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<title>映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP</title> 
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<modified>2009-11-21T00:15:57Z</modified> 
<tagline><![CDATA[<BR>本音で語る新作映画レビュー<BR>毎日のレビューは分かりやすく簡潔な寸評で<BR>週１本の長文映画レビューでは作品をディープに掘り下げます<BR>映画評サイトもこのブログで４代目になりました<BR>すべての映画好きを歓迎します！<BR>（点数は100点が、★は５つが満点）</BR>]]></tagline> 
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<title>ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない</title> 
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<summary type="text/plain">過酷な職場で煉獄のような日々を送る人に、元気を与えるユニークな物語は、2チャンネルの書込みから生まれた実話を基にしている。ニート生活から母親の死で一念発起した26歳のマ男は、プログラマーとして就職活動を行なう。だが、中卒の彼をようやく採用してくれたＩＴ企業は...</summary> 
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<![CDATA[<p>過酷な職場で煉獄のような日々を送る人に、元気を与えるユニークな物語は、2チャンネルの書込みから生まれた実話を基にしている。ニート生活から母親の死で一念発起した26歳のマ男は、プログラマーとして就職活動を行なう。だが、中卒の彼をようやく採用してくれたＩＴ企業は、サービス残業・徹夜・ありえない仕事量など、超過酷でトンデモナイ職場。いわゆるブラック会社での毎日に、マ男は心身ともに限界に達していく。</p><p>この長いタイトルが、映画の中身の大半を物語る。ピラミッド型の構造は、どんな業界でも同じだろうが、ＩＴ企業のそれはかなり過激だ。問題企業の実態が、誇張とも現実ともとれるディテールで描かれるのが笑える。だが、納期を目指して毎日デスマーチ（死の行軍、通称デスマ）が続くさまは笑い事ではない。クセ者ばかりの社内の人間模様を、三国志の登場人物に例えて説明するアイデアが冴えている。思わず、山崎豊子センセイに小説化してもらいたくなる業界の実情なのだが、映画はあくまでも軽さを忘れない。ここが若者にアピールできる点だ。ただ、現在、100年に一度の不況の只中、死ぬほどツライ職場でも働けるだけありがたいというご時世なので、物語のアピール度はビミョーではある。それでもニートから抜け出し、自分なりに成長した主人公には拍手を送りたい。もうちょっと頑張れるかも。見終わってそう思えればしめたものだ。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AB%E5%8B%A4%E3%82%81%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%8C%E3%80%81%E3%82%82%E3%81%86%E4%BF%BA%E3%81%AF%E9%99%90%E7%95%8C%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B002SYR1DU%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002SYR1DU" target="_blank"><img class="pict" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/510OGPuku7L._SL160_.jpg" border="0" alt="「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」オリジナル・サウンドトラック" hspace="5" align="left" /></a>【６５点】<br />（日本／佐藤祐市監督／小池徹平、マイコ、田中圭、他）<br />（過酷度：★★★★★）<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AB%E5%8B%A4%E3%82%81%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%8C%E3%80%81%E3%82%82%E3%81%86%E4%BF%BA%E3%81%AF%E9%99%90%E7%95%8C%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B002SYR1DU%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002SYR1DU" target="_blank">「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」オリジナル・サウンドトラック</a><br /><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>イングロリアス・バスターズ</title> 
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<summary type="text/plain">ナチスやヒトラーと、その打倒を描いた映画は多いが、この作品はスタンスといい、切り口といい、まったくもって奇想天外だ。歴史的な事実を背景にしてはいるが、史実通りに描く気など、タランティーノには微塵もない。1941年、ナチス占領下のフランスで、家族を虐殺されたユ...</summary> 
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<![CDATA[<p>ナチスやヒトラーと、その打倒を描いた映画は多いが、この作品はスタンスといい、切り口といい、まったくもって奇想天外だ。歴史的な事実を背景にしてはいるが、史実通りに描く気など、タランティーノには微塵もない。1941年、ナチス占領下のフランスで、家族を虐殺されたユダヤ人少女ショーシャナは、間一髪で逃げ延びる。成長した彼女は映画館を経営しながらナチスへの復讐を誓っていた。一方、イングロリアス・バスターズと呼ばれる連合軍のならずもので構成された極秘部隊は、レイン中尉をリーダーに次々にナチスを血祭りにあげて独軍をふるえあがらせる。独人美人女優で二重スパイであるブリジットの情報をもとに、ある極秘ミッションが計画されていたが、それはショーシャナにも復讐のチャンスとなる。</p><p>何しろバスターズのやることときたらナチスに負けず劣らず残虐だ。頭の皮をはいだり、傷口に指を突っ込むなどの残酷な描写が平気で登場する。タランティーノの十八番であるペチャクチャと続く無駄なおしゃべりはもちろん健在だが、今回は、主要人物が、次から次へと死んでいく先読みできない展開がすごい。ここには映画的な善人は一人も存在せず、誰かに単純に感情移入することは許されない。ナチスと彼らがやった行為はだれもが憎んでいるのは事実。そして劇中でも描かれるように、ナチスが映画をプロパガンダとして最も重視していたことも。この二つをブレンドし、タランティーノは、現実ではできなかったヒトラーへの復讐をものの見事にやってのけた。しかも映画という最強の武器を使って。こう考えると、この戦争アクションは、痛快ファンタジーと呼ぶ方がふさわしい。タランティーノの偏愛するマカロニ・ウェスタンや数々の往年の名作へのオマージュもてんこもりだ。はたして最後に笑うのは誰？　ナチスをとことん映画で遊び倒したタランティーノか。いや、勝者は映画そのものだと考えてこそタランティーノの映画愛に応えることになると信じる。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B002MZQZWI%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002MZQZWI" target="_blank"><img class="pict" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61HTY5qF9vL._SL160_.jpg" border="0" alt="イングロリアス・バスターズ オリジナル・サウンドトラック" hspace="5" align="left" /></a>【７５点】<br />（原題「INGLOURIOUS BASTERDS」）<br />（アメリカ／クエンティン・タランティーノ監督／ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツ、他）<br />（死亡率度：★★★★☆）<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B002MZQZWI%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002MZQZWI" target="_blank">イングロリアス・バスターズ オリジナル・サウンドトラック</a><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>なくもんか</title> 
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<modified>2009-11-19T12:16:31Z</modified> 
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<summary type="text/plain">相変わらずのハイテンション、コロコロと変化する物語、人情とバカバカしさが同居する本作は、勢いだけが勝負のような作品だ。幼い頃に生き別れた兄・祐太と弟・祐介はお互いの顔も名前も知らずに育つ。東京下町・善人通り商店街でハムカツが名物の店を切り盛りする祐太は、...</summary> 
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<![CDATA[<p>相変わらずのハイテンション、コロコロと変化する物語、人情とバカバカしさが同居する本作は、勢いだけが勝負のような作品だ。幼い頃に生き別れた兄・祐太と弟・祐介はお互いの顔も名前も知らずに育つ。東京下町・善人通り商店街でハムカツが名物の店を切り盛りする祐太は、誰に対しても親切をモットーに生きていた。お人好しの祐太、突然実家に戻った初代店主の一人娘・徹子、さらに赤の他人を兄としてお笑い芸人コンビでブレイクした弟の祐介の運命と再会劇は、意外な方向へと転がっていく。</p><p>情報量過多のクドカンの脚本を、阿部サダヲのテンションの高い演技で活写しているが、こう何から何まで詰め込まれてはかなわない。親切なようでいて祐太を利用する商店街の人々の存在や、徹子がプチ整形で美人になる設定、ハムカツのエコ化など、無くてもいいことが山ほどあって、楽しいというより疲れを誘う。家族の絆をテーマにしているのは分かるが、どれをとっても絆を感じないのだ。焦点がぼやけた家族写真のような印象を受ける。むしろ、作り話で売れまくる芸能界のからくりや、本物ではない兄と弟の関係性など、「ニセモノ」の面白さとアイロニーが際立っている。記憶に残るのは、いつも笑っているのに、根っこの部分はまったく笑っていないとのセリフ。ニセモノというキーワードで見ればこの映画も興味深い。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8C%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%8B%E3%80%8D%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E5%B2%A9%E4%BB%A3%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/B002LUZXUY%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002LUZXUY" target="_blank"><img class="pict" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61YWRtjmeyL._SL160_.jpg" border="0" alt="映画「なくもんか」オリジナル・サウンドトラック" hspace="5" align="left" /></a>【４０点】<br />（日本／水田伸生監督／阿部サダヲ、瑛太、竹内結子、他）<br />（ドタバタ度：★★★★☆）<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8C%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%8B%E3%80%8D%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E5%B2%A9%E4%BB%A3%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/B002LUZXUY%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002LUZXUY" target="_blank">映画「なくもんか」オリジナル・サウンドトラック</a><br /><br /><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>きみに微笑む雨</title> 
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<modified>2009-11-20T14:18:00Z</modified> 
<issued>2009-11-18T00:10:50+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">日本でも人気の韓流スター、チョン・ウソンが演じる大人のラブストーリーは、ホ・ジノ監督らしい静かなタッチの佳作だ。出張で中国・四川省の成都に来た韓国人ビジネスマンのドンハは、観光名所の杜甫草堂でガイドをしている友人メイと再会する。米国留学時代、互いに恋心を...</summary> 
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<![CDATA[<p>日本でも人気の韓流スター、チョン・ウソンが演じる大人のラブストーリーは、ホ・ジノ監督らしい静かなタッチの佳作だ。出張で中国・四川省の成都に来た韓国人ビジネスマンのドンハは、観光名所の杜甫草堂でガイドをしている友人メイと再会する。米国留学時代、互いに恋心を抱いていた二人は再び惹かれあうが、メイにはある秘密があった。</p><p>ホ・ジノの恋愛映画は、いつもじんわりと心に染み入る。本作もロマンチックな中に、現実の痛みを描きこんで美しい物語になった。舞台を四川大地震から１年後の成都にしたのが効果的で、緑あふれる自然と地震の爪あとという相反する要素が物語を際立たせている。年老いてはいないが、学生時代のように無邪気な恋はできない。そんな二人の、微妙な距離感がいい。互いに惹かれあっているのにストレートに伝えられない感情のもどかしさは、母国語ではない英語で会話することがぎこちなさを絶妙に表している。ちょっとおくてだが誠実で無骨な男性を、チョン・ウソンが清潔感溢れるイメージで演じれば、ワケありの四川美女をカオ・ユアンユアンが重くなりすぎずに静かに表現する。特別に大げさなセリフや説明的な描写、不幸を売りにした泣きが入るわけではないのに、二人のやるせない感情が手に取るように分かるのは、ホ・ジノ映画の最大の魅力だ。とかく感情が激昂する韓国映画のラブストーリーは苦手なのだが、この静けさ、何とも好ましい。幸福を予感させるラストも何気ない演出で、メイがちゃんと自転車を使っているのがチラリと見えるのが嬉しかった。<br />【７０点】<br />（原題「好雨時節」）<br />（韓国・中国／ホ・ジノ監督／チョン･ウソン、カオ・ユアンユアン、他）<br />（ナチュラル度：★★★★★）<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>ウェイヴ</title> 
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<modified>2009-11-16T15:16:12Z</modified> 
<issued>2009-11-17T00:10:44+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">ヒトラーは最悪の独裁者。ファシズムなど許されない。頭では分かっていたのに、若者たちは、あっというまに独裁の魔力に取り込まれて狂気に走る。これが実話に基づいているというから背筋が凍った。ドイツのとある高校で、ベンガーという教師が、生徒と共に心理実験を行なう...</summary> 
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<![CDATA[<p>ヒトラーは最悪の独裁者。ファシズムなど許されない。頭では分かっていたのに、若者たちは、あっというまに独裁の魔力に取り込まれて狂気に走る。これが実話に基づいているというから背筋が凍った。ドイツのとある高校で、ベンガーという教師が、生徒と共に心理実験を行なう。それは、いくつかのルールをつくり独裁制を学ぶものだが、教師の予想を超えて独裁制に魅せられた生徒たちは、学校内外で過激な活動を行なうようになる。</p><p>タイトルのウェイヴとは、ファシズムにのめりこんでいく生徒たちの集団の名前だ。彼らが教師を指導者とするその実験に夢中になり、全体主義者になってしまうまで要する時間はわずか５日間。白いシャツとジーンズという揃いの服を身に付けるだけで、集団の団結が芽生える半面、それ以外のものを排除する思想も生まれる。簡単な服装の実験だけでこの有様だ。実験と分かっていても、教師が演じる強い指導者に従い、思考能力を失くしてい恐ろしさ。集団に守られながら、誰かの指示に従っていれば安心という短絡的な発想が独裁制の根底にあるということがはっきりと分かる。いじめられっ子の少年が独裁によって居場所をみつけ人格が激変、やがて悲劇の引き金を引くことに。実験を始めた教師でさえ、自分の内に秘めた狂気があぶり出され、すべてを阻止しようと思ったときには時はすでに遅かった。ヒトラー政権とナチズムが誕生するには、より複雑な歴史的事情があるが、誰もが悪と学んだはずのファシズムは簡単に&ldquo;生きかえる&rdquo;とこの映画は教えてくれる。衝撃的で恐ろしい内容だが、目をそむけてはならないだろう。この作品がドイツから発せられた意義も含めて。<br />【７０点】<br />（原題「DIE WELLE THE WAVE」）<br />（ドイツ／デニス・ガンゼル監督／ユルゲン・フォーゲル、フレデリック・ラウ、マックス・リーメルト、他）<br />（戦慄度：★★★★☆）<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>笑う警官</title> 
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<modified>2009-11-20T10:05:45Z</modified> 
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<summary type="text/plain">角川春樹が11年ぶりにメガホンを取ったことが話題のサスペンスだが、社会性より娯楽性が際立つエンタメ映画になっている。札幌市内のアパートで女性警官の変死体が発見される。すぐに元交際相手の巡査部長・津久井に容疑がかけられ、異例の射殺命令までも下される。一連の流...</summary> 
<dc:subject>プチレビュー09下旬</dc:subject>
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<![CDATA[<p>角川春樹が11年ぶりにメガホンを取ったことが話題のサスペンスだが、社会性より娯楽性が際立つエンタメ映画になっている。札幌市内のアパートで女性警官の変死体が発見される。すぐに元交際相手の巡査部長・津久井に容疑がかけられ、異例の射殺命令までも下される。一連の流れに何かしらの秘密を感じた所轄警部補・佐伯は、信頼できる仲間たちと極秘で捜査を行なうが、彼らはこの事件の裏にある警察内部の隠された闇に踏み込んでいく&hellip;。</p><p>原作は佐々木譲の「道警シリーズ」の第１作で同名のベストセラー。実際に北海道で起きた警察の汚職事件を基にしているというから、リアリティが感じられる。女性警官殺人事件の犯人に仕立て上げられた巡査、秘密の顔を持つ死んだ女性警官、上層部の思惑や仲間の裏切りなど、登場人物は善も悪もすべて警察というから徹底している。なぜ津久井が犯人にされるのかという謎が事件の鍵となるが、二転三転しながら進む物語には、市民の安全を守る警察の顔はまるでなく、ひたすら金銭と権力に固執する醜い人間模様ばかりで気が滅入る。今や、正義などというものは都市伝説なのか。ジャズを随所に取り入れるなど、大人のムードを醸し出したところや、クライマックスの盛り上げ方など、いかにも往年の角川カラー。だが、最後の最後に見せる意外な人物の&ldquo;笑い&rdquo;は、やりすぎではないのか。ほとんど笑顔をみせず沈うつな表情の登場人物たちの中で、若い刑事役の忍成修吾が復活を誓うのがせめてもの救いだ。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E7%AC%91%E3%81%86%E8%AD%A6%E5%AE%98-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%B3Q%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8-%E8%AD%B2/dp/4408172138%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4408172138" target="_blank"><img class="pict" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51TGxsBfRFL._SL160_.jpg" border="0" alt="笑う警官 (マンサンQコミックス)" hspace="5" align="left" /></a>【６０点】<br />（日本／角川春樹監督／大森南朋、松雪泰子、宮迫博之、他）<br />（どんでん返し度：★★★★☆）<br /><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E7%AC%91%E3%81%86%E8%AD%A6%E5%AE%98-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%B3Q%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8-%E8%AD%B2/dp/4408172138%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4408172138" target="_blank">笑う警官 (マンサンQコミックス)</a><br /><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>試写室だより 09.11月上旬</title> 
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<modified>2009-11-18T07:38:36Z</modified> 
<issued>2009-11-15T09:00:27+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain"> 「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が好評につき当初の２週間限定公開を急きょ延長しました。大ヒットを受けての嬉しい措置ですが、ＭＪの急死で、即刻この映画を作って、世界中で爆裂ヒットさせるあたり、映画界と音楽界両方の、アメリカのショービジネス界のしたたかさ...</summary> 
<dc:subject>ひとりごと09</dc:subject>
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<![CDATA[<p><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/4/8/4843103b.gif" border="0" alt="試写室だより" hspace="5" width="63" height="38" align="left" /> 「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が好評につき当初の２週間限定公開を急きょ延長しました。大ヒットを受けての嬉しい措置ですが、ＭＪの急死で、即刻この映画を作って、世界中で爆裂ヒットさせるあたり、映画界と音楽界両方の、アメリカのショービジネス界のしたたかさを感じます。</p><p>最近見た主な映画は以下。<br />「オーシャンズ」「かいじゅうたちのいるところ」「ウルルの森の物語」<br />「スノープリンス」「板尾創路の脱獄王」「今度は愛妻家」などなど。</p><p>映画館で上映前に流れる「NO MORE 映画泥棒」。<br />映画の映像や音声を不正に録画・録音する行為には、罰金が科せられるとの警告です。<br />これ、実は試写室でも流れるんです（毎回ではありませんが）。個人的には、試写室では必要ないんじゃないか&hellip;と思うんですが、まぁ、大切な警告なのでそれは良しとしましょう。</p><p>&hellip;で、先日も、某映画の前にこの「NO MORE 映画泥棒」が流れたんですが、何かのミスで、この部分が無音だったんです。ちょっと想像してみてください、顔がビデオの背広男のクネクネダンスが無音で流れる様子を。不気味でしたよぉ～。ちなみに本編ではきちんと音が流れて、一同ホッと胸をなでおろしました（苦笑）。<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>Disney's クリスマス・キャロル</title> 
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<modified>2009-11-20T14:18:46Z</modified> 
<issued>2009-11-15T00:07:00+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">誰もが知るディケンズの名作が、最新技術を駆使したユニークな映像で蘇った。家族も持たず、人との絆も信じられず、ただ金銭欲を満たすために生きる老人スクルージ。街一番の嫌われ者の彼のもとに、クリスマス・イブの夜、元ビジネス・パートナーの亡霊が現われ、スクルージ...</summary> 
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<![CDATA[<p>誰もが知るディケンズの名作が、最新技術を駆使したユニークな映像で蘇った。家族も持たず、人との絆も信じられず、ただ金銭欲を満たすために生きる老人スクルージ。街一番の嫌われ者の彼のもとに、クリスマス・イブの夜、元ビジネス・パートナーの亡霊が現われ、スクルージに「過去・現在・未来をめぐる時間の旅へと連れ出す３人の亡霊にとりつかれる」と予言する。翌日から一夜ずつ現われた亡霊と共に、彼が見たものとは&hellip;。</p><p>俳優の演技をデジタル化する&ldquo;パフォーマンス・キャプチャー&rdquo;は、実写でもアニメでもない不思議な手触りの映像だ。ゼメキスは「ポーラー・エクスプレス」や「ベオウルフ」でもその技術にこだわった。今回、主人公をはじめ一人７役を演じるのはジム・キャリー。この人の多芸ぶりと表現能力は、複数の役を演じることに向いている。物語は、有名なものだが、不安と不況の現代にこそ、この物語の持つ「あたたかい心を忘れないで」というメッセージが必要だというのがゼメキス監督の言わんとするところだ。金がすべての嫌われ者が、究極のタイムトラベルによって、自分の孤独と周囲の親切や困窮に気付いていく姿を、順を追って描く。最新デジタル技術の冴えを見せるのは、灯のような過去のクリスマスの亡霊の表現。変幻自在のその姿は幻想的だ。だが映像が全体的に予想以上におどろおどろしく、ホラー・ファンタジーのようだったのが意外。子供にとってはちょっと怖いかも&hellip;と心配になる。ひどいことをすると怖い目に遭いますよという昔ながらの教訓という意味ではオーソドックスな手法なのだが。終盤、主人公がいきなり&ldquo;いい人&rdquo;になり改心するのはいかにも教訓めいていて少々鼻につくが、クリスマスの物語にこれ以外の展開は許されない。素直に聖夜を祝うためにも。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AB-%E7%AB%B9%E6%9B%B8%E6%88%BF%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%BA/dp/4812440238%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4812440238" target="_blank"><img class="pict" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Y%2Bc6T0abL._SL160_.jpg" border="0" alt="クリスマス・キャロル (竹書房文庫)" hspace="5" align="left" /></a>【６０点】<br />（原題「Disney's a Christmas Carol」）<br />（アメリカ／ロバート・ゼメキス監督／ジム・キャリー、ゲイリー・オールドマン、ロビン・ライト・ペン、他）<br />（教訓度：★★★★☆）<br /><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AB-%E7%AB%B9%E6%9B%B8%E6%88%BF%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%BA/dp/4812440238%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4812440238" target="_blank">クリスマス・キャロル (竹書房文庫)</a><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>ゼロの焦点</title> 
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<modified>2009-11-20T10:04:46Z</modified> 
<issued>2009-11-14T12:42:17+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">2009年に生誕100年を迎える社会派ミステリーの巨匠・松本清張。初期の傑作を映画化した本作は、原作にはない新たな要素が加わっている。昭和30年代、禎子は、見合いで鵜原憲一と結婚。しかし式から７日後に、夫は仕事の引継ぎに向かった前任地の金沢で行方不明に。禎子は夫を...</summary> 
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<![CDATA[<p>2009年に生誕100年を迎える社会派ミステリーの巨匠・松本清張。初期の傑作を映画化した本作は、原作にはない新たな要素が加わっている。昭和30年代、禎子は、見合いで鵜原憲一と結婚。しかし式から７日後に、夫は仕事の引継ぎに向かった前任地の金沢で行方不明に。禎子は夫を探すために冬の北陸へと向かう。地元の名士の夫人である佐知子や、どこか影がある受付嬢の久子と出会うが、夫の行方は分からず、時を同じくして連続殺人事件が起きる。</p><p>物語は、戦後のオキュパイド・ジャパン（米軍占領期）の悲劇だが、21世紀に改めて映画化するのに、現代とつながる要素を盛り込めなかったのが何より惜しい。回想形式など、何か方法があったのではと思うが、いずれにしても、この話は、戦争や見合い結婚という昭和の時代背景抜きには語れない。連続殺人事件で殺された人間は、皆、夫の憲一とかかわりのある人物だったことから、やがて妻が知らなかった夫の過去が見えてくるという展開は、オーソドックスだがスリリングである。夫婦といっても元は他人同士。現代でも相手のことをすべて知っているかと問われれば疑問だろう。新しい時代を迎え、幸せを探してもがく女性たちが、過去に囚われる運命は、あまりにも切ない。演出は非常に手堅く、物語も分かりやすい。３人の女優たちは、皆美しく存在感がある。ただ不満なのは、広末涼子の声とナレーションだ。この人は演技やたたずまいはいいのだが、あの舌足らずの話し方がどうにもよくない。哀しい秘密と動機ゆえに暗い闇に落ちていく物語が、あの声で語られては興ざめだ。1961年に野村芳太郎が映画化した時のヒロインは久我美子。柔らかく独特の深みがある大女優の声と比べるのは酷だろうか。冷たく暗い北陸の風景が悲劇を象徴するかのようで、凄味があった。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%AE%E7%84%A6%E7%82%B9%E3%80%8D%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B002PL5ETO%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002PL5ETO" target="_blank"><img class="pict" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31GSdYOPKbL._SL160_.jpg" border="0" alt="「ゼロの焦点」オリジナル・サウンドトラック" hspace="5" align="left" /></a>【６５点】<br />（日本／犬童一心監督／広末涼子、中谷美紀、木村多江、他）<br />（オーソドックス度：★★★★☆）<br /><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%AE%E7%84%A6%E7%82%B9%E3%80%8D%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B002PL5ETO%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002PL5ETO" target="_blank">「ゼロの焦点」オリジナル・サウンドトラック</a><br /><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>映画レビュー「脳内ニューヨーク」</title> 
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<modified>2009-11-20T11:23:48Z</modified> 
<issued>2009-11-14T00:06:42+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">Synecdoche New York [Original Motion Picture Soundtrack]◆プチレビュー◆摩訶不思議系エンタテインメント。内容はひとりよがりだが、カウフマンの非凡な才能が垣間見える。 【６５点】　ＮＹに住む人気劇作家ケイデンは、ある日突然、妻と娘が出て行き途方に暮れる。そん...</summary> 
<dc:subject>映画レビュー2009</dc:subject>
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<![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/Synecdoche-Original-Motion-Picture-Soundtrack/dp/B001FAFWCK%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001FAFWCK" target="_blank"><img class="pict" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61wHktJVyqL._SL160_.jpg" border="0" alt="Synecdoche New York [Original Motion Picture Soundtrack]" hspace="5" align="left" /></a><a href="http://www.amazon.co.jp/Synecdoche-Original-Motion-Picture-Soundtrack/dp/B001FAFWCK%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001FAFWCK" target="_blank">Synecdoche New York [Original Motion Picture Soundtrack]</a><br />◆プチレビュー◆<br /><span style="color: #3399cc;">摩訶不思議系エンタテインメント。内容はひとりよがりだが、カウフマンの非凡な才能が垣間見える。</span> 【６５点】</p><p>　ＮＹに住む人気劇作家ケイデンは、ある日突然、妻と娘が出て行き途方に暮れる。そんな時、名誉あるマッカーサー・フェロー賞受賞の知らせが。ケイデンは人生を立て直すため、賞金で壮大な芸術プロジェクトを開始する。</p><p>　この映画の原題は「SYNECDOCHE,NEW YORK」。SYNECDOCHE（シネクドキ）とは、提喩法という修辞技法の一種で、一部で全体を、全体で一部を表すことである。例で説明してみるとこんな感じだ。「花見」の花は通常、桜のこと。花という全体で桜という部分を表す。また「人はパンのみにて生きるにあらず」のパンは部分で、これは食事全体を指している。このように、全体と部分を使って、ある概念を表現する方法が、シネクドキだ。それがどうした？と言わないでほしい。本作を理解する上で、この言葉こそがランドマークとなる。</p><p>　ケイデンのプロジェクトとは、ＮＹにある超巨大な倉庫の中に、自分の頭の中に思い描くＮＹを作り出すという前代未聞のもの。この舞台構想には、現実と芝居、妄想までもがごちゃまぜになり、物語は独創的かつワケのわからない方向へと転がっていく。何しろこの演劇は、主人公が真実を模索するあまり、未完成のまま17年もの歳月がたつのだから尋常ではない。</p><p>　そもそもケイデンにとっての真実とやらが、問題だ。現実世界では、再婚した妻クレアを愛するが、最初の妻アデルにも未練たっぷり。だが生涯をかけて愛した女性はヘイデルで&hellip;と、ややこしい。演劇世界では、そんなケイデンを舞台で演じるサミー（男性）やミリセント（女性）を演出しつつ、自分はいったい何者か？と悩み抜く。演出家がこの状態では、舞台の幕は開くはずもない。</p><p>　それでも何とかストーリーを理解しようと思えば出来ないことはない。語り口は突飛だが、映画で描かれる虚実ないまぜの物語はすべて、主人公が思い描いた、やり直したいと願う人生の芝居だという解釈が最も妥当だろう。</p><p>　監督のチャーリー・カウフマンは、過去に脚本家として「マルコヴィッチの穴」や「エターナル・サンシャイン」などで魅力的な世界を構築してきた才人だ。時空を超えた非凡な物語に魅了されたファンは多い。本作は、その彼が満を持して監督業に挑戦したもので、内と外が曖昧になる世界観がある種の到達点に至った作品と言える。さっぱりワケがわからないが、いつしか独特のイマジネーションに絡みとられる。思えばフェリーニの「8 1/2」や、勅使河原宏が監督した安部公房の作品群を見たときも同じ感覚を覚えたものだ。</p><p>　舞台という&ldquo;部分&rdquo;を作ることで、人生という&ldquo;全体&rdquo;を生きる。あるいはその逆も。主人公の脳内は、常にシネクドキ（提喩法）だ。私自身は、この映画は主人公の見た白昼夢で、壮大なＮＹを創ろうとしながら結局は自分自身の内面に向かうという解釈が一番しっくりくるのだが、カウフマン自身が夢の世界ではないと断言している。だが「夢で見た世界を素直に受け入れるように、この映画を受け入れてほしい」とも語っている。手強い映画ではあるが、夢のように&hellip;なら、楽しそうだ。シネクドキ風に考えれば、どんな突拍子もない内容や解釈も、それが映画全体を支える大切な部分になるかもしれないのだから。</p><p>（シネマッシモ評価：★５つが満点）シュール度：★★★★★</p><p>□2008年　アメリカ映画　原題「SYNECDOCHE,NEW YORK」<br />□監督：チャーリー・カウフマン<br />□出演：フィリップ・シーモア・ホフマン、ミシェル・ウィリアムズ、サマンサ・モートン、他<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/5/1/51a90673.gif" border="0" alt="映画レビュー用BRバナー" hspace="5" width="150" height="60" align="left" /></a><br />&larr;応援ポチ、よろしくお願いします！</p>]]> 
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<title>天使の恋</title> 
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<modified>2009-11-16T23:40:41Z</modified> 
<issued>2009-11-13T00:08:53+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">大人気ケータイ小説が原作で、カリスマティーンモデル・佐々木希が初主演した純愛映画だ。飛びぬけて美しく、常に仲間の中心にいる女子高生・理央。性別を問わず誰もが彼女に夢中になるが、理央自身は過去のトラウマから他人を信じられず、お金にしか興味がない。近寄ってく...</summary> 
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<![CDATA[<p>大人気ケータイ小説が原作で、カリスマティーンモデル・佐々木希が初主演した純愛映画だ。飛びぬけて美しく、常に仲間の中心にいる女子高生・理央。性別を問わず誰もが彼女に夢中になるが、理央自身は過去のトラウマから他人を信じられず、お金にしか興味がない。近寄ってくる人間を利用するだけだった彼女は、17歳になったある日、35歳で無愛想な大学講師・光輝と出会い、運命的な恋に落ちる。だが光輝には彼女を受け入れられない理由があった。</p><p>援助交際やいじめ、同性愛とダーティな序盤からいきなり純愛路線へ。コロコロと態度が変わるのが10代少女の特質とはいえ、あまりの変貌は、映画の体裁としてどうなのか？！恋した理央は、金目当てのパトロンや、悪事に利用していた彼氏、同性愛の恋人まで、あっという間に関係を清算。トラブルや別れ話のもつれは微塵もないという展開には、ご都合主義という言葉を使うことさえはばかられる。もちろん純愛だけではティーンの涙は誘えないので、そこには難病という定番の不幸アイテムが。ラストはホロリとするものの、こんなコテコテのお涙頂戴ものには大人の映画ファンはドン引きするしかない。それでも佐々木希ちゃんの美貌は一見の価値ありだ。演技は学芸会並みだし、着せ替え人形のような印象しか残らないが、背中を見せて振り向くセミヌードのショットは輝くように美しい。もしかしたら明日の映画スターに化けるかもしれない、美少女ありきの映画。こういうジャンルの作品も映画の大切な側面なのだ。<br /><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/b/c/bc22a86d.jpg" border="0" alt="天使の恋" hspace="5" width="100" height="140" align="left" />【２０点】<br />（日本／寒竹ゆり監督／佐々木希、谷原章介、山本ひかる、他）<br />（美少女度：★★★★★）<br /><br /><a title="公式サイト" href="http://tenkoi.gaga.ne.jp/" target="_blank">公式サイト</a><br /><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>ファッションが教えてくれること</title> 
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<modified>2009-11-11T15:06:50Z</modified> 
<issued>2009-11-12T00:06:31+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">華やかな場所に見えるファッション業界が、極めて厳しい世界であることは、映画「プラダを着た悪魔」でうかがえた。本作はメリル・ストリープが演じた鬼編集長のモデルと言われるアメリカ版「ヴォーグ」誌のカリスマ編集長・アナ・ウィンターその人と、彼女の仕事ぶりに迫る...</summary> 
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<![CDATA[<p>華やかな場所に見えるファッション業界が、極めて厳しい世界であることは、映画「プラダを着た悪魔」でうかがえた。本作はメリル・ストリープが演じた鬼編集長のモデルと言われるアメリカ版「ヴォーグ」誌のカリスマ編集長・アナ・ウィンターその人と、彼女の仕事ぶりに迫るドキュメンタリーだ。１年で最も重要な秋の特大号・９月号の準備に余念がない編集長アナと、ディレクターのグレイスは、何かと対立しながらも、いくつもの特集を用意し、雑誌を作り上げていく。</p><p>ボブ・カットにサングランスがトレードマークのアナ・ウィンターは、ファッション業界の絶対君主だ。アナの姿からは、仕事に対する誇りが感じられ、彼女の高い要求に応えるスタッフにもプライドがみなぎる。絶対の発言権とトレンドを見極める眼力を持ったアナは、時に冷酷とも思えるほど、部下の仕事をボツにしていく。驚くべき決断力だが、特にアートに偏ったものに厳しい。ファッションに誇りと愛情を持ちながらも、同時にそれが莫大な利益を生むビジネスであることをこの人は熟知しているのだ。印象的なのは、頻繁に意見が対立するグレイスを疎むことなく、20年来共に仕事をしている点だ。才能ある対立者を置くことで、仕事が自分の独善になるのを律している。こういう側面があるからスタッフは彼女とその実績に敬意をはらうのだろう。出来上がった雑誌は、表紙をはじめ全てが厳選されたものになった。だが、ひとつ気になることが。チェックするのが写真ばかりなのだが、さて記事は？　文章を書くのを仕事にしている身としてはそこのところがチト気になる。無論、映画に映ってないだけと信じてはいるが。アナ・ウィンターは成功した強い女性の象徴だ。「弱点は？」との問いに「娘よ」とちょっと照れながら答えた時だけ、彼女を身近に感じられたような気がする。<br />【６０点】<br />（原題「THE SEPTEMBER ISSUE」）<br />（アメリカ／R.J.カトラー監督／アナ・ウィンター、グレイス・コディントン、アンドレ・L・タリー、他）<br />（仕事の鬼度：★★★★★）<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p><div style="float:left"><script src="http://www.fashion-movie.jp/blogparts/bl_fashion.js" type="text/javascript"></script></div>]]> 
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<title>僕らのワンダフルデイズ</title> 
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<modified>2009-11-12T13:59:16Z</modified> 
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<summary type="text/plain">平凡な中年男が末期ガンで自分の余命は半年と知る。こう聞けば、お涙頂戴ものを連想するが、しめっぽいところはほとんどない。青春時代の仲間と再結成したバンドでコンテストを目指す日々は、若い頃以上にワンダフルなのだ。主人公の藤岡徹は53歳のサラリーマン。胆石で入院...</summary> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51540804.html">
<![CDATA[<p>平凡な中年男が末期ガンで自分の余命は半年と知る。こう聞けば、お涙頂戴ものを連想するが、しめっぽいところはほとんどない。青春時代の仲間と再結成したバンドでコンテストを目指す日々は、若い頃以上にワンダフルなのだ。主人公の藤岡徹は53歳のサラリーマン。胆石で入院したが、末期ガンであることを偶然に知ってしまう。残された日々で「家族に音（演奏）を残したい」と考えた徹は、学生時代のバンドのメンバーに声をかける。</p><p>難病ものには違いないが、実はこの話にはちょっとしたヒネリがある。主人公が過剰に嘆き悲しむ様子に、ドン引きする家族という構図から、そのオチは簡単に予想がつくのだが、物語の本筋はそこではない。歳を重ね、日常に埋没していく中で、かつての夢や輝きを忘れた男たちが、コンテスト出場という目標に向かってまい進する。音楽に夢中で取り組む様は、ちょっと遅れて始まった二度目の青春のようで微笑ましい。メンバーが現在抱える問題も盛り込み、出来る範囲で助け合う場面は、現実を知る年代の人間同士のいたわりが感じられホロリとする。ただ、学生時代のメンバーで渡米した人物の顛末を描いていないことが少し気になった。盛り上がるのは、やはりコンテストのライブ演奏だが、その後に、娘の結婚式でもう一度披露する演奏もいい。竹中直人の演技のテンションも物語にほどよくマッチ。音楽アドバイザー・奥田民生による主題歌、劇中歌ともに、シンプルなメロディが耳に心地よく残る。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%83%95%E3%82%89%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%80%8D%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B002MBSZZM%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002MBSZZM" target="_blank"><img class="pict" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ReQw9WUJL._SL160_.jpg" border="0" alt="「僕らのワンダフルデイズ」オリジナル・サウンドトラック" hspace="5" align="left" /></a>【６０点】<br />（日本／星田良子監督／竹中直人、宅麻伸、斉藤暁、他）<br />（笑いと涙度：★★★★☆）<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%83%95%E3%82%89%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%80%8D%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B002MBSZZM%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002MBSZZM" target="_blank">「僕らのワンダフルデイズ」オリジナル・サウンドトラック</a><br /><br /><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>ディセント2</title> 
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<modified>2009-11-11T14:54:02Z</modified> 
<issued>2009-11-10T00:08:02+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">低予算のカルト・ホラー「ディセント」は未踏の洞窟という舞台設定の面白さでヒットを飛ばした佳作だった。本作は待望の続編だが、続編のマンネリ感とは無縁で、なかなか出来がいい。アパラチア山脈の洞窟探検に出かけた女性６人グループが行方不明になり、サラだけが血まみ...</summary> 
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<![CDATA[<p>低予算のカルト・ホラー「ディセント」は未踏の洞窟という舞台設定の面白さでヒットを飛ばした佳作だった。本作は待望の続編だが、続編のマンネリ感とは無縁で、なかなか出来がいい。アパラチア山脈の洞窟探検に出かけた女性６人グループが行方不明になり、サラだけが血まみれの状態で生還する。記憶が混濁し錯乱状態のサラを容疑者と疑う保安官は、彼女を連れて数人のレスキュー隊と共に問題の洞窟へと向かうが、岩の崩落で路をふさがれ孤立。彼らが目にしたのは、行方不明者の無残な死体と、洞窟の闇でうごめく謎の生き物だった。</p><p>物語の流れをつかむ上で、前作鑑賞は必須だが、そうなると洞窟の中にいる恐ろしい生き物の正体を知ることになる。だが知った上で見るからといって、それがマイナスにならないところが、この続編の優れた点だ。暗い洞窟の岩に同化して張り付く姿や残されたビデオに写るその姿にドキドキし、いつ姿を現すのかと期待が高まる。そしてついに恐ろしいビジュアルのそれが登場。「待ってましたぁ！」とばかりにテンションがあがるのだ。迷路のようなその洞窟のビジュアルは、前作以上にグロテスクである。閉塞感で息がつまりそうな場所で、疑心暗鬼になった人間の心理状態がすさまじく、彼らは次第に狂気へ駆られていく。モンスターと同じくらい人間も怖いのだ。だからこそ、終盤に描かれる自己犠牲の精神には崇高な感動を覚える。今回も、血みどろのサバイバルの果てに一人だけが生還するのだが、油断は禁物。思いもよらないどんでん返しが用意されている。どん底の洞窟も恐ろしいが、上が安全という保障はどこにもない。このブリティッシュ・ホラーの続編、かなりヤッてくれる。<br />【７０点】<br />（原題「The Descent Part 2」）<br />（イギリス／ジョン・ハリス監督／シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ、他）<br />（サバイバル度：★★★★☆）<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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<title>ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵（バプリック・エネミー）No.1と呼ばれた男　Part2 ルージュ編</title> 
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<modified>2009-11-13T14:48:58Z</modified> 
<issued>2009-11-09T00:14:43+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">フランスに実在した不世出のギャング、ジャック・メスリーヌの半生を２部構成で描く大作の完結編。Part2 ルージュ編では、70年代、フランスに舞い戻ったメスリーヌが、犯罪と脱獄を繰り返したあげく&amp;ldquo;社会の敵No.1&amp;rdquo;と呼ばれるようになる過程と、壮絶な最期を遂げ...</summary> 
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<![CDATA[<p>フランスに実在した不世出のギャング、ジャック・メスリーヌの半生を２部構成で描く大作の完結編。Part2 ルージュ編では、70年代、フランスに舞い戻ったメスリーヌが、犯罪と脱獄を繰り返したあげく&ldquo;社会の敵No.1&rdquo;と呼ばれるようになる過程と、壮絶な最期を遂げるまでを描く。</p><p>メスリーヌのそばにはなぜか&ldquo;優秀な犯罪者&rdquo;が集まるが、彼自身の個性は、大衆にアピールすることを重視したことだ。初めはそれが功を奏したが、結局はマスコミという敵に踊らされ、墓穴を掘るのが皮肉である。メスリーヌと同じ脱獄王だが、地味で内向的だった相棒のフランソワと違い、新聞の一面を飾り、アンチヒーローとして目立ちたいというメスリーヌの嗜好が興味深い。政治思想などないのに、あっさりと感化される&ldquo;素直さ&rdquo;。殺人さえ平気なのに、重病で入院した父親を見舞い、「何があろうとお前は私の息子だ」との父の言葉に泣き崩れる&ldquo;繊細さ&rdquo;。これらは、彼の矛盾した多面性が顕著な場面だ。息子としてのメスリーヌ、そして子供たちを愛してやまない父親としてのメスリーヌは、犯罪者としての顔の裏側に常にある。最後の愛人と共に遂げた壮絶な最期は、死して伝説になった彼にとっては本望だったのかもしれない。ヴァンサン・カッセルが、体重を20キロも増やして主人公を熱演。鬼気迫る演技は、仏映画が得意とするフィルム・ノワールの伝統を受け継ぐものとして映画史に残るだろう。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/Mesrine-Bande-originale/dp/B001II26AK%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001II26AK" target="_blank"><img class="pict" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51kzEhZklEL._SL160_.jpg" border="0" alt="Mesrine [Bande originale]" hspace="5" align="left" /></a>【７０点】<br />（原題「MESRINE:PART 2 - L'ENNEMI PUBLIC N&deg;」）<br />（フランス／ジャン＝フランソワ・リシエ監督／ヴァンサン・カッセル、リュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリック、他）<br />（破滅度：★★★★★）<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/Mesrine-Bande-originale/dp/B001II26AK%3FSubscriptionId%3DAKIAIM37F4M6SCT5W23Q%26tag%3Dcinemassimo-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001II26AK" target="_blank">Mesrine [Bande originale]</a><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?430243"><img class="pict" src="http://image.blog.livedoor.jp/cinemassimo/imgs/1/3/132930de.gif" border="0" alt="人気ブログランキング" hspace="5" width="80" height="15" align="left" /></a>&larr;この記事が気に入ったら<strong><span style="color: #ff0000;">ポチッ</span>とクリック</strong>お願いします（＾o＾）</p>]]> 
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