万能鑑定士Q ―モナ・リザの瞳- Blu-ray スペシャルエディション
天才的な鑑定眼を持つヒロインがモナ・リザに隠された謎に迫るミステリー「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」。モナ・リザも思わず苦笑する出来栄えで、激しく脱力。

40年ぶりに再来日する名画モナ・リザ。ルーブル美術館は警備強化のため鑑定士を募る。天才的な鑑定眼を持ち鑑定事務所「万能鑑定士Q」を営む凛田莉子は、ルーブルでの試験の末、見事に選ばれる。もう一人の合格者の鑑定家・美沙とともに、真贋鑑定の訓練のため、厳しい合宿に臨むが、モナ・リザの瞳の隠された謎の文字をみつけてしまった莉子は、その鑑識眼が狂い、心身ともに追いつめられていく…。

原作は松岡圭祐原作の「万能鑑定士Q」シリーズ。主人公の凛田莉子は、驚異的な鑑定眼とロジカル・シンキング(論理的思考)、さらに天才的な記憶力を持つスーパーヒロインだ。何しろ“万能”である。不可能などない!ということで、名探偵コナンのごとき洞察力とコナンを凌駕するご都合主義で、事件を解決する。名画モナ・リザにはさまざまな説や憶測、さらには実際に起こった盗難事件などがあり、本作ではその瞳に仕込まれた文字を見たものは、精神に異常をきたすという噂の通り、莉子の鑑定眼も狂っていくという展開だ。そこにはモナ・リザをめぐるある陰謀が隠されているのだが、一応ミステリーなので詳細は伏せる。でも、でも!そもそも、あの世界的美術館であるルーブルが、どーしてわざわざ外部鑑定士によって警備強化を図るのか?? しかも鑑定士に選ばれてから合宿訓練ってどういうことだ?! あまりに不自然な最初の設定からして、本作のズッコケぶりが推察される。莉子の相棒(?)の雑誌記者・小笠原の無能っぷりもまたハンパない。見どころは、雑学的ウンチクと、モナ・リザをめぐるさまざまなマメ知識、邦画初となるルーブル美術館でのロケ。このレベルの作品でロケが認められたのはトホホなのだが、ともあれ、これだけは“本物”を堪能できる。
【30点】
(原題「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」)
(日本/佐藤信介監督/綾瀬はるか、松坂桃李、初音映莉、他)
(謎解き度:★☆☆☆☆)
チケットぴあ

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