映画通信シネマッシモ


映画通信シネマッシモは、2018年4月をもって、終了しました。

ブログ終了にあたり、たくさんのあたたかいコメントをお寄せいただき、本当にありがとうございました。
皆さまの映画ライフに少しでもお役に立てたならこれほど嬉しいことはありません。
長い間のご愛顧に心より感謝いたします。

SABU

天の茶助

天の茶助 [Blu-ray]
天界では大勢の脚本家が下界で暮らす人間たちの運命を決めるシナリオを書き、人間たちはその通りに生きていた。天界でお茶くみを担当している茶番頭の茶助は、口のきけない可憐な女性ユリに惹かれていたが、彼女が交通事故で死ぬ運命であることを知り、何とかユリを救おうと天界から下界へと降りていく…。

SABU監督自身が執筆した小説を映画化した「天の茶助」は、摩訶不思議な異世界ファンタジー・ラブロマンスだ。物語や設定はかなりムチャなのだが、どこか浮世離れした松山ケンイチの存在感で、何とか持っている。運命は変えられるのか?!というテーマは深淵だし、天界の脚本家が、斬新なストーリーを競い合っているという映画的な設定は好ましくもある。だが、話があまりにも散漫になってしまっているので、何を軸に見ていけばいいのかわからない。SABU監督は現在沖縄在住とのことだが、沖縄をリゾート地的な単純な癒し対象にしなかったのはいいとしても、アニミニズム(…と呼んでいいのかどうかも疑問)的ムードには違和感を感じまくりだ。棒読みセリフがトレードマークの美少女・大野いとちゃんを「口がきけない」として喋らせなかったのは、グッジョブ。さらに強烈な印象を残す玉城ティナにはガツンとやられた。女性キャラの演出が一番の収穫かも(笑)。
【40点】
(原題「天の茶助」)
(日本/SABU監督/松山ケンイチ、大野いと、大杉漣、他)
(運命論度:★★★★☆)
チケットぴあ

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天の茶助@ぴあ映画生活

うさぎドロップ

うさぎドロップ [Blu-ray]うさぎドロップ [Blu-ray]
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独身サラリーマンがひょんなことから“イクメン”に。松ケンが走る、走る!

27歳の独身サラリーマン、ダイキチは、祖父の葬儀でりんという名前の少女に出会う。孤独で悲しげな彼女は、なんとおじいちゃんの隠し子だった。引き取り手のない少女を男気を見せて連れ帰ったはいいが、突然の共同生活や慣れない子育てに振り回される。だが、不器用でも一生懸命にりんを育てようとするダイキチに、りんも次第に心を開くようになる…。

原作は宇仁田ゆみの人気コミック。SABU監督にして、この“ほのぼの”ムードはとても意外だ。だが、らしさもある。それは主人公ダイキチが、走って走って走りまくること。会社から遠い保育園に通うのに、りんを連れ、荷物を抱えて急ぐため、スニーカーまで買い揃える。この疾走感こそSABUテイストだ。残業のない課に変わり、おねしょをするりんを叱らず、逆に笑わせるダイキチは、基本的に落ち着いた優しい男性。そんな彼が子育てという待ったなしの嵐に巻き込まれ、それまでとは違うスピードで人生を“走る”ことになる。シングルマザーの美女・ゆかりの助けもあり、ダイキチは育児によって多くのことを学んでいく。時折挿入される空想シーンは、あまり効果的とは思えないが、27歳の独身男性が、夢の女とクールな自分を空想しながら、育児にいそしむという図はちょっと面白い。何より、主人公が、子育てによって本当に大切なものを見極め成長していく姿は、好感を持たずにはいられないのだ。「子供ができたら強くなるのかと思っていたら、逆に臆病になった」というセリフがとてもいい。愛くるしい笑顔の名子役・芦田愛菜ちゃんが、松ケン相手に一歩も引かない名演を見せるのも見所だ。
【65点】
(原題「うさぎドロップ」)
(日本/SABU監督/松山ケンイチ、香里奈、芦田愛菜、他)
(ほのぼの度:★★★★☆)



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