映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
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◎ 今週末の公開映画から オススメの1本! ◎
英・仏合作映画「パディントン2」

スティーブン・キング

キャリー

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いじめられっ子の復讐劇を描いた傑作ホラーのリメイク「キャリー」。オカルト・ホラーというより青春映画の様相。

高校生のキャリーは地味で内気な女の子。学校ではいじめられ、家では狂信的な母親に支配されて、不幸な毎日を送っていた。実は彼女は、激しい興奮状態に陥ると物を動かせる念動力という超能力を秘めていたが、母親はそれを悪魔の仕業と決め付けていた。ある日、同級生からのいじめ事件をきっかけに、女生徒のあこがれの的であるトミーとプロムのパーティに出席することになる。母親の反対を押し切り、手作りのドレスに身を包んだキャリーは幸福を感じるが、その裏では、キャリーに対する残酷ないたずらが計画されていた。全身に真っ赤な血を浴びたキャリーは怒りが頂点に達し、パーティ会場と町は、壮絶な惨劇へと向かうのだった…。

70年代のオカルトホラーブームの中でも大ヒットを記録した映画「キャリー」は、ブランアン・デ・パルマ監督による傑作ホラーだ。それを今、蘇らせる試みは、いじめというあまりにも現代的なテーマを考えると必至の出来事かもしれない。過去作との比較は避けられないが、デ・パルマ版のキャリー役シシー・スペイセクが、オドオドと鬱屈していて見ているこちらまでイライラさせられるほどのキャラだったのに対し、モレッツ版キャリーは、どうみても可愛く健康的。なぜこの子がいじめられっ子に?この子ならプロムに誘ってもよさそうなのでは? と疑問に思うほど愛らしい。ヒロインのルックスの良さはさておき、今回のキャリーは現代っ子らしく積極的だ。自分の持つ力におびえるだけでなく、ネットで超能力について詳細に調べ、図書館で本を読破し、同じような能力の仲間がいることを突き止めるという行動力が目を引く。もっともそれを活かす応用力はないので、やっぱりいじめられてしまうのだが。怖さや陰湿さではデ・パルマ版には及ばないものの、スクール・カーストの最下部に位置する若者の一発逆転の復讐劇である青春映画としてみると、爽快感さえ感じてしまう。他者とは違う自分を肯定し暴走はするもののやられっぱなしではないキャリーは、間違いなく21世紀の女の子なのだ。オリジナルを知る映画ファンには、母親に突き刺さる刃物や頭から浴びせられる豚の血など、繰り返されるモチーフを確認できる。さて、ラスト、公開当時、劇場内を阿鼻叫喚で包んだという有名なあのショックシーンは用意されているのか? それは見てのお楽しみだ。
【60点】
(原題「CARRIE」)
(アメリカ/キンバリー・ピアース監督/クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア、ジュディー・グリア、他)
(現代性度:★★★★☆)
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スタンド・バイ・ミー

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何かしら家庭に問題を抱える4人の少年達は、強い仲間意識で結ばれていた。ある日、町はずれの森の中に、行方不明になった少年の死体があると聞き、さっそく探しにいくことに。それは4人とって、初めての冒険の旅だった…。

主人公は仲間との旅の途中で、早朝、鹿に遭遇する。線路脇にふいに出てくる1匹の鹿。しばらく見つめあった後、鹿は静かに去っていくが、このことを少年は大切な宝物のように仲間には言わずにおく。

死体探しという題材はいかにもスティーブン・キングらしい。旅の途中で彼らの悩みが語られ、まだ幼い少年たちなりの人生の壁を見る。ベン・E・キングの名曲にのせてさわやかに綴る、懐かしくも切ない物語だ。

(1986年/アメリカ/ロブ・ライナー監督/原題「STAND BY ME」)

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◆ペンネーム:渡まち子
◆映画ライター、映画評論家
◆こんなお仕事やってます:
新聞、雑誌、インターネットで、映画評、映画コラム、DVD紹介などを執筆。他にも、映画コメンテーターとしてラジオ出演、大学での公開講座や企業主催の映画セミナーなど、映画に関する幅広い仕事をこなしながら活動中です。
◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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