映画通信シネマッシモ


映画通信シネマッシモは、2018年4月をもって、終了しました。

ブログ終了にあたり、たくさんのあたたかいコメントをお寄せいただき、本当にありがとうございました。
皆さまの映画ライフに少しでもお役に立てたならこれほど嬉しいことはありません。
長い間のご愛顧に心より感謝いたします。

テレンス・スタンプ

アンコール!!

アンコール!! Blu-ray
頑固な老人が愛する妻のために歌声を披露するヒューマン・ドラマ「アンコール!!」。変化を恐れない人はいくつになっても幸せになれるのだ。

ロンドンに住むアーサーは気難しい、筋金入りのがんこ爺さん。息子ジェームズともギクシャクしている彼だが、唯一心を許すのが、車椅子生活ながら、陽気で社交家の妻マリオンだ。ある時、マリオンが趣味で参加している合唱団が国際コンクールの予選に挑戦することになるが、マリオンはガンが再発し倒れてしまう。歌えなくなったマリオンを元気付けようと、アーサーは意を決して合唱団に参加することになるのだが…。

涙あり笑いあり、そして歌ありのヒューマン・コメディは、監督の家族の体験をもとにしているという。老人が主人公だが、まるでシニア版の「gleeグリー」のように生き生きとしている物語だ。陽気で歌好きな老人たちで結成された合唱団は、その名も“年金ズ”。アーサーは頑固者だが、彼を愛してやまない妻マリオンだけには笑顔をみせる。アーサーは、やがてマリオンが自分より先に逝くことを知っていて、それが怖くてたまらないのだ。余命わずかなマリオンがアーサーに歌ってほしいと懇願するのは、自分と正反対の性格ながら心根は優しいアーサーが、自分がいなくなった後も生きる希望を持って、息子らとともに幸せに生きてほしいと願っているからである。マリオンがソロで歌う「トゥルー・カラー」は“私にはあなたの本当の色が見える。怖がらないで本当の色を見せて”と歌い上げる。深い夫婦愛を感じさせるこの名曲のほかにも、劇中にはシンディ・ローパーやビリー・ジョエルなど、ちょっと懐かしい楽曲がたくさん登場する。何より、年金ズが歌う曲が老人らしい静かな曲ではなく、ちょっぴり過激な歌詞のロックやラップというところが面白い。アーサーがステージに上がるクライマックスは感動的だが、彼が実は歌が得意だったという伏線が弱いのが気になる。だが、本作のメッセージである生きる希望は、コンクールの結果や歌の良し悪しよりも、その後のアーサーの変化の中にこそ込められているのだ。クセのある役柄を演じてきた名優テレンス・スタンプが、愛すべき頑固爺さんを苦虫を噛み潰したような表情で好演している。
【65点】
(原題「SONG FOR MARION」)
(イギリス/ポール・アンドリュー・ウィリアムズ 監督/テレンス・スタンプ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ジェマ・アータートン、他)
(夫婦愛度:★★★★☆)
チケットぴあ

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アンコール!!@ぴあ映画生活

イエスマン “YES”は人生のパスワード

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久しぶりにジム・キャリーの良さを感じる楽しい作品。仕事も私生活もノーを連発する後ろ向きのカールが、セミナーで教えられたイエスと言い続ける生活を始め、人生が激変していくヒューマン・コメディだ。物語は、BBCラジオディレクターの実話に基づいているらしい。無謀なルールで仕事や恋や人助けがトントン拍子に好転する様は現実離れしているものの、リズミカルなエピソード、さらにはキャリー得意の顔芸で楽しませ、いつしかホロリとさせられる。何でも肯定するのは最初は身体を慣らすため、次第に思考が前向きになるというセリフは説得力があった。さらにNOの言葉には責任が伴うことも教えてくれる。もし最近ヘコんでいるなら是非。きっと元気になる。
【65点】
(原題「YES MAN」)
(アメリカ/ペイトン・リード監督/ジム・キャリー、ズーイー・デシャネル、ブラッドリー・クーパー、他)
(ポジティブ度:★★★★★)

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