映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
シネマッシモでは、映画レビューはネタバレなしのヒントあり。映画を見る前と見た後と、2度読んで楽しめます。
映画評サイトもこのブログで4代目になりました。すべての映画好きを歓迎します!
(点数は100点が、★は5つが満点)
シネマッシモとは、シネマ(映画)とマッシモ(イタリア語でmax,最大)とを組み合わせた造語。
どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

◎ 今週の気になる映画 ◎
「ゲット・アウト」「ブレードランナー 2049」「先生」etc.

映画レビュー2009

映画レビュー「アバター」

アバター (ジェームズ・キャメロン 監督) [DVD]アバター (ジェームズ・キャメロン 監督) [DVD]
◆プチレビュー◆
深淵な世界観が見事なSF冒険物語。最新の3D技術で提供される美しい映像に思わず息を呑む。 【90点】

 22世紀。戦傷で下半身不随となった元海兵隊員のジェイクは、亡き兄に代わってアバター・プロジェクトに参加する。目的は、5光年離れた衛星パンドラに眠る貴重な鉱物を得るため、先住民を排除すること。分身“アバター”により、再び身体の自由を得たジェイクは、未知なる星パンドラで任務につくが…。

 「タイタニック」のジェームズ・キャメロンは、凝り性の完璧主義者として有名だ。彼はこの「アバター」の構想に14年、製作に4年を費やしたという。カメラやシステムすべてが新開発のデジタル3Dで撮影された驚愕の映像を見れば、それだけの時間を要したのが納得できる。従来の3D映画は前方に飛び出してビックリさせる見世物的要素が強かったが、本作の3Dは、奥行きと深みに主眼を置く。また、実写とCGを融合したパフォーマンス・キャプチャーをさらに進化させ、限りなく実写に接近するテクノロジーとして3Dを活用している。映像革命とのキャッチフレーズは、決して誇張ではないのだ。

 アバターとは、意識をリンクして得た分身のこと。パンドラは星全体が強い磁気を帯び、人類には有害な大気に包まれているため、そこで活動するには、人間と、パンドラに住む先住民ナヴィの遺伝子を組み合わせたアバターを遠隔操作せねばならない。本作は、車椅子の主人公が、アバターによって再び縦横無尽に駆け回るという設定がクレバーだ。これはそのまま、映画館の椅子に座る“身動きできない”観客が、スクリーンで味わう解放感にスライドしていく。

 SF、ファンタジー、アクション、ラブストーリーといったジャンルの垣根を超える壮大な物語の前半は、パンドラの幻想的な光景に目を奪われる。熱帯雨林のような大自然、多様で未知の生物たち、翼竜が空を飛び、山々は宙に浮かぶ。細部まで作りこまれたそれは、緻密に構築された新世界だ。特に、夜になるとあらゆる植物が、青やピンクに発光する神秘的な光景には、恍惚感を覚える。聖なる木の精が浮遊する様は、夢を見ているかのようだ。ナヴィを立ち退かせるため、部族の特徴や弱点を探るはずのジェイクが、パンドラそのものに魅了されていくのが頷けた。やがてジェイクは、自然と調和し独自の文化を育むナヴィに溶け込み、族長の娘ネイティリと恋に落ちる。しかし、後半はロマンティックなトーンは一変。ジェイクは、人間のエゴと自分の任務に苦悩した末に、ある決断を下すことに。終盤の壮絶な戦いには心を揺さぶられる。

 物語は、人として成長するジェイクの心の旅だが、その裏側には、先住民を排除して築かれたアメリカの罪や、今なお資源を求めて、民主主義の名を借りて他国で争いを続ける現政権への批判が透けて見える。異文化との共存や環境保護を訴えること自体に新味はないが、ここまで先端的で美しい映像で語られたら、そのメッセージは否が応でも力強く響く。加えて、アバターの理念には、もはや肉体ではなく意識そのものが生命の絆だとする、一種の不死観がにじんでいた。パンドラの中心である母なる存在“エイワ”は、すべての生物の記憶を蓄積する。ならば次世代に伝えるべき記憶こそが生の証となろう。まるで太古の樹木の年輪のように、幾重にも重なる記憶。この映画で私たちは、今の自分の存在意義を改めて自問せねばならない。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)映像美度:★★★★★

□2009年 アメリカ映画 原題「AVATAR」
□監督:ジェームズ・キャメロン
□出演:サム・ワーシントン、シガニー・ウィーバー、ゾーイ・サルダナ、他


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映画レビュー「パブリック・エネミーズ」

パブリック・エネミーズ リミテッド・バージョン [DVD]パブリック・エネミーズ リミテッド・バージョン [DVD]
◆プチレビュー◆
伝説の銀行強盗の生き様が熱い。物語はシンプルだが、その分、ジョニー・デップの魅力が際立った。 【70点】

 スリリングな逃亡劇と美男美女が織り成すラブ・ストーリー。本作には、観客がスクリーンで最も見たいと望む要素が詰まっている。1930年代の米国。大恐慌で苦しむ庶民が英雄視したのは、鮮やかな手口で銀行から大金を奪い、不可能に見える脱走を繰り返す、ジョン・デリンジャーその人だ。大胆不敵な彼は、毎日を熱く生きることが本望のような男だが、運命的に出会った美女ビリーを愛したことで、何があっても彼女を守り抜くと誓う。だが、そんなデリンジャーをFBIは“社会の敵”と称して執拗に追い続ける…。

 不況で苦しむ大衆が犯罪者デリンジャーを義賊としてもてはやしたのは、理由がある。まず弱者からは何も奪わず、利益を独り占めする銀行から大金を奪ったこと。仲間を決して見捨てないなど、独自のルールを貫いたこと。ハンサムでおしゃれ、物腰が柔らかく紳士的だったというルックスの良さ。マスコミを巧みに利用するしゃれっ気もあった。デリンジャーという人物は、映画の主人公そのものではないか。だが、ノミ行為で大金をせしめる犯罪組織が台頭するなか、あえて危険な銀行強盗にこだわる彼は、大衆に人気はあっても時代に取り残されていく運命だった。そんな彼の最期は簡単に予想できるが、短い生涯の最後に燃えた一途な恋愛を中心に据えたことで、映画は、主人公の男気を際立たせている。当代一の人気俳優ジョニー・デップに「俺の好きなもの。野球、映画、高級服、速い車。そして君だ」と言われては、女性なら誰でもシビレてしまう。コートを華麗になびかせて、銀行のカウンターをひらりと飛び越える様は、今では滅多に見られないダンディな銀幕のスターそのものだ。美男美女の熱い恋に、1930年代のモダン・クラシックな衣装が華を添える。

 FBIに指名手配され命懸けの逃亡の中で、愛するビリーとの未来を夢見るロマンチシズムが切ない。デリンジャーという男は、殺人も辞さない犯罪者であることは間違いない。だが、映画は彼を運命的な恋に燃え尽きた男として描ききる。本作にはFBI捜査官のメルヴィンとの対決の構図もあるが、男臭くクールな映画を得意とするマイケル・マンは、意外にもラブ・ストーリーの方に比重を置いた。実在の銀行強盗ジョン・デリンジャーを、スタイリッシュでエレガントなアウトローとして描いたマン監督。彼も、どこかで太く短い人生に憧れるロマンチストなのかもしれない。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)エレガント度:★★★★☆

□2009年 アメリカ映画 原題「PUBLIC ENEMIES」
□監督:マイケル・マン
□出演:ジョニー・デップ、クリスチャン・ベイル、マリオン・コティヤール、他

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映画レビュー「カールじいさんの空飛ぶ家」

カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]
◆プチレビュー◆
ディズニー/ピクサー初の3D作品。計算されつくした映像と完璧な物語に圧倒される秀作アニメ。 【80点】

 主人公・カールじいさんは、決してヒーローではない。だが、彼が繰り広げる冒険物語は、驚くほどの感動に満ちている。78歳のカールは一人暮らしの孤独な老人。最愛の妻エリーに先立たれ、住み慣れた我が家を奪われそうになった時、妻と憧れ夢見ていたのに果たせなかった、あることを実現させようと決意する。無数の風船を付け、家ごと空高く舞い上がったカールじいさんが目指すのは南米にあるという伝説の滝だ。なりゆきで一緒に旅をすることになった少年ラッセルと共に、カールは人生で最初の冒険の旅に出ることになる。

 思い出がつまった家が、色鮮やかな風船を付けてふわりと舞い上がる時の高揚感は、現実ではありえない愛すべきファンタジーを可能にするアニメーションならではの魅力にあふれ、劇中で最もワクワクする場面だ。ディズニー/ピクサー初の3Dアニメとして話題なだけあり、色彩や構図の美しさは目を見張る。その上、物語の素晴らしさはほとんど完璧と言うしかないのだ。頑固なカールじいさんと太めの少年ラッセルの凸凹コンビは、南米の秘境で大冒険を繰り広げることに。そこで出会う幻の鳥や、伝説の冒険家の正体、彼の手下である犬たちのとぼけた行動など、ストーリーの面白さをあげればきりがない。

 だがこの映画の最大の見所はと聞かれたら、迷わず、冒頭の、セリフなしのモンタージュ形式で描く、カールとエリーの人生の物語だと断言する。シャイな少年とおてんばな少女は惹かれあって結ばれる。嬉しい時も悲しい時もいつも一緒だった二人。平凡でささやかな人生こそ、非凡なる宝物なのだと教えられ、映画序盤で私は早くも涙ぐんだ。わずか10分のこの物語に感動した観客は、カールじいさんが冒険の果てに、もう一度生きる希望を取り戻す姿に強く共鳴するだろう。原題「UP」は空にある夢を感じさせるが、本物の幸せは地に足をつけた場所にある。ラスト、カールじいさんがラッセル少年の胸に付けるバッジがその証だ。亡き妻を追うかのように見えた旅の着地点に「生」の輝きを用意したこの映画、3D以上の深みがある物語をたっぷりと味わいたい。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)独創性度:★★★★☆

□2009年 アメリカ映画 原題「UP」
□監督:ピート・ドクター
□出演:(声)エド・アズナー、クリストファー・プラマー、他

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映画レビュー「イングロリアス・バスターズ」

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◆プチレビュー◆
タランティーノがハチャメチャな描写で歴史とナチスを遊び倒す。映画愛に基づく復讐が痛快な怪作。 【75点】

 ナチスやヒトラーと、その打倒を描いた映画は多いが、この作品はスタンスといい、切り口といい、まったくもって奇想天外だ。歴史的な事実を背景にしてはいるが、史実通りに描く気など、タランティーノには微塵もない。1941年、ナチス占領下のフランスで、家族を虐殺されたユダヤ人少女ショーシャナは、間一髪で逃げ延びる。成長した彼女は映画館を経営しながらナチスへの復讐を誓っていた。一方、イングロリアス・バスターズと呼ばれる連合軍のならずもので構成された極秘部隊は、レイン中尉をリーダーに次々にナチスを血祭りにあげて独軍をふるえあがらせる。独人美人女優で二重スパイであるブリジットの情報をもとに、ある極秘ミッションが計画されていたが、それはショーシャナにも復讐のチャンスとなる。

 何しろバスターズのやることときたらナチスに負けず劣らず残虐だ。頭の皮をはいだり、傷口に指を突っ込むなどの残酷な描写が平気で登場する。タランティーノの十八番であるペチャクチャと続く無駄なおしゃべりはもちろん健在だが、今回は、主要人物が、次から次へと死んでいく先読みできない展開がすごい。ここには映画的な善人は一人も存在せず、誰かに単純に感情移入することは許されない。

 ナチスと彼らがやった行為はだれもが憎んでいるのは事実。そして劇中でも描かれるように、ナチスが映画をプロパガンダとして最も重視していたことも。この二つをブレンドし、タランティーノは、現実ではできなかったヒトラーへの復讐をものの見事にやってのけた。しかも映画という最強の武器を使って。こう考えると、この戦争アクションは、痛快ファンタジーと呼ぶ方がふさわしい。タランティーノの偏愛するマカロニ・ウェスタンや数々の往年の名作へのオマージュもてんこもりだ。はたして最後に笑うのは誰? ナチスをとことん映画で遊び倒したタランティーノか。いや、勝者は映画そのものだと考えてこそタランティーノの映画愛に応えることになると信じる。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)死亡率度:★★★★☆

□2009年 アメリカ映画 原題「INGLOURIOUS BASTERDS」
□監督:クエンティン・タランティーノ
□出演:ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツ、他

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映画レビュー「脳内ニューヨーク」

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◆プチレビュー◆
摩訶不思議系エンタテインメント。内容はひとりよがりだが、カウフマンの非凡な才能が垣間見える。 【65点】

 NYに住む人気劇作家ケイデンは、ある日突然、妻と娘が出て行き途方に暮れる。そんな時、名誉あるマッカーサー・フェロー賞受賞の知らせが。ケイデンは人生を立て直すため、賞金で壮大な芸術プロジェクトを開始する。

 この映画の原題は「SYNECDOCHE,NEW YORK」。SYNECDOCHE(シネクドキ)とは、提喩法という修辞技法の一種で、一部で全体を、全体で一部を表すことである。例で説明してみるとこんな感じだ。「花見」の花は通常、桜のこと。花という全体で桜という部分を表す。また「人はパンのみにて生きるにあらず」のパンは部分で、これは食事全体を指している。このように、全体と部分を使って、ある概念を表現する方法が、シネクドキだ。それがどうした?と言わないでほしい。本作を理解する上で、この言葉こそがランドマークとなる。

 ケイデンのプロジェクトとは、NYにある超巨大な倉庫の中に、自分の頭の中に思い描くNYを作り出すという前代未聞のもの。この舞台構想には、現実と芝居、妄想までもがごちゃまぜになり、物語は独創的かつワケのわからない方向へと転がっていく。何しろこの演劇は、主人公が真実を模索するあまり、未完成のまま17年もの歳月がたつのだから尋常ではない。

 そもそもケイデンにとっての真実とやらが、問題だ。現実世界では、再婚した妻クレアを愛するが、最初の妻アデルにも未練たっぷり。だが生涯をかけて愛した女性はヘイデルで…と、ややこしい。演劇世界では、そんなケイデンを舞台で演じるサミー(男性)やミリセント(女性)を演出しつつ、自分はいったい何者か?と悩み抜く。演出家がこの状態では、舞台の幕は開くはずもない。

 それでも何とかストーリーを理解しようと思えば出来ないことはない。語り口は突飛だが、映画で描かれる虚実ないまぜの物語はすべて、主人公が思い描いた、やり直したいと願う人生の芝居だという解釈が最も妥当だろう。

 監督のチャーリー・カウフマンは、過去に脚本家として「マルコヴィッチの穴」や「エターナル・サンシャイン」などで魅力的な世界を構築してきた才人だ。時空を超えた非凡な物語に魅了されたファンは多い。本作は、その彼が満を持して監督業に挑戦したもので、内と外が曖昧になる世界観がある種の到達点に至った作品と言える。さっぱりワケがわからないが、いつしか独特のイマジネーションに絡みとられる。思えばフェリーニの「8 1/2」や、勅使河原宏が監督した安部公房の作品群を見たときも同じ感覚を覚えたものだ。

 舞台という“部分”を作ることで、人生という“全体”を生きる。あるいはその逆も。主人公の脳内は、常にシネクドキ(提喩法)だ。私自身は、この映画は主人公の見た白昼夢で、壮大なNYを創ろうとしながら結局は自分自身の内面に向かうという解釈が一番しっくりくるのだが、カウフマン自身が夢の世界ではないと断言している。だが「夢で見た世界を素直に受け入れるように、この映画を受け入れてほしい」とも語っている。手強い映画ではあるが、夢のように…なら、楽しそうだ。シネクドキ風に考えれば、どんな突拍子もない内容や解釈も、それが映画全体を支える大切な部分になるかもしれないのだから。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)シュール度:★★★★★

□2008年 アメリカ映画 原題「SYNECDOCHE,NEW YORK」
□監督:チャーリー・カウフマン
□出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、ミシェル・ウィリアムズ、サマンサ・モートン、他

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脳内ニューヨーク@ぴあ映画生活

映画レビュー「スペル」

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◆プチレビュー◆
不気味な老婆に呪いをかけられたヒロインの壮絶な運命に絶句。怖くて笑えるお得な1本だ。 【70点】

 銀行のローンデスクで働くクリスティンは、仕事ができることを上司にアピールするため、顧客の老婆のローン延長願いをきっぱりと断った。ジプシー風のその老婆は逆恨みし、クリスティンに不気味な言葉で呪いをかける…。

 呪い。この言葉からは、いまさら感とやっぱり感の二つが同時に漂ってくる。ホラー映画の古典的アイテム“呪い”をモチーフに、問答無用の恐怖を活写するのが本作「スペル」だ。監督のサム・ライミは、今では大ヒット作「スパイダーマン」で知られるが、彼の原点は「死霊のはらわた」。泣く子も黙るホラーの巨匠が、長年あたためた企画をついに映画化しただけあって、格が違う。

 そもそも呪いをかけられるヒロインにはほとんど非はない。薄汚い老婆はローンの延長願いも3回目で、銀行側がそれを断るのは正当なものなのだ。返済のあてもないのに、ひざまずいて懇願するのも芝居がかっている。案の定、願いを断られると「自分に恥をかかせた」と態度を豹変。いわゆる逆ギレだ。しかし老婆に理屈は通用しない。ここから物語はがぜん活気づく。

 まずは呪いをかけるところから。夜の駐車場で待ち伏せした老婆と、クリスティンが格闘するシーンだが、まるでアクション映画並みの激しさで驚かせる。見かけによらず体力がある老婆が入れ歯を吹き飛ばして闘えば、若いクリスティンはホチキスなどの地味な文房具で懸命に応戦。怖さを通り越して笑いが出る。ありえない、というより、あってはならない強烈な老婆の気合は、呪いをかけなくても十分に怖い。だが、謎の呪縛は確かにかけられた。

 その呪いは3日間続いた後に、ターゲットの魂もろとも地獄へ連れ去るというすさまじいものだ。おどろおどろしい幻覚と不気味な幻聴が炸裂する。たまらず謝りに行けば老婆は既に死んでいたという想定外の状況も、ショッキングだ。すがる思いで教えを請うた占い師に、強力な呪いがかかっていると告げられ、必死でそれを解こうとするが、タイムリミットは刻々と迫る。本当の敵は老婆ではなく、人食い鬼に変身する女神ラミアなのだが、老婆に扮するローナ・レイヴァーのキレッぷりの前では、ギリシャの女神も影が薄い。

 元来、ホラー映画というのは、いい意味での悪趣味が必要不可欠というのが私の持論だ。本作は、この条件を見事に満たしている。目が飛び出し、口に物差しが突き刺さるなど、笑いを喚起するショック場面のつるべ打ちで、ファンキーなムードを醸しだすかと思えば、古びた屋敷での悪魔祓いや深夜の墓地での格闘と、クラシックな仕掛けも忘れない。追いつめられながらもけなげに闘うヒロインの心理も丁寧だ。単純な血しぶきに頼らない、創意工夫に満ちた恐怖描写は、ホラーの名手の真骨頂である。何よりも、小さな不親切を発端に、破壊の限りを尽くす呪いのパワーが圧巻だ。そして迎えるクライマックス、前半にさりげなく登場する、ある小道具を使うそのオチは、ホラーの収まりどころを心得ていて、思わず「上手い!」と膝を打つ。ラミアの魔力と老婆の執念を見せつけるラストは、華麗なるフィナーレ。さすがはサム・ライミと唸った。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)執拗度:★★★★★

□2009年 アメリカ映画 原題「DRAG ME TO HELL」
□監督:サム・ライミ
□出演:アリソン・ローマン、ジャスティン・ロング、アドリアナ・バラーザ、他

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映画レビュー「空気人形」

空気人形 [DVD]空気人形 [DVD]
◆プチレビュー◆
心を持った人形の異色ラブ・ファンタジー。ペ・ドゥナの素晴らしさはただごとではない。 【90点】

 東京の下町の古いアパートで持ち主の秀雄と暮らす空気人形は、ある朝、持ってはいけない“心”を持ってしまう。秀雄が外出した後に人形は動き出し、一人で街へ。様々な境遇の人々に出会う中、純一という青年に恋をする…。

 孤独感とエロティシズムとファンタジーがこれほど見事に融合した作品が、かつてあっただろうか。空気人形とは、要するに、性欲を満たすためのダッチ・ドールのこと。リアルな高級品ではなく、空気を入れて膨らますビニール製、型遅れの安物である。キーワードは“からっぽ”という言葉だ。偶然に心を持ってしまった空気人形は、世界の美しさに感動し、街中をさまよい歩くうちに、人間たちも皆、何らかの“からっぽ”を抱えて生きていることを知る。これは、空虚感を不思議なシンパシーで受け止める空気人形の、切ない冒険物語だ。

 人形が出会う人々は、代用教員だった老人、交番通いが趣味の未亡人、過食症の若いOL、うっ屈した浪人生など。皆、寂しくて悲しげだ。持ち主であるファミレス店員の秀雄も孤独な中年男で、彼女とのセックスに飽きたら次の人形を買い求める。そんな中、空気人形が惹かれていくのは恋人を亡くしたらしいビデオ店の青年・純一。彼の心の中に自分と同じテイストの“からっぽ”感を感じ取ったことが、やがて残酷な運命を引き寄せることになる。

 やるせなさが漂う物語の中、慈愛に満ちているのが、オダギリジョー演じる人形製作者と空気人形の会話だ。初めて恋をした彼女は、一度きりの人生を生きると決意したものの、持ち主の秀雄の「もとの人形に戻ってくれ」との言葉に傷つき、生みの親である人形師に会いに行く。すると彼は「おかえり」と優しく語りかけた。何も聞かずに受け入れる人形師は神のような存在に思えるが、空気人形が言う「生んでくれてありがとう」の言葉を聞いた時の哀しげなまなざしを見ると、彼もまた虚ろな心を抱えた人間のひとりだと気付かされる。

 他人とつながることへの切望。それゆえの孤独。物語は深淵で稀有なものだが、この独特の世界観を支えているのが人形という難役を演じる韓国人女優ペ・ドゥナだ。たどたどしい日本語が、初めて世界を知る人形の心情に見事にフィットする。何よりも透明感溢れるエロティシズムを醸し出す彼女の演技は、大胆かつ繊細で、素晴らしいとしか言いようがない。特に、誤って皮膚を傷つけ空気が抜けてしまい、純一に、おなかの空気穴から息を吹き込まれるときの恍惚の表情は、神がかり的に絶品だ。心と身体の関係性を、これほどリリカルに表現する女優を、私は今まで見たことがない。その感情の揺れを艶やかなカメラワークでとらえる国際派カメラマン・リー・ピンビンの映像もまた秀逸だ。
 
 心を宿し恋をした“風変わりなピノキオ”空気人形は、現代の空虚な人間の姿を照射しているのだろうか。「心を持つことは切ないことでした」とのセリフが深く胸にしみる。代用品ではなく自分を必要とする人に愛されたい。誰もが感じる切実な思いだ。都市生活者の孤独をスケッチし、切ない恋の顛末を描くが、その先に広がるのは新しい形の希望に他ならない。その証拠に、空気人形の名前は「のぞみ」だ。才人・是枝裕和監督の新境地と呼びたい傑作である。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)切なさ度:★★★★★

□2009年 日本映画
□監督:是枝裕和
□出演:ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、他

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映画レビュー「男と女の不都合な真実」

男と女の不都合な真実 コレクターズ・エディション [DVD]男と女の不都合な真実 コレクターズ・エディション [DVD]
◆プチレビュー◆
美男美女による過激な恋愛バトル。よくあるロマコメだが大人向けにチェンジアップして笑わせる。 【65点】

 TVプロデューサーのアビーは美人で仕事もできるが理想主義が災いして恋人ができない。そんな彼女は視聴率アップのため、下世話な恋愛相談がウリの名物パーソナリティのマイクとコンビを組むことに。水と油の二人だったが…。

 男と女の恋愛観には、深くて広い溝がある…かどうかはさておき、理想像が異なることは間違いない。本作は、白馬の王子様を夢見るヒロインが、恋人をゲットするため、男女の価値観のズレを学びつつ男好みの女に変身する大人の恋愛指南書だ。とりわけセックスに関してはかなり過激であからさま。男女で最も温度差があるこの問題にズバリ言及する“勇気あるロマコメ”なのだ。

 美人だが色気不足、仕切り屋のくせにロマンティスト。そんなアビーが望む恋人とは、頭がよくて上品な美形、有意義な仕事をしていて、互いに向上できる相手だ。いい年こいて臆面もなくこんな青写真を口にできるのは、アビーが相当にイイ女だからだが、ほぼ彼女の理想である医師のコリンはなかなか振り向いてくれない。そんなアビーにキッパリとダメだしするマイクの言い分はこうだ。「理想の男をゲットしたければ、男好みのオンナになれ」。仕事と恋の裏取引が成立した二人は、とことん男目線でアビー改造計画に着手する。自分が望むものを得るために相手が望むものを知る。精神論より肉体重視のその戦略はあきれるほど露骨なのだが、恋愛成就への最短コースを爆走し、みるみるセクシーになるアビーの美しさは否定できない。

 なんだかんだ言っても、恋のスタート地点はやっぱり見た目。男の興味は女のカラダと断言するのが、ワイルドで肉食系のジェラルド・バトラーだからなるほど説得力がある。そのバトラーにハジケた演技で応戦するのが新・ラブコメの女王こと、キャサリン・ハイグルだ。上品なブロンド美人なのに、なぜか下ネタ系コメディが似合うこの女優、劇中のディナーの場面は、ここまでやるか?!の熱演ぶりでビックリである。女優生命を賭けた(?)過激なシーンは、下半身直撃型のこの映画の一番の笑い所。はたしてアビーの努力は実るのか。

 過激なトークが満載だが、そこはロマンティック・コメディ。対立していた男女はやがて惹かれあい、めでたく結ばれる。前半の艶笑シーンとは対照的に、後半はしおらしい純情路線になり、終わってみればオーソドックスな恋愛映画に納まった。とはいえ、毒を仕込んだラストは見逃せない。男の手の内をさんざんバラしたマイクが、めでたくベッドインしたアビーに対し「今のは本気?」と聞いてもアビーの答えは「教えない」。だって感じるフリをしろと言ったのは、あなたでしょと言わんばかり。天使と悪魔の顔を持てとは、騙してくださいとのお願いなのだ。これからマイクには存分に悩んでもらうとしよう。
 
 詰まるところ男も女も、それぞれの理想とは、自分にとって都合のいいタイプなのだ。だが、ありのままの自分でいられる相手はその理想から遠くかけ離れていたりする。そんな誰かを好きになってしまうことこそ、恋愛の“不都合”なのかもしれない。今回は、男好みの女になる男目線のパターンだったが、できたら女好みの男に変身する女目線バージョンも見てみたいものだ。2つ合わせれば、パーフェクトな“恋活”映画の出来上がりである。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)恋愛指南度:★★★★☆

□2009年 アメリカ映画 原題「THE UGLY TRUTH」
□監督:ロバート・ルケティック
□出演:キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー、シェリル・ハインズ、他

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映画レビュー「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」

ウルヴァリン:X-MEN ZERO [Blu-ray]ウルヴァリン:X-MEN ZERO [Blu-ray]
◆プチレビュー◆
「X-MEN」のスピンオフ作品はウルヴァリン誕生秘話。厭世的な彼の性格が納得できる。 【65点】

 幼い頃に兄ビクターと共に特殊能力に覚醒して以来、人としての幸せを捨てて生きてきたローガン。やっと愛する女性に巡り会ったが凶暴化したビクターによって彼女は殺される。復讐を誓うローガンは謎の巨大組織と取引するが…。

 アメコミの映画化の中でも「X-MEN」シリーズは特別に人気がある。その理由は、チームで戦う個性と、ミュータントたちの多彩な能力の面白さ、さらに登場人物の悩みとせめぎあいが、ドラマとして奥深さを醸し出すためだろう。「X-MEN」には魅力的なキャラが多いが、とびきり危険で興味深いのがウルヴァリンだ。彼の最大の謎は、過去の記憶をすべて失っていることである。

 映画は秘密を紐解くためウルヴァリンの過去を描くが、19世紀末に生まれた彼は最初はローガンという名前だ。何しろ父殺害によってミュータントとしての能力が覚醒するのだからスタート地点から悲劇である。不老不死で異形の自分を追い込むかのように、南北戦争からベトナム戦争まで数々の戦いに加担するのも、自分自身の居場所がないためだ。心の平和を求める気持ちと闘争本能の狭間で苦悩するローガンとは裏腹に、同じくミュータントの兄ビクターは次第に凶暴性を増していき、ついにローガンの最愛の女性ケイラを殺してしまう。ローガンは兄ビクターへの復讐を誓うのだが、父親殺しに兄への憎悪と、彼の過去はまるでギリシャ悲劇のよう。かくして、壮大な兄弟ゲンカの幕が開く。

 ただしそれは単なる復讐ではなかった。ローガンが選んだ道は、謎の組織と取引し、自分自身を最強の武器に作り変えること。地上最硬の超金属アダマンチウムを全身の骨に移植する改造手術を受けて生まれたのが人間兵器“ウルヴァリン”なのだ。拳から飛び出していた脆い骨は、すべてを切り裂く超金属の爪に変わった。驚異的な治癒能力と、戦場で培った戦闘能力に磨きがかかったのもこの時だ。ウルヴァリンを象徴する要素はすべて復讐のために作られたという事実が悲しい。さらに、鋭利な爪が切り裂く運命は、巨大な陰謀と衝撃的な事実へと導いていく。それは、彼の記憶すべてを奪うほどの絶望的な宿命だ。

 悲劇的な過去だけでなく、超絶アクションも見逃せない。軍用ヘリと大型バイクのチェイスや、最終決戦の場となる廃墟の原子力工場の上での激しいバトルはまさに破壊の美学。螺旋状に切り裂かれていく建物はまるでアートだ。そこは実はミュータントを閉じ込める秘密の実験施設で、ウルヴァリンにはある再会が待っている。「ファイナル・デシジョン」では愛する女性を敵に回す苦悩を味わったが、ウルヴァリンの爪は大切な人との絆を断ち切ってしまうのか。

 意外なのは、監督が南アの過酷な現状を少年の目から描いた秀作「ツォツィ」のギャヴィン・フッドだということだ。ハリウッド製アクション映画を撮る監督とは思わなかったが、善悪の葛藤を軸に物語を構成し、なかなかの健闘を見せている。ともあれ、ウルヴァリン誕生を語るこの「ZERO」は、未来へと続く気配を濃厚に漂わせた。ウルヴァリンとは先住民の言葉で、小型だが獰猛な哺乳類クズリを意味する。愛した女性との思い出であるこの名前の由来さえ、覚えていない悲しき戦士。それがウルヴァリンなのだ。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)破壊度:★★★★☆

□2009年 アメリカ映画 原題「X-Men Origins:Wolverine」
□監督:ギャヴィン・フッド
□出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、ダニー・ヒューストン、他


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ウルヴァリン:X−MEN ZERO@ぴあ映画生活

映画レビュー「BALLAD 名もなき恋のうた」

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◆プチレビュー◆
名作アニメを忠実に実写映画化。癒し系の草なぎ剛が愛する姫と小国を守る勇猛な侍を好演している。 【65点】

 1574年、春日の国。“鬼の井尻”と恐れられる無敵の侍・井尻又兵衛は、未来からタイムスリップしてきたという小学生・川上真一によって命を救われる。城に連れていかれた真一は、かつて夢でみた美しい廉(れん)姫と出会うが…。

 実は本作には原案がある。それは映画版クレヨンしんちゃんシリーズ第10作「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」。子供たちが大好きなアニメ「クレヨンしんちゃん」と言えば、お尻を出したり、きれいなお姉さんが好きだったり、お下劣なギャグを連発する爆笑コメディのイメージだろう。だが、子供向けとバカにしてはいけない。劇場版は今も作られ続けているが、中でも「アッパレ!戦国大合戦」は、数々の映画賞に輝いた傑作アニメーションなのだ。

 アニメの実写版そのものは珍しくない。だが、あの「クレヨンしんちゃん」を実写化しようという発想にまず驚く。アニメによほど詳しい人は別として、相当な映画好きでも「クレしん」まではノーマークという人は多いはずだ。だが、劇場版第10作まで担当した監督が、秀作アニメ「河童のクゥと夏休み」の原恵一と知れば、作品のクオリティの高さは容易に想像できよう。実写化に挑んだのは「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督だ。オリジナルにできるだけ寄り添いながら、得意のVFXを用いて戦国の山城や迫力の合戦を再現。さらに、身分や時代を超えて結ばれる“人の想い”をじっくりと描いている。

 この物語が普通の時代劇と違うのは、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップした真一と、真一を追って車に食料や諸々の道具を満載して追・タイムスリップした両親という未来人家族が紛れ込んでいる点だ。命懸けの日々をおくる戦国の人々と知り合い、改めて自分の生き方を見つめ直す真一たち一家。一方で、未来にはあるという“自由な生き方”に目を輝かせる廉姫。そんな彼らの関係は、少し規模が大きいが、異世代間の意見交流と言えようか。真一たちの存在は、やがて又兵衛と廉姫のやるせない恋にも影響を及ぼすことになる。

 注目すべきは、歴史上の有名人物ではなく、名もない人や小国の争いを描いたことだ。春日の国が戦に巻き込まれるのは、大国・大倉井の領主・高虎が廉姫に申し込んだ婚儀を春日側が蹴ったため。未来から来た真一たち一家から、春日も大倉井も歴史には名を残していないと知らされた春日の領主は、結婚の名を借りた屈辱的な併合を拒否し、武士としての誇りを賭けて大国に挑む。現代の文献にも小さく残る、真一ら川上一族の戦場での活躍とははたして?!

 「クレしん」調の爆笑ギャグこそないが、小さなエピソードを丁寧に積み重ね、そこにアニメの名セリフをきちんと挿入する律儀な作りは、オリジナルへの敬意を感じさせた。身分違いの恋、男同士の友情、タイムスリップの辻褄。そして、新たに付け加えた、戦国時代と現代をリンクするラスト。まさかこんな形で「クレしん」を味わえるとは。大切な人を守りたいと思う気持ちは今も昔も変わらない。「BALLAD(バラッド)」とは、英語で、武勇伝やロマンスを伝える物語的な伝統歌謡のこと。ほとんどが悲劇的な結末を迎えるそれは、本作のテーマにふさわしい言葉だ。だが、映画を見終わった後には、まるで陽だまりのようなあたたかさを感じることを付け加えておきたい。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)シリアス度:★★★★☆

□2009年 日本映画
□監督:山崎貴
□出演:草なぎ剛、新垣結衣、大沢たかお、他

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◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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