映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
シネマッシモでは、映画レビューはネタバレなしのヒントあり。映画を見る前と見た後と、2度読んで楽しめます。
映画評サイトもこのブログで4代目になりました。すべての映画好きを歓迎します!
(点数は100点が、★は5つが満点)
シネマッシモとは、シネマ(映画)とマッシモ(イタリア語でmax,最大)とを組み合わせた造語。
どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

◎ 今週末の公開映画から オススメの1本! ◎
英・仏合作映画「パディントン2」

アル・ゴア

不都合な真実2:放置された地球

An Inconvenient Sequel: Truth to Power [Blu-ray] [Import]
元アメリカ副大統領アル・ゴアが、地球環境問題を訴える講演旅行を記録して、ヒットした前作「不都合な真実」から10年が経ち、地球温暖化は改善するかと思われたが、地球はさらなる危機に瀕していた。時に声を荒げ、必死の形相で環境問題を人々に訴えるゴア氏の姿と、地球温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定の実現に向け奔走した人々の姿を追う…。

元アメリカ副大統領アル・ゴアの地球温暖化に関する講演を追い、アカデミー賞2部門を受賞したドキュメンタリー「不都合な真実」の続編「不都合な真実2:放置された地球」。前作はオスカーを受賞し、アル・ゴア自身はノーベル平和賞を受賞するという、これ以上ない評価を受けたというのに、10年後、地球温暖化はさらに危機感を増している事実に気持ちが沈む。前作が地球環境問題の入門編だとしたら、本作は地球環境問題改善がいかに難題かを突きつける実践編と言えよう。

講演会と講演旅行を記録したシンプルかつユニークなスタイルだった前作と違い、本作ではますます深刻となった異常気象とハリケーンなどによる大災害の被害の数々を生々しくスクリーンに映し出して、地球の危機をより強く訴えている。だが、石炭エネルギーを手放さない大国の言い分は、先進国には耳が痛いものだった。パリ協定に向けて懸命に戦う姿が描かれ、協定実現が本作のひとつのクライマックスになっているのだが、映画には、地球温暖化はでっちあげと言い切ってパリ協定離脱を決めたトランプ政権がゴアの努力をあっさりと無にしてしまう事実も盛り込まれている。温暖化を止めなければならないとの思いに共感しても、いつしか諦めの境地に達するのも事実だ。だからこそ、それでも希望を捨てずに闘いを続けるアル・ゴアの、まっすぐな生き様に感動を覚えてしまうのである。地球温暖化への警鐘よりも、アル・ゴアの人間性が前面に出ている映画の是非は別として、では私たち個人はいったい何ができるのかと、改めて考えさせられた。同時に、映画に何ができるのかという問いも。まずは見てほしい。その後に考えてほしい。そんなゴアの声が聞こえてくる1本だ。
【65点】
(原題「AN INCONVENIENT SEQUEL:TRUTH TO POWER」)
(アメリカ/ボニー・コーエン、ジョン・シェンク監督/アル・ゴア、他)
(危機感度:★★★★★)
チケットぴあ

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←ランキング参加中です!

人気ブログランキング←この記事が気に入ったらポチッとクリックお願いします(^o^)

不都合な真実

不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
元・米副大統領のアル・ゴアが行う講演を通して地球温暖化問題を訴える秀作ドキュメンタリー。ゴアの私生活にも触れて、彼の人間性も描写する。この人って硬派な政治家だったんだ…。すばらしく上手いプレゼンテーションとしても楽しめるし、勉強になる。
【80点】
(原題「An Inconvenient Truth 」)
(アメリカ/デイヴィス・グッゲンハイム監督/アル・ゴア、他)
(考えさせられます度:★★★★☆)

人気ブログランキング用バナー

←この記事が気に入ったら、ポチッとクリックしてもらえると嬉しいです\(^o^)/

シネマッシモにようこそ
◇ シネマッシモについて ◇

このブログが気に入ったら、ポチッとクリックお願いします♪
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

映画レビュー用BRバナー
インフォメーション


映画ライター渡まち子が趣味で運営するセカンド・ブログ「映画の中に猫がいる」もよろしく!【猫目線】で語る映画評で、のんびり、まったり更新中です(笑)。 猫好きの方、映画好きの方、ぜひ遊びにきてください!
こちらからどうぞ!
おすすめ情報
作品検索はこちら
Google
WWW を検索
このブログ内を検索
コメント(承認済)
映画レビュー(長文)索引

    
    
    
    
    
    
    
  
    

A−Z
0−9
カテゴリ
お仕事受注
映画評やコラムの執筆、講演など、映画に関する仕事を承ります。連絡はメールでお気軽にどうぞ。

 メールはこちらから↓
cinemassimo555★jcom.home.ne.jp
(★を@に変更して下さい)

執筆やラジオ出演など、メールと電話で対応可能な場合は、全国から仕事を受注していますので、まずはお問合せください。
プロフィール
プロフィール more
◆ペンネーム:渡まち子
◆映画ライター、映画評論家
◆こんなお仕事やってます:
新聞、雑誌、インターネットで、映画評、映画コラム、DVD紹介などを執筆。他にも、映画コメンテーターとしてラジオ出演、大学での公開講座や企業主催の映画セミナーなど、映画に関する幅広い仕事をこなしながら活動中です。
◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
おすすめ情報
おすすめ情報

おすすめ情報

楽天市場
おすすめ情報

Archives
当サイトはリンクフリーです
★相互リンクは設けておりませんが、当サイトはリンクフリーなので自由にリンクしてください。リンクの報告は基本的に不要です。
リンクについて

  ↑ 必ずお読みください。
タグクラウド
  • ライブドアブログ