映画通信シネマッシモ


【本音で語る新作映画レビュー】
シネマッシモでは、映画レビューはネタバレなしのヒントあり。映画を見る前と見た後と、2度読んで楽しめます。
映画評サイトもこのブログで4代目になりました。すべての映画好きを歓迎します!
(点数は100点が、★は5つが満点)
シネマッシモとは、シネマ(映画)とマッシモ(イタリア語でmax,最大)とを組み合わせた造語。
どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

俺たちフィギュアスケーター

スケートは映画向きか?

コラム週末のオリンピックは日本中が大興奮したんじゃないでしょうか?
男子フィギュアで羽生結弦選手が見事に金メダル(しかも連覇)、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得。さらにスピードスケート女子500メートルでは、小平奈緒選手が、見事すぎる金メダル。さらにさらに昨日(2/21)!女子団体パシュートで悲願の金メダル獲得〜!日本ってすごいと改めて思ったりするオリンピック観戦でした。

そこでふと思うのは、スケートって映画向きかしら??

5月に公開の映画「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」は、実在のフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングのスキャンダラスな半生を描くもの。スケートもさることながら、夫がライバル選手への暴力事件を起こすなど、信じがたいスキャンダルと母親との確執など、ドラマ部分が大きく評価されている作品です。

過去の作品はというと、コメディ映画「俺たちフィギュアスケーター」がなかなか面白い。ちょっとお下品なB級コメディー“俺たち”シリーズの1本ですが、フィギュアスケート界から追放された2人のスケーターが史上初の男子ペア(注:架空の競技)を結成し、再び栄光を取り戻すスポ根ものです。男子ペアならではのぶっ飛ぶ技に爆笑必至。

「アイス・キャッスル」は、フィギュアスケート界のアイドル的存在だったリン=ホリー・ジョンソンをヒロインに迎えた映画。ラブ・ストーリーを絡めたユルいスポ根スケート映画といったところでしょうか。

う〜ん、やっぱりフィギュアスケートそのものは実際の演技が一番!(←当たり前)

ちなみに、1920年代から30年代に活躍した選手ソニア・ヘニーは、母国ノルウェーからアメリカに渡り、アイスショーなどを経て映画界入り。「銀盤の女王」「銀盤のスタア」「銀盤のセレナーデ」などの“銀盤”シリーズで映画出演しています。この選手は、ナチスとのつながりや愛国心を忘れた行動などで非難を受けて、あまりいい印象を持たれてませんが、何しろ波乱万丈の人生を送っているようなので、映画にすると案外面白い素材かもしれません (^^)b 


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俺たちフィギュアスケーター

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男子フィギュアのペアという暑苦しいアイデアだけで勝ったも同然だ。下ネタ満載で、品位のかけらもないおバカなコメディなので、良識派には勧めない。だが、日頃エラそうにコ難しい映画評をブッている輩(注:筆者含む)に限って、こういう映画が大好きだということを、私はちゃーんと知っている。

ちなみに原題「BLADES OF GLORY」から、ボン・ジョヴィの名曲「BLAZE  OF GLORY」をパロッた内容かと勘違いする音楽ファンがいそうだが、どうも関係ないようだ。むしろ邦題がフェレルの出演作「俺たちニュースキャスター」を安易に踏襲したもので、日本側の扱いの軽さが伺える。

勘違い系のワイルド男チャズと、ちっとも美しくない白馬の王子様系ジミーは共に実力あるスケーターだが、その真逆のキャラが災いし犬猿の仲。大会でダブル優勝したはいいが表彰台で大喧嘩し、スケート界から永久追放されてしまう。規則の盲点をつき、前代未聞の男子ペアとして復帰した彼らだったが…。

日本でも大人気のフィギュア・スケートというのは、ピラピラ・派手派手な衣装に、ビールマンスピンやイナバウワーなどの非常識な体のポーズ、“氷の上”で演技する真意さえ不明のナルシスティックなダンス系競技である。美しさと高度な技術に惑わされるが、落ち着いて考えてみれば、極めて不自然な珍スポーツと言えよう。これをコメディのネタとして再認識した製作者はスゴい。米国では大人気・日本ではさっぱり不人気のウィル・フェレルと、「バス男(原題:ナポレオン・ダイナマイト)」の脱力キャラがハマッていたジョン・ヘダーという絶妙な組み合わせで、とことんおバカな映画を作ってしまった。しかも新旧有名スケーターが惜しげもなくゲスト出演。チョイ役でルーク・ウィルソンの登場もあるサービス精神も嬉しい。こういう映画は、根性もポリシーもいっさい不問で、最高に楽しめるのがイイところなのだ。堅いことを言うのはヤボである。

手先に孔雀の頭を付ける衣装センス、北朝鮮がらみの命がけの必殺技、サーシャ・コーエンの懐の深いバカ演技、あまりにアホらしいSF調ラスト。笑い所を数え上げたらキリがない。あぁ、日本公開、おめでとう!2007年ベスト・コメディはこれで決まりだ。

【75点】
(原題「BLADES OF GLORY」)
(アメリカ/ウィル・スペック、ジュショ・ゴードン監督/ウィル・フェレル、ジョン・ヘダー、ウィル・アーネット、他)
(爆笑度:★★★★★)

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