映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
毎日のレビューは分かりやすく簡潔な寸評で、週1本の長文映画レビューでは作品をディープに掘り下げます。
映画評サイトもこのブログで4代目になりました。すべての映画好きを歓迎します!
(点数は100点が、★は5つが満点)
シネマッシモとは、シネマ(映画)とマッシモ(イタリア語でmax,最大)とを組み合わせた造語。
どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

◎ 今週の気になる公開作品 ◎
「ファミリー・ツリー」「ダーク・シャドウ」「サニー」

ジェラルド・バトラー

英雄の証明



俳優レイフ・ファインズの初監督作品「英雄の証明」。シェークスピアの悲劇を現代に置き換えたサスペンス・アクションだ。

国民を愛する小国のリーダー、オーフィディアスは、強国ローマ侵略を狙うが、その度にローマの英雄マーシアス・コリオレイナスに打ち負かされていた。マーシアスは数々の武勲により権力を増していくが、その独裁性と民衆を見下した態度を嫌悪する政治家の策略によって、ついにローマを追放されてしまう。暴徒と化した国民に飲み込まれ、祖国ローマに絶望したマーシアスが、放浪の果てに向かったのは宿敵オーフィディアスのところだった…。

英国人俳優レイフ・ファインズはロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身。そんな彼が初監督作に選んだのは、シェイクスピア劇の中でもマイナーな悲劇「コリオレイナス」だ。格調高いセリフを生かしながら、舞台を大胆に現代に置き換えて、政治的衝突や陰謀、親子の因縁、壮絶な復讐などのシェイクスピア的世界を構築。デモや激しい市街戦と共に波乱万丈のドラマが繰り広げられる。主人公は軍人としての資質はあるが政治には不向き。移ろいやすい民衆心理を心得ているのに、コントロールする器用さがない。そのため、祖国のために命がけで闘ったのに、己を貫いたあげくに民衆から追放されてしまう。嫉妬、絶望、そして復讐。ストーリーには、人間同士の猜疑心と共に、民主主義の名のもとでの人心の薄情さや愚かさが浮かび上がる。だがこの作品、本来の軸はどこなのかがどうもはっきりしない。マーシアスとオーフィディアスの愛憎半ばのライバル関係と宿命の対決かと思いきや、そこはさほど掘り下げないので、何だか盛り上がらないのだ。その分、権力を欲し息子を愛しながらも支配しようとする母親を演じる大女優バネッサ・レッドグレーブの存在感が群を抜いた。セルビアでロケをしたという荒々しい戦闘シーンの映像は「ハート・ロッカー」の撮影監督によるもので、さすがの迫力である。荒削りではあるが、男たちの悲劇と運命の皮肉、民主主義の本質までも視野にいれた野心的な作品で、初監督にしては力作。次回作に期待したい。
【65点】
(原題「CORIOLANUS」)
(イギリス/レイフ・ファインズ監督/レイフ・ファインズ、ジェラルド・バトラー、バネッサ・レッドグレーブ、他)
(アクション度:★★★★☆)
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英雄の証明@ぴあ映画生活

完全なる報復

完全なる報復 Blu-ray Disc完全なる報復 Blu-ray Disc
2人の男の間に横たわるのは、正義というシリアスな命題。主人公のすさまじい復讐の相手は司法の欠陥なので、彼の歪んだ正義を単純に責めることはできない。クライドは自宅に押し入った強盗に妻と幼い娘を惨殺され、自身も重傷を負う。犯人は逮捕されたが、主犯格の男ダービーは担当検事ニックの独断による司法取引で、裁判で極刑を免れる。それから10年後。短い刑期を終えてさらに犯罪を重ねていたダービーが惨殺された。クライドは自分が殺したことを認め、獄中にいながら、司法制度の不備を改めなければ、裁判に関わった人物を殺害すると予告する…。

どんな国の法律にもある種の矛盾が存在する。本作の場合、上昇志向の強い敏腕検事のニックが行った司法取引が、自身の有罪率を上げるためだったという事実が、司法取引という法の立ち位置をぐらつかせている。クライドの復讐は、法律を正しく機能させるためという独自の“正義”に基づいているというわけだ。彼が最も憎んでいるのが、妻子を殺した犯人ではなく、その犯人を野放し状態にしたニックであることがその証拠だ。クライドには、実は特殊な能力があり、刑務所の中にいながら次々に凶行を繰り返し、裁判に関わったすべての人間の命を奪っていく。このあたり、クライドの背景を知るスパイに、彼の能力の高さと恐ろしさを語らせるだけで、共犯者やクライドの綿密な計画はほとんど明かさず、ひたすら復讐の鮮やかな手口を見せる手法だ。説明不足にも思えるが、かえってクライドの底知れない怒りを感じさせ効果的に思える。自分をナメると手痛い目に遭うのだと有無を言わさず納得させるのも、分単位の緻密な計画に基づいてのこと。交渉する窓口はニックのみで、彼には最後まで手を出さないのもクライドの知性を感じさせた。10年という年月が、彼に完全な準備をさせ、怒りを熟成させたのだろう。自分の有罪率を上げることしか興味がなかったエリート検事のニックが、クライドの怒りの前で、本当の正義とは何かを初めて考えるようになる。はたしてニックはクライドの報復劇を止めることができるのか。ジェラルド・バトラーとジェイミー・フォックス。男臭い役者の組合せが、このノワール劇にぴたりとフィットした。舞台が合衆国誕生の地で、正義を象徴する都市フィラデルフィアであることが効いている。
【65点】
(原題「LAW ABIDING CITIZEN」)
(アメリカ/F・ゲイリー・グレイ監督/ジェラルド・バトラー、ジェイミー・フォックス、他)
(用意周到度:★★★★★)

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GAMER

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リアルとバーチャルが連動するという設定は今まで何度も描かれてきたし、ゲームを戦うことによって自由を得るという設定もまた既視感満載。物語は今ひとつ、鮮度に欠け、踏み込みも甘いのだが、その“浅さ”がいかにもゲームっぽい。2034年、天才クリエイターのキャッスルが開発したオンライン・ゲーム“スレイヤー”は、脳細胞手術を受けた囚人を使い、プレイヤーの遠隔操作によって、激しい戦いをクリアしていくという、一種の殺人ゲーム。無実の罪で投獄されたケーブルは「30回勝ち抜けば釈放」という条件にあと1回と迫り、注目を集めていた。ケーブルのプレイヤーはわずか17歳の高校生。一方で、この危険なゲームに異論をとなえる反対グループが存在していた。ケーブルは愛する妻と娘に再会するため、ゲームの世界から抜け出し、一人、最後の戦いに挑んでいくのだが…。

本作ではバーチャル・ワールドを舞台にしているだけに、ある意味で何でもありの世界観が魅力になっているが、同時に、プレイヤー次第でゲームの世界の住人を意のままに操ることができる不健康な自由がそこにある。ケーブルの住む監獄が白一色で無機質なのに対し、ゲームの中のキャラクターを演じる女優として生活しているケーブルの妻アンジーは毒々しいまでのコスプレで意識を操られる。このビジュアルの対比は非常に効果的だ。天才クリエイターのキャッスルが、実は危険な陰謀を企て、恐ろしい罪をおかしていることは言うまでもない。ストーリー的には、いろいろと文句がある。まずはゲーブルがなぜキャッスルの標的になったのかその理由が明確でないのは説得力に欠ける。また、操作する側のプレイヤーが、戦う行為だけでなく、呼吸やクセ、さらに記憶まで操れるのかどうかがはっきりしない。ゲーム的な発想ならば、それなりに細部をつめて“ルール付け”を行えば戦闘場面ががぜん面白くなる。なのに、この作品ではそのあたりのディテールがかなり甘い。ケーブルがゲームの世界を抜け出してキャッスルと対峙するまでの流れも安直で、力が抜けるのだが、本来、障害をクリアしてネクストステージに進む快感を得るのがゲームの醍醐味。ラストの対決に時間を割くのは必然だったのかもしれない。肉体派のイメージのジェラルド・バトラーは、なぜかラブ・コメにもひっぱりだこの人気俳優。この映画では彼らしいマッチョなイメージで、なかなかハマッているが、「アドレナリン」シリーズの監督であるネヴェルダイン&テイラーにしては、ユーモアが感じられなかったのが残念だった。
【40点】
(原題「GAMER」)
(アメリカ/ネヴェルダイン&テイラー監督/ジェラルド・バトラー、マイケル・C・ホール、アンバー・ヴァレッタ、他)
(コスプレ度:★★★★☆)

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ヒックとドラゴン

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敵同士が歩み寄って互いのことを理解する。言うは易し行うは難しのこの行動を、弱虫の主人公がやってのける、見事なファンタジー・アニメだ。現状に風穴をあけるのは、いつの時代も意外性である。遠い昔、バイキングとドラゴンは長きに渡って戦いを繰り返していた。バイキングの少年ヒックは族長の息子なのに何をやっても冴えない弱虫。そんなヒックがある日、天敵のドラゴンと巡り会う。トゥースと名付けたそのドラゴンは伝説の“ナイト・フューリー”だったが、怪我をして飛べなくなっていた。心優しいヒックにはどうしてもトゥースを殺すことができず、そっと近付き、好物の魚を差し出す。2人の間には、秘密の友情が芽生えるが…。

原作は児童文学だが「リロ&スティッチ」のスタッフが作り上げたこの映画は、大人の鑑賞にも十分に耐えるクオリティだ。ヒックは弱虫だと思われているが、実はそうではなく、ちょっと個性的なだけ。草食系キャラらしく、ドラゴンと戦うのではなくドラゴンの習性を知り、手なずける方法でドラゴン使いとなる。常識にとらわれない彼の個性が、敵であるトゥースとの友情という、ありえない状況を作り出した。トゥースは真っ黒い身体で恐ろしい声をあげたりするが、賢く心優しいドラゴンで、物語が進むにつれて、どんどん可愛く見えてくる。ヒックがおそるおそる差し出した手のひらに、トゥースがゆっくり顔を近付けて触れ合う場面の、愛しさ、温かさ!観客の心の琴線に触れるこのシーンには、優れた物語だけが持つリリカルで鮮やかな魅力が宿っている。2人の友情は、バイキングもドラゴンも同じ、戦う必要はない、という結論に至った。さらにドラゴンがバイキングの家畜を襲う本当の理由が発覚してからは、物語はにわかにアクション映画として輝きを増して飛翔する。そして、ご都合主義の平和に着地しないラストには深い余韻が。この物語の脚本がいかに綿密に練られたものかが、はっきりと分かるはずだ。ヒックの仲間たちが個性的で楽しいが、伝説のドラゴンであるトゥースをはじめ、ドラゴンたちのキャラもメリハリがあって楽しい。大空を自由に舞うドラゴン側からの物語もぜひ見てみたいものだ。ヒックがトゥースに乗ってフワリと浮き、一気に加速する飛行シーンなど、ワクワクする3Dの映像が素晴らしい。3Dがストーリーに自然にフィットする秀作で、存分に楽しめる。
【80点】
(原題「HOW TO TRAIN YOUR DRAGON」)
(アメリカ/ディーン・デュボア、クリス・サンダース監督/(声)ジェラルド・バトラー、ジェイ・バルチェル、アメリカ・フェレーラ、他)
(わくわく度:★★★★☆)


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ヒックとドラゴン@ぴあ映画生活

バウンティー・ハンター

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元夫婦が追うものと追われるものに、さらに二人揃って犯罪組織に追われるという二重の追いかけっこが楽しめるアクション・ラブコメディ。賞金稼ぎ(バウンティー・ハンター)のマイロは借金まみれ。返済金を返すために請け負った仕事は、懸賞金が懸けられた新聞記者で元妻のニコールを捕まえて警察に連行すること。妻に捨てられ、実はまだ未練があるマイロと、捕まってはすり抜けるニコールは互いに駆け引きを繰り広げる。だがそんな二人は、ニコールが追っていた特ダネから、いつしか犯罪組織から追われる羽目になり…。

バウンティー・ハンター(賞金稼ぎ)なんて、まるで西部開拓時代のよう…と思っていたら、この商売、今でも全米のほとんどの州が免許を発行している実在の職業なのだという。さすがは犯罪大国アメリカだと感心するが、ニコールの“犯罪”は単なる交通違反。特ダネの情報を優先し裁判所に出頭しなかったために犯罪者になってしまうというから笑えないが、やっぱりお上(カミ)をナメるなということだろう。映画は、元夫婦ならではの騙し合いと微妙な愛情を組み合わせて、なかなかテンポがいい。犯罪の方はマイロの友人の刑事が怪しいということから、のっぴきならない状態になっていくが、そこはラブコメ、事件はあっさりと解決する。マッチョなキャラながら、なぜかラブコメにひっぱりだこのジェラルド・バトラーと、美人なのにコミカルでフレンドリーなキャラクターで大人気のジェニファー・アニストンの相性が抜群だ。最終的にマイロはニコールをお縄にするのか?それとも愛が復活して逃がすのか?それは映画を見て確かめてほしいが、意外にもしゃれたオチがつく。「ハンター」や「ミッドナイト・ラン」でも描かれていた現代の賞金稼ぎ。アウトローな正義にラブを加味したところが新鮮だ。
【55点】
(原題「THE BOUNTY HUNTER」)
(アメリカ/アンディ・テナント監督/ジェニファー・アニストン、ジェラルド・バトラー、他)
(ハラハラ度:★★☆☆☆)

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映画レビュー「男と女の不都合な真実」

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◆プチレビュー◆
美男美女による過激な恋愛バトル。よくあるロマコメだが大人向けにチェンジアップして笑わせる。 【65点】

 TVプロデューサーのアビーは美人で仕事もできるが理想主義が災いして恋人ができない。そんな彼女は視聴率アップのため、下世話な恋愛相談がウリの名物パーソナリティのマイクとコンビを組むことに。水と油の二人だったが…。

 男と女の恋愛観には、深くて広い溝がある…かどうかはさておき、理想像が異なることは間違いない。本作は、白馬の王子様を夢見るヒロインが、恋人をゲットするため、男女の価値観のズレを学びつつ男好みの女に変身する大人の恋愛指南書だ。とりわけセックスに関してはかなり過激であからさま。男女で最も温度差があるこの問題にズバリ言及する“勇気あるロマコメ”なのだ。

 美人だが色気不足、仕切り屋のくせにロマンティスト。そんなアビーが望む恋人とは、頭がよくて上品な美形、有意義な仕事をしていて、互いに向上できる相手だ。いい年こいて臆面もなくこんな青写真を口にできるのは、アビーが相当にイイ女だからだが、ほぼ彼女の理想である医師のコリンはなかなか振り向いてくれない。そんなアビーにキッパリとダメだしするマイクの言い分はこうだ。「理想の男をゲットしたければ、男好みのオンナになれ」。仕事と恋の裏取引が成立した二人は、とことん男目線でアビー改造計画に着手する。自分が望むものを得るために相手が望むものを知る。精神論より肉体重視のその戦略はあきれるほど露骨なのだが、恋愛成就への最短コースを爆走し、みるみるセクシーになるアビーの美しさは否定できない。

 なんだかんだ言っても、恋のスタート地点はやっぱり見た目。男の興味は女のカラダと断言するのが、ワイルドで肉食系のジェラルド・バトラーだからなるほど説得力がある。そのバトラーにハジケた演技で応戦するのが新・ラブコメの女王こと、キャサリン・ハイグルだ。上品なブロンド美人なのに、なぜか下ネタ系コメディが似合うこの女優、劇中のディナーの場面は、ここまでやるか?!の熱演ぶりでビックリである。女優生命を賭けた(?)過激なシーンは、下半身直撃型のこの映画の一番の笑い所。はたしてアビーの努力は実るのか。

 過激なトークが満載だが、そこはロマンティック・コメディ。対立していた男女はやがて惹かれあい、めでたく結ばれる。前半の艶笑シーンとは対照的に、後半はしおらしい純情路線になり、終わってみればオーソドックスな恋愛映画に納まった。とはいえ、毒を仕込んだラストは見逃せない。男の手の内をさんざんバラしたマイクが、めでたくベッドインしたアビーに対し「今のは本気?」と聞いてもアビーの答えは「教えない」。だって感じるフリをしろと言ったのは、あなたでしょと言わんばかり。天使と悪魔の顔を持てとは、騙してくださいとのお願いなのだ。これからマイクには存分に悩んでもらうとしよう。
 
 詰まるところ男も女も、それぞれの理想とは、自分にとって都合のいいタイプなのだ。だが、ありのままの自分でいられる相手はその理想から遠くかけ離れていたりする。そんな誰かを好きになってしまうことこそ、恋愛の“不都合”なのかもしれない。今回は、男好みの女になる男目線のパターンだったが、できたら女好みの男に変身する女目線バージョンも見てみたいものだ。2つ合わせれば、パーフェクトな“恋活”映画の出来上がりである。

(シネマッシモ評価:★5つが満点)恋愛指南度:★★★★☆

□2009年 アメリカ映画 原題「THE UGLY TRUTH」
□監督:ロバート・ルケティック
□出演:キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー、シェリル・ハインズ、他

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感涙系のラブ・ストーリーだが、どうにもミス・キャスト。最愛の夫ジェリーを亡くし悲嘆にくれるホリーの元に亡き夫から次々に消印のない手紙が。その指示に従い、彼の故郷のアイルランドを訪れた後、次第に自分自身と希望を取り戻す物語だ。スワンクとバトラーは演技は達者だが、繊細な恋愛というより筋肉のぶつかり合いのようで、妙な男気さえ感じてしまう。第一、深く愛し合ったとはいえ、死んでまでもあれこれ指示されるのはマイる…と思うのは私だけ?それでも母親役のキャシー・ベイツの存在感はさすがだし、アイルランドの美しい自然は秋の恋愛映画にピッタリの詩情がある。
【60点】
(原題「P.S.I Love You」)
(アメリカ/リチャード・ラグラヴェネーズ監督/ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、キャシー・ベイツ、他)
(計画性度:★★★★★)

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◆ペンネーム:渡まち子
◆映画ライター、映画評論家
◆こんなお仕事やってます:
新聞、雑誌、インターネットで、映画評、映画コラム、DVD紹介などを執筆。他にも、映画コメンテーターとしてラジオ出演、大学での公開講座や企業主催の映画セミナーなど、映画に関する幅広い仕事をこなしながら活動中です。
◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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