映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
シネマッシモでは、映画レビューはネタバレなしのヒントあり。映画を見る前と見た後と、2度読んで楽しめます。
映画評サイトもこのブログで4代目になりました。すべての映画好きを歓迎します!
(点数は100点が、★は5つが満点)
シネマッシモとは、シネマ(映画)とマッシモ(イタリア語でmax,最大)とを組み合わせた造語。
どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

◎ 今週の気になる映画 ◎
「ザ・マミー」「君の膵臓をたべたい」「ファウンダー」etc.

ジョン・トラヴォルタ

リベンジ・リスト



自動車整備工のスタンリーは、再就職を目前に前向きな日々を送っていたが、ある日、目の前で強盗に最愛の妻ビビアンを殺害されてしまう。容疑者のチャーリーというチンピラはすぐに捕まるが、裏社会とつながる悪徳刑事ギブソンによって釈放されてしまう。かつて数々の殺しを請け負ってきた特殊部隊の工作員だったスタンリーは、封印していた殺人スキルを総動員し、復讐の鬼と化す。だが、事件は単なる強盗殺人ではなく、そこには汚職政治家や彼の子飼いの悪徳警官がからむ巨大な陰謀が隠されていた…。

最愛の妻を殺された男の復讐を描くクライム・アクション「リベンジ・リスト」。元特殊部隊の男が愛する者を奪われてリベンジに燃えるというストーリーや、妻が調べていた環境問題から政治腐敗に派生する流れなど、手垢がつきまくり、既視感満載のB級犯罪アクションものである。いくら元特殊部隊の凄腕工作員だからって、都合が良すぎる展開が多すぎると苦笑も誘われる。だがこの作品、B級ならではのサクサク進むテンポの良さと、意外な味わいがあるのだ。それはトラボルタ演じる主人公スタンリーを助ける相棒の存在である。同じ元工作員で、表向きは床屋を営みながら情報屋として暮らすデニスのキャラがいいアクセントになっている。デニスは、事件の裏に潜む陰謀の大きさを知っていて、復讐はやめておけと忠告しながらも、いざという時にひょっこり現れてはスタンリーを助ける仲間思いの男なのだ。スタンリーとデニスのバディ・ムービーとしてみれば、B級テイストも含めて、微笑ましいとさえ思えてくる。

上映時間はサックリと91分。それにしてもトラボルタの髪の毛、ヅラなのか?!あまりにも生え際が不自然で、見ている間、そっちの方が気になって仕方がなかった。
【55点】
(原題「I AM WRATH」)
(アメリカ/チャック・ラッセル監督/ジョン・トラヴォルタ、クリストファー・メローニ、、他)
(スピード感度:★★★★☆)
チケットぴあ

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パリより愛をこめて

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ハリウッドとヨーロッパの両方のテイストの不思議なブレンドが持ち味の、リュック・ベッソン印のアクション・ムービー。パリの米国大使館に勤めるリースは、エージェントとしての華やかな活躍を夢見ているのに、地味な諜報活動をこなすつまらない日々を送る新米捜査官。そんな彼が、麻薬捜査のために仏入りしたCIAの異端児ワックスとコンビを組むことに。型破りというより、ムチャクチャなワックスの捜査スタイルに唖然としながらも経験を積んでいく。そんなリースを恋人のキャロリンは優しく見守っていた。やがてリースとワックスは来仏する米政府要人の暗殺計画を突き止めるが…。

凸凹コンビはサスペンス・アクションのお約束だが、人を撃てない見習い捜査官リースがチェスが得意の知性派であるのに対し、スキンヘッドの凄腕諜報員ワックスのはじけっぷりがすごい。有能すぎるのか、非常識なのか、はたまた単にブチこわすのが快感なのか。他国でやりたい放題の彼に米国が重なって見えるのが、ベッソン製作映画らしく皮肉が効いている。同時に、お約束の、激しいカーチェイス、パリの裏社会の怪しげな描写、コミカルながらスタイリッシュなアクションは、しっかり健在。「言うは易し行なうは難し」とはよく言ったもので、華やかなスパイ活動に憧れるリースが、ワックスとの捜査で振り回され「自分はこの仕事に向いてない…」と弱音を吐くあたりが可笑しい。捜査の過程で激しい銃撃戦が繰り広げられるが、思いがけないところにいた裏切り者を説得するクライマックスは、意外にも交渉術が中心。それでもイデオロギーのために過激な行動に出る人々を身近に感じながら生活する移民大国フランスにとっては、まんざら映画のなかの絵空事とは思えないだろう。タイトルは「007/ロシアより愛をこめて」を意識してパロッたもの。リースのファーストネームはしっかりと“ジェームズ”だったりする。心優しい捜査官リースが一回り成長したラストシーンが微笑ましい。
【55点】
(原題「FROM PARIS WITH LOVE」)
(フランス/ピエール・モレル監督/ジョン・トラヴォルタ、ジョナサン・リス=マイヤーズ、カシア・アナ・スムートニアック、他)
(アクション度:★★★★☆)

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サブウェイ123 激突

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名作サスペンス「サブウェイ・パニック」を、トニー・スコット監督がリメイク。デンゼル・ワシントンとジョン・トラヴォルタという2大スターの競演が魅力的だ。ガーバーはNY地下鉄運行司令部で働いている平凡な地下鉄職員。1台の電車が緊急停車し、1両だけ切り離されたのを知って無線連絡すると、ライダーと名乗る男が19名の人質をとり地下鉄をジャックしたことを知る。1000万ドルをNY市長に用意させるよう要求する犯人グループは、なぜかガーバーを交渉役に指名する。残り時間は59分。身代金は届くのか。人質の救出は。そして犯人の真意とは?

大都会のハイテク交通網の盲点をつく犯罪劇だが、主人公を、警官から、平凡だが地下鉄のことならエキスパートの指令係にしたのが上手い。よき家庭人であるガーバーだからこそ、交渉役に指名された“ある秘密”が納得できるし、最後に牛乳を片手に歩く姿にも共感できる。だが、物語に21世紀らしさがあまり活かせていないのは疑問。身代金をわざわざ人に運ばせる場面はハラハラする見せ場だが、落ち着いて考えればオンラインで指定口座に振り込ませればいいだけの話だ。ライダーの真意とは別に、何か仕掛けを仕込んでほしかった。とは言え、スコット監督得意のスタイリッシュなカット割で、抜群のスピード感を醸し出している。タイトルの123とは、ペラム発1時23分の電車のこと。真剣勝負の頭脳戦を描くサスペンスは、ハリウッド映画には珍しく、華やかな女優抜きで、硬派な質感を感じさせる1本になった。
【65点】
(原題「THE TAKING OF PELHAM 123」)
(アメリカ/トニー・スコット監督/デンゼル・ワシントン、ジョン・トラヴォルタ、ジョン・タトゥーロ、他)
(ハイテク活用度:★★☆☆☆)

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ボルト

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犬版「トゥルーマン・ショー」と呼びたいこのアニメは、ハリウッドのスター犬・ボルトが主人公。手違いでNYに来たボルトは、自分のスーパー・パワーがすべて偽物でTVドラマの世界のことだと知るが、大好きな共演者の少女ペニーを助けるため、本物の冒険へと旅立つ。

主人公の成長を描くのにロードムービーの形は最適で、ボルトは現実を知りながらたくましくなっていく。旅に巻き込まれるすれっからしの野良猫やおとぼけハムスターなど、道連れキャラもイイ感じだ。個人的には芸能界の虚構の中でしたたかに生き抜く毒のある展開を期待したが、夏休み向けファミリー映画ではそれは無理。ラストにハリウッドの商魂をチラリと見せる程度だった。それでも、勘違いが無償の愛でやがて本物になる展開は幸福感に満ちている。
【70点】
(原題「Bolt」)
(アメリカ/クリス・ウィリアムズ、バイロン・ハワード監督/(声)ジョン・トラヴォルタ、マイリー・サイラス、/スージー・エスマン、他)
(旅は道連れ度:★★★★☆)

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団塊ボーイズ

WILD HOGS/団塊ボーイズ
少年みたいな中年オヤジ4人組の冒険は、気分だけは「イージー・ライダー」。窮屈な生活を飛び出してバイクで旅に出る中年男たちのロード・ムービー・コメディだ。自由を満喫してはじけまくるも、いちいちカッコ悪い彼らの姿が笑わせる。ピーター・フォンダのゲスト出演がバイク好きには嬉しい驚きだ。4人の全裸水泳シーンはサービスカットのつもりか?予定調和の友情物語がいかにもハリウッド。ダサいのに納得できる邦題に、妙に感心してしまう。
【60点】
(原題「WILD HOGS」)
(アメリカ/ウォルト・ベッカー監督/ジョン・トラヴォルタ、ティム・アレン、マーティン・ローレンス、ウィリアム・H・メイシー、他)
(バイカーにお勧め度:★★★★☆)

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◆ペンネーム:渡まち子
◆映画ライター、映画評論家
◆こんなお仕事やってます:
新聞、雑誌、インターネットで、映画評、映画コラム、DVD紹介などを執筆。他にも、映画コメンテーターとしてラジオ出演、大学での公開講座や企業主催の映画セミナーなど、映画に関する幅広い仕事をこなしながら活動中です。
◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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