映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
シネマッシモでは、映画レビューはネタバレなしのヒントあり。映画を見る前と見た後と、2度読んで楽しめます。
映画評サイトもこのブログで4代目になりました。すべての映画好きを歓迎します!
(点数は100点が、★は5つが満点)
シネマッシモとは、シネマ(映画)とマッシモ(イタリア語でmax,最大)とを組み合わせた造語。
どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

◎ 今週の気になる映画 ◎
「パッセンジャー」「キングコング 髑髏島の巨神」etc.

キャメロン・ディアス

ANNIE アニー

ANNIE/アニー(初回限定版) [Blu-ray]
名作ミュージカルを現代風にアレンジした「ANNIE アニー」。キャメロン・ディアスの怪演が一番の見どころ。

現代のNY。失踪した両親を待ち続ける孤児のアニーは、事故に遭いそうなところをIT長者でNY市長候補のスタックスに助けられる。スタックスの選挙参謀は、アニーの境遇を知って選挙のイメージアップのために彼女を引き取ることを提案。極度の潔癖症で人付き合いが苦手なスタックスだったが、アニーと奇妙な共同生活を送る中、2人の間に絆が芽生える。だが、ある日、アニーの両親という男女が名乗り出る…。

世界中で人気のブロードウェイ・ミュージカルで、1982年には映画化もされている。今回のリメークは時代を現代にするなど、設定を変え、同時代性をアピールした作りになっている。ネット社会のメディア戦略はいかにも21世紀だし、アニーが負けず嫌いな都会っ子なのも新鮮だ。だがどうにもミュージカルとしての魅力に乏しい。有名なスタンダートナンバー「トゥモロー」が流れれば懐かしさや安定感はあるものの、すべてが軽いノリなのだ。アニーは、大富豪のスタックスが自分を選挙キャンペーンの道具にしようとしているのは百も承知。彼女も自分の両親をみつけるのにスタックスの知名度を利用しようと考える駆け引きがあったりと、けなげというより、したたかでたくましい。とはいえ、スタックスとアニーがやがて心を通わせるのはお約束。ただ彼らは擬似親子というより、戦友のようなのだ。2人が映画館で観る映画には、ミラ・クニスとアシュトン・カッチャーが出演するなど、何気に豪華。何かと不満のこのミュージカルだが、歌やダンスのイメージからはかけ離れたキャメロン・ディアスが、過去の栄光にすがる元シンガーで、孤児たちをコキ使う意地悪な養母を演じていることに注目したい。完全に周囲から浮き上がって異彩を放ち、最も記憶に残るはずだ。
【50点】
(原題「ANNIE」)
(アメリカ/ウィル・グラック監督/ジェイミー・フォックス、クヮヴェンジャネ・ウォレス、キャメロン・ディアス、他)
(現代性度:★★★★☆)
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ANNIE/アニー@ぴあ映画生活

モネ・ゲーム

モネ・ゲーム [Blu-ray]
モネの贋作をめぐる凸凹コンビの犯罪コメディ「モネ・ゲーム」。どこか昔懐かしい香りがするドタバタ劇だ。

億万長者で傲慢な雇い主シャバンダーからの屈辱に耐えかねた英国の美術鑑定士ハリーは、モネの贋作を売りつける大がかりな詐欺計画を立てる。行方不明のモネの名画「積みわら」の信ぴょう性を高めるため、その名画と縁があるテキサスのカウガールのPJをロンドンに呼び、持ち主に仕立て上げる。シャバンダーに贋作を売り付け、まんまと大金をせしめる計画だったが、PJの天然すぎる性格のため、計画はハプニングの連続。思いがけない事態へと転がっていく…。

この映画のオリジナルは1966年の「泥棒貴族」だが、詐欺のお話ということ以外は、ほとんどが大胆にアレンジされている。計画の小さなほころびからのっぴきならない状態に陥る犯罪劇を得意とするコーエン兄弟が脚本を手掛ける本作は、カタブツの英国男と自由奔放なテキサス娘の凸凹コンビによる予測不能の犯罪コメディになった。屈辱に耐えながら懸命に気品を保とうとするも、予期せぬピンチにボロボロになっていくハリーを、オスカー俳優のコリン・ファースが大真面目に演じて微苦笑を誘う。怖いもの知らずのアメリカ娘を演じるキャメロン・ディアスは、少々年齢オーバー気味ながら、ラブコメで鍛えたはじけっぷりで元気いっぱいだ。物語は、完璧な計画のはずがどんどんおかしな方向へと進み、ハリーが鑑定するはずの絵は別の鑑定士にまかされ、忍び込んだシャバンダーの別荘ではまさかのライオンに遭遇という、トンデモない事態に。だがこの映画、最後の最後にあっと驚く仕掛けがあるのだ。ここで一気に溜飲が下がるのは、憎憎しいシャバンダーを演じるアラン・リックマンが魅力的なため。何から何までイヤなヤツなのに、どこかトボケていて笑わせる。その上、劇中ではヌード姿まで披露するのだから、あっぱれな役者根性だ。英国発の犯罪劇をハリウッドがリメイクするときは豪華キャストで華やかさアップがお約束。そして、英国風の少し気取ったユーモアでくるむのもまたお約束なのだ。
【60点】
(原題「GAMBIT」)
(アメリカ/マイケル・ホフマン監督/コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマン、他)
(どんでん返し度:★★★★☆)
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モネ・ゲーム@ぴあ映画生活

シュレック フォーエバー

【通常盤】シュレック フォーエバー [DVD]【通常盤】シュレック フォーエバー [DVD]
正義のヒーローにちょっぴり疲れ、悪(ワル)として恐れられた、トンガッた日々を懐かしむ。そんな人間くさい迷いがテーマの本作は、人気シリーズの最終章だ。楽しい作品だが、もはや最初のユニークな個性はどこにもなく、物語はあまりにユルい。妻のフィオナと子供たちに囲まれ、幸福な毎日を過ごすシュレック。だが時には、自由きままな怪物の暮らしを懐かしむことも。そんなシュレックの心の迷いにつけ込んだのが、悪い魔法使いのランプルスティルスキンだ。ペテン師の彼はシュレックを騙し、ある契約書にサインさせる。一瞬気を失ったシュレックが目覚めると、そこは自分が存在しない別次元の「遠い遠い国」だった…。

自分がいない世界を見る。この設定ですぐに思い浮かぶのはフランク・キャプラの名作「素晴らしき哉、人生!」だ。しかし、本作には天使はおらず、代わりに悪い魔法使いが登場する。しかも、もとの世界に戻る方法が、これまたやっかいなのだ。遠い遠い国の王の座を狙い、シュレックの存在そのものを消そうとするペテン師の魔法使いの罠に陥って連れて行かれたその世界は、無駄にゴージャスで悪趣味な服を着た、長ったらしい名前の悪役ランプルスティルスキンが王として君臨するトンデモない世界だ。怪物たちはそんな世界を変えようとレジスタンスに身を投じている。だが、そこはシュレックが存在しない世界。旧知のドンキーや長靴をはいたネコに会っても自分のことを知らないというから実に寂しい。何よりつらいのはフィオナの記憶に自分が存在しないことだ。失ってみて初めて自分の幸福に気づくというのは、人間も怪物も同じということか。かつて遊び人だった人間が家庭に入り、良き夫、良きパパになって、幸せなのに不満をこぼす図にそっくりなこの設定。何とまぁ、人間くさいんだろう。とても怪物とは思えない、ウェットな設定に、あぁこの話も小さくなったものだと感じてしまう。そうなると気になるのは、どうやって元の世界に戻るかということ。レジスタンスのリーダーとなっているフィオナを振り向かせるためにはありったけの勇気が必要となるが、正直言って、あまりに“平凡な”オチに、がっくりきた。とはいえ、エキセントリックだったのは、最初の作品だけで、その後は特筆すべきものがなかったことを思うと、ファミリー向け映画として、平和に終わるべき。おとぎ話には、やっぱりハッピーエンドが良く似合うのだから。
【50点】
(原題「SHREK FOREVER AFTER」)
(アメリカ/マイク・ミッチェル監督/(声)マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィ、アントニオ・バンデラス、他)
(凡作度:★★★★★)

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映画レビュー「ナイト&デイ」

ナイト&デイ (エキサイティング・バージョン)ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]ナイト&デイ (エキサイティング・バージョン)ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]
◆プチレビュー◆
運命的な出会いと冒険、そしてハッピーエンド。2大スター競演のアクション・ラブコメディーは王道の娯楽作だ。 【65点】

 ジェーンは空港でロイという男性と偶然知り合う。ステキな出会いに胸をときめかせるが、彼はなんと自分は重用任務を遂行中のスパイだと言うのだ。しかも後に現われたCIAは、ロイは危険な裏切り者だと言うではないか。驚きながらも、いつも自分を助けてくれるロイに惹かれるジェーンだったが…。

 往年の名画「或る夜の出来事」のハリウッド・スター、クラーク・ゲーブルとクローデット・コルベールは、長距離バスやヒッチハイクでアメリカを旅するうちに、甘いロマンスへと向かったものだ。時は流れて21世紀、新聞記者と富豪令嬢の組み合わせは、謎のスパイとパニクる美女へと変貌、旅というより逃避行の彼らの行動範囲は一気に拡大し、世界中を駆け巡る。ロマンスとアクションが同時進行する物語では、トク・クルーズは自分の代表作「ミッション:インポッシブル」のパロディのような役を嬉々として演じ、キャメロン・ディアスは彼女が最も輝くコメディー・パートで本領を発揮。スターで魅せる映画は、リアリティーより決めポーズが勝負、絵になることこそが条件なのだ。

 何しろ展開が超が付くほど速い。謎の男ロイは、いきなり銃撃戦を始めたり、飛行機を不時着させたりと、ジェーンでなくても唖然呆然だ。ハイウェイでのカーチェイスで爆走する車にしがみつくロイ。パニック状態で運転するジェーンに指示を出しながらも「そのドレス、素敵だね!」などと言う彼は異様なほどのハイテンションで、どうみてもフツーじゃない。それでもジェーンは自分の命をたびたび救ってくれる彼のことを悪人とは思えず、行動を共にするうちに、トンデモない事件に巻き込まれていく。目覚めるたびに舞台が変わる強引な展開はハチャメチャとも言えるが、ゴージャスな別世界への高速移動は単純に楽しい。物語は、カンザスの田舎から欧州のアルプス、ザルツブルグ、セビリアへ。息つく暇もない非常事態が日常になりつつある中、ロイとジェーンの距離は急接近。同時に、ある重要な発明の試作品の謎へと辿り着く。

 正直、トム・クルーズはこの役には老けすぎの気がしないでもない。それでもこの“最後の大スター”のオーラは捨てがたい魅力がある。白い歯を見せながらニッと笑うそのくったくのなさ。コメディーだろうがシリアスだろうが、すべての映画を自分色に染め上げるオレ様スターだからこそ、スタイリッシュなロマコメ・アクションがサマになるのだ。監督のジェームズ・マンゴールドは、いまどき貴重な職人監督で「3時10分、決断の時」は西部劇、「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」は音楽ものの伝記映画と、多彩な作風ながら作る作品はすべてがハイレベルだ。しかもハリウッド黄金期の映画が大好きだというから、ロマコメは案外この人が望むジャンルなのかもしれない。

 はたしてロイの正体と本当の目的とは? やがてジェーンはその答えに自力で辿り着く。絶体絶命の危機を何度も乗り越えて、平凡な田舎娘からタフで美しい女性へと変身するヒロインが魅力的だ。21世紀のロマコメは、お姫様が王子様からの助けを待って結ばれるだけではない。タイトルのナイトは、night(夜)ではなくknightの方。颯爽と現れてはジェーンを救うロイはまさにナイト(騎士)のようだが、最後には逆に“救われる”ことに。鮮やかな逆転の構図に、キャメロン・ディアスのキュートな魅力が花開いていた。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)スピード感度:★★★★★

□2010年 アメリカ映画 原題「KNIGHT AND DAY」
□監督:ジェームズ・マンゴールド
□出演:トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、ピーター・サースガード、他

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運命のボタン

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傑作短編を大胆に膨らませたSF不条理劇。ある朝、ノーマとアーサー夫妻の元に、赤いボタンの付いた不思議な装置が送られてくる。夕方、謎めいた男スチュワード氏がノーマを訪ね驚くべき提案を持ちかける。「このボタンを押せばあなたに100万ドル(1億円)を差し上げます。ただし世界のどこかで見知らぬ人がひとり死にますが」。期限は24時間で他言すれば取引は無効。夫妻は怪しみ、道徳的ジレンマに悩むが、結局ボタンを押してしまう…。

卓越したアイデアと巧みなストーリーテリングで知られるリチャード・マシスンは「激突!」の脚本や「アイ・アム・レジェンド」の原作者として知られる作家だ。原作は、文庫本にして20ページ未満のショート・ショート・ストーリーである。ボタンを押せば大金が…という部分は同じだが、原作では、皮肉だが極めて分かり易いオチが付くのに対し、映画の方は、1970年代の宇宙開発計画を背景に、SFダーク・ファンタジーの趣になった。大金か、見知らぬ誰かの死か。この究極の選択は、目の前に大金を見せられた、生活苦を抱える若い夫婦にはパンドラの箱だった。そこから起こる尋常ではない出来事はあっけにとられるが、スーパーナチュラルなムードの映像は不思議と魅力的で、恐ろしい展開なのに恍惚感を誘う。特筆なのは登場人物に共通の概念“欠落”が見られることだ。ボタンのついた箱を持ってくる男の顔は半分がえぐれているし、ノーマは少女の頃の事故で片足の指がない。さらには、宇宙飛行士になる道が絶たれたのに夢を追い続ける夫のアーサーには生活力がない。そんな欠損はやがて彼らの息子のウォルターからもあるものを奪うことに。怪しく切ない展開は、怪作「ドニー・ダーコ」を思わせる不条理が炸裂するものだ。人類滅亡さえ思わせる大掛かりな展開はアブノーマルなのだが、人間の本質と、倫理観を問うテーマは、意外にも古典的だったりする。何かをあきらめているような、それでいて懸命に幸福を求めてもがくノーマを演じるキャメロン・ディアスが、いつもの明るいキャクターとは違って本格的な演技をみせて素晴らしい。
【65点】
(原題「THE BOX」)
(アメリカ/リチャード・ケリー監督/キャメロン・ディアス、ジェームズ・マースデン、フランク・ランジェラ、他)
(不条理度:★★★★☆)

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私の中のあなた

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生きる権利と死ぬ権利。論議が絶えない難しい問題だ。人生をまだ十分に生きていない、年若い人間の問題となると、なおさらである。映画は、医学や倫理、法律も交えて描きながら、社会派に傾かず、あくまでも家族ドラマとして進んでいく。11歳の少女アナは、白血病の姉ケイトに臓器を提供するドナーとして“創られて”生まれてきた子供。ある日、アナは自分の体を守るため臓器提供の手術を拒否、両親を相手に訴訟を起こす。家族それぞれの思惑が交錯するが、アナの決断の裏には驚くべき真実が隠されていた。

ニック・カサヴェテスはシリアスな問題を柔らかいオーラで包み込む。人間愛を強く感じさせるロマンティックな作風が特徴だ。本作では、まず、一人の子供を救うため、ドナーとして“消費する”目的で子供を作ることが正しいことなのかとの疑問がある。さらにその子が自分の意思で臓器提供を拒否することの是非。痛みや感情を持つ人間としての権利の問題だ。母サラの盲目的な愛情を軸に、一人一人が互いへの愛と思いやりゆえに言葉を呑み込む様子に胸がしめつけられる。物語の半ばで、アナが抱える重大な秘密が明らかになるが、そこでこの一家がどれほど互いを大切に思っているかが伝わって涙がこぼれた。天才子役アビゲイル・ブレスリンが名演だが、長女ケイトを演じたソフィア・ヴァジリーヴァも素晴らしい。誰もが主役であり脇役、全員揃ってひとつの世界が完成する心優しいパズルなのだ。無理な泣きが入ることなく、ストーリーの巧みさと根底の問題提起で感動させる佳作。久しぶりに泣いた。
【70点】
(原題「My Sisters keeper」)
(アメリカ/ニック・カサヴェテス監督/キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ポールドウィン、他)
(問題提起度:★★★★★)

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ベガスの恋に勝つルール

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共通点ゼロの男女が最悪の出会いから運命の恋へ。ラブコメの王道だが、美男美女なのに下ネタや身体をはったドタバタが似合う主役二人がとにかく可笑しい。ラスベガスで電撃結婚したジョイとジャックが、スロットの賞金を手にするために仮想夫婦生活で大バトルを繰り広げる。終盤、互いに惹かれているのに、譲歩するのがジョイのみというのが疑問。最後の裁判の前にひとつエピソードが欲しかった。前半の楽しさに比べ後半が雑なのが惜しいが、恋愛の駆け引きに金銭をからめた現実性が面白い。
【60点】
(原題「WHAT HAPPENS IN VEGAS」)
(アメリカ/トム・ヴォーン監督/キャメロン・ディアス、アシュトン・カッチャー、ミシェル・クルージ 、他)
(よくばり度:★★★★☆)

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シュレック3

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王位継承、父親になること、いじめなど、人間社会にリンクするのはいいが、おどぎの国のはみだしキャラ、シュレックの強い個性は失われてしまった。CG技術はより進歩したが、物語は極めて印象が薄い。つまり新味がない凡作なのだ。ただ劇中の裏切り者は新作映画の主役という噂で、気にはなる。
【30点】
(原題「SHREK THE THIRD」)
(アメリカ/クリス・ミラー監督/(声)マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアス、他)
(毒にも薬にもならない度:★★★★☆)

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ホリデイ

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ほぼ完璧なデート・ムービー。物語は、往年のハリウッド風ラブ・コメだが、キャスティングの冴えが映画を現代的にした。欧米では流行中と噂のホームエクスチェンジを考える女性の全てが妄想する、ベストのシナリオがこれ。単純な展開とハッピーエンドが嬉しい。
【60点】
(原題「The Holiday」)
(アメリカ/ナンシー・メイヤーズ監督/キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック、他)
(ロマンス度:★★★★☆)

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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

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◆プチレビュー◆
チャーリーとエンジェル達のつなぎ役を演じるボスレーは前回のB.マーレーからB.マックに交代。兄弟という設定で、兄が白人で弟が黒人という設定にあきれるが、家庭環境が複雑と思うしかない。音楽は結構レトロで凝ってるけど、21世紀のこのご時世に、MCハマーを聴かされるとは思わなかった。B.ウィリスのカメオ出演が笑える。

ナタリー、ディラン、アレックスの女性探偵3人組はモンゴルでテロ組織に拉致されたアメリカの政府要人を救出。だが、国家機密にアクセスできる指輪を奪われてしまう。指輪奪還のため動き出した彼女たちの前には、意外な人物が現われる。さらに、エンジェルの一人、ディランの過去が事件にからんでいた…。

70年代の人気TVシリーズを映画化した前作は、一応、状況説明と抑制らしきものがあったが、今回は続編ということで“皆さん、ご承知ですよね!”のノリ。冒頭から飛ばしまくり、まさにフルスロットル(全開)状態だ。話は支離滅裂で、バカバカしさも全開なら、楽しさも全開。評価する側には、こういう映画が一番困る。

女の子の夢をかなえるこのシリーズは、エンタメ映画の王道をCG片手に爆走中だ。決して姿を見せない謎のボス、チャーリーの探偵事務所には、常に魅力的な3人の女性スタッフがいて、それがチャーリーズ・エンジェル。時代とともに世代交代し、本作では過去の伝説のエンジェルが対照的な形で登場する。

例によって、ド派手で過激なアクションがてんこもり。そんなバカな…の連続だが、フルスロットルなのだから仕方がない。意味不明のお色気シーンや、何の脈絡もなく始まるダンスシーン、カメオ出演や過去の映画のパロディ、下ネタギャグも前作に比べてパワーアップだ。露出度過多で着せ替え人形のように変わるコスプレもお約束通り。製作も兼ねるD.バリモアの老けメイクも楽しめて、まさにサービス満載だ。

デミ・ムーア演じる最強にして伝説のエンジェル、マディソンが今回の敵役。過去の一度のミスが彼女のプライドを傷つけ、天使から悪魔へと変貌してしまうというわけだ。久しぶりの映画出演となるデミはハマリ役で、気合いと大金をつぎ込んだ肉体改造はお見事。下着姿に毛皮をはおって悪企みをする姿は、現役エンジェルたちに負けてないからご立派だ。顔はさすがに老けたが、再起をかける決意が全身にみなぎる。しかし、この映画で、この役で、再起していいのか?!とも思うが…。

ツッコミどころが多すぎて、どこから手をつけていいのか分らない映画なのだ。終盤にいけばいくほど話が混乱し、細かい所は全く判らず、映像だけが暴走している。しかし、もとより「チャリ・エン」にリアリティなど誰も求めていない。仲良し3人組の女の子がじゃれあう痛快アクション・ムービーは、理屈抜きに楽しくて健康的だ。本名不詳の監督McGはCMやミュージクビデオ出身。どうりでストーリー性は無視して、突っ走る。ある意味、映画になっていないが、お祭り騒ぎも、これくらいハジけてくれると清々しいというものである。シリーズ第3弾を心から待っているゾ!

□2003年 アメリカ映画  原題「CHARLIE'S ANGELS FULL THROTTLE」
□監督:McG
□出演:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、他

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◆ペンネーム:渡まち子
◆映画ライター、映画評論家
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新聞、雑誌、インターネットで、映画評、映画コラム、DVD紹介などを執筆。他にも、映画コメンテーターとしてラジオ出演、大学での公開講座や企業主催の映画セミナーなど、映画に関する幅広い仕事をこなしながら活動中です。
◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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