映画通信シネマッシモ


映画通信シネマッシモは、2018年4月をもって、終了しました。

ブログ終了にあたり、たくさんのあたたかいコメントをお寄せいただき、本当にありがとうございました。
皆さまの映画ライフに少しでもお役に立てたならこれほど嬉しいことはありません。
長い間のご愛顧に心より感謝いたします。

ブレット・ラトナー

ヘラクレス

ヘラクレス 怪力ロング・バージョン ブルーレイ+DVDセット (2枚組) [Blu-ray]
ギリシャ神話の英雄を現代的に再構築したアクション・アドベンチャー「ヘラクレス」。ロック様の筋肉大会と化したコテコテB級活劇映画が意外と楽しい。

全能の神ゼウスと人間の間に生まれたヘラクレスは、数々の偉業を成し、伝説的な英雄になる。だが彼は、自分の子の命を奪った罪の意識に悩みながら、傭兵軍団を率いて仲間と共にギリシャ全土を彷徨っていた。そんな彼にトラキア王と彼の娘が、冷酷な敵から国を守ってほしいと懇願する。最初は高額な報酬が目当てだったが、次第にヘラクレスの中で正義が目覚める…。

本作公開直前に「ザ・ヘラクレス」というそっくりさんの映画が公開されてカブりまくりなのだが、それはさておき。半神半人の英雄ヘラクレスは12の偉業で有名だが、本作ではその偉業は前フリ的にさらりと語られるのみ。ハーフ・アンド・ハーフ(?)の存在だけに、ヘラクレスというのは何かとブレる英雄だ。彼の生涯の詳細はギリシャ神話を参照してもらうとして、わが子を殺したかもしれない罪で常に悩み、金目当ての仕事から正義感に目覚めるなどふれ幅も大きい。邪悪な敵に狙われるトラキア王コテュスやその娘にも実は秘密が。だが、そんなヒネリはこの際、どうでもよろしい。これはロック様ことドウェイン・ジョンソンの神々しいまでの筋肉バカ映画なのだから、それを存分に楽しむのが正しいお作法だ。ライオンのかぶりもので雄叫びをあげるヘラクレスの暑苦しいビジュアルや、昨今流行のスローモーションやCGをあえて控えめにして、ひたすらリアルな肉弾戦にフォーカスするのもロック様あってのこと。どこか80年代の「コナン・ザ・グレート」を思わせるノスタルジーや、確信犯的に大味なストーリーで押すところがブレッド・ラトナー監督らしい。プレス資料にある“本物のアクションは俺様一人で十分だ”があまりにストレートで思わず吹き出して笑った。
【50点】
(原題「HERCULES」)
(アメリカ/ブレット・ラトナー監督/ドウェイン・ジョンソン、イアン・マクシェーン、ルーファス・シーウェル、他)
(筋肉映画度:★★★★☆)
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ヘラクレス@ぴあ映画生活

ペントハウス

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悪徳大富豪を素人集団がやっつける痛快コメディ「ペントハウス」。やられたらやり返す。これが米国の資本主義の基本だ。

NY・マンハッタンの一等地に建つ超高級マンション“ザ・タワー”の最上階に住む大富豪ショウが金融詐欺で逮捕される。高額な保釈金を出し出所したショウは、FBIの監視下のもと、タワーで悠々自適に暮らしていた。タワーの敏腕マネージャーのジョシュは、ショウに使用人たちの全財産を投資として託していたのだが、そんな彼らのなけなしの金を騙し取ったショウは返す気などさらさらない。怒りを覚えたジョシュは、幼馴染で泥棒稼業のスライドに弟子入りし、ショウの隠し財産を強奪する計画を立てるのだが…。

タワーに住む者とタワーに務める者。そこには目に見える形で格差社会がはっきりと表れている。それは仕方がないと思えても、財産を騙し取った上に謝りもせず、ショックで自殺未遂した従業員の無事を尋ねもしない。そんなヤツは許せない!…ということで、奇想天外な20億円強奪作戦がスタートする。悪いヤツを大がかりな作戦でハメようとする、素人ならではのとぼけたプランが可笑しいが、実質、特殊技能があるのは、鍵の達人だったメイドだけ。チームワークがあるわけでもなく、綿密性も計画性もないその作戦がボロボロと崩れていく様がかえって笑いを誘うという仕掛けなのだ。だが、元の職場や元の住居の知識を総動員し、思いがけないところに隠してあった財産の在り処を突き止め、これまた信じられない方法でそれを奪うプロセスは痛快。実在するトランプ・タワーで撮影したり、モダンな現代アートや超高級車フェラーリが小道具に惜しげもなく使われていたり、NY名物の感謝祭のパレードが登場したりと、ゴージャス感もたっぷり味わえる。ベン・スティラーとエディ・マーフィーの初共演も見所だ。ちょっと不満なのはジョシュとFBI捜査官クレアの恋の行方が宙ぶらりんになってしまったこと。それでも、ジョシュが最後に見せる“チェスの離れ業”で、庶民が金持ち野郎をやっつける様には胸がすく。
【60点】
(原題「Tower Heist」)
(アメリカ/ブレット・ラトナー監督/ベン・スティラー、エディ・マーフィ、ケイシー・アフレック、他)
(NY満喫度:★★★★☆)
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