映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


【本音で語る新作映画レビュー】
毎日のレビューは分かりやすく簡潔な寸評で、週1本の長文映画レビューでは作品をディープに掘り下げます。
映画評サイトもこのブログで4代目になりました。すべての映画好きを歓迎します!
(点数は100点が、★は5つが満点)
シネマッシモとは、シネマ(映画)とマッシモ(イタリア語でmax,最大)とを組み合わせた造語。
どうぞゆっくり楽しんでください \(^▽^)/

◎ 今週の気になる公開作品 ◎
「ファミリー・ツリー」「ダーク・シャドウ」「サニー」

高良健吾

キツツキと雨

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きこりと新人監督との異業種交流を描くハートウォーミング・ドラマ「キツツキと雨」。時に非常識で傍若無人な映画作りの妙味が面白い。役所広司のゾンビメイクに大笑い!

山あいの山村にゾンビ映画を作る撮影隊がやってくる。ひょんなことから手伝うことになったきこりの克彦は、最初はいやいや参加していたが、やがて映画作りの面白さに目覚める。一方、プレッシャーに弱く、使えない新人監督の幸一は、現場をまとめきれず、ついに逃げ出してしまうのだが…。

60歳のきこりと25歳の新人監督。年齢も職業も価値観も違う二人が、不器用でも少しずつ距離を縮めて判り合っていく。究極の異業種交流のツールがゾンビ映画というのが絶妙だ。噛み合わないきこりの父子、自信が持てない監督業。身近な人にイラついたり、他人にあきれたり。誰もが問題を抱えているが、それでも思いがけないつながりが“新しい自分”を教えてくれる。緑豊かな山の自然にゾンビの異化効果、さらには、劇中のゾンビ映画の徹底したチープさが、半人前にもなれず孤立する映画監督・幸一そのもののようで情けなくも可笑しい。映画作りとは複数の人が力を合わせて初めて成し遂げることができるミッション。クライマックス、一瞬雨が上がる瞬間に、擬似親子のような絆で結ばれた克彦と幸一の連帯感は見事に結実する。ゆっくりでもいい、少しずつ成長していければいい。「あの木が一人前になるには100年かかるよ」。このセリフにグッときた。映画作りを描く作品は内輪受け風になりがちだが、本作は控えめな映画愛が心地よい、愛すべき人情ドラマに仕上がった。
【60点】
(原題「キツツキと雨」)
(日本/沖田修一監督/役所広司、小栗旬、高良健吾、他)
(映画愛度:★★★★☆)
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キツツキと雨@ぴあ映画生活

軽蔑

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破滅型の愛のドラマは、ただ愛し合っているだけでは幸せにはなれない男女の運命を描く。若手実力派の高良健吾と鈴木杏は熱演だが、作品の手触りがあまりに古臭い。

新宿・歌舞伎町にたむろし、堕落した生活を送る青年カズと、ポールダンサーの真知子は、激しく惹かれあう。問題を起こして東京から去ることになったカズは、真知子を伴って実家がある田舎で暮らし始めるが、そこで彼らを歓迎するものはいなかった。やがて真知子は東京に帰ることに。それでも自分を連れ戻しにきたカズとの愛を守ろうとする真知子だったが、カズは高利貸しの山畑に多額の借金を作っていた…。

原作は、“紀州サーガ”で知られ、破滅的な人間の愛を描き続けた芥川賞作家の中上健次の最後の長編小説だ。「男と女は五分と五分」というフレーズが物語を象徴するのだが、残念ながらこの映画ではその言葉の深みが感じられない。さらには、携帯電話という小道具がなかったら、昭和の時代の物語かと思ってしまう。つまり今の息吹が感じられないのだ。地方の名家の一人息子で甘やかされて育ち真面目に生きる道を知らないカズはなぜか周囲に愛されるが、カズの故郷で一人孤立しながらも命懸けで愛を貫こうとする真知子はここでは五分ではいられないことを理解していて、最初から「こうなることは分かっていた」。本作の高良健吾と鈴木杏は大胆なベッドシーンも含めて熱演なのだが、どこか冷めて線が細い現代の若者というムードが漂う。そんな“今”の俳優と、中上作品の世界の情念そのものが、すでにフィットしなくなっているのかもしれない。廣木作品の特徴である、疾走する場面は、破滅へ向かう物語の中、行き場のない純愛に殉じるようで美しく、記憶に残るシーンだった。
【50点】
(原題「軽蔑」)
(日本/廣木隆一監督/高良健吾、鈴木杏、大森南朋、他)
(泥沼度:★★★★☆)
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軽蔑@ぴあ映画生活

白夜行

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加害者の娘と被害者の息子。長い年月をかけて育んだ、2人だけが理解できる“愛”は、あまりにも悲しいものだ。感情を殺すことでしか生きられなかった男女の運命がやるせない。昭和55年、質屋の店主が殺害される。だが、被疑者の死亡によって事件の真相は闇の中へ。数年後、加害者の娘で、美貌の少女・雪穂は、美しく成長し、遠戚の養女となり名門学校へ通っていた。一方、被害者の息子で、孤独な青年・亮司は、家を出て社会の片隅で暮らしていた。やがて雪穂の周囲で不可解な凶悪犯罪が連続して起こるのだが…。

原作は東野圭吾のベストセラーで、同名の長編ミステリー小説だ。特徴的なのは、雪穂と亮司の2人が、現在のシークエンスでは決して一緒の画面に登場しないことである。つまり2人は顔を合わせることがなく、心理描写も極力控えている。とはいえ、彼らの心情は、小説と違い、映像化されると俳優の表情やしぐさなどでどうしてもにじみ出てしまう。それを短所ではなく長所ととらえれば、映像作品も楽しめるはずだ。ミステリーなので内容に触れることはできないが、雪穂と亮司は、互いに唯一無二の存在で、暗い秘密を共有することで堅固な絆で結ばれている。2人はある方法で連絡をとり“会話”をするのだが、そこには、犯罪だけでなく愛情もあったのだと思いたい。2人だけが入ることが許されるその罪の世界は、同時に互いが生きていることを実感できる唯一の場所なのだ。物語は19年間という長い時間を凝縮しているが、ラスト、過去の事件に執着する刑事の笹垣が、2人の知られざる関係と悲惨な過去を語り、それが謎解きになっていく。この演出が、いきなり説明調になり、TVの2時間ドラマのようで興ざめするのが惜しい。亮司は雪穂に操られた被害者なのか、それとも彼女の守護天使なのか。あるいは、雪穂の方が亮司の“作品”だったのか。さまざまな解釈を見るものに委ね、これから先も白い闇の中で生きねばならない者の哀しみを、余韻の中に漂わせた。ヒロインの堀北真希が高校生、大学生、さらに資産家に嫁いでブティック経営で成功する大人の女までを演じているのだが、顔色ひとつ変えずに、しかも自分の手を汚さずに犯罪を重ねる“悪女”を、静かな迫力で演じていて、新しい魅力を見せている。
【65点】
(原題「白夜行」)
(日本/深川栄洋監督/堀北真希、高良健吾、船越英一郎、他)
(純愛度:★★★☆☆)


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白夜行@ぴあ映画生活

おにいちゃんのハナビ

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素直な演技と思いがけない感動があり、ご当地映画としても実に良く出来ている。また難病ものか…と敬遠せず、フラットな気持ちで見てほしい。16歳の娘・華の白血病の療養のため新潟県小千谷市に越してきた須藤家。半年間の入院生活を終えて華が帰宅すると、頭が良くて優しい自慢の兄・太郎が引きこもりになっていた。心配した華は強引に兄を町に連れ出し、アルバイトを見つけ、地元の青年会に参加させようとする。成人会という名のその集まりは、花火を奉納する片貝まつりのために準備をしているところだった。華の後押しで次第に心を開いていく太郎だったが、華の病気が再発してしまう…。

難病の華は、花火を幸せの象徴と考えている。だがこの映画のタイトルは「華の花火」ではなく「おにいちゃんの花火」。ここが上手いところだ。引きこもりの太郎は、最初は人とろくに話もできずアルバイトの新聞配達も華に付き添ってもらってやっとこなしている。明るく社交的な妹のおかげで少しずつ社会になじんでいくが、そのプロセスはもどかしいほどだ。通常のお涙頂戴の難病ものなら、瀕死の華に、祭りの花火を見せて、涙のクライマックスとなるところだが、本作はそうはならない。家族の懸命な願いも届かず、華は短い生涯を終えるが、物語の感動はそのあとにやってくる。太郎は華のために花火をあげることを決意し自分だけの力でチャレンジするが、そんな太郎の頑張りを周囲はちゃんと見てくれていたのだ。新潟県小千谷市の片貝花火祭りは、400年の歴史があることや、世界一の四尺玉花火で有名だが、特筆なのはこの祭りの花火は、町民がスポンサーになり、結婚や出産、家内安全や商売繁盛などの願いを込めて奉納するという町民参加型の催しだということ。終盤、すべての人が見守る中、ついに祭りが始まると、新聞配達を優しく見守ってくれたおばあちゃんや、病院で仲良くなった妊婦の奥さん、新居に越してきたメガネの新婚夫婦など、バラバラに思えた小さなエピソードが、それぞれのメッセージで紹介され見事に収束・昇華していく。この演出が感動を呼び、素晴らしい。そこには、おにいちゃんである太郎が華のために準備した花火もある。さらに思いがけない“プレゼント”も。これにはこらえきれずに落涙した。華の行動は時に過剰だし、太郎があっさり花火作りをマスターするなど、安易な描写もある。だが、それほど気にならないのは、主役2人が、恋人ではなく兄妹という関係なので、物語がベタつかなかったからかもしれない。夜空に花開き渾身の美しさを見せる赤い花火。太郎の新しい旅立ちを祝福するようだった。
【75点】
(原題「おにいちゃんのハナビ」)
(日本/国本雅広監督/高良健吾、谷村美月、宮崎美子、他)
(感動度:★★★★☆)

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ケンタとジュンとカヨちゃんの国

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希望と絶望がブレンドされた青春映画は、“今”をブチ壊したものだけがたどりつける場所を目指すロード・ムービーだ。孤児院で育ったケンタとジュンは、解体現場でひたすら壁を壊す“はつり”という不毛な仕事をこなしながら日々をやり過ごしている。安い賃金、過酷な労働、職場の先輩の陰惨ないじめ。怒りが沸点に達した彼らは、先輩の愛車を叩き潰し、ナンパしたブスな女の子・カヨちゃんを連れて、ケンタの兄がいる北海道に向けて逃避行の旅に出る…。

現状を壊した先に何があるか知りたい。この映画のテイストはアメリカン・ニューシネマに近いが、それゆえに悲劇的な結末がデジャヴのようにまとわりつく。ケンタもジュンも社会の底辺で生きる若者だ。彼らには金も学歴も目標もない。絶望でがんじがらめで身動きできない二人は愛憎半ばの関係を保ちながら支えあっている。いつも誰かをバカと言い、「お前とは違う」「違うって言うな」と叫ぶ彼らの存在証明はすべてをぶっ壊すことしかないのだ。共に旅をすることになるカヨちゃんもまた、男と寝ることでしか自分の存在を確かめられない女の子で、世間一般の常識から見れば、どうしようもなくバカでだらしがない。このカヨちゃんを、母性の象徴のように描くのが興味深い。北に向かう旅の中で、ケンタとジュンはカヨちゃんと寄り添って眠るときだけ、安らいだ表情を見せる。そこは安心できる唯一の場所でありカヨちゃんのモノローグ「それでも愛されたい」との言葉がケンタとジュンにも重なるからなのだ。全編寒々とした映像が続くが、わずかな希望にすがって訪ねた兄の拒絶に遭った後の北国の風景は不思議なほど開放感がある。旅の終わりに一人前を向くカヨちゃんを演じる安藤サクラの表情が絶品だ。今まで映画やTVドラマでアイドルのような役ばかり演じてきた松田翔太が、圧倒的な気迫で演じていて素晴らしい。本作は、彼の役者としてのターニングポイントになりそうだ。
【65点】
(原題「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」)
(日本/大森立嗣監督/松田翔太、高良健吾、安藤サクラ、他)
(過酷度:★★★★☆)

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ボックス!

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ボクシングを通して、まったく違うタイプの青年2人が共に成長していく姿を描く青春ストーリー。高校のアマチュアボクシング部に所属している体育科のカブは、問題児だが天才的なボクシングセンスを持っている。一方、彼の幼馴染で進学科の優等生のユウキは、弱い自分を変えたくてボクシング部に入部する。2人は共にボクシングへの熱い思いを高めていくが、やがて愚直に練習に励むユウキの潜在能力が発揮され、実力が逆転してしまう…。

主演の二人は高校生役は少々無理がある。さらに市原隼人はキャラはハマリ役だが、大阪人のイメージだろうか?まぁ、それはさておき。互いに母子家庭だったことから支え合ってきた仲のいい2人は、やんちゃな天才ボクサーのカブが、真面目で気弱なユウキを何かとかばう関係でバランスを保っている。持ち前の生真面目さでボクシングに取り組むユウキはなるほど強くなるが、この物語ではユウキの実力はさほど重要視していない。天才肌でどこかボクシングをなめていたカブが、初めての敗北で知る挫折感をどう乗り越えるかがポイントなのだ。グレるという分かりやすい堕落を経て、カブが到達する境地には、真の意味での強者になる戦いが待っている。秀才の能力の見極めはやさしいが、敗北の味を知る天才のポテンシャルは極めて高い。物語はベタな青春スポ根もので、死と隣り合わせのボクシングの激しさは希薄。アマチュアボクシングという設定からくる安心感がこの物語の長所かもしれない。それにしても、ボクシングという競技は絵になる。殴り合うという原初的な方法で相手に対峙しながら自分自身を追い詰めて素になっていく人間は美しい。過去に見たボクシング映画の印象から、個人的には、ボクシングは大人のスポーツで、極限状態の人間ドラマに向いていると思っている。その意味で本作には甘さがあるが、ストレートな爽やかさを楽しむべきなのだろう。
【50点】
(原題「ボックス!」)
(日本/李闘士男監督/市原隼人、高良健吾、谷村美月、他)
(青春映画度:★★★★☆)

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ソラニン

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都会の片隅で寄り添うように生きるカップルの存在証明を、素晴らしい歌が具現化するリリカルな青春物語だ。アジカンの曲と宮崎あおいの熱唱が忘れがたい。OL2年目の芽衣子は自由を求めて会社を辞める。一方、同棲中の芽衣子の恋人で、フリーターの種田は音楽の夢をあきらめきれずにいた。「ソラニン」という曲を書き上げた種田は、仲間たちと一緒にレコード会社に持ち込み、手応えは感じるものの、アイドル歌手のバックバンドにならないかと誘われ、やりきれない思いを抱く。そんなある日、種田はバイク事故に遭ってしまう…。

夢をあきらめるほどまだ老いてはいない。かといって現実を忘れて夢を追うほどもう若くはない。どこにでもいるような20代の恋人と仲間たちの日常と心情がリアルだ。芽衣子は、今以外の自分になりたいのだが、それが何なのか彼女自身にも分からない。そんな彼女は恋人の死という耐え難い現実に遭遇して気力を失うのだが、芽衣子をもう一度輝かせるのが、種田が作った歌「ソラニン」だ。今までギターを持ったことも人前で歌ったこともない芽衣子のチャレンジは、そのまま初めて映画の中で歌を披露する宮崎あおいのみずみずしさとピッタリと重なって、切なく響いてくる。歌唱力やテクニックではなく気持ちで歌う芽衣子のサウンドには、小手先ではない力強さがある。クライマックスの、芽衣子とバンドの仲間たちによるライブは圧巻だが、彼らの目標はプロデビューやコンテストでの優勝などではないところがいい。あくまでも大切な人間を失った悲しみを乗り越えるために歌うという点が素晴らしく、ピュアなその思いが感動を呼ぶ。楽曲はASIAN KUNG-FU GENERATIONによるもので、アップテンポのノリのいい曲でありながら、やるせないメロディは思わず口ずさみたくなるものだ。ソラニンとはじゃがいもの芽にある毒素のこと。「さよなら」と歌い叫ぶことで新しい未来が見えた気がする。
【65点】
(原題「ソラニン」)
(日本/三木孝浩監督/宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、他)
(切なさ度:★★★★☆)

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◆ペンネーム:渡まち子
◆映画ライター、映画評論家
◆こんなお仕事やってます:
新聞、雑誌、インターネットで、映画評、映画コラム、DVD紹介などを執筆。他にも、映画コメンテーターとしてラジオ出演、大学での公開講座や企業主催の映画セミナーなど、映画に関する幅広い仕事をこなしながら活動中です。
◆青山学院文学部史学科卒業。西洋史が専攻で、卒業論文はベネチア史。学んだことを生きている間に有効に活かせるのだろうか…と、かなり心配。
◆エトセトラ:
古今東西の映画をこよなく愛す、自他ともに認めるシネフィル(映画狂)です。時に苦言を呈すこともあるその映画批評の基本は、映画へのあふれる愛情と自負しています。どんなダメ映画でも必ずひとつはあるイイところを発見するのが得意技。大のサッカー好きで、欧州リーグからJリーグまでTPOに合わせて楽しんでます。
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