映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
シネマッシモでは、映画レビューはネタバレなしのヒントあり。映画を見る前と見た後と、2度読んで楽しめます。
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(点数は100点が、★は5つが満点)
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◎ 今週末の公開映画から オススメの1本! ◎
英・仏合作映画「パディントン2」

片瀬那奈

こいのわ 婚活クルージング



突然、会社から社長を解任された門脇誠一郎は、65歳にして、残りの人生を共に過ごすパートナーを探すために婚活に励む。だが、最初の見合いの相手で、35歳の美人編集者の山本ナギと会って早々に大喧嘩。とはいえ、リッチな誠一郎のもとにはさまざまな境遇の女性たちが群がってきた。一方、ナギも年下のイケメンに言い寄られるが、誠一郎のことが気になってしかたがない。誠一郎とナギの婚活は複雑な思惑が絡むが、そんな中、豪華クルーズ船・銀河での一大婚活イベントがはじまる…。

65歳の富豪のバツイチ男性と35歳の独身女性が婚活に奮闘するラブ・コメディー「こいのわ 婚活クルージング」。結婚離れや少子化対策の一環として、広島県庁が手掛ける婚活事業“こいのわ”は、相手と出会う場を提供する結婚支援プロジェクト。約9000人が登録し、100組近い男女が成婚に至っているのだそうだ。広島カラーを全面に打ち出した本作は、700人もの市民エキストラが参加し、広島市をはじめ、尾道、呉、福山、今治などでもロケを敢行。瀬戸内海の美しい海に、おいしそうなレモン、極めつけは、真っ赤に染まる広島カープ愛だ。

初老の誠一郎が婚活するのは、将来、自分を介護してくれる伴侶を探すため。富豪の彼のもとには、バツイチシングルマザー、トランスジェンダー、後妻業の女などが群がってくる。美人でスタイル抜群のナギは、雑誌の取材も兼ねて婚活に参加しているが、かつてカープのマスコットガールとして注目されて一度は女優になったものの芽が出ず、東京の小さな出版社で働く35歳で、どこかで「私の人生、こんなはずじゃなかった…」との思いがある。最悪の出会いから、最高の恋愛へ。ラブ・ストーリーのセオリー通りに進む物語だが、ラストには思わぬどんでん返しも。大きな感動や驚きとは無縁だが、婚活をテーマに、これでもか!とばかりの広島愛で押し通すこのご当地映画は、広島県民とカープファンには微笑ましい小品といえようか。
【50点】
(原題「こいのわ 婚活クルージング」)
(日本/金子修介監督/風間杜夫、片瀬那奈、海老瀬はな、他)
(広島愛度:★★★★★)
チケットぴあ

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裁判長!ここは懲役4年でどうすか

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法廷や裁判という極めて硬いモチーフを、ユーモラスな語り口で描いた社会派コメディーで、映画の内外で、裁判をネタに映画の脚本を作ろうとする発想が面白い。ライターの南波は“愛と感動の裁判映画”の脚本を強引に依頼され、取材のために、生まれて初めて裁判を傍聴する。だがそこで見たものは、ドラマチックな悪や正義のドラマではなく、ワイドショーのような可笑しな内容の事件と、やる気のない裁判官の姿。南波はやがて傍聴マニアの3人組と親しくなり、裁判と傍聴の楽しみ方のノウハウを教えてもらう。そんな時、美人鬼検事で通称マリリンから「さぞかし楽しいでしょうね。他人の人生を高見の見物して!」と怒鳴られるのだが…。

古今東西、裁判を扱った法廷もの、いわゆるリーガル・サスペンスには名作が多いのだが、現実の裁判が、ドラマチックなものばかりであるはずはない。巨悪や不正を裁く熱いドラマがある一方で、小さな、くだらない、バカバカしい事件の解決にもまた、法が適用される。アダルトビデオの万引き常習犯、大根で友人を撲殺したサラリーマン、歯が痛いという理由で覚せい剤を打った女。開いた口がふさがらない連中ばかりが登場するが、そんな裁判を見物するのが趣味の傍聴マニアもまた可笑しな存在だ。ごひいきの検事や裁判官のクセから判決をバクチのように予想する彼らの究極の目標は、逆転無罪の裁判を見ること。主人公は、美人検事からいいかげんな態度をたしなめられたことから、冤罪で裁かれようとしている青年を助ける運動にいつのまにか熱中していくことに。なんだかその先には“愛と感動”が待っているように見えたのだが、法律の現場というのは、そう甘くないようだ。傍聴席からとらえる裁判というつかみが面白かっただけに、この裁判には、もうひとひねりした上手い“判決”がほしかった気もするが、映画のタイトルの「どうすか」の軽さとおかしみに案外ふさわしい顛末だったのかもしれない。本作のスピリットは、法と裁判を笑い飛ばすブラックな精神なのだから。
【50点】
(原題「映画 裁判長!ここは懲役4年でどうすか」)
(日本/豊島圭介監督/設楽統(バナナマン)、片瀬那奈、村上航、他)
(お笑い度:★★★☆☆)


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◆ペンネーム:渡まち子
◆映画ライター、映画評論家
◆こんなお仕事やってます:
新聞、雑誌、インターネットで、映画評、映画コラム、DVD紹介などを執筆。他にも、映画コメンテーターとしてラジオ出演、大学での公開講座や企業主催の映画セミナーなど、映画に関する幅広い仕事をこなしながら活動中です。
◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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