映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
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◎ 今週の気になる映画 ◎
「ドリーム」「亜人」「僕のワンダフルライフ」etc.

ショコラ

ショコラ 君がいて、僕がいる



19世紀末のフランス。田舎のサーカス団にいたカナンガ、後のショコラを、落ち目の道化師だったフティットがスカウトし、コンビを組む。白人と黒人という前代未聞の組み合わせの芸人コンビは人気を博し、やがてパリの名門ヌーヴォー・シルクの専属となって脚光を浴びる。大金を手にし、派手な生活や賭け事にのめり込むショコラだったが、不法滞在の罪で逮捕され拷問を受けることに。釈放後も、コンビの人気は続くが、根深い人種差別に苦悩するショコラは、ますます酒やアヘン、ギャンブルに溺れ、フティットとの溝が深まっていく…。

19世紀末から20世紀初頭に実在した芸人コンビで、フランス初の黒人芸人ショコラと、相方の白人芸人フティットの軌跡を描く「ショコラ 君がいて、僕がいる」。サーカスの道化師として人気を博したこのコンビだが、もともとすでに実績があったフティットについては多くの資料が残っているのに、ショコラは歴史から忘れ去られていた。本作は、すべてが正反対の二人の芸人の友情の物語であり、芸人コンビの栄光と転落の物語でもある。と同時に、ショコラという黒人が、人種差別や偏見に苦しみ続けた、苦悩を描くものだ。奴隷の子どもとしてハバナで生まれ、スペイン、フランスへとたどり着き、芸人として大成功するショコラは常に向上心を持って生きる強さがある。一方で、酒やアヘン、ギャンブルに溺れる脆さも併せ持つ多面的な人間だ。そんなショコラが人々に愛されながらも、不当な差別を受け、忘れ去られる運命は、サーカスがやがて映画の誕生によって衰退していく運命とも、どこか重なって見える。ショコラは芸名で、本名はラファエル・パディーヤ。陽気で刹那的なショコラ役のオマール・シーと、舞台を降りたら笑顔が消える内向的で孤独なフティットを演じるジェームズ・ティエレ(チャップリンの実孫)のコンビの相性が良く、道化師の哀愁をよく表していた。二人の当たり芸とショコラの存在は、映画の父リュミエール兄弟が撮ったフィルムに刻まれていて、本物の彼らの姿が映画のラストで登場し、感動の余韻を残してくれる。
【65点】
(原題「CHOCOLAT」)
(フランス/ロシュディ・ゼム監督/オマール・シー、ジェームズ・ティエレ、クロティルド・エスム、他)
(コンビ愛度:★★★★☆)
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ショコラ 〜君がいて、僕がいる〜|映画情報のぴあ映画生活

ショコラ

ショコラ【廉価2500円版】
この映画の重要な食べ物はチョコレート。タイトルもそのまま、チョコレートを意味する「ショコラ」となっている。

フランスの田舎街で、小さなチョコレート屋を開いた女性ヴィアンヌ。彼女が売る不思議なチョコレートが、因習に閉ざされた村の人々を幸せに導いていく、あたたかいファンタジーだ。ジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ、レナ・オリン、アルフレッド・モリーナ、ジュディ・デンチなど、国際的な豪華キャストが贅沢だ。

主人公ヴィアンヌは客との会話から好みを探り、また、彼らに何が必要かを考えて、絶妙のチョコレートを選んで薦める。また、彼女が作るチョコレートはどれも独特の味付けがなされているのだが、特に驚くのは、唐辛子を入れたチョコレート。ホット・チョコレートにチリ・ペッパーを入れたりする。映画の中では、これが「愛の妙薬」として効果を発揮した。

チョコレートは、かつての高級品カカオを使うことから、中世の欧州では上流階級の特権的食べ物だった。手軽に庶民の口に入るようになった今でも、生活を、時には人生を、少しだけ幸せにしてくれる不思議な味は変わらない。

チョコレートは、映画の中で、可愛くて華やかな、また重要な小道具として登場することが多い。映画「フォレスト・ガンプ」では“人生はチョコレートの箱のよう。開けて食べてみないと中身はわからない”という名セリフがあった。他に「チャーリーとチョコレート工場」もチェックしたい。

(2000年/アメリカ/ラッセ・ハルストレム監督/原題「Chocolat」)

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◆ペンネーム:渡まち子
◆映画ライター、映画評論家
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新聞、雑誌、インターネットで、映画評、映画コラム、DVD紹介などを執筆。他にも、映画コメンテーターとしてラジオ出演、大学での公開講座や企業主催の映画セミナーなど、映画に関する幅広い仕事をこなしながら活動中です。
◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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