ひとりごと2008
2008年06月30日

試写室だより 08.06月下旬

試写室だより去る6月18日に、米国の女優シド・チャリシーが死去しました。
素晴らしい美人で、その上、素晴らしいダンサー。
ダイナミックで気品がある美しいダンスはこの女優の魅力でもありました。
代表作は「雨に唄えば」「バンド・ワゴン」「ブリガドーン」「絹の靴下」など。
ジーン・ケリーとフレッド・アステアという2大スターと共演したことからも分かるとおり、人気・実力ともに兼ね備えたミュージカル・スターでした。
享年86歳。ご冥福をお祈りします。合掌。

6月下旬に見た主な映画は以下。

「ホートン」「SEX AND THE CITY」「テネイシャスD」「カンフー・ダンク!」
「おくりびと」「きみの友だち」「純喫茶磯辺」「スカイ・クロラ」などなど。

アウトドア般若心経
みうらじゅん著「アウトドア般若心経」を読みました。
ほとんどが写真なので、“読む”というより“見る”という感じ。
著者がこだわっている般若心経に登場する文字を、街の中の看板などに捜し求めて写真を撮り、一冊にまとめた本です。
例えば「空」は「空室あり」の看板から文字をゲット。
神も仏もない私でも楽しめました(笑)。

以前、映画「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」を見て、コラージュって面白い!と思ったのですが、この本にもそのコラージュの精神があるように思いました。コラージュとは仏語でのり付けの意味。新聞や写真などの素材を様々に組み合わせて張りつけ、効果を出すという絵画における手法ですが、写真、文学、音楽などにも応用されています。

たった一文字を探して全国を旅する著者の情熱に何しろ脱帽。写真がほとんどですが、所々に解説風の言葉が書いてあって、これがなかなか深いし面白い。それなのに、文字のページが、金(ゴールド)地に白文字で印刷してあるんです。読みにくいのなんのって!つくづく変わった本でした。

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cinemassimo at 00:12|この記事のURLComments(2)clip!
2008年06月28日

「映画のまぐまぐ」で紹介されました5

お知らせ「まぐまぐ」のWEBサイトの中の「映画のまぐまぐ」というカテゴリー内、「映画おすすめ情報」で「映画通信シネマッシモ」が紹介されています。

掲載期間は、2008年06月28日(土)〜2008年07月04日(金)。
紹介されている映画レビューは2008/6/14配信の「JUNO/ジュノ」です。
映画のまぐまぐはこちら → http://movie.mag2.com/

なお、2008年7月1日(火)のWeekly Mag2エンターテインメント増刊号でも、連動して「映画通信シネマッシモ」の映画レビュー「JUNO/ジュノ」が紹介されます。

まぐまぐのスタッフの方々、ありがとうございました!

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cinemassimo at 19:23|この記事のURLComments(0)clip!
2008年06月18日

1000記事突破しました5

ひとりごと当ブログに掲載した記事の総数が、1000記事を越えました。
目次やお知らせなど、カテゴリーに属さない、映画評以外の記事も含んでますが、とりあえず、目標にしていた数字なので、管理者としては嬉しいかぎりです。今後ともどうぞよろしくお願いします。

ところで、映画とはちょっと離れますが、現在、スイスとオーストリアで共同開催されているサッカー欧州選手権2008(通称、ユーロ2008)を楽しんでいます。
どの試合もハイレベルで目が離せません。
ノリノリのオランダ、余裕のポルトガル、ピリッとしないドイツ、モタつくイタリアなど、お国事情はさまざま。強豪のフランスや前回王者のギリシャ、開催国がグループリーグで敗退したりと、波乱も。イングランドにいたっては、本大会に出場さえしてくれません(苦笑)。欧州サッカーは常に激戦なのであります。

そんな中、ひそかなお楽しみは、サッカー選手と映画俳優そっくりさん、みっけ!

  ポドルスキ(ドイツ)・・・・・・・・・ちょっぴりイーサン・ホーク
  ムトゥ(ルーマニア)・・・・・・・・・ほんのりトム・クルーズ
  ユングベリ(スウェーデン)・・・・角度によってはジェイソン・ステイサム
  トパル(トルコ)・・・・・・・・・・・・・どことなくエイドリアン・ブロディ

いかがです?サッカー観戦には、こんな楽しみ方もありですよ〜。
さて、いよいよ決勝トーナメント。寝不足覚悟で頑張ります!

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2008年06月15日

試写室だより 08.06月上旬

試写室だより昨日(6/14)、岩手・宮城の両県で、大きな地震がありました。
当ブログを愛読してくださっている方の中には、この地域にお住まいの方もいらっしゃいますので、大変心配しています。
この時間でも、まだ強い余震が続いているようです。どうか、気をつけてください。

去る6月10日に映画評論家の水野晴郎氏が死去しました。
「いやあ、映画って本当にイイもんですね」というセリフは彼のトレードマーク。
TVの映画番組では、難しい評論ではなく、分かりやすくてやさしい言葉で映画の魅力を語ってくれました。カルト映画「シベリア超特急」シリーズの監督・主演としても知られています。享年76歳。ご冥福をお祈りします。合掌。

6月上旬に見た主な映画は以下。

「ワン・ミス・コール」「ホット・ファズ」「スターシップ・トゥルーパーズ3」
「ドラゴン・キングダム」「レッドライン」「カンフー・パンダ」
「カメレオン」「闇の子供たち」「ジャージの二人」「たみおのしあわせ」などなど。

「ホット・ファズ」の副題は“俺たちスーパーポリスメン!”。
一見、「俺たちニュースキャスター」や「俺たちフィギュアスケーター」風でしょ?
でもこれ、イギリス映画のナンセンス・コメディなんです。
試写室内は、大爆笑の渦。もちろん私もおなかをかかえて笑わせてもらいました〜!

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2008年05月31日

試写室だより 08.05月下旬

試写室だより最近、試写室のマナーがなってない!…と先日、試写室仲間のHちゃんがカンカンに怒ってました。映画上映中にずーーっと携帯を操作して光を放ち続けるという、礼儀知らずがいた様子です。
ウン、激しく分かります、その気持ち。私も困り果てた経験があるもの。
しかし、仮にも映画を仕事で見に来ている試写室でこの有様ですから、一般試写や普通の劇場ではいったいどうなっているんでしょう。もはや崩壊状態か?!
映画を暗い場所で静かに見たいと思うのは、携帯電話が生活に欠かせないツールになった現代では、もう無理な願いなのでしょうか(悩)。
そういえば、オムニバス映画「それぞれのシネマ」の中で、上映中にしゃべりまくる観客をハンマーでブン殴るという1本がありましたっけ…(苦笑)。

5月下旬に見た主な映画は以下。
「アクロス・ザ・ユニバース」「あの日の指輪を待つ君に」「スピード・レーサー」
「告発のとき」「近距離恋愛」「百万円と苦虫女」「火垂るの墓」などなど。

この夏、一番の話題作といっていい「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」の完成披露試写会は、予想通りの熱気でセキュリティも厳重なもの。あの有名なテーマ・ソングを聞くだけでワクワクさせられるから、さすがです。ハリソン・フォードの体をはったアクションに思わず感心しました〜。

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2008年05月27日

監督シドニー・ポラック、死去

おくやみ2008年5月26日、米国の監督シドニー・ポラックが、がんのため死去しました。監督はもとより、俳優、プロデューサーとしても才能を発揮した多才な映画人でした。

監督としての代表作は、「トッツィー」「愛と哀しみの果て」「追憶」「ザ・ファーム/法律事務所」「ザ・インタープリター」など多数。
俳優としては、「トッツィー」「永遠に美しく…」「アイズ・ワイド・シャット」などに出演。
プロデューサー業では「推定無罪」「リプリー」「アイリス」など。
近年では「フィクサー」に俳優として出演し、元気な姿を見せていました。

私が最も印象に残っている作品は、激動の時代を生きた男女の20年間を描くラブ・ストーリー「追憶」(73)。アカデミー賞を受賞した「愛と哀しみの果て」(85)よりも、ポラックらしさが出ている作品のように思います。
また、ジェーン・フォンダを主演に撮った初期の名作で、ダンス・マラソンを通して大恐慌時代の孤独な人間模様を描いた「ひとりぼっちの青春」(69)も印象的でした。
追憶
愛と哀しみの果て
ひとりぼっちの青春

社会派監督として知られていますが、切り口はソフトで親しみやすいのが特徴。
恋愛や家族など、身近な問題から社会情勢を語る作品は、評価が高いものでした。

享年73歳。ご冥福をお祈りします。合掌。

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2008年05月15日

試写室だより 08.05月上旬5

試写室だよりGW休みがあったせいか、試写そのものが少なめ。
三谷幸喜監督最新作「ザ・マジック・アワー」には、故市川崑監督の在りし日の姿がチラリと映っていていました。

5月上旬に見た主な映画は以下。
「シューテム・アップ」「フールズ・ゴールド」「ブルー・ブルー・ブルー」
「ザ・マジック・アワー」などなど。

東京暮らし
川本三郎著「東京暮らし」を読みました。
GWに読んだ「旅先でビール」と対になるようなエッセイです。
「旅先でビール」に比べると、より“普段着”気分で楽しめるのは、町歩きの範囲が東京周辺に限られているせいでしょう。
でも、読んでいて気分がいいのは同じ。やさしい味わいの文章も同じ。さらに、さりげない映画ネタも同じ。嬉しいなぁ。

エッセイのいいところは、初めからきちんと読まないと筋がわからない小説と違い、どこから読んでもOKということ。基本的には、最初から順番に読んでいくのだけれど、映画に関する項目はやっぱり気になってしまうんですよね。
特に“小津映画に見いだされる「時」”なんていう項目があると、もう我慢できなくて、先に読んでしまうという、行儀の悪い私なのでした(苦笑)。

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2008年05月06日

「旅先でビール」で旅気分5

大型連休も今日でひとまず終わり。今年は曜日の並びが良くなかったですね。
とはいえ、並びが良くても、人が大勢一気に移動する時期の旅行が苦手な私としては、GWは遠出はしないと決めてます。そんなとき思いついたのが、擬似旅行。
そうだ、旅の本を読もう。

旅先でビール
ということで、手にとったのが、旅行エッセイ「旅先でビール」。著者は評論家の川本三郎氏です。この作家の本は、映画関係は、職業柄、結構読んでいるんですが、旅に関するものを読んだのは初めて。これが、実にイイ感じの1冊でした。

読んでいて気分がいいとはまさにこういう本を言うんでしょう。
国内の小さな旅が、5月の薫風のようにつづられています。

私としては、超映画ツウで一級の映画評論家の氏が、さりげなく盛り込む映画ネタが読んでいてワクワクものでした。例えば、京都の大徳寺に清水宏監督のお墓があるとか、ホウ・シャオシェン監督の「珈琲時光」に登場するのは群馬県の上信電鉄の根小屋(ねごや)駅だとかという“映画的マメ知識”が添えられているのが嬉しくて。随所に表れる、日本の美しい風景への、あたたかいまなざしも好ましい。同時に、鋭い洞察力にしばしば驚かされます。

何より気に入っているのは、氏の文章の“やさしさ”でしょうか。
ちなみに常日頃、私が基準として考える「頭がイイ人の文章」というのがあって、それは、「難しいことを、やさしい言葉で、短く述べる」ということ。氏の作品は、この条件をパーフェクトに満たしているのです。しかも面白い。

川本三郎氏は、映画評論以外にも文芸評論や随筆など著書多数。プレス資料などにも多く寄稿されているので氏の文章に触れる機会は多いのですが、映画以外の、特に旅や町歩き系のエッセイには、間違いなくハマってしまいそう。激しくマイ・ブームの予感です。

そういうわけで、明日からは「旅先でビール」の続編(姉妹編?)のような扱いの「東京暮らし」に取りかかる予定。ウン、これもきっと素敵な一冊に違いありません。

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2008年04月30日

試写室だより 08.04月下旬

試写室だよりゴールデン・ウィーク、真っ只中。皆さん、いかがお過ごしですか。
お天気がいいのでお出かけの方も多いことでしょう。
映画的には、ファミリー映画を中心に、劇場は賑わっているようです。

4月下旬に見た主な映画は以下。
「幻影師アンゼンハイム」「奇跡のシンフォニー」「ラスベガスをぶっつぶせ」
「歩いても歩いても」「隠し砦の三悪人」「神様のパズル」
「山のあなた 徳市の恋」「クライマーズ・ハイ」などなど。

「ラスベガスをぶっつぶせ」は、実話がもとのギャンブル・ムービー。
「山のあなた 徳市の恋」は、名匠清水宏作品のリメイク。
「クライマーズ・ハイ」は横山秀夫原作の社会派映画。

“春眠暁を覚えず”って言いますけど、なんだか眠くて眠くて…(汗)。
ぼんやりしていたせいか、4月下旬は試写室を間違えたり、時間を勘違いしたりで、何度も慌ててしまいました。深〜く反省。大丈夫か、私?!
おかげでまったく予定外の作品を見てしまったりして、ある意味、スリリングな日々でしたケド(苦笑)。

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2008年04月25日

メンテナンス、終了しました5

お知らせ本日4月25日に断続的に行っていたメンテナンス及びカスタマイズ作業は、すべて終了しました。表示くずれなどが生じた閲覧者の皆様には、大変ご迷惑をおかけしました。
現在、通常通り、閲覧いただけます。

PS
最初の恋、最後の儀式 (Hayakawa novels)
イアン・マキューアンの短編集「最初の恋、最後の儀式」を読みました。
ちなみに、これ、彼のデビュー作品集で、サマセット・モーム賞を受賞しています。イアン・マキューアンは、映画「つぐない」の原作「贖罪」の著者。
映画の印象から、格調高い古典的な作風かと思っていたら、この「最初の恋、最後の儀式」は短編集ということもあり、とても軽やかで、かなり風変わり。アンモラルな側面も多くあります。

映画で例えれば、ジェイムス・アイボリーかと思っていたら、ハーモニー・コリンだった…みたいな(笑)。

本当は、「つぐない」を一緒に見た同業者のUちゃんが「原作は素晴らしい小説」と絶賛していた「贖罪」が気になっていたんですが、あまりのボリュームにひるんでしまった、情けないヘタレの私です(爆)。
ともあれこのイアン・マキューアン、多才な作家みたいなので、チェックしときましょ!

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