と描き込む。そうすることで、国家や世界がじんわりと見える仕組みだ。物語は、タバコ、酒、茶、アメの４つにパートに分けて語られる。どれも庶民の日常に根ざした平凡なものばかり。人々が互いに差し出しあい、関係を深める手助けをするこれらの価値は失われ、残るのは個人の閉塞と格差社会の現実のみだ。４つの嗜好品の役割は、巨大ダム建設というイデオロギーに取って代わられる。世界一のダムは、はたして精神的支柱になりえるのか。ジャ・ジャンクー監督は、発展と変化の中で取り残される人々を、美しい映像の中に静かに収めた。時に眠気を誘うほどゆったりと流れるカメラと印象的な音楽が至福の時へと誘ってくれる。<BR><BR>　映画で印象を残すのは、あらゆる局面で顔を出す“対比”だ。その日暮らしの日雇い労働者と共に働くサンミンと、開発で冨を得た人々と出会うホン。李白の詩にも登場する絶景の景勝地と、建物をブチ壊す工事現場の瓦礫の山。古いものへの愛着と、新しいものへの希望。それら全てが、今、ここでしか得られない貴重な映像からしみじみとあふれ出る。善も悪もごちゃまぜになりながら、したたかにそこにあるのだ。その証拠に、住人や出稼ぎ労働者たちは、やけっぱちになりながらも、自分自身の日常のドラマに向き合って奮闘している。チョウ・ユンファに夢中の若者もいるし、怪しげなポン引きの商売も結構繁盛している。立ち退きによる保障金の駆け引きだって裏で必死に行っているに違いない。山水画の幽谷の美の空間でも、不似合いな携帯電話の呼び出し音が容赦なく鳴り響くのだ。街の水没は死刑宣告と同じだが、それでも「生」は輝いている。<BR><BR>　サンシンの妻はのっぴきならない借金を抱え込み、ホンの夫には愛人がいた。２人の男女のエピソードは最後まで交わらず、観客をとまどわせるが、彼らこそ激変する中国の目撃者である。経済成長と自然破壊に翻弄される庶民の日常を見つめる監督のまなざしは、細やかだ。「プラットフォーム」や「青の稲妻」の頃は、何とも垢抜けない作風が好きになれなかったが、本作の雄大な風景の中に漂う哀愁とほのかなユーモア、達観した視点には心から感心した。退屈すれすれの幽玄の世界に、ジャ・ジャンクーの、引いては中国映画の懐の深さを見た気がする。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）資料的価値度：★★★★<BR><BR>□2006年　中国映画　中国語原題「三峽好人」英語原題「STILL LIFE」<BR>□監督：ジャ・ジャンクー<BR>□出演：チャオ・タオ、ハン・サンミン、他<BR>□ベネチア映画祭金獅子賞受賞<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> </P>
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</item>
<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51133141.html">
<title>映画レビュー「スターダスト」</title>
<link>http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51133141.html</link>
<description>スターダスト スペシャル・コレクターズ・エディション◆プチレビュー◆一見たわいないファンタジー。でも裏側には異才の英国人原作者の皮肉めいた視線が。ベテランの脇役が豪華。【６５点】　イングランドのはずれにあるウォール村。青年トリスタンは村一番の美女に愛の証と...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-10-27T00:02:05+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0012GXBBG%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0012GXBBG%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21YJeMaFYiL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0012GXBBG%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0012GXBBG%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>スターダスト スペシャル・コレクターズ・エディション</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>一見たわいないファンタジー。でも裏側には異才の英国人原作者の皮肉めいた視線が。ベテランの脇役が豪華。<FONT color=#666666>【６５点】</FONT><BR></FONT><BR>　イングランドのはずれにあるウォール村。青年トリスタンは村一番の美女に愛の証として流れ星を取ってくると約束する。落ちた場所に行くと、流れ星は美女イヴェインに姿を変えていた。同じ頃、村の外壁の向こうの魔法の国ストームホールドでは、不老を求める邪悪な魔女や、王位継承を狙う王子たちも流れ星を狙っていて…。<BR><BR>　物語の中心は、流れ星争奪戦だ。魔法のロウソクやお守りの待雪草の花、空飛ぶ海賊船まで登場し、ワクワクするような冒険が繰り広げられる。こう説明すると、一見まっとうなおとぎ話だが、裏側には毒の気配が。原作者ニール・ゲイマンは、本来、ダーク・ファンタジーを得意とするグラフィック・ノベル作家だ。異才作家らしく、フツーのファンタジー映画のフリをして、英国らしい皮肉が巧みに仕込んである。映画では、物語の核となる流れ星イヴェインを、いまひとつ旬を感じない女優クレア・デインズに割り振るしかなかったところがツラいが、ベテラン俳優のお遊びを見る楽しみを用意してくれた。美人女優ミシェル・ファイファーは、醜い魔女を楽しそうに演じているし、海賊船の船長デ・ニーロは「まさか！」の格好で映画ファンを驚かせる。おまけにニタニタとよく笑うのだ。まぁ、この役をシリアスに演じられても困るのだが。主役より名優たちの自虐演技に目が行くなんて、やっぱりフツーじゃない。<BR><BR>　さて肝心の主人公トリスタンだが、さっぱり魅力がないからこれまたヘンである。流れ星のありがた味にも気付かず、村のわがまま美女の気を引くことばかり考えているおバカさんなのだ。もっとも最初がこれなので、劇中での成長度は極めて高い。一方、流れ星イヴェインは、頼りないトリスタンにつきあって、紐を付けられた子犬のように冒険の旅に同行する。見る目がないのか、面倒見がいいのか。理由は簡単、恋してしまったのだ。何しろ彼は最初に出会った“人間”だ。比較検討しろと言うのも無理である。そんな世間知らずの流れ星の胸には、地上に落ちた時にみつけたルビーのネックレスが。この宝石が物語を大きく揺さぶることになる。ともあれ、流れ星が恋をしたら、世界は激変する運命だ。イヴェインの必殺技は“星”らしく輝くこと。果たして二人は、邪悪な魔女や強欲な王子の追跡をかわすことができるのか？<BR><BR>　最もシニカルなのは、物語の随所に王室問題をからませているところだ。醜い相続争いや、亡霊になった王子たちのブラックな会話が、英国王室への皮肉に見えて仕方がない。何といっても、瀕死の王が、争いの火種を付けるようにヒョイといたずらを仕掛けて死んでいく導入部がサエている。その王を名優ピーター・オトゥールに演じさせ、格調を保つあたりも気が利いている。冒険の果てのクライマックスは、ファンタジーのお約束である強引な大団円だが、王家の血筋は意外なところからつながっていく。正統な血などもはや存在せず、王家の面目は、突然空から落ちてくる流れ星のような混入異物の活躍にすがるしかないのだ。子供向けのファンタジーとあなどるなかれ。さりげない毒気と共に深読みすれば、英国の今が鏡のように映り込んでいる。興味があったらちょっと覗いてみよう。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）ハッピーエンド度：★★★★<BR><BR>□2007年　アメリカ映画　原題「STARDUST」<BR>□監督：マシュー・ヴォーン<BR>□出演：クレア・デインズ、ミシェル・ファイファー、ロバート・デ・ニーロ、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51128010.html">
<title>映画レビュー「ヘアスプレー」</title>
<link>http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51128010.html</link>
<description>ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)◆プチレビュー◆太めの女の子が主人公の、にぎやかで痛快なミュージカル映画。個性的なキャラが魅力的だ。【８５点】　1962年のボルチモア。ぽっちゃり太めの女の子トレーシーは、歌と踊りが得意な、元気いっ...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-10-20T00:09:58+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0012EGLLA%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0012EGLLA%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31Jypa0EvwL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0012EGLLA%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0012EGLLA%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>太めの女の子が主人公の、にぎやかで痛快なミュージカル映画。個性的なキャラが魅力的だ。</FONT><FONT color=#666666>【</FONT>８５点】<BR><BR>　1962年のボルチモア。ぽっちゃり太めの女の子トレーシーは、歌と踊りが得意な、元気いっぱいの高校生。ひょんなことから大好きなＴＶ番組コーニー・コリンズ・ショーに出演して人気者に。だが彼女を快く思わない母娘が様々な妨害を企てて…。<BR><BR>　もともとは80年代のカルト・ムービー。それがブロードウェイで大ヒット、再び映画として帰ってきた。今回はかつてのマニアックな味付けではなく、あくまでも明るく楽しく、万人ウケするミュージカルを目指している。意表をつくのは、豪華な脇役の笑える役柄だ。ビッグ・サイズのママを演じるのは、なんと女装したジョン・トラボルタ。冒頭にチョイと出てくる露出狂のおじさんは、オリジナル映画の監督の、鬼才ジョン・ウォーターズその人である。物語では、公民権運動のうねりが高まる60年代らしく、人種差別や体制への抗議などが描かれるが、重さはみじんもない。作品のテーマは、広義での既成概念の打破だ。黒人がなぜ差別されなければいけないのか？いうシリアスな問いは、太めの女の子がダンス・ショーに出てなぜいけないの？という表層的な疑問と、いつしか同じレベルに思えてくる。人種や容姿が人と違っていてもかまわない。歌い上げるのは、そんな居直り系ポジティブ・メッセージである。<BR><BR>　ダンスシーンは全てがエネルギッシュで、見ているこちらまでハジケそうだ。主要キャストから脇役まで見事なパフォーマンスだが、とりわけＱ．ラティファのパンチの効いた歌声が圧倒的である。天下一品のハマリ役は、オーディションで選ばれたトレーシー役、ニッキー・ブロンスキー。邪気のない笑顔が超キュートだ。おチビちゃんだが、いったん歌い踊りだすと、プヨプヨの体からものすごいオーラを発する。おしゃれなファッションと二の腕の太さ！もう釘付けだ。彼女が朝っぱらから声を張り上げて歌うのが、ボルチモアへの愛というのも実は深い。そこは南北戦争の昔から、異なる価値観がせめぎあう場所だ。トレーシーは人種差別反対のデモに参加し、そのことで大ピンチになってしまう。だが、正しいと思うことにはまっすぐにトライするのがトレーシーだ。それは、翌1963年のワシントン大行進の最初の一歩にもなろう。<BR><BR>　差別や不正がはびこるミス・ヘアスプレー・コンテストは、トレーシーたちによって痛快なフィナーレへ。観客を興奮の頂点に連れて行く。実際、この映画のテンションの高さといったらインド映画並みだ。高揚感みなぎる群舞で、スクリーンは60'sの極楽浄土と化していく。天真爛漫なヒロインを好きにならずにいられない。こんなにラブリーな作品はめったにない。だけど、この映画の人工的な明るさが逆にシニカルに見えるのが、現代という時代の哀しさである。差別は、表面的な行為や言葉ではなくせても、昔のような露骨さがない分、より巧妙に意識下に浸透している。最高に楽しんだ後にゆっくりと立ち上ってくるのは、ノーテンキなエンタメ映画の枠組みからにじみ出る、ウォーターズ作品とは別種のニヒリズムなのだ。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）前向き度：★★★★<BR><BR>□2007年　アメリカ映画　原題「HAIRSPRAY」<BR>□監督：アダム・シャンクマン<BR>□出演：ニッキー・ブロンスキー、ジョン・トラボルタ、クイーン・ラティファ、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51121859.html">
<title>映画レビュー「キングダム／見えざる敵」</title>
<link>http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51121859.html</link>
<description>キングダム/見えざる敵◆プチレビュー◆政治的な内容を、ハリウッドらしい演出で描いた社会派娯楽映画。テロの真犯人に迫る終盤の展開は手に汗を握る。【７０点】　サウジアラビアの外国人居住区で大規模な自爆テロ事件が発生。同僚を亡くしたＦＢＩ捜査官フルーリーら４人は...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-10-13T00:05:40+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0012OR5KG%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0012OR5KG%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21gjbt-jovL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0012OR5KG%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0012OR5KG%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>キングダム/見えざる敵</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>政治的な内容を、ハリウッドらしい演出で描いた社会派娯楽映画。テロの真犯人に迫る終盤の展開は手に汗を握る。</FONT><FONT color=#666666>【</FONT>７０点】<BR><BR>　サウジアラビアの外国人居住区で大規模な自爆テロ事件が発生。同僚を亡くしたＦＢＩ捜査官フルーリーら４人は、現地での調査を主張し、半ば強引にサウジに渡る。状況のすさまじさに愕然としつつ、僅か５日という期限付きの調査を開始するが…。<BR><BR>　キングダム（王国）とは、石油による莫大な富によって王一族が支配する絶対君主制の国サウジアラビアを指す。国王の命令イコール法律、憲法すなわちコーラン、外国メディアの取材は許されず、メッカ巡礼以外の観光は不許可という特殊な世界だ。映画の最初に、サウジと米国との関係を、概略で説明してくれるのがありがたい。サウジが近隣諸国のテロ組織に密かに資金を提供し、それを米国が黙認している事実や、米国の敵イラン・イラクへの微妙な思惑、米国の軍事力や科学技術に依存する半面、介入を嫌がるサウジの空気などを頭に入れておくと、この映画がより楽しめるだろう。特に、民意を無視した国家間のあやふやなかけひきが、結局はイスラム圏をテロの温床にする点は、見逃せない。映画の冒頭、むごたらしい自爆テロの場面に驚かされるが、平和な日常のすぐ隣にテロの恐怖があるのが、ジハード（聖戦）という考え方が浸透する中東の実態なのだ。監督はピーター・バーグだが、製作はマイケル・マン。硬派な作風で、闘う男の美学を追求する。<BR><BR>　本作は社会派作品だが、ハリウッドの常で、虚実混合はもちろんある。資料によると、サウジ国内で女性やユダヤ系の人間が、堂々と捜査に加わるというのは考えにくいらしい。法医学、爆弾処理、情報分析を専門とするＦＢＩ捜査官たちが特殊部隊並みに活躍するなど、無理な設定もある。だがそのことを気にするよりも、政治的で複雑な内容をエンターテインメントとして見せた力量を評価したい。報道管制により情勢を把握するのが難しいサウジを舞台に選んだチャレンジは、今後、米映画界がこの国を無視できないと認めている証拠だ。映画は、圧倒的に不利な捜査状況で成果をあげるために、現地サウジの国家警察のガージー大佐という強い味方を配している。はじめは反発しあうガージーとフルーリー捜査官の間に、次第に目的を同じにするプロフェッショナル同士の絆が芽生えるところがいい。たとえそれが悲劇の中のひとときの慰めであれ、殺伐としたこの物語の中で、唯一の人間らしいパートが、異文化の彼らの間に生まれる友情なのだ。<BR><BR>　手持ちカメラを駆使したドキュメンタリー・タッチの映像は、サスペンスフルな終盤へと観客を引きずり込む。怒り、不安、緊張。カメラはそのまま観客の目だ。クライマックス、テロ事件の首謀者と狙いを定めていた、サウジ基盤のアルカイダ幹部アブ・ハムザの懐に飛び込んでの死闘は、迫力満点で圧倒されてしまう。拉致された人質の描写など本物の映像のように恐ろしい。そんな中、激しい銃撃戦に怯える少女にお菓子を差し出した女性捜査官ジャネットが、少女の小さな手からお返しの品物をもらう。その途端にテロの真相が目の前にこぼれ落ちる瞬間は、背筋が凍ってしまった。そして、リーダーのフルーリーが、同僚の死に涙ぐむジャネットの耳元でささやく言葉と、アブ・ハムザが孫に伝える言葉が符号となることを知ったとき、きれいごとではない人間の本質を見た思いがする。暴力と憎しみの連鎖を突きつけられ、やるせない。だがそれは、この作品が世界の現状を冷静に描いているということなのだ。敵が見えないのと同じくらい、正義もまた見えない。怖い作品だ。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）娯楽アクション度：★★★★<BR><BR>□2007年　アメリカ映画　原題「The Kingdom」<BR>□監督：ピーター・バーグ<BR>□出演：ジェイミー・フォックス、クリス・クーパー、ジェニファー・ガーナー、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51116426.html">
<title>映画レビュー「パンズ・ラビリンス」</title>
<link>http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51116426.html</link>
<description>パンズ・ラビリンス 通常版◆プチレビュー◆現実と妄想が美しくも残酷に交錯する。どぎつくて甘美なビジュアルで描くダーク・ファンタジーの傑作。【８５点】1944年のスペイン。内戦で父を亡くしたオフェリアは、冷酷な義父のビダル大尉から逃れるため、屋敷の近くの謎の迷宮...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-10-06T00:04:48+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0012EGL4M%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0012EGL4M%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21EBoZDIf8L.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0012EGL4M%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0012EGL4M%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>パンズ・ラビリンス 通常版</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>現実と妄想が美しくも残酷に交錯する。どぎつくて甘美なビジュアルで描くダーク・ファンタジーの傑作。</FONT><FONT color=#666666>【</FONT>８５点】<BR><BR>1944年のスペイン。内戦で父を亡くしたオフェリアは、冷酷な義父のビダル大尉から逃れるため、屋敷の近くの謎の迷宮に足を踏み入れる。そこで出会った牧神パンはオフェリアに、あなたは本当は魔法の国の王女の生まれ変わりだと告げるのだが…。<BR><BR>12歳の少女が試練を乗り越えて成長するこの物語は、ビルドゥングス・ロマンの系譜に連なるものだ。だが本作は、明るい要素とは無縁。輝く未来、同年代の仲間、可愛い動物たちなど、一切登場しない異色のファンタジーだ。ダークな映像で語られるのは、人間の醜さと強さの本質である。奇怪な姿の牧神パンは、オフェリアに３つの恐ろしい試練をクリアすれば、本当の両親の待つ幸せな魔法の国に帰ることができると言う。この提案に、本好きで夢見がちなオフェリアは、怖さと同時に嬉しさを感じてしまう。なぜなら、現実はあまりにつらいことばかりだから。物語の世界に逃避しがちな彼女は、ことあるごとに母親から「人生はおとぎ話じゃない」と叱られるが、オフェリアの空想世界は不気味な魔物がうごめく迷宮だった。ファシストの義父がいる現実に負けず劣らず恐ろしい世界なのである。映画には血生臭い残酷描写も登場し、時には目を背けたくなることも。この逃げ場のない恐怖の二重構造の構成が巧みで、少女のピュアな心を浮き彫りにさせる。現実と空想の世界はなぜか地続きになっていて、チョークで壁に描いた扉から異世界に行くなど、つなぎのセンスが抜群にいい。<BR><BR>この映画を堪能するためには、ヒロインの持つ特権性を理解しなければならない。オフェリアは大人への入り口に立つ無垢な少女だ。無謀さと好奇心がごちゃまぜになって、粘着質の巨大ガエルの唾液にまみれ、手のひらに目がある怪物に近づいていく。ウネウネと気味悪く動く植物の根に、優しく話しかけたりもする。おぞましいものに触れながらも、自分はそんな汚れた存在になどなりはしないと信じるのが少女特有の潔癖さ。そしてこれが彼女の冒険の原動力なのだ。夢見るのは優しい両親に愛される、光に満ちた世界。グロテスクな迷宮で、勇気をもって試練に立ち向かい、懸命に幸福をつかもうとするオフェリアがけなげだ。ヒロインを演じる新人のイバナ・バケロは、どこかシャルロット・ゲンズブールに似た顔立ちで、繊細な表情とけれん味のない演技が魅力的である。<BR><BR>イマジネーションあふれる独特の映像が話題だが、現実と空想がリンクするエモーショナルな物語にこそ魅了される。ゲリラ側の人間が敵にとどめをささなかったり、大尉が軍人としてスキがあることなど矛盾点もあるが、独裁政権末期の山間部のゲリラ戦など、理詰めでは理解できない矛盾だらけの世界だったに違いない。義父の魔の手を逃れ、生まれたばかりの弟を抱いて逃げるオフェリアの運命は？終盤の展開はサスペンスフルで目が離せない。そして、唐突にやってくる悲痛な運命。痛ましさに胸が張り裂けそうになるが、少女がたどりついたその場所は、さらなる高みへ昇華した金色の理想郷だったと解釈したい。オフェリアの存在こそ、人類の希望ではなかろうか。この映画に、キリスト教的教義を見るもよし。少女の成長物語として見るもよし。はたまたレジスタンス映画として鑑賞するのもいいだろう。いずれにしても、ハリウッド産のファンタジーとは全く違うテイストで、こってりと濃厚な映像世界はまさにラテン系。映画ファンなら絶対に見逃してはいけない。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）残酷童話度：★★★★★<BR><BR>□2006年　メキシコ・スペイン・アメリカ映画　原題「EL LABERINTO DEL FAUNO／PAN'S LABYRINTH」<BR>□監督：ギレルモ・デル・トロ<BR>□出演：イバナ・バケロ、ダグ・ジョーンズ、セルジ・ロペス、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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</item>
<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51110524.html">
<title>映画レビュー「ミルコのひかり」</title>
<link>http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51110524.html</link>
<description>ミルコのひかり◆プチレビュー◆盲目の少年が、音で新しい未来を切り開く姿に感動。トスカーナの光あふれる美しい風景が心に染みる。【７５点】1971年のイタリア・トスカーナ。映画好きの少年ミルコは事故で視力を失う。親元を離れジェノバの盲学校に入ったミルコは心を閉ざ...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-09-29T00:03:07+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8D/dp/B00196P8UQ%3FSubscriptionId%3D15JBHWP7TH9QYT1RMHG2%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB00196P8UQ" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51XLrBT5OCL._SL160_.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8D/dp/B00196P8UQ%3FSubscriptionId%3D15JBHWP7TH9QYT1RMHG2%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB00196P8UQ" target=_blank>ミルコのひかり</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>盲目の少年が、音で新しい未来を切り開く姿に感動。トスカーナの光あふれる美しい風景が心に染みる。</FONT><FONT color=#666666>【</FONT>７５点】<BR><BR>1971年のイタリア・トスカーナ。映画好きの少年ミルコは事故で視力を失う。親元を離れジェノバの盲学校に入ったミルコは心を閉ざしてしまうが、古ぼけたテープレコーダーとの出会いが彼を音の世界へと導いていく…。<BR><BR>イタリア映画というのは、どんなに深刻な状況でもユーモアや温かさを忘れないという、得がたい伝統がある。盲目の少年ミルコの果敢な物語もそんな１本だ。現在、映画界で、音響デザイナーとして活躍し、秀作「輝ける青春」などを手掛けたミルコ・メンカッチの少年時代を描いたこの作品は、世界中が古い体制と権力からの解放を渇望する1970年代の空気と混ざり合い、自由への闘いという色合いも帯びている。<BR><BR>ミルコが入った盲学校は、生徒が夢を見ることを、かえってつらくなるからと決して許さず、生徒には決められた職業に就くことを強いていた。ミルコは、閉ざされた世界に生きるしかなかった視覚障害者の未来を、天性の才能で切り開くことに成功する。学校が保護者に見せる退屈な宗教劇の代わりに、仲間たちと音の童話劇を作ろうというのだ。様々な音を収集するその創作過程が、クリエイティブで素晴らしい。ミルコと仲がいい少女フランチェスカが作ったおとぎ話を劇にしようと、身近な材料を使って、雨音や風のざわめき、枯葉を踏む音などを作り出していく。剣で勇猛に戦う様子は、台所のお玉やフライ返しの金属音、火を吹くドラゴンは、近くの鉄工所の溶鉱炉から音を拾った。後にサウンド・デザイナーになるくらいだから、彼の音感やセンスは、並みはずれた才能だったに違いないが、映画はあえてミルコを特別扱いしない。このことが、誰もが可能性を持つというメッセージへとつながって秀逸だ。窮屈な盲学校で希望を無くしていた少年たちは、誰もが皆、ミルコの音集めに楽しそうに協力し、劇を作っていく。子供たちの夢あふれる世界を、大人のものさしで計り、未来を決め付けることなど、決してあってはならないのだ。<BR><BR>映画は実際に、目が見える少年とそうでない少年をほぼ半分ずつキャスティングし、互いにコラボレートさせたという。遊びの中からさまざまなものを生み出す子供たちの感性は、そのまま物語の豊かさになった。物事は目だけで見るのではない。澄んだ心はあらゆるものを映し出してくれる。それを象徴するのが、ミルコと仲間たちが寄宿舎をこっそり抜け出して映画館に行く場面である。たとえ目で映画を見ることができなくても、少年たちは体全体で作品を楽しんでいた。ストーリーをうっすらと覚えていたミルコの愉快な解説に、ドキドキし、大笑いし、スリルを味わう子供たち。彼らの顔は、暗闇の中でスクリーンの光に照らされて、最上級に輝いていた。いったいどれほどの人が映画館でこんな笑顔を見せるだろうか。職業柄、毎日、当たり前のように映画を見ている私だが、無心に楽しむ気持ちをいつのまにか忘れていたように思う。この映画と主人公ミルコに大切なことを教えてもらった。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）珠玉度：★★★★<BR><BR>□2005年　イタリア映画　原題「ROSSO COME IL CIELO/Red Like the Sky」<BR>□監督：クリスティアーノ・ボルトーネ<BR>□出演：ルカ・カプリオッティ、シモーネ・グッリー、マルコ・コッチ、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51103587.html">
<title>映画レビュー「プラネット・テラーinグラインドハウス」</title>
<link>http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51103587.html</link>
<description>プラネット・テラー プレミアム・エディション◆プチレビュー◆グラインドハウス第２弾は、往年のＢ級映画を最新技術で再現したゾンビ映画。片足マシンガンのヒロインが最高！【７５点】テキサスの田舎町の米軍基地で違法の生物化学兵器が開発されるが、破壊された装置から有...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-09-22T00:06:32+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0011DTTBQ%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0011DTTBQ%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21kXiG6UPsL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B0011DTTBQ%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B0011DTTBQ%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>プラネット・テラー プレミアム・エディション</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>グラインドハウス第２弾は、往年のＢ級映画を最新技術で再現したゾンビ映画。片足マシンガンのヒロインが最高！</FONT><FONT color=#666666>【</FONT>７５点】<BR><BR>テキサスの田舎町の米軍基地で違法の生物化学兵器が開発されるが、破壊された装置から有毒ガスが噴射。町の人々は感染し、ゾンビと化す。ゴーゴーダンサーのチェリーは別れた恋人のレイと出会うが、ゾンビに片足を食いちぎられてしまい…。<BR><BR>タランティーノの「<A href="http://blog.livedoor.jp/cinemassimo/archives/51082516.html" target=_top>デス・プルーフinグラインドハウス</A>」と対をなす２本立て風映画の第２弾がこちら。２本同時鑑賞は無理でも、出来るだけ前作を押さえておくことをお勧めする。物語は、ゾンビファンには垂涎もので、血みどろの残酷描写は映倫スレスレ。見ているこっちが心配になるほどだ。タランティーノ版が往年のＢ級映画の再現に全力を注いだのに対し、本作の特徴は、伝統的なゾンビもののラインを踏襲しながら、細かい設定に現代の息吹が感じられる点にある。ロドリゲスは、製作、監督、脚本、撮影、特殊効果や音楽にいたるまで、ほとんど全ての映画技術に精通するオールマイティな天才肌。その彼が、最新のデジタルとＣＧＩを駆使して、バーチャルな世界を見せてくれるのだから、楽しくないはずがない。<BR><BR>往年の低予算映画らしさは、わざと入れたフィルムの傷やノイズ、「リール喪失」のテロップをベッド・シーンの真っ最中に出し、肝心の場面をスッ飛ばすという憎い遊び心で表現する。一方、ブルース・ウィリスのような大物スターを出演させて、ビンラディンをやっつけた英雄なのに悪に染まる悲しい運命を背負わせるなど、設定はあくまで現代風。軍事基地での極秘実験というのも、どこか現実味をおびている。むやみに派手なアクションとバイオレンスもてんこもりだ。爆炎を背に大ジャンプを決めるヒロインは、見事に21世紀の女戦士である。おそらくこの感覚は、Ｂ級映画専門の映画館グラインドハウスをリアル体験ではなく、盟友のタランティーノの“教育”で自分のものにしたロドリゲスならではの咀嚼（そしゃく）によるものだろう。<BR><BR>義足代わりにマシンガンを装着して戦うセクシーなヒロイン。監督ロドリゲスの頭の中には、何よりも先にこのビジュアルイメージが浮かんだに違いない。片足を食われたのになぜ感染しないのか？とか、マシンガンの弾切れはないの？などの突っ込みはさておき、異形の容姿に変わってからの展開は、ダンサーならではの決めポーズの連打だ。ヒロインのチェリーは愛するレイの励ましで、泣き虫の女の子から、力強い戦士へと変貌。ふっきれた女は、いつだって美しくてカッコいいのである。豪華でムチャクチャな脇役を配するのも忘れない。注射針を武器に戦う女医ダコタは、強いんだか弱いんだか判断不能で、どこかオトボケな美女。バーベキューソースに固執する兄弟のコアなやりとりや、狂気のレイプ魔をタランティーノに演じさせるなど、ロドリゲスのアイデアとおふざけは無尽蔵だ。チェリーとレイの純愛に涙し、ゾンビ相手のサバイバルに興奮する。なんでもアリのごった煮感が、最大の魅力と断言したい。フェイク（偽）予告編の映画「マチェーテ」もぜひ作ってほしいものだ。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）痛快度：★★★★<BR><BR>□2007年　アメリカ映画　原題「GRINDHOUSE/ PLANET TERROR」<BR>□監督：ロバート・ロドリゲス<BR>□出演：ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲス、マイケル・ビーン、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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<item rdf:about="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51096700.html">
<title>映画レビュー「ミス・ポター」</title>
<link>http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51096700.html</link>
<description>ミス・ポター (初回限定生産 特製パッケージ)◆プチレビュー◆ピーターラビットの作者の半生を描く伝記。湖水地方の美しい風景に癒される。ＣＧで動く動物たちが最高に可愛い。【７０点】20世紀初頭のロンドン。上流階級の女性ビアトリクス・ポターは母が勧める結婚より絵本...</description>
<dc:creator>cinemassimo</dc:creator>
<dc:date>2007-09-15T00:02:24+09:00</dc:date>
<dc:subject>映画レビュー2007</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<P><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B000Y38KEG%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B000Y38KEG%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank><IMG style="MARGIN-RIGHT: 5px" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21jiuAKwXVL.jpg" align=left border=0></A><A href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html%3FASIN=B000Y38KEG%26tag=cinemassimo-22%26lcode=xm2%26cID=2025%26ccmID=165953%26location=/o/ASIN/B000Y38KEG%253FSubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2" target=_blank>ミス・ポター (初回限定生産 特製パッケージ)</A><BR>◆プチレビュー◆<BR><FONT color=#339999>ピーターラビットの作者の半生を描く伝記。湖水地方の美しい風景に癒される。ＣＧで動く動物たちが最高に可愛い。</FONT><FONT color=#666666>【</FONT>７０点】<BR><BR>20世紀初頭のロンドン。上流階級の女性ビアトリクス・ポターは母が勧める結婚より絵本作家として生きることを切望していた。新人編集者ノーマンの助けで、絵本を出版し、大成功を収めるビアトリクス。いつしかノーマンと愛し合うようになるが…。<BR><BR>いつの時代もどんな分野でも、先駆者という存在は偉大だ。上流階級の女性が働くなど論外だった時代に、ビアトリクスは、得意の絵で社会に進出した働く女性“キャリア・ウーマン”。同時に偉大なナチュラリストでもあり、自然保護を実行する行動力と先見性も持っていた。彼女の作品の可愛らしい絵柄とは対照的に、力強くて自立した女性というイメージが沸いてくる。だが、ポターという人物は、アーティストとしての誇り、夢見がちな性格、意外と長けた理財の才などが同居する、複雑な才能の持ち主だったようだ。世界一有名な青い上着を着たウサギ「ピーターラビット」は、そんな女性から生まれた魅力あふれる芸術品である。<BR><BR>この映画は良くも悪くも静かで控えめだ。ビアトリクスとノーマンとのビジネス上での二人三脚は、やがて恋へと発展するが、愛する人の病死によって、幸せは突然手からこぼれ落ちる。昨今の純愛メロドラマならどれほどでも劇的な演出をほどこせるこの悲劇を、さらりと描くのが印象的だ。人間の死も、大自然の大切な一部なのだと言い聞かせるように、喧騒のロンドンから一人田舎に移り住み、悲しみを癒すポター。傷ついた心を抱えながら、愛する自然の中で静かに暮らすたたずまいが、どこか素朴な印象のゼルウィガーにとても似合っていて、好感が持てる。一方、控えめな演出に物足りなさを感じるのは、ポターの持つ精神性の基礎となる部分だ。彼女は、私生活でも仕事の上でも、決して妥協しない。それはポターが、自然保護と歴史的建造物保全のナショナル・トラスト運動の基盤を作ったことにも現われるが、この意思の強さがどこから来たのかが分かりにくい。おそらくは理解のある父親、おそらくは湖水地方への特別な愛着。予想はできるが、彼女の傑出した芯の強さの源をより深く描けば、現代に生きる私たちは、ポターという女性にもっと近づけただろう。<BR><BR>目まぐるしく変化する時代のむなしさと、現実にあふれる悲しみを、ポターは本能的に知っていた。だからこそ、才能ある原作者の特権で、自作の中の世界に遊ぶ喜びを満喫していたのではなかろうか。映画は、ポターのそんな感情を、現代ならではのＣＧ技術で絶妙に表現している。絵本の動物たちを生き生きと動かして、ゼルウィガーと“共演”させたのだ。ウサギ、ネコ、ガチョウ、キツネ。ポターの本の世界そのままに動き回るおなじみのキャラクターたちがほほえましい。動物たちとのデジタル共演の時間は短いが、この演出が映画を格段に魅力的にしている。何よりも、孤独な性格だったと伝えられることが多いビアトリクス・ポターを、ユーモラスで愛すべき女性としてイメージさせてくれたのが嬉しかった。<BR><BR>（シネマッシモ評価：★５つが満点）キャリアウーマン度：★★★★<BR><BR>□2006年　アメリカ・イギリス合作映画　原題「MISS POTTER」<BR>□監督：クリス・ヌーナン<BR>□出演：レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン、他<BR><BR><A href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><IMG class=pict height=15 alt=人気ブログランキング用バナー hspace=5 src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" width=80 align=left border=0></A> 
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