ブレイキング・ドーンPart2/トワイライト・サーガ スタンダード・エディション [DVD]ブレイキング・ドーンPart2/トワイライト・サーガ スタンダード・エディション [DVD] [DVD]
大人気シリーズの完結編「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2」。ヴァンパイアになったこと以上に母になったことがヒロインを強くする。

ヴァンパイアのエドワードと結婚し、自らも最愛の人と同じヴァンパイアになってカレン家に加わった人間の少女ベラ。ベラに恋していたオオカミ族のジェイコブは、ベラが生んだ娘レネズミこそが運命の相手と知る。ヴァンパイアとオオカミ族の争いが終わり、ようやく平和が訪れたかに思えたが、3000年生きるヴァンパイアの王族ヴォルトーリ族は、レネズミがすべてのヴァンパイアを滅ぼすといわれる伝説の存在“不滅の子”であると判断して、抹殺に乗り出す…。

ステファニー・メイヤー原作の人気小説の映画化シリーズもついに完結。ヴァンパイアの青年と人間の少女の禁断の恋、さらにオオカミ族の青年との三角関係を描いたファンタジーは、世界中で熱狂的に愛された。だが本作は、人間と異形のものとの許されない関係ではなく、ヴァンパイア間の争いごとで、人間は完全に蚊帳の外。このサーガの中で1本だけ独立しているかのような内容なのだが、それでも母となったベラの強い母性がパワーとなって物語の最終章を引っ張っている。ヴァンパイアと人間のハーフであるレネズミは、危険な存在ではないと証明するために、エドワードは世界中のヴァンパイアに協力を呼びかけ、ヴォルトーリ族との対決に備える。彼らが、それぞれが違う能力を持ちそれを披露する場面は、超能力の隠し芸大会のようで、なかなか楽しい。ベラとエドワードの間に生まれた子こそ、ジェイコブの運命の相手“刻印”であると、シリーズ中、長らく続いた三角関係に一気にオチをつけるのは、少々安易な設定ではあるが、人気キャラのジェイコブに幸せを用意したのは、ファンには嬉しい展開だろう。雪原を舞台に繰り広げられる一大バトルは、大規模なVFXを駆使して描かれ、長いシリーズのクライマックスにふさわしい迫力だが、これには、ちょっとしたオチがつく。いずれにしても、クリステン・スチュワート ロバート・パティンソン テイラー・ロートナーという若手俳優をトップスターに押し上げた人気シリーズは、この世ならぬものへの恐れと憧れを、ロマンチック満載で描いて映画ファンをたっぷり楽しませてくれた。
【65点】
(原題「THE TWILIGHT SAGA: BREAKING DAWN - PART 2」)
(アメリカ/ビル・コンドン監督/クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー、他)
(アクション度:★★★★☆)
チケットぴあ

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トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2@ぴあ映画生活