映画通信シネマッシモ


映画通信シネマッシモは、2018年4月をもって、終了しました。

ブログ終了にあたり、たくさんのあたたかいコメントをお寄せいただき、本当にありがとうございました。
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長い間のご愛顧に心より感謝いたします。

岩田剛典

去年の冬、きみと別れ

映画 去年の冬、きみと別れ ビジュアルブック (幻冬舎文庫)
気鋭のルポライター・耶雲恭介は、婚約者・百合子との結婚を控え、野心的な本の出版を目指していた。狙っているのは天才カメラマンで1年前に世間を騒がせた猟奇殺人事件の容疑者・木原坂のスクープ。木原坂は盲目の美女モデル・亜希子を殺した犯人として逮捕されるが、姉の朱里の尽力で事件は事故扱いとなり釈放されていた。謎めいた木原坂の真実を暴くために耶雲は彼に接近するが、出版社の担当編集者の小林は危険な噂が絶えない木原坂に近づきすぎないように何度も忠告する。しかし取材にのめり込んだ耶雲は、気が付けば百合子まで巻き込んで、抜き差しならない罠に堕ちていた…。

ある殺人事件の真相を追うルポライターが危険な罠にはまっていく様を描くサスペンスドラマ「去年の冬、きみと別れ」。原作は芥川賞作家、中村文則による同名小説だが、映画化にあたり、核となる部分は残しながらも、大胆な改変が加えられている。天才カメラマンの周囲には、モデルの焼死事件、親殺しの疑い、異常な執着や嗜好など、さまざまな疑惑があり、謎が謎を生む展開だ。実は物語そのものに、ある重大なトリックが仕掛けられているて、それは中盤以降に明かされる仕組みだ。小説の章立てのように語られる本作だが、そこには、順番通りではない大きな理由がある。

ミステリーなので、詳細は明かせないのだが、テーマは復讐と愛だ。もちろん、無理な設定はいくつもあり、ツッコミどころも多いのだが、これはあくまで純愛サスペンス。ラストにタイトルの意味が明かされ、愛する人のために、すべてを賭けたということなら納得できよう。原作ファンは映画版ならではのトリックを、原作未読の人は、思い切り騙される快感を味わってほしい。
【50点】
(原題「去年の冬、きみと別れ」)
(日本/瀧本智行監督/岩田剛典、山本美月、斎藤工、他)
(ドンデン返し度:★★★★★)


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植物図鑑 運命の恋、ひろいました

植物図鑑 運命の恋、ひろいました 豪華版(初回限定生産)[Blu-ray]
仕事もプライベートも行き詰っている平凡なOL・さやか。ある晩、マンションの前で行き倒れていた青年・樹と出会い、「噛みません。しつけのできた良い子です。お嬢さん、俺を拾ってくれませんか」と頼まれる。樹は料理上手で家事全般を担当するという条件で、さやかとの半年間という期限付き同居生活がスタートした。植物に詳しく野草を使った料理を作ってくれる樹のことは、名前以外知らないが、さやかは「彼氏じゃないんだよね…、同居人なんだよね…」と思いながらも、次第に惹かれていく…。

「図書館戦争」「阪急電車」など、著書の多くが映像化されているベストセラー作家・有川浩の恋愛小説を映画化した「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」。この原作の評価はあえて問わないが、実写映画化でこれは、ない。家の前で空腹で行き倒れている見知らぬ男性(いくらイケメンとはいえ…)をいきなり自宅に招き入れて泊めたあげく、半年間の同居生活?? あまりにありえない設定なので、これはもしや夢オチかも…と、あらぬ妄想をしてしまったくらいだ。物語は、平凡で内気、自己主張さえできなかった孤独な女性が、心優しい男性と出会い恋に落ちたことで、成長するという、ありがちだが、決して悪くないストーリーなのだ。それなのに、出会いや、名前以外わからない、彼には秘密が…という設定があまりにもリアリティに欠けるので、まったく共感することができない。お花の冠や2人での料理作りなどの甘くさわやかな演出も、見ているこちらは、テレというより脱力感が先にたって、これなら「きみはペット」の方が何倍もリアルじゃないか!と叫びたくなる。映画ではまだまだビギナーの岩田剛典は演技は期待できないので柔らかな笑顔で勝負。いうまでもなく、若手演技派の高畑充希の緻密で繊細な演技が唯一の評価ポイントだ。
【30点】
(原題「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」)
(日本/三木康一郎監督/岩田剛典、高畑充希、阿部丈二、他)
(リアリティ度:★☆☆☆☆☆)
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