ラブ&ドラッグ [Blu-ray]ラブ&ドラッグ [Blu-ray]
クチコミを見る
主演二人の見事な脱ぎっぷりが話題の「ラブ&ドラッグ」。コメディタッチの恋愛劇と難病ものがミックスしている。

90年代のピッツバーグ。プレイボーイでノリの良さがとりえのジェイミーは、大手製薬会社のセールスマン。営業先の病院で、若年性パーキンソン病を患うマギーと知り合い、セックスフレンドとして付き合うことに。やがて、ジェイミーの会社がバイアグラを開発し、ジェイミーは爆発的な営業成績を収めてトップセールスマンになる。マギーとの仲は順調に見えたが、彼女の病は次第に悪化していた…。

セックスフレンドからやがて真剣な愛へ。近年、映画で多く取り上げられる恋愛の形だが、本作は一味違う。物語の多くはエロティックなシーンだし、破天荒なラブ・コメに見えるが、女性は難病、しかも実話なのだ。「ブロークバック・マウンテン」で夫婦役を演じた、アン・ハサウェイとジェイク・ギレンホールが甲乙つけがたい脱ぎっぷりを披露しているが、明るい魅力のハサウェイのおかげか、下品にはならず、どこかコケティッシュ。病気という設定を除けば、本当は好きなのに意地っ張りの恋人同士のかけあいにも思えるほどだ。パーキンソン病といえば、俳優のマイケル・J・フォックスが患った難病。治療には、患者本人も家族も大変な犠牲を強いる病だ。劇中に、マギーを本気で好きになったジェイミーが、患者の会で「今すぐ別れて健康な女性を探せ」と、厳しくも現実的なアドバイスを受けるシーンが、実に重い。どんなに好きでも、彼女はやがて“マギーではなくなる”が、それでも彼はある決断をすることに。自己犠牲というよりも、自他共に認めるチャラ男だった彼の成長に思えるその行為は、実話ならではの感動がある。「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィックが監督というのが意外だし、ラストも都合がいい時点で終わる。だが、難病ものにありがちなお涙ちょうだいを避けて、二人の変化に重心を置いた語り口は悪くない。
【55点】
(原題「Love and Drug」)
(アメリカ/エドワード・ズウィック監督/アン・ハサウェイ、ジェイク・ギレンホール、オリヴァー・プラット、他)
(セクシー度:★★★★☆)
チケットぴあ


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←ランキング参加中です!

人気ブログランキング←この記事が気に入ったらポチッとクリックお願いします(^o^)

ラブ&ドラッグ@ぴあ映画生活