映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
シネマッシモでは、映画レビューはネタバレなしのヒントあり。映画を見る前と見た後と、2度読んで楽しめます。
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(点数は100点が、★は5つが満点)
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どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

◎ 今週の気になる映画 ◎
「フィフティ・シェイズ・ダーカー」「ハクソー・リッジ」「結婚」「ありがとう、トニ・エルドマン」etc.

バイオハザード

バイオハザード:ヴェンデッタ

バイオハザード ヴェンデッタ (角川ホラー文庫)
対バイオテロ組織BSAAのクリス・レッドフィールドは、武器密売組織の拠点である謎めいた洋館に突入する。国際指名手配犯グレン・アリアスと対峙するが、クリスはそこで信じがたい光景を目にし、アリアスを取り逃がす。一方、かつてラクーン市警の特殊部隊S.T.A.R.S.だった大学教授レベッカ・チェンバースは、死者をよみがえらせる新型ウイルスの治療薬の開発に成功する。だが、その直後に研究所が襲撃され、レベッカは死の危険にさらされるが、駆け付けたクリスに救われる。クリスとレベッカは、新型ウィルスが関わる事件をよく知る、大統領直轄のエージェント組織「DSO」のレオン・S・ケネディを訪ねる。彼らはアリアスの目的がバイオテロだということを知り、その策略を阻止するためにNYへと向かう…。

世界的な大ヒットアクションホラーゲーム「バイオハザード」シリーズをフルCGで描く長編アニメーション「バイオハザード:ヴェンデッタ」。「ディジェネレーション」「ダムネーション」に続く、フルCGアニメの最新作だ。ゲームファンにはおなじみのキャラクターが勢ぞろいするが、何と言ってもクリスとレオンが共闘するのが本作の最大の魅力である。生き返った凶暴な死者を治療する新薬を開発したレベッカが、バイオテロを目論むアリアスに狙われるが、彼女の命はもちろん、全人類の命をも危険にさらすバイオテロは、アリアスにとっては狂気にも似た復讐なのだ。冒頭の不気味な洋館の雰囲気は、ゲームファンには嬉しいビジュアルだし、田舎町で自らの人生を呪いながら酒におぼれていたレオンが、クリスとレベッカの要請で復活するやいなや、最強の戦士と化すあたりも胸がすくだろう。ストーリーは、正直、ご都合主義が目に付くのだが、何と言っても気合の入ったアクションがスゴイ。とりわけ、接近戦で威力を発揮する戦闘射撃術は、実写では絶対に不可能な、ありえないレベルの強さだ。もうクリスもレオンも笑いが出るほど強いのである。銃とアクションを融合した“ガンフー”は他の実写映画でもおなじみだが、CGレベルだと、やりたい放題のガンアクションになることが改めて確認できた。監督は「THE NEXT GENERATION パトレイバー」シリーズの辻本貴則。音楽も同じくパトレイバーの川合憲次。押井守作品の常連の名前が連なっているのが、アニメファンとしては興味深いところだ。次なる戦いを予感させるラストと共に、次回作を期待したい。
【60点】
(原題「バイオハザード:ヴェンデッタ」)
(日本/辻本貴則監督)
(アクション度:★★★★★)
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バイオハザード ザ・ファイナル

バイオハザード:ザ・ファイナル (初回生産限定) [Blu-ray]
瓦礫の中で目覚めたアリスは、アンブレラ社が開発した人工知能のレッドクイーンから「人類は48時間以内に滅びる」と告げられる。敵側であるはずのレッドクイーンからの救済手段の情報に半信半疑のアリスだったが、アリスはすべての始まりの場所ラクーンシティへと向かう。そのころ絶望的な数のアンデッドが地上を埋め尽くしていた。アンブレラ社の心臓部ハイブにあるのは散布用の抗ウィルス剤。そしてそこには、アリスの宿敵ウィスカーの姿も。しかし、アリスの前には、壮絶なバトルと想像を超える驚愕の真実が待ち受けていた…。

人気ゲームを映画化した大ヒットアクション・ホラー・シリーズの第6弾にして最終章「バイオハザード ザ・ファイナル」。ミラ・ジョヴォヴィッチの当たり役で、彼女が演じる美女アリスの雄姿の見納めかと思うと、何だか寂しくなるが、何事にも終わりはある。完結編ではあるが、ゲームの映画化らしく、障害物をひとつひとつクリアして最終目的地へと向かうプロセスは変わらない。すべてを収束するかのようにポール・W・S・アンダーソン監督は、ヒロインのアリスを、盟友のクレアと共に、始まりの場所であるラクーンシティへと向かわせる。人工知能レッドクイーンが告げるアリスの出生の秘密は、ずっとこのシリーズを見てきたファンには、驚愕の事実というより「あぁ、やっぱりそうか」と思う、いたってまっとうなものだ。ただ、自らの存在意義を模索しながらも、常に戦い続けてきたアリスには、どこから来て(過去)どこへ向かうのか(未来)を見据えた、確かな回答が示されるから、安心してほしい。ちなみに、日本でのみ話題のローラの出演だが、一応セリフはあるものの、あまりにもあっさりと消えてしまうので、肩透かしだった。何はともあれ、因縁の場所で物語が無事に解決するのは、気分的にすっきりして喜ばしい。
【65点】
(原題「RESIDENT EVIL:THE FINAL CHAPTER」)
(アメリカ/ポール・W・S・アンダーソン監督/ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター、ショーン・ロバーツ、他)
(有終の美度:★★★★☆)
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バイオハザード ダムネーション

バイオハザード ダムネーション(初回生産限定) [Blu-ray]バイオハザード ダムネーション(初回生産限定) [Blu-ray] [Blu-ray]
人気ゲーム「バイオハザード」のフルCG長編アニメーション第2弾「バイオハザード ダムネーション」。前作の「ディジェネレーション」からかなりパワーアップしている。

内戦が続く東欧の小国・東スラブ共和国。生物兵器 「B.O.W.」が実戦投入されたとの情報を受け、米国大統領直属のエージェント、レオン・S・ケネディは、現地に単独潜入する。その矢先に、政府事情により、同国からの撤退命令が下るが、レオンは「B.O.W.」の手掛かりがある以上は残ると撤去を拒否。米国政府のサポートがない中、独り戦場へと向かうが、リッカー(B.O.W.)が現れ、反政府勢力側に拉致されてしまう…。

富裕層の支援を受ける政府側と貧困層の住民で構成される反政府勢力側の内乱に「B.O.W.」が実戦配備されるという非常事態が本作の発端だ。前作「ディジェネレーション」に引き続きレオンが主人公となって、物語を牽引する。例によって「B.O.W.」がらみの事態収拾を図るレオンだが、今回は、反政府側のバディ(コザチェンコ)やJDとの男の友情が隠れテーマ。一方、エイダ・ウォンは東スラブ共和国の女性大統領スベトラーナとの激しい死闘を強いられる。この女同士の戦いが、なかなかすさまじいのだが、いくらカッコよさが勝負のCGアニメとはいえ、タイトなスーツとピンヒールであれだけ格闘されたらツッコむ気持ちもなくなってしまう。本作では敵にも味方にもなるリッカー(B.O.W.)の意外な立ち位置が興味深いのだが、バディの行動のブレと彼が最後にたどる運命には賛否両論があるだろう。ともあれ、フルCG版は完全に軌道にのったイメージがある。実写版の「バイオハザード」は、アリスというヒロインがあまりに突出し、舞台も全世界を飛び回る広がりを持って、完全に独り歩きしている感がある。だがフルCGアニメは、少なくともゲームが持つ閉塞感を大切に「B.O.W.」との戦いを描くことに徹している。どちらが好みかはゲームファン、映画ファンによって異なるだろう。実写版「リトリビューション」でも登場するレオンとエイダ・ウォンを共通項に、作品を見比べてみるのもバイオファンならではの楽しみ方だ。
【55点】
(原題「biohazard: Damnation」)
(日本/神谷誠監督)
(閉塞感度:★★★★☆)
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バイオハザード:ディジェネレーション

バイオハザード ディジェネレーション コレクターズ・エディション [DVD]バイオハザード ディジェネレーション コレクターズ・エディション [DVD]
日本生まれのゲームをベースに、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で実写映画化された「バイオハザード」シリーズ「III」と「IV」の間に作られたフルCG長編アニメーションが「ディジェネレーション」だ。監督は「日本沈没」「L change the WorLd」の特撮監督の神谷誠。CG制作は「アップルシード」「サマーウォーズ」のデジタル・フロンティアが手掛けている。物語は、ゲームの主要キャラクターのクレア・レッドフィールドとレオン・S・ケネディが中心。特にクレアのヴォイス・キャストは、映画版と共通のアリソン・コートが担当するなど、物語が実写映画版と離れる分、共通項目を設けている。

アメリカ中西部工業都市。大勢の人でにぎわう空港で、ゾンビ化した乗客を満載した旅客機が空港のガラスを突き破って突入するという大惨事が起こる。警備員の一人が噛まれたことから続々と感染が広まっていく。時を同じくして、アンブレラ社が開発したT-ウィルスを手にしたテロリストが、7年前に政府が隠ぺいした“ラクーンシティ消滅事件”の真相を大統領自ら公表するように要求。空港に居合わせたバイオテロや薬害被害者救済を行うために「NGO」に所属するクレア、テロリストの特定と事態鎮圧の特別司令官としてパニック状態の空港に乗り込んだ、大統領直轄のエージェントであるレオン、さらに特殊部隊SRTの隊員アンジェラの3人は、それぞれの立場と経験からゾンビを撃退しながら、事態の鎮圧に尽力するが、ラクーンシティの事件を生き延びたクレアとレオンは、事態の黒幕の存在に気付くのだった…。

クレアとレオンの2人は、ゲームの中でも人気のキャラ。だが、オリジナル・ストーリーなので、空港内でのサバイバル後の展開に重点が置かれている。それはもはやゾンビとの闘いではなく、バイオテロと企業が作りだした悪魔的なG-ウィルスによる惨劇とその顛末が描かれて、サスペンス・アクションの趣だ。美貌の隊員アンジェラには、つらい試練が待っているのだが、そんな彼女を勇気付けるのがクールなレオンというところが泣かせる。ビジュアルに関しては、ゲームファンは、実写版よりはむしろこのアニメ版の方がイメージに近いのではないだろうか。ただし、ストーリーはかなりの駆け足でご都合主義。いずれにしても、実写版「IV」で重要なキャラクターとなるクレアを多角的に味わうためにも、このフルCG長編アニメ版はチェックしておきたい。

(出演:(声)ポール・メルシエ、アリソン・コート、ローラ・ベイリー、他)
(2008年/日本/神谷誠監督/原題「biohazard: DEGENERATION/RESIDENT EVIL:DEGENERATION」)

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◆ペンネーム:渡まち子
◆映画ライター、映画評論家
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新聞、雑誌、インターネットで、映画評、映画コラム、DVD紹介などを執筆。他にも、映画コメンテーターとしてラジオ出演、大学での公開講座や企業主催の映画セミナーなど、映画に関する幅広い仕事をこなしながら活動中です。
◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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